上海万博で補助犬の紹介イベント

上海万博で補助犬の紹介イベント

大阪万国博覧会の頃、私は19歳でした。子供だったら親と一緒に万博見学なんて出来たのかもですが、当時は貧乏な学生でアルバイトをしながらクラブ活動に一生懸命な懐かしい時代でした。
だからTVで写っていた万博の様子だけしか知りません。
東京オリンピックの後の万博って、まさしく経済の高度成長期、日本はこんな素晴らしい技術があるんだと全世界に向けて発信したんだそうです。昨日のMrサンデーの受け入りですけど。その頃、日本人はうさぎ小屋(小さな家)に住むエコノミックアニマルと言われていましたよね。今でも私たち日本人は狭い小さな家で暮らしていますけどね。

中国の北京オリンピックから上海万博と、一気に経済の進歩は早まりました。

ものすごい勢いです。ここ2ヶ月ほど中央高速で東京に行き来しているんですけど、空いている高速のSAで、必ず聞こえる中国語です。皆さんおしゃれで必ず携帯電話とカメラを持っています。
4月の初め頃は、清泉寮で中国人の観光客にたくさん会いました。たくさんのお土産を購入している中国人達でした。
GW中には、清里の丘の公園の天女の湯でもたくさんの中国人がいました。
清里から至近距離の川上村は、毎年たくさんの中国人が研修で働きに来ていますが、その方々とはまったく異なる富裕層の中国人の団体です。

日本も、かつて高度成長期には、ヨーロッパにアメリカにと海外旅行をする人たちが増えましたけど、今や、中国の人たちは海外旅行熱が盛んなんでしょうね。

さて、万博会場で、日本の補助犬が紹介されたそうです。日本だってまだまだ補助犬が十分に理解されているわけではありません。

だけど、中国は狂犬病事情や、野良犬事情など、犬と家の中で暮らすという認識がまだまだ薄いでしょう。

盲導犬の数もまだ25頭しか稼働していないそうです。これからもっと経済成長もしていくと補助犬が必要なお金持ちの中国人も出てくるんでしょうね。

モーニング娘が紹介者になったそうです。

盲導犬や聴導犬、介助犬は障害者が積極的に社会参加をうながすための補助犬なんですけど、中国ではお金持ちのステイタスシンボルになってしまうかもですね。
(2010/5/10)(LIVING WITH DOGS)

「モー娘。」、日本の補助犬紹介=上海万博・障害者館

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