チョークチェーンの付け方

チョークチェーンの付け方

ここ数ヶ月、お散歩中に出会った犬や、ちょっと立ち話をした飼い主さん達の愛犬の首を見てびっくりしました。
この子達はチョークチェーンを使用しているのですが、その付け方が違うのです。
チョークチェーン使用の是非についてはここでは多くは語りません。
チョークチェーンの付け方を知らずに使用している飼い主さんのあまりにも多いことに唖然としています。

ある公園で出会ったニューファンとラブのMIX、かなりな大型犬です。
この犬は現在、通いの訓練士さんが来て下さっているそうです。
近所のアイリッシュセターも通いの訓練士さんが来ています。
旅行先で出会ったチョコラブの女の子は一ヶ月間訓練所に入れたそうです。
今日出会った近所のGRは3ヶ月間訓練所に入れたそうです。
そして皆さんが、訓練士さんのお勧めでチョークチェーンを使用しているんですね。

私は気がつくと「チョークチェーンの付け方が違いますよ」と、その場でつけ直してさしあげていますが、数日後に会うとまた間違っているんですね。で、せめて「ハーフチョークにした方が良いのでは?」とお勧めしています。

このケースはすべて大型犬で、偶然にも訓練士さんのアドバイスを受けているような犬ばかりが、何故チョークチェーンの付け方を間違っているんでしょうか。とっても不思議です。
大型犬は訓練をする必要性があると飼い主さんもしっかり意識しているのは伝わってきますが、チョークチェーンの付け方はくれぐれも間違わないように。

チョークチェーンは誤って使うと愛犬の首を絞めてしまいます。
旅行先で出会ったチョコラブちゃんは、普段から咳が多いと言ってました。まだ若い元気な犬ですから、病的なものを飼い主さんは心配して話していたのですが、翌朝この子にご対面しましたら、なんとチョークチェーンの付け方が間違っており、これが咳の原因だと判りました。
間違った付け方をして愛犬の首を絞めてしまうよりは、ハーフチョークの首輪に替えることをお勧めします。


犬の首の下からチェーンを上に引くようになります。ゆとり部分がないため首に負担がかかります。 


犬の首の上から降りたチェーンの場合、ゆるめるとゆとり部分がのびて首に負担がかかりません。 


(2004/01/04)(LIVING WITH DOGS)

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