老犬との暮らしMax(8)発作は頻繁に

8.発作は頻繁に

3回目の発作は、3月25日(日)に起きました。午前11時ごろ散歩にでかけましたが、途中でMaxはもどし始め、歩くのがやっとという具合になってしまいました。ゴードンがNoahを連れて公園まで、私がHollyとMaxを連れて教会周りと二手に分かれていたので、私一人ではどうすることもできず、ゆっくりゆっくりと帰路に着きました。家まであと少しというところで、ゴードンとNoahがやってきたので、ゴードンがMaxを抱いて家にもどりました。前回同様、ひどい眩暈がするのか、あちこちぶつかりながらも歩き回り、また狭いところに入って、低い唸り声をあげたり、もどそうとしたりで、横になろうとはしません。ようやく私が押さえ込むと少しうとうとするという状態。特に頭を下に下ろしたくないらしいので枕をあてがって私の膝に上に乗せるという姿勢で落ち着きました。結局その晩は意識も朦朧として寝たり、目を開けたりを繰り返し、立つことができませんでした。食欲はもちろんなく、水さえも飲んでくれませんでした。いくら一緒に行きたそうにしてるからと言って、あまり調子が良さそうではなかったMaxを連れ出したのを後悔しました。Maxの元気なことをいいことに、いつも無理をさせていたのかなぁ。他の若い2匹につき合わせてお天気が許す限り毎日でも、ドッグパークに連れていったりして。Maxに好奇心があって、外に出たがるうちは、できるだけそうしてあげたかった。そしてMaxはよく頑張って歩いていてくれてました。もうこれで一緒に歩くことが二度となくなるのかと思うと寂しさと悲しみでMaxの顔が涙で霞んでしまいました。歩けないMaxを思うだけで、不憫で仕方ないのです。これからはもっと老犬らしく扱うからね。許してね。その晩はMaxと一緒に寝ました。

ところが一夜明けると、Maxはやっぱり立ち上がり、食欲ももどりました。本当にMaxは強い男の子です。日中はずっと寝ていたそうですが、会社から帰った私の後をストーカーのように付きまとっています。夕ご飯の支度の間には、キッチンに立ちっぱなし。まだドライのフードは上げませんが、ご飯を沢山食べてくれました。そして恒例の夜のゲームにもいつものようにHollyとNoahのオブサーバーとして参加してくれました。一つ心配なのは、2日前と今日のうんちに血液が混じっていたこと。明日にでも獣医さんに診て貰いましょう。

Dr. Lambertの話では、身体に異変が起きたストレスで一時的に血便がでることがあるので、様子を見ることになり、結局その時だけで下血は止まりました。食事もいつものドライフードにもどしましたが、あの発作以来、一つ変わったことがあります。Maxは生まれてこのかた食べ物を拒んだことがなく、何でも(食べ物でないものまで)食べてくれました。ところがあの日から、グルコサミンやビタミン・ミネラルのサプリメントの錠剤を食べてくれないことが時々あります。そういうときはチーズやお肉に巻いてごまかして食べさせます。また今まで大好きだったレバー入りのトリーツも食べたがらなくなり、食欲がないのかと思うとそうではなく他のトリーツなら食べるのです。これも歳をとって食べ物にうるさくなったからなのでしょうか。食欲がなくなることを思えば、好きなものだけでも食べてくれればそれで充分と思えるようになってきました。この15年間、本当に何でも喜んで食べてくれたんだものね、Max。(2007/8/12)(MaxHolly&Noahのママ)

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