破綻したはずの悪徳ブリーダーが復活?

破綻したはずの悪徳ブリーダーが復活?

今日の夕方、TBSの報道番組にあきれた現実を取材していました。近ごろは、各テレビ局も事実を報道してくれるようになり一歩進めましたね。

さて、今年の春、軽井沢でかつてペンションを経営していた多頭飼育者が、繁殖業に変更し、その悪環境の結果、悪臭で近隣住民から苦情が起こり、保健所の立ち入り調査が入りました。その様子は各メディアで一斉に報道され、保健所に引き取られた犬達は里親募集会場で里親さんに出会いました。
しかし実際には、飼いきれず、再度、愛護団体に引き取られた犬達も多かったと聞いています。

このブリーダー6月で廃業したはずなのに、なぜか未だに子犬を売っているそうです。その様子が克明にTVの画像に映し出されています。隠し録りをしたんでしょうね。

おまけに、保健所がどうもこのブリーダーに情報を流しているとしか思えないような、隠蔽工作まで行っています。よくぞTBSはここまで取材してくれたものと思います。

10月27日放送
TBS イブニング・ファイブ
ペットの惨状女ブリーダーを直撃!隠ぺい工作の一部始終

佐久保健所のWEB

こんなに大騒ぎをして繁殖業者を摘発したのに、なぜ、廃業させられないのか?


このブリーダーが、廃業して、二度と生体を販売できないようにしなければなりません。
また、なぜ保健所が悪徳ブリーダーをかばうようなことをしているのか不思議でなりません。このような悪徳ブリーダーを保護する目的はなんでしょうか?

長野県の保健所はハローアニマルと題して、犬猫の譲渡会をすすめている県です。動物愛護の先達の県と思っていましたのに、なんとも悲しい現実を見せられたようです。残念でなりません。
(2006/10/27)(LIVING WITH DOGS)

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