介助犬シンシアと後継犬エルモ

介助犬シンシアと後継犬エルモ

シンシアが高齢でお仕事を引退しました。まだ認定介助犬は31頭ですから引退する犬のケースもまだ少ないでしょう。シンシアはユーザーさんのお宅でそのままペットとして暮らすそうです。後継犬のエルモと同居ですから、しばらくはシンシアはエルモの仕事ぶりをチェックすることでしょう。「まだまだ若いもんには負けないよっ!」てね。引退介助犬がユーザーさんの元で老後をおくれるのは幸せなことだと思います。
(2005/12/4)(LIVING WITH DOGS)


介助犬 シンシア後継にエルモ君 認定試験に合格

兵庫県宝塚市で車椅子生活を送るコンピュータープログラマー、Kさん(45)を支えるシンシアの後継介助犬に1日、エルモ(ラブラドルレトリバー、雄)が決まった。身体障害者補助犬法に基づく認定試験を実施した名古屋市総合リハビリテーション事業団(同市瑞穂区)のリハビリテーションセンターで6日、認定証授与式が行われる。
今月に12歳となるシンシアは、1日で介助犬を引退。今後はペットとしてKさん宅で暮らす。介助犬を引退した犬と、介助犬との同居は日本では初めて。
エルモは2歳。社会福祉法人・全国介助犬協会(東京都八王子市)で訓練を重ね、10月15日からはパートナーとなるKさんと合同訓練。11月24日、同事業団が実施した認定試験に臨み、獣医師や介助犬訓練士ら8人の認定審査会が1日、合格とした。認定介助犬はこれで、31頭目となる。
この日夕、同事業団からの電話を受けたKさんは「エルモが頑張ってくれた。合格でほっとしました」と表情を崩した。(2005/12/2)(毎日新聞記事より)

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