14年ぶりの子育て (31)1才おめでとう

1才おめでとう

今日はマリヤとカレンの1才のお誕生日です。

カレンがわが家に来てから、マリヤは両親を独占できず、わざと悪さをしたりと自分に注目して欲しいという赤ちゃん犬に戻っていました。

7月の始めになんとなく背中の肩の辺りに固いモノが出来ました。

なんだろう?まだ1才にもならないのにまさか脂肪腫?トレーシーの脂肪腫が出来始めたのは、3才を過ぎた頃でした。でも脂肪腫だったら柔らかくて、ぷっくりしているけど、マリヤの背中の固まりは堅く、どう考えても脂肪腫とは考えられないし、まさか悪性腫瘍?トレーシーの悪性腫瘍を思い出しました。切っても切っても増殖する腫瘍との戦いでしたから。悪夢にうなされたあの頃のことは私達夫婦にとってはトラウマになっています。
とにかく獣医に連れていかなければと思う反面、診断が下されるのも恐怖でした。

この土地に引っ越して、最初にかかった動物病院には行かず、試しにちょっと距離のある動物病院に連れていきました。

そこでは触診しただけで、とにかく手術して中を見て、組織を採って生検に出してみましょうとのことでした。しかし手術はここ1週間以上スケジュールが埋まっていて早くても20日過ぎとのことでした。
抗生剤と消炎剤を処方していただき少しでもこのコブが小さくなれば手術もしやすいのでと獣医師の言葉でした。

それから、約3日間薬を飲ませてみましたが、コブの大きさは変わりません。

もしもほんとうに手術をしなければならないならば、設備の整ったところが安心出来るのではと夫婦で話し合いました。ちょっと遠方ですが、大きな病院に連れていきました。

まだ若い獣医さんですが、こちらで用意した、これまでの病気の履歴をしっかり読み取って下さいました。
コブに針を刺して組織を少し採り培養してみましょうと言うことになりました。
あっと言う間に戻って来ました。持っている注射器には血液の混じったリンパ液のようなモノが入ってました。
獣医師は、おそらくマリヤがアレルギーで顔が腫れた時の皮下注射の後に水が溜まり、化膿したのでは?という診断を下しました。稀にこのような症例があると言うことでした。その液を調べましたが、悪性ではないけど、抗生剤と炎症を抑える薬でしばらく様子を見ましょうと言うことになりました。

一気に心配が融けていきました。

それにしてもマリヤは色々とアレルギーのある子であることを肝に銘じなければとあらためて思い知りました。

そして今日、マリヤとカレンの1才のお誕生日です。安心して1才のお誕生日を迎えることが出来ました。(2007/7/16)(LIVING WITH DOGS)

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