ペットと暮らす子供のぜんそく


ペットと暮らす子供のぜんそく

 
小児ぜんそくを心配する方々に朗報でしょうか。ペットと暮らす子供は、ぜんそくにかかりにくいとの研究発表がありました。しかしペットのいる家庭に生まれて、ぜんそくになってしまったケースでは、未だにペットを排除する必要性を医師から問われることが多いのです。犬とこどものアレルギー相談室では、アレルギーの子供と犬とが家族として、一緒に住むために様々な工夫や症例をあげながら一緒に考えていく掲示板です。皆様のご相談をお待ちしております。(LIVING WITH DOGS)


【ロンドン23日共同】「ペットと一緒に育った子供は健康で学校の病欠が少ない」「猫や犬と多く接した子供は従来の常識に反し、ぜんそくにかかりにくい」−。英ウォリック大学のマクニコラス博士が23日までに、こんな研究結果をロンドンの英王立研究所で発表した。

英紙タイムズによると、ペットが持つアレルギー誘発物質にさらされた子供は免疫機能が強化されるため、と専門家はみている。博士の発表はスウェーデン誌「アレルギーと臨床免疫学」などに掲載された最新の諸研究に基づく。子供2500人を追跡調査し「ぜんそくのほかアレルギー性鼻炎や花粉症の予防にもペットが有効」との結論を出した研究もあるという。

博士はペット飼育の健康への利点として、このほか(1)ストレス関連の病気になりにくく、特に情緒的に不安定な子供の支援に役立つ(2)乳がん患者の調査で、精神安定や体調回復に猫が有効−を指摘している。(2003/10/24)(共同通信より)

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