徳島「多頭飼育現場の犬」

徳島「多頭飼育現場の犬」

朝ズバッ!!で紹介された犬達の続報です。40頭以上に増えてしまったことで助けを求めた現場ですが、中にフィラリアに感染している犬がいました。
山中で飼育されていたのですからフィラリアに感染していても不思議はありません。むしろフィラリアに感染していない犬の方が稀と言っても過言ではないでしょう。しかし治療は可能ですので、この犬達を助けることになんの障害もありません。

ボランティアの愛護団体が入ったようです。この犬たちを助けるには、徳島県で犬を愛する人達がほんの少しの気持ちの援助金があれば、助けることは可能でしょう。

徳島県の保健所では、これまで殺処分数が全国でワースト1位2位をあらそう県でしたが、これで汚名挽回が出来るかも知れませんね。(2007/11/30)(LIVING WITH DOGS)



犬フィラリア症に集団感染の恐れ 阿南・山中で多数飼育の犬

阿南市宝田町の山林に多数の犬が飼われている問題で、動物愛護団体が連れ帰った1匹が犬フィラリア症に感染していることが28日、分かった。残る45匹の中にも感染した犬がいる可能性が高い。飼い主の姉妹は別の飼育場所や里親を探し、早期に対処するとしてきた。しかし病気の犬が出たことで解決は長引きそうだ。

感染していたのは雑種の雌。徳島県内で活動する動物愛護団体の「HEART(ハート)」の会員が26日に見回りに行った際、健康状態が悪かった1匹を引き取った。

徳島市内の動物病院で診てもらったところ、犬フィラリア症に感染していることが分かった。ほかの犬も感染している恐れがあるが、姉妹にすべての犬の健康診断や治療に必要な費用を工面できる見込みは薄い。病気のままでは犬の引き取り手が現れないばかりか、放置しておくと多数が死んでしまう可能性があり、ハートは支援を呼び掛けている。

犬フィラリア症は蚊が媒介する病気で、細い糸状の虫が犬の心臓や肺動脈に寄生し血の流れを妨げる。放置すると死ぬ。人間に感染するケースはほとんどない。
問い合わせはハート〈電088(635)5558〉。
(2007/11/29)(徳島新聞記事より)

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