「新トーキョー人の選択」NHKの番組から

「新トウキョー人の選択」NHKの番組から

11月16日、「新トーキョー人の選択」「ペット世話できる?」という番組を見た。

人と暮らす犬や猫の飼い主さんの現状をそのままに伝えており、これまでのNHKの安っぽい上辺だけの番組づくりに、少しだけ進歩がみられるように思えた。

家族としての動物、老犬介護をする飼い主さん、高度医療を施す家族の思い、猫のチャオの飼い主さん、あの徳大寺さんご夫妻のチャオを通して得られた安らぎ。

老犬介護の問題、ペットロスの問題、犬余り状態の保護施設問題、里親に名乗り出た主婦、日本の流行犬。

日本の1950年代からの流行犬が登場したのには、またいらぬ内容とは思ったが、ゲストが日本の環境を考慮せずにシベリアンハスキーなどが流行したことはおかしいと指摘していたことには、よく言ってくれて良かったとは思ったが、また日本だけが純血種の流行があり、ペットショップで販売していることをやんわりではあるがおかしいのでは?とゲストが語った。

今回の番組の評価できるところは、東京都 動物愛護相談センターの収容されている犬達を写しだしていることだろう。相変わらず、純血種の犬ばかりが犬舎に収容されている。しつけやお金の問題で飼いきれなくなったり、あきたりして持ち込まれた犬、公園で保護された犬達は、皆このセンターに集められる。

現在は、保護団体が一時的に預かり、里親探しをしており、すべてが殺処分されるわけではないが、まだまだ手放す飼い主が多いのである。


ゲスト:奈美 悦子さん、田中 義剛さん、リサ ステッグマイヤーさん、 井本獣医師


今後NHKの動物愛護番組を作るときに考えて欲しい内容。

・犬を捨てない、終生飼養を訴える
・ペットショップでの生体販売への疑問提起
・里親を待っている犬や猫の紹介

公共のTV局でしか出来ない、番組づくりをして欲しい。NHK地方局ならば可能ではないだろうか。
毎日、朝の10分間だけ、「今日の里親さんを待っている犬猫」の写真と連絡先明記するだけだ。是非考えて欲しい。(2007/11/17)(LIVING WITH DOGS)

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