飼い主で作ったドッグラン

飼い主で作ったドッグラン

ある地域で飼い主さんの有志があつまり、私設会員制ドッグランを作りました。飼い主さん達は、みずから汗を流し、整地してみんなで作り上げたのです。このドッグランづくりは全国のドッグランを要望している飼い主さん達にとっては素晴らしいお手本になるものと思います。
このドッグランの今後の運営がうまくいくようLIVING-WITH-DOGSからも応援しています。申し訳ありませんが、場所は非公開です。(LIVING WITH DOGS)

ドッグランが欲しくて近所の愛犬家達が集まり、ようやく2000年の6月に完成しました。このドッグランは私有地を借りてるため、会員制です。

年会費 6,000円、現在の会員数19軒と22犬

駐車場がないため、残念な事にご近所のみ受付となってます。当ドッグランは営利目的ではなく会員が楽しむためのもので、年会費を納めたメンバーが、草刈や公園掃除等の作業を行っております。会員以外の利用を防ぐため、場所の公開はしておりません。会員以外のご利用は硬く禁じ、ご入園には、会員証が必要になります。

経緯

1998年

ドッグランが欲しいと散歩仲間の床屋の現会長と立ち話。

1999年5月

河口湖のドギーパークへ行き、ドッグランの必要性を切に感じる。

1999年7月頃

公共の土地をドッグランに!!と現会長が働き掛けてみるが、町の土地は借りるまでに時間が掛かりすぎる事、近所の反対意見等により、断念。その場所は、駅前で、夜間も比較的明るいため、照明面、ロケーション面でも、絶好の場所でした。

1999年9月頃から11月

現会長が散歩をしながら、近隣の土地を散策。現ドッグランの場所を発見!
地主のレストランオーナーに交渉。ハーブが栽培されているため、春になってそれらを植え代えてから、とご承諾戴く。やったぁー春が待ちどおしぃーー

2000年4月中旬〜

現会長が、私も含めたSTAFFを6名集め、ミィーティングを何度か開催。会場は現会長宅でもある床屋さんで。事前に予想される、問題点やメンバー募集の方法等について話し合う。

2000年5月10日

STAFFにより、お手製のチラシ作りミィーティングを開き、チラシを作成。

2000年5月10日〜20日

STAFFで手分けして、近所で犬を飼っている家にチラシを配布。

2000年5月30日

第一回ドッグランミーティング: チラシを見て共感してくれたメンバーを集めて、ミーティング。たった2時間の間に自己紹介から、具体的な柵の材質、製作工程、材料の調達方法、ドッグラン作りの日程まで決まってしまった。

2000年6月3〜4日

柵作り始まる。材料となる杭を山から切り出し、石だらけの土地に打ち込み、柵を釘で杭に固定。
この際は、会員の大工さんが電気で釘を打ちこむ機械を持ってきてくれたので、かなりはかどりました。半分以上終了!!

2000年6月10日〜11日

先週の残りの柵作り。10日ほぼ完成!! 後は入り口をふさぐだけ。
11日は雨だったため、作業は中止でしたが、雨の中、これまた会員の大工さんが手作りの出入り口となる扉を取り付けてくれ、ついに完成!!!
でも、草は生えたままでした。

2000年6月22日

半年分の土地の賃貸料を支払い。これで、大手を奮って使えるぞ!! 半年分なのは、春は予防接種、フィラリア薬、等々でお金が出てくとの事で、みんなが景気のいい12月に会費徴収と言う事で話がまとまったためです。

2000年7月2日

早朝の涼しい時間を利用して草刈。これで、小型犬も安心して走れるようになったぞ!!

2000年7月16日

完成を記念して、ワンコ抜きで、ドッグランにて家族ぐるみのバーベーキュー大会。(ご免よ、ワンコのための公園なのにね。)ワンコ談義に話が弾む。近所の交流が出来たぞ。

2000年7月26日

夏なので草がよく伸びる。2回目の草刈。大きな石が、いっぱい出て来たぞ。それくらい、荒地だったのです。

2000年8月上旬

会長手作りのジャンプハードル完成!! 3段階に高さが調節できるハードルだぞ。お立ち台ならぬ「お待ち台??」も会長さんのお手製。

2000年8月中旬

ワンコの遊具(ボールやフリスビーなど)を共用で購入。

2000年8月26日

またまた大工さんが、お手製アジリティーグッズを作ってくれた。タイヤくぐりと、ハシゴの障害物。会長のハードルに加え、なかなかの出来にワンコもメンバーも大喜び!!!

2000年9月2日

近所の犬の訓練校の先生による、しつけ教室。朝7時から9時まで。毎日ドッグランに行って愛犬「くろ」と遊ぶのが楽しいですヨ。わんちゃん友達も出来ました。もちろんその逆に、会えば喧嘩になるライバル犬も…メス同士の喧嘩が悩みの種です。
アメリカや欧米では公共のドッグランが沢山あるそうです。ニューヨークのセントラルパークやロンドンのハイドパーク等に行くと、リードから放れた犬が自由に遊んでいます。もちろん、「しつけ」が重視されている諸外国だからこそ、出来る事なのかもしれませんが…。
「しつけ」は、雑種だから、とか血統証付だからとかじゃなくて、犬と人間が仲良く快適に暮らすための必須科目です。雑種だからこそ、しつけはやるべき、としつけ教室の先生がおしゃってました。日本では、まだまだ普及していないドッグラン、みんなの力で広めませんか!!
需要は、かなりあるはずですから…。 (2000/10/09)(静岡県・Hさん)

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