ムツゴロウ王国の崩壊間近

ムツゴロウ王国の崩壊間近

東京サマーランドに移転時より、崩壊は時間の問題と思っておりましたが、崩壊が間近に迫っているようです。
ムツゴロウさん、近ごろ久しぶりにCMに登場したりと頑張っていたんですけど、もう日本にこのようなテーマパークは必要ありません。
もしも動物達を放棄するならば、早めに元気なうちにお願いしたいものです。
日本の犬猫テーマパークのリストを以下のサイトで調査して下さいました。

<ご参考>日本にアニマルポリスを誕生させよう!http://www.animalpolice.net/jyoho/themepark/index.html

犬のテーマパークって何?

(2006/10/15)(LIVING WITH DOGS)


ムツゴロウ動物王国が崩壊危機
 
現在も営業中の「東京ムツゴロウ動物王国」  
 
東京都あきる野市の「東京ムツゴロウ動物王国」の運営会社が来月にも破産することが14日、分かった。04年7月、北海道から移転してきたが、集客が伸びず、経営が破たん。負債総額は約8億円に上るという。暫定的に運営を引き継いでいる“ムツゴロウ”こと畑正憲さん(71)は「北海道時代から35年間培ってきたものを、ここで潰してしまうわけにはいかない」と王国の再建を誓った。

北海道中標津などで33年間にわたって動物と人間が共存する「ムツゴロウ動物王国」を運営してきた畑さん。「動物と触れ合うことの大切さを、東京の子どもたちにも知ってほしい」との思いがあり、04年7月28日、東京サマーランド内の約9万平方メートルの敷地に「東京ムツゴロウ動物王国」を誕生させた。

東京移転に際し、運営会社「グローカル21」(千葉県流山市、中山晴夫社長)が設立された。畑さんは、知人が同社の取締役になることなどから、王国の経営に関する一切を同社に委託した。テレビでおなじみの王国が東京に進出するとあって、世間の注目度も高く、当初は年間50万人の集客を見込んでいたが、1年目は約12万人。2年目は10万人と、目標とは大きくかけ離れた現実が待っていた。

関係者によると、05年9月ごろからサマーランドへ支払うべき土地の賃料が滞納され、従業員の給料も未払いという事態に。畑さんは「動物やスタッフのために」と、私財を投入して立て直しを図ったこともあった。しかし、努力もむなしく、今年6月30日にサマーランドから契約の打ち切りと立ち退きを求められた。

北海道からの移転時にグローカル21の社員となった王国のスタッフの約70人も、7月15日付で解雇された。同社は近く臨時株主総会を開いて解散を決議する方針。早ければ来月にも破産手続きに入る。7月以降は、畑さんが経営する「ムツプロ」がサマーランドと再契約し、暫定的に王国の運営を引き継いだ。畑さんは「人生のなかで想像もしなかった出来事」とショックを隠せない。

ただ、「世の中には動物ときちんと接することのできない子どもがたくさんいる。35年間の経験を生かして、1人でも多くの人のお役に立ちたい」との思いは変わらない。畑さんも月に数回、王国に出向くなど、来場者と直接触れ合う機会を増やすという。「王国がなくなったわけではない。頑張って王国を盛り上げていくので応援してください」と力強く語った。 
(2006/10/15)(スポニチ記事より) 

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