ユキ&デイジーの「犬と踊ろう」挑戦記(6)

ユキ&デイジーの「犬と踊ろう」挑戦記(6)

さあいよいよミニリサイタルの日がやってきました。私とDaisyの曲目は結局 Dionne Warwickの “I say a little prayer for you” という私が若いころ大好きだった曲に決めてあったのですが、とにかく仕事と犬猫の世話に明け暮れる毎日で、おまけにダンスを練習するようなスペースもない我が家ですから、ほとんどぶっつけ本番になりました。ただ振り付けは会社への行き帰りの車の中で何度も頭の中で手振りを反芻していました。問題はその通りにDaisyが動いてくれるかです。
年末のホリデーシーズンということもあり、出席者(犬)は4組で次の順番で披露することになりました。
1) MargieとイエローラブのJake 
2) LynnとチョコレートラブのCharlie 
3) ClaireとブラックラブのMcKenzie 
4) YukiとMix犬Daisy 

その後、先生のCarrolと彼女の3匹がそれぞれ別の曲に合わせてダンス、そして先生の友達のLindaさんが彼女の愛犬ゴールデンリトリーバーのBoと一緒にパフォーマンスというスケジュールです。
Margieはペットショップを経営していてこの時期とても忙しく練習できなかったと言いながらも、Jakeと一緒に“Boogie Shoes”を楽しそうに踊りました。
Lynnは定年退職していてCharlieと二人暮しのせいか、衣装までちゃんとキマッテいます。もっともっと練習を積んで競技会に出たいのか、先生に競技会についての質問をいろいろしていました。曲目はクリスマスにふさわしい”Winter Wonderland”でした。

ClaireとMcKenzieはWeaving(足くぐり)をふんだんに入れて踊ってくれました。Claireほど背が高く足が長ければラブでも楽にくぐれます。

そしてこのあといよいよ私とDaisyの出番。「もう、どうにでもなれ!」と腹を括ってイントロのStationary Weaving(停止状態の足くぐり)をさせようとしたのですが、なんとDaisyさん、ボーっとしていて初めの5秒ぐらいは身動きせず。仕方なくそのまま進めて、もうあとはアドリブです。Rollover(回転)の得意なDaisyですから、トリートを使って回転2回も組み込んで、私と手をつないでグルッと一回りも入れちゃって。。。まあ、どうにか1分半ぐらいをこなしました(汗)。
続いてCarroll先生が彼女の3匹の犬達とそれぞれ違ったダンスを見せてくれました。まずはミニチュアプードルのTobbyとHeel to Music(音楽に合わせてヒールウォーク)のパフォーマンスです。
次に King Charles Cavalier の Breezy とは小道具を使ったショー。
最後は11歳のMix犬Katieとのトランペットを小道具に使ったジャズの一曲を見せてくれました。
Katieは興奮すると吠えたり唸ったりしてしまう癖があり、これは実際の競技では減点になってしまうそうです。
最後はCarroll先生の別の友人Lindaさんと彼女のゴールデンレトリーバーBoによるLion sleeps tonightです。これもダンスというよりは小道具を使った寸劇のようでした。Boは最近手術で左目を摘出し義眼を入れたそうです。病み上がりなので少し動作がスローですが最後までしっかりと演技してくれました。

6週間のクラスを終えた感想としては、簡単な動作を組み合わせてこんなに楽しく踊れるので是非続けていきたいと思いました。そのうちトリートを鼻先に見せなくてもDaisyもちゃんと踊ってくれるようになるのかは疑問ですが、とりあえず彼女も楽しんでいて、何よりママと二人の週一度のお出かけをHollyやNoahに自慢げにしている様子ですしね。

後記:DVDができてきました。やってる本人の私は無我夢中でしたが、後で見るとまさにお笑いです。写真は私が撮ったのでDaisyの演技のがないのが残念ですが、もう少し練習を重ねて親戚のクリスマスパーティででも披露してみようかしら?

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