後ろ足麻痺のラブラドール(飼い主の元へ)

後ろ足麻痺のラブラドール(飼い主さんの元に)

2月に後ろ足麻痺のラブラドールが優しい高校生に保護されました。毎日のマッサージで奇跡的に回復したのですが、元々の飼い主さんが判りました。
このラブちゃん2007年の7月から行方不明になっていたそうです。その1年後に後ろ足麻痺で保護されました。
今は、飼い主さんの元に戻り、毎日リハビリをしているそうです。もう絶対に迷子になっちゃダメよ。たくさんの人たちに愛されたテニー!(ラブラドール本名はテニー)幸せに!!(2009/4/19)(LIVING WITH DOGS )



後ろ足麻痺のラブラドール

怪我をして後ろ足が麻痺した犬は河原に捨てられました。そんな犬を二人の高校生が助けました。
この犬は事故で怪我をしておりそれだけでもショックは大きいのに飼い主に置き去りにされてどれだけ人間不信になっていたことでしょう。

二人の高校生は、この犬に名前を付け、毎日マッサージを行い、どうにか自力で歩けるまで回復させました。

不況でいやなニュースばかりの近頃です、こんな素敵な心温まる記事はホッとしますよね。助けられたラブラドールと二人の高校生にたくさんの幸せがありますように。
(2009/2/29)(LIVING WITH DOGS)


「奇跡の犬」ラブ 飼い主の元に 
 
後ろ足がまひした状態で佐賀市で拾われ、2人の高校生の懸命の介護で歩けるようになった「奇跡の犬」ラブの元々の飼い主が見つかった。報道がきっかけで「散歩中にいなくなった」という武雄市の飼い主が名乗り出た。ラブは“自宅”に帰り、リハビリを続けながら元気に暮らしている。

飼い主だったのは武雄市橘町のIYさん(55)Sさん(49)夫妻。佐賀新聞が「奇跡の犬」として報道した翌日の2月2日、Sさんの同僚が「いなくなった犬じゃない?」と教えてくれた。早速、保護していた佐賀市の田中穂奈美さん(18)と連絡を取り、週末に引き取ることにした。

ラブは昨年7月、佐賀市で田中さんの友人が保護した。後ろ足は動かない状態だったが、田中さんと友人の好永晃君(18)が半年以上マッサージを続けるなど介護し、歩けるまで回復した。引き取りの申し出に、田中さんはラブと離れたくない気持ちも強かった。だが、Iさん夫妻と対面した瞬間、不自由な足でうれしそうに夫妻にじゃれつくラブを見て吹き飛んだ。涙がこみ上げた。

ラブの本当の名前はテニー。岩永さんが2000年4月から飼っていたが、07年7月、散歩中に姿を消したという。保健所に問い合わせるなど必死で探したが行方は分からなかった。「どこかで生きていてくれたら」と願い、新たな愛犬ランを飼い始めても、テニーの犬小屋はそのまま残して帰りを待った。

1年7カ月ぶりに再会を果たした岩永さんは「よく生きていてくれた。田中さんたちの献身的な介護には、感謝してもしきれない」と喜ぶ。

現在、テニーはランと一緒に仲良く過ごし、足も徐々に回復している。高校を卒業し、この春から佐賀を離れた田中さんと好永君も「早く昔のように走り回れるようになったらいいね」。佐賀に帰省した時は、元気な“ラブ”との再会を楽しみにしている。
(2009/4/19)(佐賀新聞記事より)



足まひの犬、高校生のリハビリで奇跡的回復 
 
拾われた犬は後ろ足としっぽがまひしていた。獣医からも「治る見込みはない」と告げられた。それでも2人の高校生はあきらめなかった。毎日1時間、マッサージや散歩を続けた。3カ月後、犬は再び自らの力で歩きだした。まだ、少し歩くとすぐ尻もちをついてしまうが、獣医も「奇跡」と目を見張る回復ぶり。「あきらめそうになったけど、信じて続けてよかった」。2人は犬のリハビリを通しあらためて、そう感じている。
高校生は佐賀市大和町久池井のTさん(18)=佐賀清和3年=と近所の友人Y君(18)=龍谷3年。昨年7月、嘉瀬川べりの草むらにうずくまっているところを友人が保護、後ろ足としっぽが動かなかった。話を聞いた田中さんが自宅に迎えた。

犬はラブラドールレトリバーの雌で、7歳ほどの成犬。名前はラブにした。近所の獣医に診せると、神経が切れており「治る見込みはない」と宣告された。

Tさんは「いくらかでも機能が戻ってくれれば」とリハビリを決意。声をかけ元気づけながら、後ろ足をさすったり、曲げ伸ばししたりするマッサージを始めた。

散歩に連れ出そうと、動かない後ろ足を持ち上げるため「おんぶひも」を改良した。事情を知った好永君も「大型犬を持ち上げての散歩は女の子にはきつい」と手伝いを買って出た。毎日1時間、散歩とマッサージのリハビリが始まった。

けがや置き去りにされたショックからか、最初は「ふさぎこみ、目は死んだようだった」とTさん。その様子に変化が見えたのは、リハビリを始め1カ月たったころだった。初めてラブが2人の前でしっぽを振った。その後は右の後ろ脚、3カ月後には左脚が回復、自力で歩くように。話を聞いた獣医師は「切れた神経は回復しないはず」と驚くばかりだったという。

Tさんは「落ち込んでいたラブが今は楽しそうに歩いている。それがうれしい」。Y君も「正直、こんなによくなるとは思わなかったけど、必死の思いが通じたのかも」。2人はもうすぐ進学で佐賀を離れるが、さらなる回復を信じて毎日ラブとの散歩を続けている。(2009/2/2)(佐賀新聞記事より)

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