身体障害者補助犬法の普及

身体障害者補助犬法の普及

身体障害者が社会へ積極的な参加を勧めるために身体障害者補助犬法があります。

障害者の目や耳、手の代わりをする補助犬は公共交通機関の利用や、公共の建物内に入ることを拒否してはならない法律なんですけど、まだまだ徹底されていないようです。

がっかりな記事がありました。

JR東日本ので介助犬同伴を拒否されたそうです。単純に窓口の社員の認識不足だったようですが、こんな事ではいつまで経っても障害者に優しい国とは言えません。

私は、人工股関節の手術をして一応障害者4級という身体障害者になったのですが、本人はあまり障害者という意識はありませんが。
このような足になって自分が思うように歩けなくなって、日本は障害者にとってはまだまだ優しくない国なんだと状況が見えてきました。

特に認識不足で、パートナーである介助犬を乗車拒否されるなんて不愉快きわまりないですよね。障害者だからと言って何も特別扱いを期待しているわけではないのです。もっともっと人に優しい日本になって欲しいと思います。(2009/11/18)(LIVING WITH DOGS)


JR東日本、介助犬同伴一時拒否 千葉の男性に

千葉県市原市で介助犬と生活している身体障害者の男性(48)が10月、JR鎌取駅(千葉市緑区)で新幹線の乗車券などを購入しようとした際、介助犬の同伴を一時断られていたことが日本介助犬協会(本部東京)への取材で17日、分かった。

身体障害者補助犬法は公共交通機関が介助犬の同伴を拒否することを禁じており、対応したJR社員の理解不足が原因とみられる。同協会は「公共交通機関としてあってはならないこと。知らなかったでは済まされない」としている。

同協会によると、男性の妻が代理として10月20日、JR名古屋駅までの乗車券と特急券を買おうと鎌取駅の窓口を訪れた。妻が介助犬の同伴を伝えると、窓口の社員は「(東海道新幹線を運行する)JR東海で介助犬は利用いただけません」と言って拒否したという。
交渉の結果、JR側は誤りを認めたが、乗車券の購入まで3時間以上かかったという。

JR東日本は同伴を拒否した事実を認め「今後このようなことがないよう、社員教育を徹底したい」としている。(2009/11/17)(共同通信記事より)

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ