14才の愛犬を手放すって?

14才の愛犬を手放すって?

沖縄で保護されたゴールデンMIXの犬、飼い主さんはこの子を連れて東京に移住した。
しかし東京で住んでいた家がとりこわしが決定し、ふるさとの沖縄に戻ることになった。
沖縄で犬と共に住める場所を探したが、金額が折り合わず、犬を連れて帰ることが出来ないと、犬をどうしたものかと動物管理事務所に相談した。

動物管理事務所から、14才まで飼っていたのだから、里親募集をした方が良いのではと差し戻された。

再度犬連れで住める物件を探すが見当たらず、今度は新宿区の保健所に相談した。

保健所も14才まで育てた犬を殺処分したくないと差し戻された。

友人のMさんの元に連絡が入った。友人は早速、飼い主さんと犬に会いに行ってきた。

やさしい飼い主さんで犬もとっても穏やか。外飼いで去勢はなし。ワクチン、フィラリア、狂犬病などはきちんとしている。

正直いってもっともっと必死になってほしいという気持ちはある。しかしそんなことより何より、犬の行き場所をなんとか確保したい。

協力者を得て、そちらからは引き取り手と沖縄での物件を探すほうをお願いしているそうだ。

このまま犬と一緒に暮らせる家が見つからなければ、殺処分という最後になってしまいかねない。

それにしても14年間一緒に暮らした犬の最後を看とれないなんて、犬にとっても飼い主にとっても不幸だと思う。この子の寿命はあとそれほど長いとは思えない。
どうか処分ではなく安心して眠りにつけるようにしたい。

この犬のあと数年の短い未来をどうにかつなげてあげたいものだ。「犬と猫の日々NEW」
(2012/9/8)(LIVING WITH DOGS)

2012/12/16 この14才のゴールデンMIXの男の子、 無事に飼い主さんと共に沖縄に移住出来ました。

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ