杉並区の動物愛護

杉並区の動物愛護

区内の動物との共生を考える懇談会で検討結果が区長に報告されたそうです。
猫の登録義務化、個体識別のための名札、マイクロチップ。ペット税の導入など、LIVING WITH DOGSが言い続けていることが、地域の懇談会でもどんどん提案されて来ています。検討結果の報告だけですから実行出来るかどうかは、まだまだですが、様々な地域で、このような懇談会が存在し、各地域毎に動物との共生を考える人達が増えてきたことは、日本の動物愛護の進歩にも繋がると思いますね。このような検討会ででた結果を行政がどのように条例制定および具体化への委員会の検討となるかでしょうね。
(2005/12/8)(LIVING WITH DOGS)


杉並区:飼い猫の登録義務化を検討 災害時の個体識別や飼い主の自覚狙い /東京

◇懇談会報告
動物やペットとのかかわり方を見直そうと、杉並区が委嘱した「区動物との共生を考える懇談会」が検討結果をまとめ報告した。報告には飼い猫の登録義務化が盛り込まれており、区は具体化に向けた検討に入る。
報告書によると飼い猫の登録義務化は、「飼い主としての自覚を促すことや、災害時の個体識別を容易にする」のが目的。犬は狂犬病予防法で登録が必要だが、猫は離島の野生動物を守る目的での登録例がある程度で、「大都市では聞いたことがない」(区担当者)という。登録した猫には、名札付き首輪のほか、マイクロチップを体内に埋め込むことも提案された。報告では「09年度の義務化を目標に検討することが適当」とされており、区は「報告を尊重したい」と条例制定を含めた具体化に向け、委員会を作って検討する。しかし区によると、検討会の委員の中からも「将来的に未登録の猫の処分を招く」「体内に強制的に異物を入れるのはどうか」との反対意見も出ており、曲折がありそうだ。
懇談会は飼い犬や猫への苦情が、近隣での争いになるケースが増加していることや、動物虐待が深刻な犯罪の発端になる例が目立つことからNPO代表や弁護士、区民らで作り、5月から検討を進めてきた。
報告ではこのほか、ふんの放置に罰則を設けることや、ペット購入時に法定外目的税の「ペット税」をかけることについても「研究を進める」よう求めた。また、ペットの飼える集合住宅でのルール作り支援や、学校で動物との触れ合いを取り入れた教育活動を充実させることなども盛り込まれた。(2005/12/7)(毎日新聞記事より)

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