Hollyとママのしつけ教室奮闘記3

 Hollyとママのしつけ教室奮闘記3

ジャckさん、ミックさん、そして私のトレーニング日記を読んでくださっている皆さん、こんばんわ。再びMaxとHollyのママです。
まずジャckさんに一言、私が団子ではなく、私が持っているtreatが団子ですからお間違えなく。それとHollyのHeel習得にはまだまだ10年ぐらいかかりそうですから気長に待っていてくださいね。

さて3回目にしての私の正直な感想は、勉強しなくちゃならないのはHollyよりも私だと気づいたこと。というのは、ドッグトレーニングはまず飼い主のほうがしっかりしたコマンドのかけ方、褒めかた、リリースの仕方を習得していないと、犬が混乱するということが分かったからです。“Heel”という言葉を私は無意識のうちに自分が立ち止まった時に多くかけてしまっていたので、Hollyは“Heel”は“止まれ”と理解してしまったようです。気をつけなければいけないと反省しました。今日のレッスンの前半はまた店内の通路で、例のハンドラーの左横にぴったりと付かせて座った状態(ここまでできたら褒めてご褒美)から、“Heel”と言って歩き始め、しばらく行ってから止まって(ここでも褒めてご褒美)、更に右に180度回転(つまり今来た方向にもどる)する時に、“Hurry”と言って犬の肢を速めさせる練習をしました。人間は小さい半円で廻るので歩幅は小さくなりますが、犬のほうは大きな半円を描かなければならないので早足にする必要があります。でもHollyの場合、私のコマンドよりも私の手の中のtreatがどんどん先に行ってしまうのでそれを追いかけて早足になるという具合でした。(笑)リードでコントロールするのではなく、treatでするほうがよいと言われました。鼻先にあるtreatをHollyはとにかく食べようと必死なのですが今のところはそれでもよいとのこと。手を鼻先から私の胸のあたりにもっていっても付いてくるように練習し、気が散りそうになったらまた鼻先にもっていきなさいと。

レッスンの後半は、ハンドラーの左横に付いて座った状態から、“Stay”のコマンドを習いました。ハンドラーはその場に留まり、はじめは5秒、10秒とHollyがじっとしている時間をだんだん延ばしていき、更には回りで何が起こっても気を散らさずに座ったままでいられるように慣らしていきます。ハンドラーがその場を離れても座り続けるというのは今日はまだ始めませんでした。(Hollyはもう家でやっているのでできるのですが)今日の目標は、?じっとしている時間を延長することと、?気を散らさないことの二つです。左横に座らせたままの状態で、私がテニスボールを宙に投げたり、床についたり、更にトレーナーが犬達の間をテニスボールを投げ上げながら行ったり来たりして気を散らせようとしましたがHollyはいい子で座り続けました。(といってもほんの15秒ぐらいでリリースしてあげましたが)

さて今日の出席者(犬?)はHollyのほかに3匹。第一回目とすっかり同じメンバーでした。イエローラブとビーグルと、この前犬種が分からなかった犬はたぶんNorwegian Elkhoundじゃないかと思いました。次回飼い主に確認してみようと思います。先週来ていたPortuguese Water Dogはお休みでした。

さて、来週と再来週はクリスマスイブと大晦日で二回続けてお休みになります。ここが大きな分かれ道、家でしっかり練習するかどうかでこの先の学習効果が決まってきそうです。次回はそれぞれの犬がいつも寝ているお布団を持って行くことになっています。“Go to your bed”を習うそうです。Hollyは家ではできるのですが、違った環境ではどんな反応をみせるのか楽しみです。

最近私はHollyと面白いゲームをしています。Hollyは牧羊犬なので、ドッグランなどでは他の犬達が入って来るのを“伏せ”の姿勢で待ち構えたり、何匹もの犬が追いかけっこをしていたりすると本能でHerd(群れを追い集める)したりするんですね。そこで家ではおもちゃをHerd(?)することを教えているんです。私がHollyのおもちゃを全部ばら撒いて、別の部屋に行きHollyに“Bring your toy”といい、一つずつ持ってくるごとに、ご褒美をあげ、それを繰り返しバスケットいっぱいのおもちゃ(12個ぐらい)を集めさせています。本当にご褒美のためならなんでもするHollyなんです。Maxはどうしているかというと、私の横で何もせずにご褒美だけもらっています。Hollyはきっと“全くなんであたしだけ働かなきゃなんないの?Maxは何にもしないくせにご褒美だけはしっかりもらってるんだから!”と内心思っているでしょうね。
(2005/12/18)(MAX&Hollyのママ)

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