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 ▼ペットショップの本当の問題点  YA 04/11/9(火) 12:53
   ┣Re:ペットショップの本当の問題点  M 04/11/12(金) 10:00
   ┃  ┗Re:ペットショップの本当の問題点  青空 04/11/12(金) 12:11
   ┗Re:ペットショップの本当の問題点  まゆと 04/11/12(金) 13:01
      ┣Re:ペットショップの本当の問題点  青空 04/11/12(金) 16:33
      ┃  ┗Re:ペットショップの本当の問題点  まゆと 04/11/12(金) 19:20
      ┗Re:ペットショップの本当の問題点  データ 04/12/14(火) 15:38

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 ■題名 : ペットショップの本当の問題点
 ■名前 : YA
 ■日付 : 04/11/9(火) 12:53
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   こちらでもペットショップの問題点について多くの方が意見を述べていらっしゃいますが、ペットショップで犬猫の生態販売をすることの、本当の問題点は何かと言うことを分かっていただきたくて投稿します。

入っている場所が狭いから可哀想、不潔で可哀想、と言う事については、ほとんどの方が指摘していますが、それでは、もっと広々とした所に放し、清潔を保てばペットショップで生態販売をしても良いと言うことでしょうか?
実際、清潔な店舗は多くあり、そういうところでならば子犬を飼っても罪悪感を待たないで済むと考える方もいるでしょう。

しかし、ペットショップでの生態販売を考えないとならない本当の理由は、見えないところにあるのです。
ペットショップに来る前に、子犬たちがどこで生まれたか、それが問題です。親犬たちの現状を見た方は、どのくらいいらっしゃいますか?

日本のペットショップで売られているほとんどの犬は、子犬を大量に『生産する』業者によって卸されています(パピーミルと呼ぶ)。
このパピーミルで、親犬たちはペットショップとは比べ物にならないくらいの劣悪な条件で生きています。子犬を産ませる道具としてだけ使われていて、その悲惨な管理には驚きます。
散歩やシャンプーなどはとんでもなく、病気である、怪我をしている、失明している、と言う犬も珍しくないです。

ペットショップで犬を買う人のほとんどは、心の優しい犬好きの人で、一生可愛がるつもりで購入するのだと思いますが、本当に犬が好きであれば考えて欲しいことがあります。
どうか、ペットショップの可愛い子犬の影で、苦しんでいる親犬たちがいることを分かってください。
ペットショップで子犬を買うと言うことは、パピーミルを儲けさせていること。この現状を応援していることになります。

諸外国でペットショップでの生態販売を禁止する動きがあるのは、ペットショップ自体の管理よりも、パピーミルという動物虐待の場所を撲滅させるためです。

ペットショップの明るい店内に騙されず、裏にある状況を考えて欲しいと思います。読んでくださってありがとうございました。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ペットショップの本当の問題点  ■名前 : M  ■日付 : 04/11/12(金) 10:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼YAさんへ

では問いますが、あなたが犬を欲しいと思ったときにどこで手に入れるのでしょうか?里親とか譲渡というきれいごとは抜きです。
ペットショップでなければそのパピーミルでしょうか?そうでなければ入手はできませんものね。
結局パピーミルを儲けさせることには違いないと気づきませんか?
もっと言えば「パピーミル→ペットショップ→飼い主」ではなくあなたの言う「パピーミル→飼い主」というルートをたどれば、パピーミルにとってもっと儲け率が高いでしょうね。卸値ではなく直接売値で販売できるのですから・・
このサイト同様、ペットショップを叩くのは大いに結構ですが・・「生体販売をしているペットショップで犬を買うのはやめましょう」と意味のわからないことを言って「パピーミル(ブリーダー)から直接購入」を推進するのは考え物です。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ペットショップの本当の問題点  ■名前 : 青空  ■日付 : 04/11/12(金) 12:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼Mさんへ

途中から失礼いたします。
私は、最初の子はペットショップ(子犬)、次の子はブリーダー(子犬)、次の子は保護犬(成犬)を家族として迎えいれた者です。どの子も同様にいとおしいです。

ごめんなさい。これらの出会いを経験して思うのですが、あえて「奇麗事」というならばペットショップで購入することが、そうなんじゃないでしょうか?

買い求める側の無知が指摘されてますし、確かにその通りなのでしょう、欲しいものを手にいれるときは、慎重にしっかり情報収集するべきですね。
生体展示販売は「綺麗どこ」を揃えて陳列する「奇麗事」を行なう場所なんじゃないでしょうか?

よくわからないのはMさんが、パピーミルとブリーダーとを同意に使われていらっしゃいますよね?同じなんですか?
私は、パピーミルというのはYAさんのおっしゃる「子犬の大量生産牧場」だと思ってました。しかも犬の健康管理や衛生環境などを無視した虐待を行なっている。
「大量生産」にも規模はあるのでしょうが・・・。
私の考えてたパピーミル(=犬の心身の健康を無視した大量生産)は、とても人様に見せられる状況ではないと思っていましたし、それを人様に見せることのできるような状況(綺麗どころ)にしたのが展示販売をする一部の「ペットショップ」と言われる店舗だと思ってます。

私もうちの子を迎えるにあたって自称ブリーダーとおっしゃる方々に連絡をし、お邪魔したこともありますが千差万別ですよね。アパートの一室にケージを山済みにして、犬の臭いと吼え声でものすごいことになってる所もあり、そこから頂いて帰る気持ちは一気に萎えました。
また、逆に産ませる回数も生まれる子犬の数にも限りがあるということで、順番待ちだという所もありました。
私は待つ方を選びました。

Mさんは子犬が生まれる場所は大量・少量に関わらず、すべてパピーミルだということなんでしょうか?
それでは良いパピーミルと悪いパピーミルとは、どう違うか何かお考えはありますか?また、その見分け方はありますか?

築地市場のように一般人が入り込んで買い物をするように、子犬の大量生産場や犬の卸市場に一般人が出向いて、買って行く人がどのぐらいいるのでしょうか?ペットショップが、どうやって販売促進しようかと、アピールしようかと細工した結果が「展示販売」なのではないでしょうか?私の考えるパピーミルとほぼ同じ存在ではないのですか?

人も犬も生まれがどのようなところであっても生まれて来た事を責められるものではありませんし、その後の育つ環境に幸の多いことを願います。けれど、その命を生み出す、扱う側の所業には責められる事も多いのではないでしょうか?どの部分が責められているか気づいていないとは思えませんし、責められたくなければ、同業者同志でなんとか改善していくという方法もあるはずですよね。今までやってこれたらから、受け入れられていると考えていたことが、受け入れられなくなってきて慌てても仕方ないと思います。

虐待と関わりのないペットショップもあると信じたいので、すべてのペットショップを否定できるかと言えば私の中に迷いもあります。

>「生体販売をしているペットショップで犬を買うのはやめましょう」と意味のわからないことを言って「パピーミル(ブリーダー)から直接購入」を推進するのは考え物です。

日本国内の多くのペットショップで出会いをとげ幸せな生活をしていた飼い主さん達が見れば「生体展示販売店での不買」の呼びかけには驚き、戸惑うのが普通だと思います。出会いの場を否定などされたくありませんものね。
けれど、その理由、討論されている内容に目を通せば、今後はどうしたらいいのかと遅ればせながらも考えさせられる問題提起ではあるはずです。

生体展示販売を疑っている人たちが増えてきています、そのことに関係者の方たちには心当たりがないのでしょうか?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ペットショップの本当の問題点  ■名前 : まゆと  ■日付 : 04/11/12(金) 13:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼YAさんへ

私には単純な疑問があります。
例えば、誰もペットショップからは犬や猫を飼わなくなったとしましょう。がしかし、それは犬や猫を欲しいと思う人がいなくなるわけではありません。需要はそのまま残るわけです。
となると、俗に言う“パピーミル”なるものが、立派なブリーダーと銘打って出てくる可能性が大だと思うわけです。
そうなると、結局結果は同じになってしまうと思うのですが、YAさんはどう思われますか?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ペットショップの本当の問題点  ■名前 : 青空  ■日付 : 04/11/12(金) 16:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼まゆとさんへ

YAさんがとても端的に分かりやすくまとめて下さっていたので、
この後のお返事も期待したいところですが、私もお邪魔させて下さい。

>となると、俗に言う“パピーミル”なるものが、立派なブリーダーと銘打って出てくる可能性が大だと思うわけです。
>そうなると、結局結果は同じになってしまうと思うのですが、YAさんはどう思われますか?

現在ブリーダーにライセンスがあるわけではないようですし、悪質、怪しげな自称ブリーダーさんも存在するわけですから、流れはおっしゃるとおり、そちらに向かうのかもしれませんね。
そうなると、まず先に優良ブリーダーの定義なりライセンスなりが必要になるかもしれませんね。
また、これは動物飼養全般で問題にするべきことのようですが、私が勉強会で伺ったことで「虐待の定義」というものが早急に必要なのだと思います。
それにあわせて、取り締まりがあれば結果が同じとはならないのではないでしょうか?

需要があるから店舗が存在するのは当然の成り行きでしょう、虐待の定義づけと取り締まりは、売られる犬の出自にあたって「虐待」があったか否か判定する為にも必要な対策ですし、おそらくかなり多くのショップとパピーミルは現在の繁殖・飼養・販売方法を続けるのは難しくなるのではないでしょうか?

まゆとさんは以上の対策が整ったら、どうなると思われますか?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ペットショップの本当の問題点  ■名前 : まゆと  ■日付 : 04/11/12(金) 19:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼青空さんへ

>まゆとさんは以上の対策が整ったら、どうなると思われますか?

そうですね。法律と取り締まりが徹底的に行われれば、かなりの改善がのぞめると思います。
そうなれば当然個体の絶対数は減ると思われますので、少なくとも純血の放棄犬といったものも減るでしょうね・・・。

今やペットショップだけでなく、ネット販売などというものも存在しており(ある意味ペットショップ購入より問題有りなのではと個人的には感じております)いくら考えても現実的な解決法は分からないと言うのが正直なところです・・・。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ペットショップの本当の問題点  ■名前 : データ  ■日付 : 04/12/14(火) 15:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼まゆとさんへ

>私には単純な疑問があります。
>例えば、誰もペットショップからは犬や猫を飼わなくなったとしましょう。がしかし、それは犬や猫を欲しいと思う人がいなくなるわけではありません。需要はそのまま残るわけです。
>となると、俗に言う“パピーミル”なるものが、立派なブリーダーと銘打って出てくる可能性が大だと思うわけです。

そうなれば、消費者・購入者は直接、生産者・製造元から購入するということですね。そこがパピーミルかどうかを、直接消費者・購入者、つまり、犬の飼い主が見るわけです。立派なブリーダーかどうかも、飼い主は自分の目で見ることになります。親犬も見ることになります。
良いことだと思います。
ついでに通信販売も無くなるといいですね。
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