題名 投稿者 日時
 »  日本の保健所からどうやったら動物を救えるの? dog-love 2007-11-10 5:12
      Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの? MaxHolly 2007-11-11 17:39
        私がおもうことですが・・・。 チワワン 2007-12-6 1:05
          Re: 私がおもうことですが・・・。 MaxHolly 2007-12-6 16:12
            同感です すみ 2007-12-10 14:03
              ごめんなさい チワワン 2007-12-11 0:04
                Re: ごめんなさい MaxHolly 2007-12-11 5:56
              Re: 同感です ミック 2007-12-11 6:22
                Re: 同感です ジャck 2007-12-11 6:36
                  Re: 同感です dog-love 2008-1-19 5:31
                    Re: dog-loveさんへのレスです。 ジャck 2008-1-23 3:03
                      dog-loveさんへのレスだったなのに、ヨコからすみません。 MaxHolly 2008-1-23 13:17
                        Re: 二重投稿になったので……。 ジャck 2008-1-23 16:50
                        Re: MaxHollyさんへのレスです。 ジャck 2008-1-23 17:15
              Re: 同感です dog-love 2008-1-19 5:19
              Re: 同感です dog-love 2008-1-19 5:19
            Re: 私がおもうことですが・・・。 ミック 2008-1-3 8:06
        Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの? dog-love 2008-1-19 5:42
          Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの? MaxHolly 2008-1-21 11:06
      Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの? Cybele 2007-12-12 9:41
        Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの? dog-love 2008-1-19 5:22
      比較する、ということ Cybele 2008-1-21 11:53
      国籍を超えた助け合い Cybele 2008-1-21 11:55
        Re: 国籍を超えた助け合い すみ 2008-1-23 17:15
          Re: 国籍を超えた助け合い dog-love 2008-1-27 4:50
            犬税 海が好き 2008-1-28 18:12
              Re: 犬税 dog-love 2008-1-31 1:02
                Re: 犬税 Cybele 2008-1-31 15:06
                Re: 犬税 海が好き 2008-1-31 19:25
                Re: 犬税 ミック 2008-1-31 23:21
                  里親になりましょうよ! MaxHolly 2008-2-1 12:56
                    Re: 里親になりましょうよ! ジャck 2008-2-2 22:06
                      Re: 里親になりましょうよ! MaxHolly 2008-2-3 2:20
                        Re: 里親になりましょうよ! ジャck 2008-2-3 4:28
                  Re: 犬税 ジャck 2008-2-2 22:05
                    Re: 犬税 dog-love 2008-2-3 10:57
                      Re: 犬税 ジャck 2008-2-3 13:08
                        またまた横レスです MaxHolly 2008-2-3 14:27
                          Re: またまた横レスです ジャck 2008-2-3 15:41
                            Re: またまた横レスです dog-love 2008-2-5 6:47
      流行、映画の影響で犬を買うことについて Cybele 2008-2-3 16:30
        Re: Cybeleさんへのレスです。 ジャck 2008-2-3 16:54
          ジャckさんへ。 Cybele 2008-2-4 1:43
          Re: Cybeleさんへのレスです。 dog-love 2008-2-5 8:28
            身近なところから始めましょうよ MaxHolly 2008-2-5 16:21
            dog-loveさんへ 海が好き 2008-2-5 19:24
      田舎飼い主の実感 海が好き 2008-2-4 14:46
        BC州でのデータです。 Cybele 2008-2-4 16:04
          皆さん意見を出し合いましょう ミック 2008-2-4 20:55
            Re: 皆さん意見を出し合いましょう ミック 2008-2-4 22:13
              Re: 皆さん意見を出し合いましょう Cybele 2008-2-5 17:07
      Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの? dog-love 2008-2-6 22:48
投稿者 スレッド
dog-love
投稿日時: 2008-2-6 22:48
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?
今、私たちにできることとは?

個々にスレしたかったのですが、まだよく使い方が分からないので、他のところに投稿してしまいました。
重なってしまいますが、もう一度ここに投稿しておきます。
もう読んでくださった方など、二重になってしまいますので、読み飛ばしてくださいね。

皆さん、こんばんわ。
いつもレスと貴重なご意見をありがとうございます。
Cybeleさんがご指摘してくださったように、私は、感情的につい
思いのまま書いてしまうので、見方によってはケンか口調になってしまったり、私の意見を押し付けているように思われてしまう方もいたかと思います。ちょっと気持ちばかりが先に独りで走ってしまって、
本来の私の目的からそれてしまったかもしれません。
反省しています。
データを出したり、分析したり、確実な数字を出して、確実な根拠を述べることは、とても大切で、それも必要だと思います。
そういった分析がないと、はっきりした答えもでないかもしれません。
でも、私は性格上もそうですが、結果や根拠がはっきり分かるまで、
何も動かないで待つ、ということができません。
毎年新聞やネットをみて、「よしよし、殺処分数が減ってきているな。」と観察しているだけでもいたくありません。(皆さんが観察されているだけだと言っているのではないので、誤解しないでくださいね。)
新聞やネットなどで、今は色々な情報が得られる時代、こうして皆さんにもお知り合いになれる機会がありました。
本来、私がここに書き込んだ理由は、こういった世界中の人たちと連絡が取り合える媒体を通してなら、少しずつでも、なにか運動を広げていけるのではないかと思ったからです。
私は、小さいときからずっと、この殺処分という現実に、ただ指をくわえてみているだけでした。
野良猫や虐待されている犬たちをできるだけ救ったり、見かけた明らかに野良猫といったネコに避妊手術をしてもらったり、それは私のできる範囲で今までやってきましたが、それだけでは何も変えられませんでした。
ドイツのシステムに興味を持ったのは、こちらに来て、一度も野良猫や野良犬を見かけなかったからです。実際にはこちらにも野良猫や野良犬はいますが、数が圧倒的に少ないので、めったに見つからなかったのです。こちらの保健所は、野良猫がいるという情報をきくと、その猫たちの環境をみて、もしその子達が、もちろん飼い猫に比べて危険とより隣りあわせで生きているとしても、その環境が決して悪くないのなら、避妊手術だけをして、野生に戻します。
日本でも、個人の団体で、そういったことを行われているところはたくさんありますよね。
また、ペットショップがすべての原因ではないと、私も思いますが、ペットショップで売られている犬がいない、ということは、日本と比べてドイツでの「売られている犬」の数が、少ない、ということでもあるのではないでしょうか。それは、売られている数と、買われていく数、そういったバランス関係にも影響するのではないでしょうか。
私がこの掲示板を通して実現したかったことは、意見の交換だけでなく、皆さんのお力と知恵をおかりして、皆さんと一緒に、何か現実的に運動を広めていく、ということです。
もともとの私の希望は、日本の保健所などの子たちを日本で貰い手がいないなら、例えばドイツに里子として連れてこれないか、ということでした。
もちろんこれは飛躍しすぎているかもしれません。
でも、これは以前、ネットでそういったことを検索したとき、偶然、日本から定期的にイギリスやドイツに保健所などの犬やネコを里子に出している、という記事を読んだことがあるからでした。
そのとき、私は何らかの理由でそれがどこの団体なのか、ということを書き留めておくのを忘れ、この間、関西のARKさんのHPで、同じことをなさったことがあると言う記事を読み、ひょっとしたらARKのことだったかも知れませんが、やっぱり、そういうことも可能なのかも、と今また思っています。
コストの点など、もちろん私もどうやってカバーするのかなど、今の時点では分かりません。
それも調べたいと思います。

ここにこられている方々はみな、犬好きの、そして犬にとってよりよい生活を望まれている方たちですから、避妊手術はもちろん、ワクチンやマイクロチップなど、色々なことはもうすでにご存知だし、ご自分のワンちゃんにもそういったことは責任を持ってされていると思います。
だから、私はここで、避妊処置や、最後まで責任を持って飼う、うんぬんなど、書く必要は本当はないのですよね。

皆さん、どうやったら、より多くの人に、犬やネコを最後まで責任を持って飼う、避妊手術をする、ワクチンもする、など、そういう情報を広げることができるでしょうか。
保健所にいる動物たちの、すべては今は無理でも、なるべく多くの動物が引き取られるようにするには、私たちに何ができるでしょう。
私は、法律が変わるまで、何もしないで待っていることはできません。
私たちに今、実際にできることは何でしょうか。
どうか、お力やアイディアをお貸しください。
編集削除返信
海が好き
投稿日時: 2008-2-5 19:24
Not too shy to talk
登録日: 2007-3-4
居住地:
投稿: 22
dog-loveさんへ
dog-loveさん
返信、有難うございます。
ジャckさんが示して下さったデーターを見るまでは、私もdog-loveさんとほぼ同じ順位付けでこの問題を考えていました。今も、順番は違いますが、考えていることはほとんど変わりません。

私が一番重要だと思うのは、2の「避妊・去勢」です。
dog-loveさんがおっしゃるように「膨大に増えることを防ぐ」という知識と同時に、飼い主にとっても犬や猫にとってもメリットのある病気予防の効果についても、もっともっと知識を広めるべきだろうなと思います。まだまだ「可哀想だから避妊去勢しない」人もとても多いので(で、産ませてしまうわけなんですが)。また、同時に、避妊去勢の助成金をもっと充実することが有効だと思います。課題は財源ですが、先に書いたように「犬税(あるいはネコ税)」のようなものを充てるのが、一番一般の理解が得られると考えています。

3の「保健所に連れ込まれた犬やネコが新しい飼い主を見つけられる可能性も確立も、まだまだ小さすぎるから」もおっしゃるとおりだと思います。これに関しても、財源の問題が大きいと思います。十分な告知広報のためには、スタッフを確保することが不可欠ですから。もしくは、一部の愛護団体との間で行われているように民間との協力関係を作ることが必要でしょう。この際、問題となるのは、おそらくは双方の人材だと思います。どちらか一方が、自分の立場だけを主張したりすれば、協力関係は機能しないからです。
ちなみに、まだまだ不十分ではありますが、環境省でもこんなサイトを作っています。こうしたものが充実すれば、状況が好転することを期待できるでしょうね。

http://www.jawn.jp/

1や6のペットショップや流行の存在は、私も問題だとは思っています。
ただ、地方ほど殺処分数が多いことや、流行と殺処分数の間に統計的な関連が見られないことからすると、殺処分全体の中での比重は意外にも小さいのだと、一連のやりとりを見ていて感じました。この問題は、殺処分を減らすため..というより、むしろ一人でも多くの飼い主が幸せな犬ライフを送るために(=一頭でも多くの犬が幸せな生活が送れるように)、是正すべきだと思います。十分な予備知識もなく犬を飼い始めることは、多くの場合、苦痛にしかなりませんから。また、簡単に買えないようにする一つの手段として、税は有効だと考えています。

======
編集削除返信
Cybele
投稿日時: 2008-2-5 17:07
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
Re: 皆さん意見を出し合いましょう
ジャckさんが何故肯定的なことを書くのが無難かも知れないと言われたのか、dog-loveさんの投稿で分かった気がします。

私は、肯定的なアイディアを書くことが必要だ、と思います。日本のネット界で良く見られるのは、"私はこう思う”、”いや、そうではない”と否定するだけに終わる意見のやりとりです。堂々巡りで個人の感情が傷つくだけの実りのない話合いで終わってしまっています。"私はこうしたら良いと思う"という現実的なアイディア(たたき台と言うのですよね?)が出れば初めて、否定的な意見が出ても有意義な方向に進むと思います。でもこのスレッドではたたき台が出来上がる前に、否定的な雰囲気しか感じられませんでした。(そんな雰囲気の中で、良いアイディアが出る可能性など無い、と思ってしまうのは、私のメンタリティーの違いかも知れません。)

広島ドッグパークの件で、東京への移動が多くの反対の声によって実現しなかった時のことを思い出します。あの時私は別HNで、移動が実現出来るように努めて現実的なアイディアを提案しました。学生のボランティアさんが移動をあきらめたと知った時、私は"長旅は可哀相だから"といった感情的な思いだけで反対した人達に、それに代わるアイディアを出してください、と言いたかったです。非難することは簡単です。

ネット上で賛成を表明したのは3人だけでしたが、私は、移動に賛成でも、反対派と衝突するのが嫌で、黙っていた人もいたと思います。これまでにROMになる、と宣言された方は、やはりそういう衝突が嫌だからでしょうか?海外在住組の気が強いから、誰かがフォーラムから離れていくことになったり(私には前科があると認識しています)、ROM専門になる人が続出、では管理人さんに申し訳ないです。


=海が好きさんの投稿の引用=
殺処分の原因を正しく認識する必要があると思うのです。(ジャckさんがおっしゃっているのも、そのことですよね?)

一例ですが、こういう発言は、必要がある人とあると思わない人の間で言葉だけの衝突で終わってしまう可能性があります。
"原因を正しく認識する必要があると思うので、保健所にデータを取っているかどうか問い合わせる、データが無いなら収集するように呼びかけましょう"と働きかければ、周りに賛同する人がいたら、アクションを起こす人が出てくる可能性が広がりますよね。

こちらで登録しているメールリストの内容を見ていて思うのは、何かしようと思いついたら、実現に向かって現実的なアイディアを出す人が非常に多いということです。日本に住む日本人(?)は、賛同する人がいるか分からないから、無視されたら嫌だ、と遠慮してしまう人が多いのでは、と思います。英語圏に住んでいると、日本語のように、"きちんと細かいデータを収集しないと日本人を説得することは出来ない"という言い方はしないです。”細かいデータを収集すれば日本人を説得することが出来る"というアプローチなんです。個人の思想を語る人は少ないので、内容的には日本人には味気なく感じるかも知れませんが、犬を助けたい、と思った時にはすぐ実行できるアイディアが出てくる素晴らしいシステムが出来上がっています。知り合いのブリーダーさんが言うように、経験の差かも知れません。

編集削除返信
MaxHolly
投稿日時: 2008-2-5 16:21
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
身近なところから始めましょうよ
dog-loveさん、

あなたの処分される運命にあるペット達に対する熱い気持ちが、とっても強く伝わってきました。
世の中を変えるのは、特に犬や猫の扱われ方を変えるのは、法律よりも一人一人の飼い主の心構えだといつも思っています。

私はこのスレッドの初めの頃に、チワワンさんに宛てて次のように書きました。

保健所に集められたすべての犬達にを、新しい飼い主を見つけることは不可能です。かと言ってもし殺処分しないとしても、一生あのようなケージの中で生かせておくことは、犬の命は救うことにはなりますが、それは犬達にとっては不幸なことです。

ですから、私は保健所に持ち込まれ、殺処分される犬達を減らすのに、一番必要なのは、

‐捨てられる犬を減らすことです。そして、

‐生まれる犬を減らすことなのです。

日本の詳しい事情や、特定の愛護団体や団体間でのいろいろないざこざなどをよく理解していないのでそれらについてここでは述べることは控えます。その代わり、日本だけでなく、アメリカでも大きな問題となっているPet Overpopulation Problem(ペット過剰の問題)について書いてみたいと思います。

Humane Society of the United Statesというアメリカで最大かつもっとも効果的な動物愛護団体のサイトにペット過剰の問題について、その解決策のもっとも有効なものは、ペットの去勢・避妊だと書かれています。ほんの数年去勢・避妊を徹底するだけで、ペットの過剰危機にとって大きな効果をもたらし、特に人口の増加傾向にある都市部ではすでに30-60%減少の効果をあげています。アメリカでも日本と同じく都市と田舎での去勢・避妊に関する格差は大きいようです。

アメリカでは年間6-800万匹の犬や猫がシェルターに保護され、その半数がペット過剰の理由から安楽死させられてしまいます。そこで同団体はもちろんシェルターからのアダプションを勧めていますが、そのプログラムの一つに“Proud 2 Adopt”(アダプトすることを誇らしく思おう)というのがあります。その5大理由としては、

1)あなたはひとつの命を救うことになる
2)健康な犬(ワクチン、去勢・避妊、マイクロチップ済み)が手に入る
3)金銭的にも安い
4)心身ともに幸せになる(ペットのいる生活によって)
5)結果的にパピーミルやペットストアをサポートせずにすむ

私に言わせるともっともっとたくさんのメリットがあると思いますが(笑)、上記は誰でも納得できるものではないでしょうか。

2)の説明として、「シェルターに持ち込まれる犬達は虐待を受けたり、何か悪いことをしたからだと一般に誤解されていますが、実はほとんどの犬や猫が、離婚、引越し、時間や経済的な制約などといった “人間側の理由”からシェルターに連れてこられるのです。」書かれています。

このように見てくると日本も外国もあまり変りないのです。

繰り返しますが、殺処分される犬を減らす努力は、

1)去勢・避妊の徹底
2)飼育放棄を減らす(衝動買い禁止、犬に関する正しい知識、トレーニングの勧めなど)
3)アダプションの奨励

がもっとも効果的だと思います。そしてこれらは法律の改定をまたなくても、いますぐ身近なところから取り組める努力ではないでしょうか。
編集削除返信
dog-love
投稿日時: 2008-2-5 8:28
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: Cybeleさんへのレスです。
皆さんのご意見はいつもとても興味深く読ませていただいています。
それが私の思う通りであれ、そうでないにしても、同じです。
言葉で、しかも、文章だけで、自分の思っていることを100%伝えるのは本当に難しいですね。半分も伝われば、いい方なのかもしれません。

まず、海が好きさん、
私は海外で生まれたわけでも、都会で育ったわけでもありません。
私が生まれたのは、小さな村で、田舎も田舎、バスもなにも無いところでした。犬やネコは「畜生」と呼ばれ、もちろん、狂犬病の予防注射すらしない飼い主が多く、避妊手術なんてお金がもったいない、生まれた子犬や子猫は捨てるのが当たり前、という海が好きさんのおっしゃるとおりのところでした。
もちろん野良犬が増えて、見かけたら、保健所を呼ぶ、飼い犬は外で鎖でつなぎっぱなし。吼えればなぐって怒る。そんな光景ばかりでした。
私が育った町も関西の田舎町で、近所は野良猫や野良犬が多いことで有名で、そういったネコなどを目の敵にして、猫いらずをあちらこちらにまく人や、毒団子をまく人が増え、飼い猫や飼い犬も犠牲になったこともありました。
小学校にはいつも決まって捨て犬が入ったダンボールが置かれ、見つけた先生によって、すぐに保健所が呼ばれることもしょっちゅうでした。
保健所で犬が「始末」される、とはそのとき聞いていたのですが、
その意味がよく分からず、母がなるべく犬やネコを見つけたら拾ってきなさい、といわれていたので、見つけては拾い、母と一緒に近所を回って飼い主を探していました。
私は、物心ついたころから、そんな中で育ちました。
我が家の犬たちも、父が「犬は外!」というので、外に出して買っており、フィラリアを防ぐ薬があるなんて知りもせず、小さいとき、犬を2匹フィラリアで亡くしました。
中学に入ってから、偶然に図書館で見つけた本によって、保健所で
何が行われているか書かれた本を見つけて、それ以来、これではいけない、と思って私なりにできることを私なりに調べたりしてきました。
私が一番に思ったことは、一頭でもいいから、保健所の犬や捨て犬を救うことでした。その数は焼け石に水でしょう。私が一頭引き取ったところで、対して変わらないかもしれません。
でも、その一頭、二頭も、ジャckさんのいわれる過去の83パーセントの中に入っているわけですよね。
私たち家族が決めたことは、ペットショップからは買わない、避妊手術をする、予防注射もする、つなぎっぱなしにしない、そういった些細なことでした。
父を説得するのも大変でしたが、犬を家の中でつながないで飼うことも決めました。それらは、私が色々な本を読み、自分なりに、犬にとっていい環境を家でどうすればいいか、と考えたものでした。

私は、海が好きさんのおっしゃることはすごくよく分かりますし、自分でも体験しました。

その上で、海外と比べてどこが違うのか、と自分で興味を持ったわけです。

どうも私は言いたいことが上手く伝えられないので、誤解されているようですが、私は、日本の保健所での殺処分が廃止されない、または保健所に「殺してくれ」動物を連れてくる人が減らない、そういったことの原因は、一つではないと思います。
私なりにその原因になっているだろう、と思えることは主に以下です。

1.現在の日本では、いつどこにいても、街角のペットショップで誰でも犬やネコが安易に手に入るから。

購入する際に、条件としてお金を支払う以外には何も制約がありません。たいていのショップにとっては、お金さえ支払ってもらえれば、その人がもうすでに6匹犬を飼っていて、本当は場所がないだとしても、昨日のテレビでみたチワワが可愛いから買ってーと小さい娘に言われて、自分たち両親は共働きで、娘は塾帰りで夜遅くて、実際は犬がほとんど家にひとりぼっちになることは分かりきっているのに、まあ、なんとかなるだろう、と考えていようがかまわないのです。

犬やネコが、どこでもだれでも安易な考えでも簡単に手に入る事も影響している。
あきたり、要らなくなったら捨てる、よく考えて飼わない人でも買える環境にも問題がある。

2.「犬やネコに避妊をして飼えもしないのに数が膨大に増えることを防ぐ」という知識を持った人がまだまだ少ないから。

これは、海が好きさんもおっしゃるような田舎での日常生活的な光景もありますが、都会でもまだまだ飼い主として、責任を持って飼えていない人が多いと思います。
避妊をしないなら、もし子犬や子猫が生まれたら、責任を持って飼えるのか、新しい飼い主を探せるのか、そういったことを考えていない人が多すぎるからだと思います。
ネコを放し飼いにしているのなら、自分のネコが外で飼い主のいない子猫を増やさないように避妊するのは当たり前だと思います。

3.保健所に連れ込まれた犬やネコが新しい飼い主を見つけられる可能性も確立も、まだまだ小さすぎるから。
これには保健所事態の前向きな対応がもっと必要です。

4.マイクロチップなど、飼い主を特定できるものを装着することを義務にでもして、飼い主にもっと責任を自覚させるなど、今はそういった対策がとられていない。

5.保健所事態の様子、もしくは存在すら知らない人が多い。

6.流行に踊らされて、流行っているから、いまどきの服などを買う感覚で動物を飼ってしまう人が多い。そういう人はブームが過ぎると、次のブームの犬が欲しくなり、今いる時分の犬に飽きてしまう。
流行は、いい方向にも悪い方向にも使うことができる、と私は思います。今流行のワンちゃん、なんていう言葉は嫌いですが、それでもそういった漫画やCMで、有名になったワンちゃんにからめて、保健所にはこんなにたくさんのワンちゃんがいるんですよ、という方向にも持っていくことができると思うんです。

7.私はすべてのブリーダーを適視するわけではありません。
でも、犬に子供を産ませて生計を立てることに味をしめてしまい、
金儲けのためだけにしている人たちも実際にいるわけですよね。
個人的には、保健所での殺処分が無くなるまで、ブリーダーさんたちが販売できる数なども規制すべきだと思います。
人によって、好きな犬種が違うのは当たり前だと思います。
でも、まるで期限切れの食料のように処分されているいるたちがいるのに、どうしても血統書付きのアフガンハウンドでなくては嫌だ、両親がチャンピオンをとったハスキーが欲しい、など、血統書付きの犬でないと嫌だ、という方のは、やはり、かっこいいものをもちたい、という気持ちからではないのでしょうか。
血統書のついた柴犬と、保健所の檻の中で震えている柴犬の子犬と、どこが違うのでしょう。

8.政府の、体制、システムがまだまだなっていないから。


などが私の主に考える理由ですが、それ以外にも、たくさんあると思います。

最近知ったARKさんのHPでは情報誌などもダウンロードでき、日本や海外での活動などについて色々興味深いです。
どうぞみなさんも、一度のぞいて見てください。
ヨーロッパでほんの数年で、野良犬の数をゼロに近くしたり、大幅にシステムを改善した国もあります。
日本でもできないはずがありません。
これにはでも国自体が動かないとだめだとは思いますが、国を動かせるのは、政治家だけではないと、信じています。

私は、保健所がHPや、新聞やTVを使ってもっと里親探しをするならば、殺処分される犬猫の数がもっと減ると思います。

そして、私は私の意見を肯定してもらいたくてここに投稿しているのではありません。
色々な方の意見を聞くことで、違った方向から物事が見えることもたくさんあります。
私が思っていることをいってくださる方の投稿はもちろんとても心強く、嬉しいですが、私は、日本人として、どこに住んでいようが、日本の犬やネコを救いたいと言う気持ちは変わりませんし、新聞やニュースを見るだけで何もしない、ということもしたくありません。
はっきり言って、データなどを出すことも肝心だと思いますが、
そのデータについて、議論するだけでなく、私は、今、じゃあ自分に何ができるだろう、と考えたいです。
なので、ジャckさん、「肯定的なことを書くのが無難なんですかね」なんて、書かないでください。
私は否定的なことを書かれても、あなたの意見が私の意見と違っても、私が目指すもの、そしてここにいらっしゃる皆さんが目指すものは変わらないと思います。
編集削除返信
dog-love
投稿日時: 2008-2-5 6:47
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: またまた横レスです
ジャckさん、
しばらくROMされるとのことなので、お読みではないかもしれませんが・・・
レスありがとうございました。
私の勘違いかもしれませんが、ジャckさんのご意見を読んでいると、
数字やああいった、こういった・・・など等、何だかどうどうめぐりをしているように感じてしまったのです。

日本での殺処分される動物の数が、減少していることは私も知っています。
私は、ジャck さんを満足させられるようなデータを数字で出したりは、いまここではできませんが、減ってきている原因として、日本人の犬やネコに対する価値観や考え方が、少しずつ変わってきたのこともあるのではないでしょうか。私はメディアなどはいつも誇張するので、好きではありませんが、癒しーとか、漫画の流行とか、そういったものから生まれる「可愛いから大事にしたい」という気持ちを持つ人が増えてきたのかもしれませんし、犬を飼う人たちのなかで、色々なところからの情報で、動物を最後まで責任を持って飼う、ということを真剣に守っている人が年々増えてきているからかもしれません。それはきっと、色々なことが合わさってでてきた結果だと思います。
里親をさがすボランティアさんたちが年々がんばってくださっているのもその原因のひとつでもあると思います。
私はMax Hollyさんがおっしゃることに同感です。
犬を飼っている人が犬を捨てる行為は、自分では責任が取れないから、でも、保健所に自分で連れて行くのは気が引ける・・・という卑怯な責任転嫁の行為であり、自分で直接的にではないにしても、犬を殺しているのと同じことです。
飼えなくなったのなら、せめて、自分で新しい里親を探す。
それが当たり前ではないでしょうか?
保健所に犬やネコをもって行く方々に、私は一度聞いてみたいです。
このワンちゃんがどうされるかしっていますか、と。
殺されることを知っているなら、私は、じゃあ、あなたがこの子を自分の手で殺せますか?
できる人もいるかもしれないですが、自分ではしたくないことを、
人の手で、自分が見なくても済むところでさせる。
自分の手は汚さずに、けろっとした顔で、そういった人たちはいったい何を思って犬を置いていき、家に帰るのでしょう。
何を思って食事をし、眠りにつくのでしょう。
私には理解できません。
犬を捨てる、という行為は、直接であれ間接的であれ、犬を殺すということだと私は思います。
人間の性だからしょうがない、とは私は思いません。
編集削除返信
ミック
投稿日時: 2008-2-4 22:13
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
Re: 皆さん意見を出し合いましょう
昨年の4月の話ですが・・・・

衆議院TV(国会中継の動画)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm 

平成19年4月10日 環境委員会において松野頼久氏の↑の様な質疑の結果 翌5月に↓の様な公示がなされました。


建感発第0501001号 
平成19年5月1日 
各都道府県、政令市 特別区 衛生主管部(局)長 殿 
厚生労働省健康局結核感染症課長 


狂犬病予防法に基づく抑留業務等について 


狂犬病予防法(昭和26年法律第247号)(以下「法」という。)に基づく抑留業務については、万一国内に狂犬病が侵入した場合に備え、狂犬病のまん延源となる犬の登録と狂犬病予防注射接種による免疫の付与を徹底するためにも、極めて重要な業務であり、「狂犬病予防法に基づく犬の登録、予防注射等の推進について」(平成19年3月2日付け健康局長通知)においても、業務の適切な実施について要請したところである。 
一方、先般、狂犬病予防法と動物の愛護及び管理に関する法律の整理について、環境省自然環境局総務課動物愛護管理室より別添のとおり周知が図られている。 
 このことについて、狂犬病予防担当課におかれても確認いただくとともに、下記のことについて、改めて了知願いたい。 
  
 


1 法第4条第1項に基づく登録及び法第5条第1項に基づく予防注射について、生後90日以内の犬を取得した場合にあっては、当該犬が生後90日を経過した日をもって当該規定の起算日とすることから、生後90日以内の犬にあって法第6条の抑留の対象とならないこと。 


2 法第6条第8項に基づく市町村長による公示期間については、当該犬の所有権の確保を目的として定めたものであり、動物愛護管理の観点から自治体の判断により、この期間を越えて所有者への返還のための周知を図り、当該犬の処分までの機関を延長することを妨げるものではないこと。 


3 法第6条第9項に基づく抑留犬の処分の方法は殺処分に限るものではなく、動物愛護管理の観点から自治体の判断により、処分の一方法として、家庭動物または展示動物としての適性があるものについて、生存の機会を与えるために飼養を延長することを否定するものではないこと。 


4 抑留犬の所有者への返還については「狂犬病予防法施行規則の一部を改正する省令の施行等について」(平成19年3月2日付け結核感染症課長通知)第5の3において、市町村の公示のみならず、都道府県や市町村のホームページ等の積極的な活用をお願いしているところであり、引き続き、抑留犬の所有者への返還に努められたいこと。 


5 飼い犬の登録及び予防注射事務については市町村の自治事務であるが、都道府県においても抑留業務の適切な運用のため、動物愛護管理主管課とも連携を図り、犬の所有者に対し、飼い犬の登録及び予防注射の接種義務の尊守等、適正な飼養について、幅広く普及・啓発に努められたいこと。 




国会でも わずかながらでもよい方向へ向かうべく議論がなされていますし、それに尽力されている議員の方もおります。
皆さんが 知恵を出し合い よりよい世の中に変えていくことは出来るはずです。
そのためにも どうぞ皆さんのご意見をお聞かせください。

これは私達が単に「犬が好きだから」と言う問題ではなく、ましてや 国や地域にとらわれるようなことなく話し合えてからこそ と思います。


先ほどの 投稿に重なる部分も多々ありますことをお詫びします。

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ミック
投稿日時: 2008-2-4 20:55
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
皆さん意見を出し合いましょう
ここに集う皆さんは とても真剣に「犬との生活又は環境」に向き合っている方が多いです。
住んでいる地域、国が違えども 日本の「犬の置かれている立場」について 真剣に考えている方ばかりだと思います。

なので、発言を控えるのが よいこととも思いませんし、白熱してしまうことも悪いことだとは 個人的には 思いません。

ただ それが現実を無視した 感情論であったり、理論が伴わない理想論だったりするのなら あまり意味がないのかの知れませんが、今までにいただいたご意見の中には そのように感じるところはありませんので どうか皆さん このままご意見の交換をされてはいかがでしょうか?

他のサイトを見ていても 誹謗中傷や冷やかし半分のコメントが多い中 LWDは中身のある意見交換が出来る場なので 今はあまり時間の取れない環境にいる私ですが 毎日このサイトだけはお邪魔しています。


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Cybele
投稿日時: 2008-2-4 16:04
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
BC州でのデータです。
ご参考までに、BC州でのデータです。(2006年)

犬がSPCAに持ち込まれる理由(トップ10)

犬に時間がとれない、興味が無くなった(20%)
引越し、もしくは大家がペット持ち込みを認めない(17.5%)
親戚、友達がどこかでレスキューしてきた(14%)
行動問題(10%)
ペットの数が多すぎる(9%)
経済的な問題(5%)
オーナーが亡くなった(5%)
アグレッション(4%)
獣医さんの費用が賄えない(2%)
アレルギー(1%)


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海が好き
投稿日時: 2008-2-4 14:46
Not too shy to talk
登録日: 2007-3-4
居住地:
投稿: 22
田舎飼い主の実感
ロムします..といいながら、出てきてしまいました。

海外在住の方のご意見を読んでいて、田舎飼い主の私には違和感があります。海外の方の多くは、日本の殺処分の「主たる部分」は「流行に乗って衝動的に犬を飼い始め、飼いきれなくなった結果である」という認識のように感じるのですが、日本の田舎に住んでいるとこれはちょっと(かなり?)違う気がするのです。

前にも書いたように私の住む田舎町では、「フィラリア予防?それ何?」な飼い主が山ほどいます。そういう人が飼っている犬は、昔ながらの雑種がほとんど。子犬が生まれると、まずご近所に押し付けることから始まるので、「むこう3軒両隣が兄弟犬」なんていうのもよくあることです。そして大半の人は公園に捨て、一部は愛護センターに持ち込みます。愛護センターの里親募集を見てもほとんどは「雑種」です。こんな「遅れた」地域にしては、意外に思われるかもしれませんが、愛護センターからもらってくる人も結構います。ペットショップ自体が少なかったり、「犬にお金をかけたくない」からだったりしますが。記事にあった「雌犬の不人気」も現実に起こっていることです。
(なので、ペットショップがなくなれば、殺処分がなくなるとも私には思えません)

都会の保健所だと、確かに「流行犬の大量処分」なんてこともあるのでしょうけれど、先のジャckさんが教えて下さったデーターからしても、日本の殺処分の大部分は、「避妊去勢もせずに、外飼いや放し飼いをしている結果」なんじゃないかというのが、私の生活実感です。むしろ、昨今のペットブームで情報が増えた分、「そうか、フィラリア予防っていうのもしなきゃいけないのか」などと思い直して健康管理してもらえるようになった犬も多い気がします。

前にも書きましたが、私は「犬を救いたい」というdog-loveさんの気持ちを否定するつもりはありません。でも、そのためには、殺処分の原因を正しく認識する必要があると思うのです(ジャckさんがおっしゃっているのも、そのことですよね?)。もし、マスコミの作る流行やペットショップでの生体販売が殺処分の主な理由だとしたら、何よりも優先してそこを改めるべきでしょうけれども、最優先は避妊去勢の更なる普及なんじゃないかと思うのです。
 あの崖っぷち犬だって、そもそもは私の町と似たような昔ながらの飼い方の結果生まれてきた犬であるわけで、崖っぷち犬に群がる人を批判することよりも、ああいう境遇の犬が何十頭、何百頭もいる状態を改善することの方が、殺処分を減らすには効果的だと思うのです。

妙な流行や、生体展示販売はなんとかしなきゃという気持ちは、私も人一倍強く持ってはいます。でも、それと保健所の処分数を減らすこととは、関連はあっても、最も強くつながる問題ではないと思います。
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投稿者 スレッド
Cybele
投稿日時: 2008-2-4 1:43
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
ジャckさんへ。
ジャcKさん、おはようございます。
大変失礼しました。アークエンジェルスさんのことはご存知だったのですね。また旅獣医師団については私も色々と思うことがあります。2005年の後半に何があったのか知りたい気がしますが、ROMに徹することを止めたとき、又教えてください。

返信ありがとうございました。


(追加です)

アークさんにお友達がいらっしゃるなら、エリザベスさんがイギリスに保護犬を送った時のことなど聞くことは
可能でしょうか?情報を交換するのに助けてくださるのでは?と思い、このスレッドが立った時dog-loveさんにこの事を直メールしたのです。よろしかったら、直メールでお知らせください。


アークエンジェルズの真実(ここは原告の会とリンクしています)
http://www.ark-angels.info/

このサイトは何故か海外からはアクセス禁止になっていました。私は2年前の12月に、広島ドッグパークの立ち退き期限がせまり、まだ多くの犬が残っていると知った時点で、ウィペットとイタグレの2匹を、私の知り合いを通してアメリカで飼い主を見つけるお手伝いをしたい旨メールを出しました。2度ほど連絡を試みましたが返事がありませんでした。"空輸はもってのほか"という外部の非難の声を配慮したのか、純犬種だけに絞って受け入れようとしているのを快く思っていないのかは分かりませんでした。(日本の保健所から犬を救おうとした場合、こういう反対の声があがるかも知れません。)アメリカ、カナダは単犬種レスキューが盛んで、特にアメリカは受け皿が多く、短毛種なので気候の暖かいところで、とある程度希望も出すことが出来るので、お手伝いが出来れば、と思いましたが残念です。空輸はこちらではそれほど危険視されていません。もちろん、夏の暑い時期などは避けたりしています。

この団体さんはうわさどおりのダークな面もあるのかも知れませんが、周囲の人達もダークな人が多いので、今の現状では仕方がないのかも知れない、と割り切ることにしました。なので私は今でもこの団体さんを応援しています。あれほど大騒ぎされた件ですから、ジャckさんの考えも色々おありだと思います。なので反対の立場も尊重します。

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ジャck
投稿日時: 2008-2-3 16:54
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: Cybeleさんへのレスです。
Cybeleさん、こんにちは。

> レスキューに実際に関わった人の言葉で充分なんですね。

ぼくも数年前までの何年間は、そう信じていました。2005年後半に反省する機会を得るまでは……。

> 広島の件で有名になったアークエンジェルスさんを尋ねるか、電話でブリーダーがどういう事をしている
> のか実際に聞かれることをお勧めします。
> コンピューターのデータ比べだけではなく、現場の話を聞いたほうが現実がより見えてくると思います。

あくまでもコンピュータは一つの道具で、それ以上でも以下でもありません。< ヘンな日本語ですね。
また、必要があれば図書館も利用しますし、電話で問い合わせますが、それらも道具の一つです。

ぼくは「ドッグぱーく」のアーク・エンジェルズや、その後の「ブルセラ症の犬の件」で、またたび獣医師団と
意見交換すればするほど、現実を知るには自分たちで調べ、皆で検証し検討することが大切だと学びました。

愛護の切っ掛けはアニマルレフュージ関西に友人がいたからです。アークエンジェルズもここが原点だとか
言っていますね。アニマルレフュージ側は迷惑しているようですが……。
http://www.arkbark.net/j/htm/special/ark-angel.htm

アークエンジェルは2005年に都島区で設立した時から知っていますし支援金を送ったこともあります。
それはメンバーに友人がいたからですが、あの「ひろしまドッグぱーく」の一件で脱会しました。
ぼくの現在の心境が強化された一因に、「ひろしまドッグぱーく」の経験も少なからずあります。

下記にアークエンジェルズの纏めサイトを貼っておきますが、ぼくは「ひろしまドッグぱーく・原告の会」と、
滋賀県高島市の「アークエンジェルズの進出反対期成同盟」を支援していますので、ご自身で調べられた方が
いいかもしれません。どうぞ、Googleなどでアークエンジェルを検索してみてください。

■アークエンジェルズの真実(ここは原告の会とリンクしています)
http://www.ark-angels.info/
■反対期成同盟
http://no-aa.org/

> 可哀相な犬達を助けようと思って何かを提案した時、本題とは直接関係のない日本を庇うような発言があったり、
> ジャckさんのようなあいまいな投稿が続くと、助けたい、なんとかしたい、という気持ちが強ければ強いほど、
> アクションを起こすことを否定されている(待ったをかけられた)ような印象を抱きます。

ぼくのdog-loveさんのスレタイへ意見は、初めの投稿の二行目の一行です。下記に引用します。
> やはり、有効で必要なのは法律の制定だろうと思います。
以前から犬を飼う免許制度と犬税が有効だと言ってきていますが、それには先に法律が要ると思ってます。

それ以降の投稿では主に個別のやり取りを中心にしていましたが、それを控えた方はいいということですね。
わかりました。

> 犬は流行で買ってはいけないということは、ここに来る方なら誰もが同意することでしょう。

はい。多くの人は同意されると思います。
ぼくは皆さんと違う意見がある場合は、ソレを言った方が良いと思っていました。< まだ、そう思ってます。
皆さんと同じく犬の放棄や殺処分について思っているつもりですが、それは取り立てて言わなくてもいいと
考えていましたが、できれば皆さんが同意できる投稿や、やる気のでる投稿が無難だということですかね。

> 最近日本語の読解力が落ちてきたせいか、ジャckさんの投稿は特に3回は繰り返して読んでいます。
> "AかもしれないけれどもBかもしれない"という書き方を避けていただければ、もう少し理解できると思います。

"AかもしれないけれどもBかもしれない"というのは、どちらとも言える場合だろうと思います。
また、Cybeleさんの日本語の読解力の問題ではなく、ぼくの文章(文才)がダメだからだと自覚しています。
それは、どうしたらいいでしょう。やっぱり、多くの人がわかるように書けないのなら控えるべきと……。(汗)
ぼくの心情といいますか、考え方がこのスレにそぐわないと思うところもありますので、当分の間、ROMします。
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Cybele
投稿日時: 2008-2-3 16:30
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
流行、映画の影響で犬を買うことについて
ディズニーが101匹わんちゃんの映画を製作しましたね。
映画の影響で、アメリカではダルメシアンの需要が急激に増えました。
映画公開後6ケ月後くらいから、保健所、ダルメシアンの単犬種レスキューに持ち込まれる数が急増しました。映画公開前と比べてどれくらいのパーセンテージで増えたでしょうか?残念ながら、正確なデータなど出すことに時間を費やす人はいません。レスキューする側も、誰かがコンピューターにデータを入力して、比べて、etcなどと待つ人は居ません。レスキューに実際に関わった人の言葉で充分なんですね。他にもパグがメディアの影響で安易に人気が出てしまった話も聞きました。(詳細は不明です)日本でもチワワの単犬種レスキューをしている人に聞いたら、CMの影響があったかどうか分かるかも知れません。

4年ほど前にGood Boyという映画が製作されました。メインのキャラクターは7匹の純犬種です。その中にイタリアングレーハウンドが含まれていました。あらすじをどこかから仕入れてきたイタグレの愛好家がメールリストに投稿を始め、公開前からかなりの議論をかもしました。犬種の性格をよく知らずに見た目だけで買わないでほしい、といった意見がほとんどでした。映画に出てきた主人公の男の子が、主役のイタグレをとても気にいり、このイタグレと血統の繋がりのあるパピーを譲り受けました。これにも非難が集中し、メールリストにこのイタグレの出身のブリーダーからの投稿がありました。なぜこの犬種を映画に使われることに同意したのか、という非難のメールが50件以上届いたと言っていました。このブリーダーはアルバータ州の人で、カナダでも名前は知られており、私もショーで会ったことがありますが、野心的な方でした。


=ジャcKさんの投稿の引用=
>無闇にショップやブリーダー批判をすることに気が咎めはじめたことですね。<

ジャckさんは神戸にお住まいのようですから、広島の件で有名になったアークエンジェルスさんを尋ねるか、電話でブリーダーがどういう事をしているのか実際に聞かれることをお勧めします。コンピューターのデータ比べだけではなく、現場の話を聞いたほうが現実がより見えてくると思います。


可哀相な犬達を助けようと思って何かを提案した時、本題とは直接関係のない日本を庇うような発言があったり、ジャckさんのようなあいまいな投稿が続くと、助けたい、なんとかしたい、という気持ちが強ければ強いほど、アクションを起こすことを否定されている(待ったをかけられた)ような印象を抱きます。犬嫌いの人からならまだしも、犬を飼っている人からこういう反応が来ると、よけいに悲観的に感じざるを得ないのです。去年dog-loveさんがこのスレッドを立てられた当初も、何故か否定的なレスが続きました。

犬は流行で買ってはいけないということは、ここに来る方なら誰もが同意することでしょう。
かっこよいと思ったり、流行で犬を買う人が多いか少ないかということを議論する事は重要でしょうか?
最近日本語の読解力が落ちてきたせいか、ジャckさんの投稿は特に3回は繰り返して読んでいます。
"AかもしれないけれどもBかもしれない"という書き方を避けていただければ、もう少し理解できると思います。

編集削除返信
ジャck
投稿日時: 2008-2-3 15:41
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: またまた横レスです
MaxHollyさん、どうもです。

ぼくの主張の要約についてですが、やや違和感を感じるところを言わしてくださいね。
1)「関係ないと思う」は、「然程」とか、「あまり」とか、大きく関係しているようには思えないということです。
  また、相関関係はあるような気もするけど、因果関係は認められなかったということが理由です。
  それもぼくの努力不足だと言われるかもしれませんが……。
2)「個人的に批判すべきではない」というのはよくわかりません。ぼくは根拠を示さず批判することに気が咎めています。
3)このことをdog-loveさんがご存知じないかもしれないと思ったので。
4)これはその通りです。

> でもペットショップで買えなかったら、里子をもらう人が増えてくれるかもしれませんよね。

はい。犬が販売されていない状況で、どうしても犬と暮らしたいのなら里親になると思います。

> 個人的または特定して批判した覚えはありません。批判しているのはそれを許している社会のありかたです。

はい。○○○さんとか、誰か特定して言ったつもりはありません。

> 3)数字については私はノーコメントです。しかし減少傾向にあるということは喜ばしいことですね。

はい。喜ばしいと思います。もっと酷いと思っていましたので、はじめてグラフ化したときは驚きました。
ただ、同時に「なぜ、20年間も一定の割合いで減っているのか?」という疑問が湧いていますが……。

> 4)これは同意しかねます。捨てることはもちろん個人の行為ですよね。でも捨てられた犬が殺処分されることを
> 分かっていながら捨てることは、犬を殺していることと同じだと思います。

そうですね。殺処分されるとわかりながら捨てることは、殺しているのと同じことと言えるでしょうね。
ただ、ぼくは殺す為に捨てているとまでは思いたくないですが。でも仮にママさんがそう思われても理解できます。
ママさんに気付かせてもらえましたので表現を変えなければ……と思いますが、いま直ぐには思い付きません。

ぼくは日本だけでなく、外国(殺処分のない国)でも犬を捨てるという行為があるのは人間の性なんだろうと思います。
他の動物にはみられない人間特有の「際限のない」暴力性と似たレベルで考えた方がいいのかなぁと思いはじめています。

> さっきも書きましたが、ペットショップの生体販売と悪徳ブリーダーがなくなって欲しいというのがなぜ、
> 特定の者を批判していることになるのですか。教えてください。

すみません。宜しければ、「特定の者」という表現は撤回させてください。「ある業種」とか言えばよかったです。
また、ペットショップやブリーダーと業種全体を指さずに、「悪徳な」という限定を付ける方がいいと思いますが、
これもそう判断する者の基準ですので、具体的な行為を指す方がいいかもしれませんね。

ご指摘、ありがとうございました。

追記。3月3日
しばらくROMします。

編集削除返信
MaxHolly
投稿日時: 2008-2-3 14:27
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
またまた横レスです
ジャckさん、ちょっと聞いていいですか?

まずジャckさんの主張の要約ですが、

1)ペットショップでの生体販売があることや流行犬があることと、保健所に連れ込まれる犬の数に関係はないと思う。

2)ネット販売も悪徳ブリーダーも、個人的に批判されるべきではない。

3)飼い犬の数は増え続けているにもかかわらず、日本の犬の殺処分数は最近の20年間で83%も減少した。

4)犬が捨てられることと、捨てられた犬が殺処分されることは別のこと。

それぞれについて私の意見を聞いてくださいね。

1)に関しては、関係があることを数字で証明することはできません。でもペットショップで買えなかったら、里子をもらう人が増えてくれるかもしれませんよね。それと流行犬がなかったら、雑種の仔の貰い手が増えるかもしれませんよね。ですから保健所に連れ込まれる数(供給)は変らなくても、保健所から出てこれる数(需要)は増える可能性が大きいと言いたいのです。

今日こちらのペットショップ(もちろん生体展示販売はない)でアダプションが行われており、ボランティアとしての登録のために(と本心はパピーを見たいのも手伝って)行ってきました。生後10週間のボーダーコリーのが6匹もいました。どれもプリプリとしていてとっても可愛かったです。この仔たちは今日貰い手がつかなくても、そのまま一時預かりのフォスターファミリーのうちに帰って、またはフォスターファミリーからの愛情をいっぱいもらって、犬同士一緒に眠るんですね。でもこの仔達がもしも生体販売のペットショップにいたとしたら、あのケージの中で、店員も全部帰ってしまった暗いショップの中で明日の開店時間まで過ごすのかと想像したらぞっとしました。どちらの環境が仔犬にとっていいかは言わずもがなですよね。また里子にもらう場合(といっても250ドルの寄付をしなければなりませんが)とペットショップで買う場合の、手続きの違いも大事なことです。クレジットカード一枚で買えるのと、里親としての資格と条件が揃っているかを見極めてから譲られるのとでは、全部のケースとは言いませんが、飼い主としての心構えにも差が出てきて当然ではないでしょうか。

2)について、個人的または特定して批判した覚えはありません。批判しているのはそれを許している社会のありかたです。

3)数字については私はノーコメントです。しかし減少傾向にあるということは喜ばしいことですね。

4)これは同意しかねます。捨てることはもちろん個人の行為ですよね。でも捨てられた犬が殺処分されることを分かっていながら捨てることは、犬を殺していることと同じだと思います。違いは自分の手を汚していない、つまり責任の転嫁をしているだけだと思います。

>ぼくが悪影響を認められないからといって現実に全く悪影響がないとは言えませんが、目くじらを立ててまで特定の者を批判するのことには気が咎めるんです。

さっきも書きましたが、ペットショップの生体販売と悪徳ブリーダーがなくなって欲しいというのがなぜ、特定の者を批判していることになるのですか。教えてください。
編集削除返信
ジャck
投稿日時: 2008-2-3 13:08
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 犬税
こんにちは、dog-loveさん。

はじめに、「言葉遊び」と言われましたが、そんなことをしているつもりはありませんよ。
それでも、dog-loveさんがそう感じられるのでしたら、(どう対応すればいいのかわからないので)その部分の引用をして貰えれば助かります。
また、ぼくが犬の放棄や殺処分について、どう思っていて、どう考えているかがうまく伝えられていないようですから、念の為に話させてくださいね。

ぼくも殺処分はなくなるにこしたことはないと思っていますし、そんな話しや動画を見る度に何とも言えない気分になります。はじめてその数を知ったときは驚きました。それ以来、毎年、環境省の資料には目を通していますし、話し合いもしています。
また、犬の放棄については、「そもそも自分が好きで我が家に迎えた犬を、その後の都合で捨てられる」なんて、ぼくにはできません。

そんなことから、dog-loveさんの気持もぼくなりにはわかるつもりでいます。dog-loveさんへの以前のレスでも、
> そんなことから、「今、ペットを飼おうと考えている人がいたら、私はお願いしたいです」という姿勢には非常に好感を持ちましたし、ぼくもそうしたいと思っています。
と、言いましたように、そういう姿勢こそ大切だなぁとあらためて思っているところです。

それに、このL.W.D.に登録したのも悪質な生体展示販売に反対している姿勢に共感したからです。
ただ、その頃と変わってきたのは、無闇にショップやブリーダー批判をすることに気が咎めはじめたことですね。
公衆の面前で他人や業者を批判するには、それなりの理由(根拠)と覚悟がいるとの思いが強くなってきています。

また、犬が捨てられることと、捨てられた犬が殺処分されることは別のことと捉えています。
前者は人間の性(さが)だろうとぼくなりに見当をつけています。後者は(その国の)制度と捉えています。

> ジャckさんは、殺される犬と売られている犬との「数字」が1対1くらいになれば、良いと思われるのですか?

いえいえ。ミックさんへのレスでも言ったんですが、「バランスが良い」も「バランスが悪い」もよくわからないんです。
dog-loveさんが言われるように「犬を欲しい人がい過ぎて犬が足りない・・・」という状況では、犬の殺処分が少なくなるとは思いますが、それを「バランスが良い」と言うのかどうかはわかりません。
また、犬に対しての矛盾した行為の多くは人間の性と捉えていますので、それをどうにかしない限りは犬の転売が拡大するような気もします。

下記は余計なことかも知れないので、気が向いたら目を通してみてくださいね。

dog-loveさんが存知かどうかはわかりませんが、日本の殺処分数はこの20年間で約17%に減少しています。1985年度777,553頭だったのが、2005年度132,238頭になり、約83ポイントの減少です。
日本特有の問題だと指摘されている、ペットショップやネットによる販売件数は増加し、犬の総数も増えているにも関わらず、殺処分数は毎年一定の割合で減り続けています。< 販売件数の増加は犬の供給総数が増えているとは限りません。 

もう一つ、日本特有と指摘されている流行犬種においても、その悪影響はぼくには認められませんでした。「動物のお医者さん」という漫画のヒットが影響したと推測できる「ハスキー犬の流行」も、アイフルのテレビCMによる「チワワ犬の流行」も、確かに「ある犬種の流行」は認められますが、それが原因で殺処分数が増えたとか、減少が止まった、横這いになったということは認められず、毎年、一定の割合で減少してます。グラフでも投稿できればわかりやすいのですが……。
・「動物のお医者さん」は1987年〜1993年にかけて「花とゆめ」(白泉社)に連載。
・アイフルのテレビCMの放送は2002年の8月から2006年4月まで放送。

ぼくが悪影響を認められないからといって現実に全く悪影響がないとは言えませんが、目くじらを立ててまで特定の者ある業種を批判するのことには気が咎めるんです。


───────────────────────────────
勝手ですが、ぼくの考え方がL.W.D.に趣旨にそぐわないと思うところもありますので、当分の間、ROMします。

編集削除返信
dog-love
投稿日時: 2008-2-3 10:57
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 犬税
ジャckさん、こんばんは。
質問です。
ジャckさんとはどうしても、言葉の遊びをしているように思えてしまうのですが、人間ひとそれぞれ、色々な見方がありますよね。
考え方も、ものの言い方も、それぞれ違います。同じ文章などを読んでも、人それぞれ解釈が違うこともあります。
需要と供給うんぬんですが、ジャckさんだけでなく、皆さんに聞きたいです。

保健所では毎日何十頭という犬やネコが殺処分されていますよね。
子犬も成犬も、雑種もハスキーも、以前に「流行った」レトリバーも。
こんなにたくさんの「いらなくなった」というレッテルをはられて、まるでゴミのように処分される犬たちがいるのに、何故、わざわざペットショップで動物を買わなければだめなのですか?
そこで売られる動物がいる、ということは、作る人もいるわけですよね。
でも、今日本には溢れるように、どんな種類の犬やネコも保健所にいるではないですか。
個人の団体で、捨て犬や捨て猫を拾って里親を探している人たちの分もいれればもっとでしょう。
そこはおかしいとは思いませんか?
もし殺処分がゼロになったら・・・・?
ゼロにするのに、あと何年かかるのでしょう。
でも、ゼロになったらすばらしいと思います。
犬を欲しい人がい過ぎて犬が足りない・・・
いつかそんな日が来て欲しいです。
バランス?
ジャckさんは、殺される犬と売られている犬との「数字」が1対1くらいになれば、良いと思われるのですか?
編集削除返信
ジャck
投稿日時: 2008-2-3 4:28
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 里親になりましょうよ!
MaxHollyさん、どうもです。

> 保健所に入ってくる犬を「供給」とし、出て行ける犬、つまり新しい飼い主が見つかる犬を「需要」と見てみると、明らかにバランスが取れていないことが分かりますよね。

なるほど。そういう「需要と供給」のバランスは思いもしませんでした。

> 私はdog-loveさんへのレスとして11月11日に下記のように書いています。

ぼくも(気分的には)安易に買った人が安易に捨てるような気がしたり、ブームで買った人はブームが去ったら捨てるかもしれないとも思っていましたが、他のところで流行犬種ブームの時期とその時期の殺処分数を比較してみたように、ぼくにはその根拠と言えるものが見当たりませんでした。
だからと言って、流行犬種を肯定しているのではありませんよ。ぼくには否定する理由が見当たらないなぁと思っているだけです。

> 高いお金を出して犬を買う人がいるから、ペットショップでの生体展示販売や悪徳ブリーダーがなくならないのです。

確かに「悪徳」と言えるショップやブリーダーは規制すべきだと思っています。

> ペットショップで流行の犬を買うほうが、保健所から雑種の犬をもらうよりもカッコいいと考える人たちのなんと多いことか。

前に読んだときも思ったんですが、「カッコいい」と思っている人がそんなに多いのですか。
流行犬種の類は、流行の度合いに応じて頻繁に目にするようになるので、その分、その犬の良さが気にとまり易いのかと思ってました。いや、「良さが気にとまり易い」というより、「良く見えてくる」と言った方がいいかもしれませんね。

> まず供給のほうを見てみると、(ry

ママさんが言われるように「供給」される理由は、いくつも考えらると思いますし、里子として引き取とる理由も、「供給」と同じように、いくつも考えられる気もします。
また、「ほとんどの人がパピーから、そして始めてのオーナーになりたいのです」と言われるように、ぼくもそのケースは少なくないだろうと思えます。< 勿論、ぼくの憶測ですが……。

> ジャckさんの質問の答えになったかどうか分かりませんが、どうでしょうか。

はい。ママさんの「需要と供給」で言えば、動物管理センターなどで殺処分されることだけをみても過供給だと言えると思います。レスありがとうございました。
編集削除返信
MaxHolly
投稿日時: 2008-2-3 2:20
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 里親になりましょうよ!
ジャckさん、おはようございます。
昨日は「ジャckさんの突っ込み」がなくてよかったと思ったら、思わぬところからのパンチが飛んできましたね。(笑)

>ミックさんは「一因がある」と言われていますが、MaxHollyさんが「大きな問題です」とまで断言される理由はなんですか?

このスレッド、つまり「日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?」の問題についての私の考えです。そして保健所で殺処分される動物を減らすにはこれしかないと思っています。

私はdog-loveさんへのレスとして11月11日に下記のように書いています。

>まず、なぜそれほどまでに多数の犬が殺処分されてしまうのかは、一言でいうと需要と供給のアンバランスだと思います。つまり、捨てられる犬が極端に多くて、もらわれる犬が極端に少ないからです。このバランスを是正しない限りこの問題は解決しないと思います。

保健所に入ってくる犬を「供給」とし、出て行ける犬、つまり新しい飼い主が見つかる犬を「需要」と見てみると、明らかにバランスが取れていないことが分かりますよね。更にその原因として次のように書きました。

>そ れではなぜ犬達が捨てられるのか ― その理由は様々でしょうが、その代表的な例としては犬を飼う資格のない人間が犬を飼って(買って)しまうからだと思 います。ペットショップでの衝動買い、流行の犬を欲しがるブランド志向、また犬の不妊手術が徹底していないことやバックヤードブリーダーによる安易な繁殖 などもあげられます。高いお金を出して犬を買う人がいるから、ペットショップでの生体展示販売や悪徳ブリーダーがなくならないのです。

>皮 肉なことにこれらはまた、保健所や里親会などから里子に出される犬の数を減らしている原因でもあります。ペットショップで流行の犬を買うほうが、保健所か ら雑種の犬をもらうよりもカッコいいと考える人たちのなんと多いことか。ここまでくると価値観の相違としか言いようがありませんが、残念ながらこれが日本 の犬の殺処分の現状だと思います。

まず供給のほうを見てみると、

1)犬を飼うことの心構えがしっかりできていないのに飼って(または買って)しまったため、あるいはその心構えはあったのだが犬を思うように躾けられなくて、こんなはずじゃなかったという理由から放棄する場合

2)犬の管理が悪くて(放し飼いにしたり、マイクロチップやタグなどの不備)迷い犬として持ち込まれる場合

3)去勢・避妊手術を施さなかったために仔犬が生まれてしまい、飼い切れなくなる場合

4)病気や怪我、離婚、転勤、引越しなどの理由で犬を飼いつづけることができなくなる場合

ざっと考えてもこれだけあります。それでは需要のほうはどうかというと、

1)里子として引き取られる場合

これしかないような気がするのです。犬を飼いたい人はたくさんいるのに、里親になる人はわずかです。ほとんどの人がパピーから、そして始めてのオーナーになりたいのです。

私個人の考えですが、これから先あと何匹の犬と一緒に暮らしていけるか分かりませんが、うちに来る犬はシェルターからの犬しか考えられません。別に偽善者ぶっているわけではありませんよ。ただ自分の価値観からと、幸せだったとは考えにくい過去のある犬を引き取ってできる限りの愛情と世話を与えてあげることで犬が変っていく姿を見るのが嬉しくてしかたがないんです。

ジャckさんの質問の答えになったかどうか分かりませんが、どうでしょうか。
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ジャck
投稿日時: 2008-2-2 22:06
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 里親になりましょうよ!
MaxHollyさん、こんばんは。

> ミックさんも書かれているように、需要と供給のバランスは大きな問題です。

ミックさんは「一因がある」と言われていますが、MaxHollyさんが「大きな問題です」とまで断言される理由はなんですか?ぼくも「一因はあるだろうなぁ」と思いますが、あくまでも憶測(気分)でして断言できる理由が見つかりませんので、よろしければヒントでもお願いします。
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投稿者 スレッド
ジャck
投稿日時: 2008-2-2 22:05
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 犬税
ミックさん、こんばんは。

> まさに この需要と供給のバランスが悪いのが一因であるのは間違いないと私も思っています。

ぼくも誰かから「需要と供給のバランスが悪いからだ」と言われれば、「そうかも……」と思うんですが、時間が経つと、「それじゃ、適正なバランスとは?」となって、その先が想像できないんです。犬の放棄や殺処分がゼロになったとき、適正な、バランスがとれている状態ということなんでしょうか。「ホースの中の水」が否定的な根拠になるのでしたらでしたら、ネット販売は肯定されるのでしょうか。

また、現状のようなバランスが悪いのは、過剰な供給が原因だとお考えですか。それとも、過剰に供給されるのは、それを促すようなものが需要側にあるんでしょうか。例えば、供給側が(需要側の)潜在的な需要を見越しているとか……。

それでも、やっぱり味気ない話しになるのはよくないですかね。(^^ゞ

───────────────────────────────
追記。3月3日
質問しておいて大変失礼なことなんですが、お応えは遠慮させてください。しばらくROMします。<(__)>
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MaxHolly
投稿日時: 2008-2-1 12:56
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
里親になりましょうよ!
皆さん、こんばんわ。

私はCybeleさんとは反対に日本人としての誇りを持って海外で暮らしている一人です。日本や日本人のいいことろも沢山あります。そしてよくないと思うところは遠慮せずに指摘していきたいと思っています。 

ですから、このフォーラムなどを通して日本の犬の置かれている現状の向上に少しでも影響を及ぼすことができればと期待しています。日本と欧米では犬飼いの歴史が違うため簡単に比較はできませんが、日本の犬もコンパニオンとしての立場で飼われることが多くなった今日では、海外でよく機能している点は見習うべきだと思っています。少なくても選択肢として考慮に入れるべきではないでしょうか。

海が好きさんのコメントにはかなり驚きました。日本と一口に言っても、地域差や個人差がそんなにあるんですね。もちろんこのサイトに来られる方々はこと犬との暮らしに関してはトップレベルの意識をもたれている方々だと思います。一般の人々の意識の改革には、様々な場面で影響を及ぼす行動や言動が必要だと思います。実際に愛護活動をされている方々や、Cybeleさんのお話にあった田島一成議員のような政治家、報道関係の方々、犬関係のフォーラムでも大いに話題にすべきではないでしょうか。黙っていたら何も変りません。すべては「現実を知る」ところから始まります。ですから、海が好きさんがきれい事でなく、現状を語ってくださったことや、すみさんの愛護センターの話も感謝しています。 

ミックさんも書かれているように、需要と供給のバランスは大きな問題です。だから、今日の記事にもあるように避妊手術は必要なのです。そして去勢・不妊に関してはアメリカは日本よりもずっと普及しています。(ジャckさん、なのに殺処分数が多いのはなぜ?っていう突っ込みは勘弁してくださいね!)飼い主の間ではごく当たり前のこととして考えられています。もちろん月齢の満たないはパピーでないかぎり里子は皆手術を受けています。

それと私も生体の展示販売、インターネットの通販、オークションには反対です。心情的な理由とは別に、究極的に不幸な犬を減らす方向には決して進まないからです。Dog-loveさんのおっしゃるとおり、「シェルターにこんなに沢山の犬達がいるのに、なぜ?」という素朴な疑問があります。どなたか教えてください。なぜ、シェルターの犬ではダメなのでしょうか?アメリカの里仔犬探しのサイト、www.petfinder.com には常時全国で十数万頭の里仔候補がいます。犬種別に分かれており、なおかつ郵便番号を入力することで近いところにいる犬を探すことができます。このサイトと連結されているシェルターの数はなんと11793もあるのです。ちなみに私の大好きなボーダーコリー(のMixを含む)をうちの郵便番号97008を入力して見てみると、なんと4600匹もいるではありませんか!これにはボーダーコリーのレスキューサイトは連結されていないようですので、いざもう一匹と思ったら、少なくても100匹近くの仔達の中から選べるのです。もちろんパピーだっていますよ。

Living-with-dogsのパートナーサイトに、いつでも里親募集中というのがありますよね。みんなとてもいい仔達です。もし今から犬を買いたいと思っているかたは、ちょっと覗いてみてくださいね。
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ミック
投稿日時: 2008-1-31 23:21
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
Re: 犬税
dog-love さん はじめまして

私も 日本でのメディアの取り上げ方には問題が多いと感じています。
あまりにも目に余るような場合には その都度個人的に抗議をしています。

私は「生体の展示販売、インターネットの通販、オークション」に対して否定的な意見を持っています。
「ペットショップ(生体の展示販売)=殺処分が多い」と言うことを立証することは難しいでしょうが 流通経路が長くなるほどに総数は増えます。例えればホースの中の水です(この事に関してもう少し書こうと思いましたが 何とも味気ない話になりそうなのでやめにしました)dog-love さんが おっしゃるように

>毎日毎日何十頭という犬やネコが殺処分されるのに対し、ペットショップでは同じくらいの数の犬やネコが売買されている。
これについて、おかしいとは思われませんか?

まさに この需要と供給のバランスが悪いのが一因であるのは間違いないと私も思っています。
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海が好き
投稿日時: 2008-1-31 19:25
Not too shy to talk
登録日: 2007-3-4
居住地:
投稿: 22
Re: 犬税
返信、有難うございます。
なんだかケンカを売られたように感じられたようで申し訳なかったですが、私は、基本的にはdog-loveさんとそう違わない立場だと思います。もちろん、犬税ですべてが解決すると考えるほどおめでたい人間でもありません。殺処分はぜひともなんとかしなければと思いますし、そのために有効と思われることは国の如何を問わず学ぶべきだと思います。

ただ、そういうことを実現するためには、「犬や猫との共生に関して、それほど深い関心を持たない大多数の人」を説得しなくてはいけませんよね。行政のあり方を変えるにせよ、メディアや業界の規制をするにせよ。「日本は」「海外は」というのを前面に押し出すことは、そうした大多数の人たちを説得するのに、あまり有益とは言えないと思います。特に、具体的なシステムではなく、意識や価値観に関しては。そうした議論の展開をする限り、おそらくは「そうだね。日本は遅れているね。その内変わるといいね」で終わってしまう人が大半。中には「言いたいことはわかるけど、日本を見下しているみたいで不愉快だ」といった反感を持つ人もいることでしょう。

こんなことを書くのは、私自身が、かつてささやかな市民運動に携わったことがあるからです。動物関係ではありませんが、やはり、欧米と日本との大きなギャップがある問題でしたが、海外との比較を持ち出すには、きちんとデーターを集め、よほど慎重に話を組み立てないと、聞く人の理解を得られませんでした。

>ネコの方が深刻・・・とありますが、私は、殺処分があるかぎり、犬の場合もネコの場合も深刻であると思います。
>それは数がへっているから、とか何頭だから、いい、悪いの問題ではないと思います

それでも、一方については「数が減っている」という事実はきちんと解析すべきではないでしょうか?
そこにも殺処分を減らすための糸口はあるはずなのですから。

ちなみに私自身は日本の田舎の犬飼いです。どんな地域かといえば、避妊去勢どころかフィラリア予防すら知らない飼い主が山ほどいる地域です。子犬や子猫が生まれれば、段ボールに入れて近所の公園に捨てるのが当たり前。善意の犬猫好きが東奔西走して、どうにか里親が見つかればラッキー(私自身も何度か関わって大変な思いをしました)、子猫の場合は大半が拾われる前にカラスの餌食になってしまう..そんな地域です。だからといって、子犬や子猫を捨てる飼い主が、自分の飼い犬に愛情がないわけではありません。「昔から」やっているとおりのことを続けているだけなのです。こうした人たちに、いきなり「海外では」と話しかけても、「へぇ、いろんな国があるねぇ」で終わってしまうことでしょう。

dog-loveさんの真剣な思いを否定するつもりは毛頭ありません。でも、実際に殺処分を減らすためには、雑誌やテレビCMに踊る人たち以上に、こうした昔ながらの飼い主の行動を変えることが必要だと思います(おそらくは後者の方が圧倒的に多いでしょうから)。私自身も、どのようにすればいいのかはっきりとは見えていない中で、皆様の意見を読ませていただいてきました。またしばらくはロムさせていただきます。
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Cybele
投稿日時: 2008-1-31 15:06
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
Re: 犬税
すみさん。
アニマルポリスを誕生させよう、と呼びかけているサイトに、愛護関係で協力してくださった議員さんの写真と名前が載っていました。テレビの国会質疑で、田島一成議員が環境大臣に、広島ドッグパークの犬達の状況を動物虐待と思うかと、悲惨な現状の写真を提示しながら聞いていました。虐待かそうでないか即答をさけるようなあいまいな環境大臣の返答にも負けず、再度質問を繰り返すと、今度は別の政治家が出てきて、この人もあいまいな返答を繰り返すばかりでしたが、こういう声が届く事も大事な一歩だと思いました。
田島議員は確か民主党と記憶していますが、よほどの民主党嫌いでない方であれば、サポートをお願いするのも良い事だと思います。


dog-loveさん。

>他の国で、現に殺処分をしなくてもやっていけている国があるのなら、どこがちがうのか、どういったシステ>ムだからそれが可能なのか、それを「比べる」のは当たり前ではないでしょうか。
>それとも、日本は日本、変えられなければしょうがない、それが日本だから、とみなさんはお思いですか?


私はカナダに住むようになってから、日本人というよりもアジア人だということを意識するようになりました。
日本人としての誇りは持っていないです(笑)。日本の悪い点を指摘されても、傷ついたり、他の国を持ち出して擁護しようと思わないのはそのせいかも知れません。日本人として誇りを持つことが、犬達の生活向上に繋がるなら見直さなければならないと思いますが、日本の愛護を語る場合、大抵はネット界の掲示板が荒れるメインの理由のような気がします。殺処分をしなくてもやって行けて、他の国からも放棄犬を受け入れてやって行けるのはどうしてなのか知りたいです。"仕方ない"では済ませられないし、済ませては犬達に申し訳ないですよね。

犬税の使い道は犬のためにだけと、きちんと限定されているのでしょうか?飼い主の中でも反対の意見がある、というのはどういう点からですか?2匹目から税額が増える、ということは、多頭飼いを難しくしている(=レスキュー犬を引き取る人が減る?)のでは、とも思うのですが。

今写真見ました。ダルメシアン飼われているのですか?
可愛いですよね!!
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dog-love
投稿日時: 2008-1-31 1:02
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 犬税
ご意見興味深く拝見しました。
いつも思うことですが、「日本は」とか「海外は」という書き方をすると、こちらが優越感を優越感を持っているとでもとられるのでしょうか、こちらが思っていることを十分に理解していただけない場合があります。
何度も書きましたが、私は海外の方がすばらしいとも、日本は遅れている、とも言っていません。
でも、日本において、犬猫が殺処分されているのは事実です。それは、アメリカでも行われていようが、どこか他の国でも行われていようが、私はそれは人間の無責任な行為だと思います。そして、それが現実に今日本で行われていることを私は日本人として恥だと思います。日本は先進国として、いまやG8にも入る国です。いろいろな種類の犬やネコが販売目的で大量生産され、ブームが過ぎると捨てられる、これは私たち人間の責任です。日本で犬の心臓手術が進んでいるのはすばらしいことです。でも、だから殺処分が行われていることは、許せることですか?
『欧米人はそこまで犬にしようとは思わない・・・・』
日本人すべてのひとの動物観がみな一まとめにできないように、すべての欧米人がそうだとはかぎりませんよね?
私の周りの欧米人でも、犬もネコも家族のように病気になれば自分たちの物を売ってまで手術代を出す人もいれば、おっしゃるように、そこまではできない、という人も見てきました。
では、日本人の飼い主なら、すべての人が犬猫に必要な手術を受けさせていますか?避妊手術すら高いから、という理由で行わず、病気になったら保健所に連れて行く人が多いから、保健所に犬やネコが溢れているのではないですか?
技術が進むのはすばらしいことです。でも、だからといって、日本での犬やネコの地位が高いとか、低くないとかはいえないと思います。
日本にも、欧米にも色々な考えの人がいます。地域によって扱われ方が違うのは、どこでもおなじではないですか?
日本で犬やネコに対する接し方が違う、そのご意見には同感です。
しかし、傾向として、私はあえて、「日本では」という言い方をします。
日本では近年「癒し系」とか「アパートでも飼える」とかいったキャッチフレーズで、TVなどのメディアにて紹介されたりすると、その種類が大人気になったりしますよね。
ドイツでは、いままでそういった可愛い今人気のワンちゃん、などといった持ち上げ番組は見たことがありません。
ペットショップに行っても、ねずみなどしか買えません。
対して、日本では、TVや新聞などで、保健所が「里親募集中の今週のワンちゃんネコちゃん」などと記事をだしていたり番組を組んだりしているのは見かけたことがありません。
毎日毎日何十頭という犬やネコが殺処分されるのに対し、ペットショップでは同じくらいの数の犬やネコが売買されている。
これについて、おかしいとは思われませんか?
私は、貴重な犬種を守ろうと、繁殖活動をされている方たちのことはすばらしいと思います。そして続けて行われていくべきだとも思います。
しかし、現在の日本人が飼える分だけの犬やネコを販売するなら販売するべきだと思います。そのバランスが保たれるのなら、そして、保健所でいらない「物」として殺処分される数が無くなれば、ペットショップの存在も認められてもいいと思います。
わたしが、ブリーダーやショップでの販売を禁止すべき、と書いたのは、今現在、保健所で毎年何十万頭と処分されているにもかかわらず、ペットとしてショップで溢れるように犬やネコが販売されているからです。
殺処分が日本だけの問題ではないのは事実です。
でも、私は「日本人として」日本の現在の問題を直視したいのです。
外国で行っているところがあるから、許されるとは思いません。
犬税は、こちらでも愛犬家の間ではよく疑問視されています。
賛成のひともいれば、反対の人もいます。
犬税があっても、犬を捨てる人もたくさんいます。
犬税を日本に導入すればすべて変わる、とも思いません。
少なくとも、衝動買いを少しは防ぐことになるかもしれないとは思います。
でも、他の国で、現に殺処分をしなくてもやっていけている国があるのなら、どこがちがうのか、どういったシステムだからそれが可能なのか、それを「比べる」のは当たり前ではないでしょうか。
それとも、日本は日本、変えられなければしょうがない、それが日本だから、とみなさんはお思いですか?

ネコの方が深刻・・・とありますが、私は、殺処分があるかぎり、犬の場合もネコの場合も深刻であると思います。
それは数がへっているから、とか何頭だから、いい、悪いの問題ではないと思います。
その数がゼロにならないと意味は無いと思います。
ただ、このサイトがLiving with dogs とあるので、犬についてより多くの意見が交換されるのではないでしょうか。

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海が好き
投稿日時: 2008-1-28 18:12
Not too shy to talk
登録日: 2007-3-4
居住地:
投稿: 22
犬税
皆様のご意見、興味深く読んでいます。

 既にご指摘がありますが、犬や猫の殺処分は日本だけの問題ではないと思いますし、日本が特別に犬や猫の地位が低いのだとも私には思えません。例えば、犬の心臓手術は日本が先進国だそうですが、ある獣医さんによると「欧米人は動物にそこまでしようとは考えない」のだそうです。「地位が低い」「遅れている」というよりも、「付き合い方が違う」と考えた方がよいのではないでしょうか?

 加えて、「日本は」と一言でいえるほど、日本人の犬猫観が均一であるわけでもありません。地域により、世代により、個人により、全く付き合い方が違います。そこをないがしろにしては、何の解決もないと思います。
(例えば、私はdog-loveさんとは違って、犬の繁殖業を禁止すべきだとは思いません。一定の規制は必要でしょうけれど。犬種保存に真剣に取り組んでいるブリーダーさんの努力には素晴らしいものがあると思っています)

 欧米を参考にするとしたら、ドイツのように犬税を導入するのは検討に値すると思います。気軽に犬を飼い始めるにはちょっと立ち止まって考えてしまうような税額を設定できれば、少なくともいわゆる衝動買いは減らせることでしょう。加えて、徴収した税金を避妊去勢の助成に充てることができれば、さらに殺処分数を減らせるだろうと思います。

個人的には、犬より猫の方が深刻な状態のような気がするのですが...
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dog-love
投稿日時: 2008-1-27 4:50
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 国籍を超えた助け合い
はじめまして。
返信ありがとうございました。
興味深く拝見しました。
この問題を投げかけて、たくさんの方が興味を持っているんだと、嬉しく思いました。

動物愛護センターですが、私のいい間違いでしたね。
そうですよね。日本では、愛護センターも、保健所と同じ、
動物が殺処分されるところですよね。
私が、日本にもがんばって活動している人たちがいる、と書いたのは、個人やプライベートで活動していらっしゃる団体のことをいいたかったのですが・・・・
上手く言葉が出てきませんでした。
色々な名前があるのでしょうが、里親をさがしたり、保健所から引き取って、譲渡をされている人たちのことです。
こちらでも、保健所だけではなく、かなり個人的に利益目的なしに、犬のために活動している団体が多いみたいです。
やはり、日本で保健所での殺処分を目指すとしたら、私も、まだまだ人々の関心が足らないと思います。
ドイツや他の国で保健所での保護が可能なのは、国からの補助がそれだけあるということなのでしょう。
もっと詳しく調べてみたいと思っています。
でも、それだけではなく、町のいろいろなところ、ペットフード店や、スーパーなどでも、ドッグフードや、リードなどの寄付を募るBOXが見られます。
今まであちこちのセンターに電話したり、各HPで見ますと、常時犬ですと平均50頭ほど保護しているようです。
センターなどで働いていなくても、預かり場所として自宅を提供してヘルプしている人も多いみたいですが。
でも、もし日本で保健所での殺処分のみを廃止しても、保健所に犬を持ち込む人は減らないと思います。
一般家庭で飼われている犬の数と、捨てられる数、そしてペットショップで犬が売られ、買われていく数、そのすべてのバランスを整えていかないとだめなのではないでしょうか。
犬が毎日ごみのように捨てられている一方で、ペットショップでは毎日高い値段をつけられた犬たちがたくさん売られていく。
ブリーダーから直接買う人も多いでしょう。
現在日本では、作られる犬の数が、人が責任を持って飼える数を
超えているのだと思います。
もし私が今日本の法律を変えられるなら、この先保健所やセンター、個人の団体などで引き取ってくれる人を待っている犬や猫たちがすべてもらわれて行くまで、新しく子犬を増やす商売も、販売する商売も禁止したいです。
保健所で、毎日処分されている犬や猫などが種類、年齢を問わずあんなにいるのに、何故更に他のルートでペットが売り買いされなければならないのでしょう。
日本での犬や猫の地位はまだまだとても低いのだと思います。

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すみ
投稿日時: 2008-1-23 17:15
Just popping in
登録日: 2005-7-29
居住地: 千葉
投稿: 18
Re: 国籍を超えた助け合い
いろいろ、ぐるぐる考えてると「もーう!私が総理大臣になっちゃるっ。そうすりゃ明日から処分ゼロ!」と思ってしまいます。
でも、そんなことはあり得ないので、国のシステムを変えるのは本当に小さな声を地道に訴えて行くことが大切です。
政治家の方でも動物愛護に熱心な方がいて、国会で殺処分について訴えてる議員がいました。そういう人がいるのだから、頑張れば変わることもあるでしょう。

それから、ペットショップについてですが、確かにジャckさんのおっしゃるとおり、ペットショップでの販売=殺処分増と、直接ではないかもしれません。
ですが、いずれにしても安易に買える現状には問題があると思います。安易に買えなくなれば、結果的にペットの総数が減り、処分も減るでしょう。それは改善ではない?気もしますが、今のように誰も彼もがペットを飼う事が、良いこととも思えません。分母が減っても良いのでは?

ただ、基本的にはペットショップでの生体販売には反対ですが、最近マイクロチップを装着してから引き渡しというショップが出てきました。それは良い傾向では?と思います。異物を体に入れることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、チップが入っていれば、迷子になった場合戻れる可能性がすごく高くなります。
勿論、飼い主が持ち込んだ場合は処分されますけど。

小野千穂さんのドッグエッセイにもありましたが、「今日のわんこ」じゃなくて「今日の里親募集」があればいいのに、と心から思います。「今日のわんこ」はほのぼのしてて、決して嫌いな番組ではありません。でも、同じように、毎日ほんの数分で良いから、里親募集番組をしてくれたらと思います。マスコミの力はやっぱり大きいです。「崖っぷち犬」の里親に立候補した人達が、良い飼い主になるかは何とも言えませんが、マスコミの力とかわいそうなワンコが大衆の心を動かしたことは事実です。

Cybeleさんのお話もとっても興味深いです。日本にいて、普通に暮らしているとなかなか海外の事情はわかりません。ネットが発達して、いろんな情報があふれていても、私の場合英語はダメだし、なかなか知る機会がありません。
スペインから他国に引き取られる犬たちがいるのは驚きです。とすると、日本から海外に送るのもあり得る話なのかもしれませんね。

全然話がまとまっておらず、なんの意見にもなっていませんが、「これ」という決定的な特効薬はないけれど、こつこつと、今自分に出来ることをやっていこうと思います。

最後に、前の方でちわわんさんが、「ごめんなさい」とおっしゃってたのに、お返事をしてなくてスミマセン。全然、ごめんなさいじゃないので。みんな知らないことばかりです。

あと、dog-loveさん、単語だけの話ですが「愛護センター」は日本では「殺処分所」です。いえ、勿論、しつけ教室や譲渡会など本当の愛護もしていますが、頑張っていますが、「保健所」から「愛護センター」に送られ愛護センターで殺処分です。
県によって違うでしょうか?千葉はそうです。センターの職員も処分なんてしたくないでしょうから、そのネーミングについて云々するつもりはありませんが。

長文の上、まとまりがなくてスミマセン。

編集削除返信
ジャck
投稿日時: 2008-1-23 17:15
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: MaxHollyさんへのレスです。
MaxHollyのママさん、どうもです。

このレスも立派に長文(笑)になっちゃいましたので、適当に読み飛ばしちゃってくださいね。
インデントしていない部分だけで充分だと思います。インデント部分は言い訳とか、諄い説明なので……。

> 私は、これを読んで、「なんか変だな」と感じました。数字のマジックにかかってしまったような気がしました。
> 処分数を比較するのなら対人口ではなく、対ペット数でなければならないのでは?と思い調べてみました。

スミマセン。仰る通りですね。orz わざわざ調べていただいて、ありがとうございました。
     はじめ、アメリカはショップが無いと聞いているので、殺処分や放棄犬の数は数段に少ないと
     想像していましたが、いったい、どれぐらい少ないのかということは見当がつきませんでした。
     そこでネットでデータを探していたところアメリカ在住日本人獣医師である西山ゆうこ獣医の
     記事に辿り着いたんです。ぼくの予想に反していたので驚きました。
     ですから俄には信じられずその記事を疑いもしましたし、他も当たってみるとPETAの記事も
     同じ内容でした。因みにアメリカも約15年で安楽死は25%までに激減しているようですよ。
     そんなことから、間違ったのかも知れません。……と、今更、言っても仕方がないですね。

今回、ママさんが調べてくださった7480万頭というデータから探し直し、日本のデータと照らしてみますね。
ショップによる影響を量る一つの目安になることを期待しながら……。
     念の為ですが、ぼくが犬をショップから迎えたことで、ショップを擁護しようなんてつもりは
     ありませんよ。L.W.D.に登録した頃は生体展示販売に反対していましたし、いまもショップの
     悪影響が明らかになれば積極的に反対します。ただ、この数年、心情などだけで他者を批判する
     ことへの躊躇いが強くなってきています。

> 犬や猫と他の動物の愛護に関しては、決定的な一線があると私は思っています。なぜなら、犬や猫は人間がペットと
> して作ってきた動物だからです。
> その繁殖には人間の手が少なからず携わっています。繁殖を防ぐのは、人間のコントロールによってのみです。
> ですから、そのようにして殖えている(殖やしてしまっている)ペットの殺処分は人間の罪だと思います。

確かに鯨の養殖はないとは思いますが、ママさんもご存知のよう牛や豚なども人間が作っていますよね。
     最近、イスラエルで毛(羽)が一切生えないニワトリが開発されましたが、これこそ人間の都合で
     作られた動物の典型だなぁと思いました。
ママさんが犬や猫は人間がペットとして作ってきた動物だから、殺処分は人間の罪だとお考えなのはわかります。
     この「ペットとして」というところは重要な点ですか?これが抜けたり、替わると結論も違うので
     しょうか? 例えば、「食料として」なら、人間が殺すのは問題ないとか……。
     ぼくはいずれであっても同じことだろうと思っています。
また、鯨やディンゴやカンガルーにも話しが及んだのは、人間が何か特定の動物を選択し愛護することの
思想の根っこは、対象がどんな動物であれ、同じことと考えています。
     また、その対象は動物に限らず、いかなるモノであろうと似たようなもんだろうと思います。
     いまのところ、例外的なのは人間だけのようですから……。

> 法律が変ったり、新しいシステムができるには、住民の声がなければ実現しないのではと思うのですが(ry

勿論、その通りだと思います。日本人の立場で言えば、その身近な手段は選挙だろうとも……。
     現在のネット掲示板のように犬を放棄する飼い主などを批判してしまうのもある程度は仕方ないと
     思いますが、それよりも「犬の殺処分はダメだ」という価値観を、一人でも多くの(一般の)人々に
     共有して貰おうとする努力が大切だと思っています。それには何らかの根拠が要るでしょうし、
     根拠が見当たらないなら多くの人に同情してもらうようにするぐらいしか思い付きません。
     ※「同情」という表現が不適切なようでしたら、適当な言葉に置き換えてください。

現在のネット掲示板でよくみかけるような、放棄する飼い主を「犬を飼う資格がない」などと非難する態度では
難しいと思っています。
     日本の70年代の動物愛護の普及活動の轍を踏まないようにするには、「我々が正しい」という態度では
     叶わないんだろうなぁと、ぼくには思えて仕方がないんですね。

ぼくの意見は単純です。まず、皆で一緒に現状を把握しようということです。
     犬好きが多い犬の掲示板ではあまり表面化はしませんが、心情だけで批判することは戦術としても
     拙いと思っていますし、現状を正しく知らないと説得力がヌルいんじゃないかと思えるんです。
現状では大義名文はこちらにあるとは決定していないと、頭の片隅にでも自覚していようということです。
     たまに「私たちが正義」というような場面も見掛けますし、先日も某掲示板で「上から目線ですね」と
     投稿がありましたが、他の投稿者の方々は「上から目線」を自覚されていないようでした。
     ぼくには、賢者が愚かな者を諭しているかのように見えることもあるんですけどね。
念の為ですが、上記は個人的な意見で、これこそが正しいとか、皆さんに押し付けるなんて毛頭ありません。
また、殺処分をいま以上に肯定しようなんてバカげたことも考えていませんよ。^_^
投稿者 スレッド
ジャck
投稿日時: 2008-1-23 16:50
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 二重投稿になったので……。
ミスって二重投稿になってしまいましたが削除できないので、ぼくの投稿を大雑把に話させてください。
ぼくは、ネット掲示板(公衆の面前)などで、他者を批判するにはそれなりの根拠がいるだろう、ということと、
ぼくら犬好きたちの価値観は、まだまだ一般の人々にまでは共有されていないのではないか、ということです。

多分、「犬を殺すな」ということなら誰もが賛成してくれるでしょうが、その為に皆の税金を投入するとなると
話しが違ってきそうな気がしてしまいます。(^^ゞ

すみさん、どうもです。

> 毎日ほんの数分で良いから、里親募集番組をしてくれたらと思います。マスコミの力はやっぱり大きいです。
そうですね。多くの人が里親募集があることを知るだけでも大きいと思います。福井県のケースも良い例だと
思います。
■捨て犬の引き取り急増 慈善活動が奏功、殺処分減少
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080119/CK2008011902080498.html

>「崖っぷち犬」の里親に立候補した人達が、良い飼い主になるかは何とも言えませんが(ry

関西では夕方のニュースなどで追報道されていますが、リンリン(崖っぷち犬)の飼い主さんは優しそうな人で
ぼくには良い飼い主に思えましたよ。既にリンリンは「お座り」なんかもキチンと出来たりします。
また、リンリンの姉妹犬も、里親になった人に幸(ゆき)と名付けられてのんびりと暮らしているそうです。
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MaxHolly
投稿日時: 2008-1-23 13:17
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
dog-loveさんへのレスだったなのに、ヨコからすみません。
ジャckさん、こんばんわ。
長文、全部読んでしまいました(笑)。

>アメリカを例に示したのは、日本の愛犬家たちの間では、「アメリカはペットショップが無いに等しい国」と広く認知されているからです。また、日頃、日本の愛犬家で、「アメリカの方が殺処分数が少ないと思っている人」が少なくないと感じていますが、それでもペットショップの存在と殺処分との関係性が話しのキモのつもりです。

比較の困ったところは、無意識であっても比較した人の意識が反映してしまうことです。以前ジャckさんの書かれたコメントには、アメリカの殺処分数は日本の10倍弱、人口は2倍強しかいないのに。だからペットショップと殺処分数は関係ないということが言いたかったのですよね。

私は、これを読んで、「なんか変だな」と感じました。数字のマジックにかかってしまったような気がしました。もしも殺処分数を比較するのなら対人口ではなく、対ペット数でなければならないのでは?と思い調べてみました。以下はThe Humane Society of the United StatesのHPからの抜粋です。2007年にペット関連商品製造組合が実施したアンケートの結果にもとづく数字として、(ですからこの数字もその組合に都合のよいようにできている可能性も否定できません)

• アメリカで飼われている犬の数は7480万匹
• 39%の家庭で少なくても1匹の犬を飼っている
• アメリカの飼い犬のうち10%はシェルターからアダプトされた犬である
• 75%の飼い犬が去勢・不妊手術済

資料が手元にないためこれらの数字の日本のそれとの比較はできませんが、アメリカの人口を約3億人とすると4人に一人の割合で犬をペットとして飼っており、約4割の家庭に犬が飼われていることになり、10匹に1匹はシェルターからの犬で、4匹に3匹が不妊手術を施されていることが分かります。

7480万匹の飼い犬に対して300万匹の殺処分はやはり多いに変りはありませんが、日本全国の飼い犬の数はおそらくこの半分にも満たないのではと思います。

それにしても外国との数字を比較することは、その数字の出所や、比較する人の意識が入ってしまうので、そっくり鵜呑みはできないということです。ジャckさんがおっしゃるように、各国の文化や歴史の違いも踏まえて見なければならないですしね。

ジャckさんの長文(笑)は、動物愛護の話から、鯨やディンゴやカンガルーにも発展しましたが、犬や猫と他の動物の愛護に関しては、決定的な一線があると私は思っています。なぜなら、犬や猫は人間がペットとして作ってきた動物だからです。その繁殖には人間の手が少なからず携わっています。繁殖を防ぐのは、人間のコントロールによってのみです。ですから、そのようにして殖えている(殖やしてしまっている)ペットの殺処分は人間の罪だと思います。

>このことからも日本で犬の殺処分をしないようにするには、法律と税金という車の両輪が必要と思っていますし、順序立てれば必然的に法律の制定が先になりますよね。

>ぼくは殺処分に限って言うと、ドイツと日本の違いは飼い主の違い(人間の違い)というよりも、国のシステムの違いだと捉えています。「飼い犬を捨てる」という行為は、その飼い主の個人的な問題だとして考えられますけど、「捨てられた犬を殺処分する」ということは(個人ではなく)国のシステムとして考えることだと思っています。

そうなんですけど、ジャckさん、法律が変ったり、新しいシステムができるには、住民の声がなければ実現しないのではと思うのですが、どうでしょう? ですから私たちはこれからもできるだけいろいろな場でこのことを話し合っていかなければならないと思います。
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ジャck
投稿日時: 2008-1-23 3:03
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: dog-loveさんへのレスです。
dog-loveさん、レス、ありがとうございます。

レスを短く纏めることができず、長文になってしまいましたので、適当に読み飛ばしてくださって結構です。

> アメリカに比べて少ない、とかそういったことはどうでもいいと思います。

ぼくも他国の良いところを参考にするのは有益だと思っていますが、単純に比べることには然程、意義があると
思えませんし、前投稿にもそのように書いたつもりでした。< うまく伝えられなかったようで、ごめんなさい。
ただ、アメリカを例にして伝えたかったことは、単純に日本の方(割合)が少ないという話しではないんですよ。

アメリカを例に示したのは、日本の愛犬家たちの間では、「アメリカはペットショップが無いに等しい国」と広く
認知されているからです。また、日頃、日本の愛犬家で、「アメリカの方が殺処分数が少ないと思っている人」が
少なくないと感じていますが、それでもペットショップの存在と殺処分との関係性が話しのキモのつもりです。
前投稿でも、「一般的に、「生体展示販売がされているから多いはず」の日本の方が明らかに少ないのです」と締め
括ったように、ペットショップと殺処分の因果関係は客観的に認められないのではないか?という見解です。

> でも、ドイツが殺処分をしないでもやっていっているのは現実です。その違いを比べるのは当たり前だと思い
> ます。ペットショップの件も私は関係があると思います。

ドイツが「殺処分をしないでもやっていっている」理由は明らかだと思っています。
例えば、現在、殺処分をしていない国はドイツだけではなく、EU(欧州連合)に加盟するには当然守られるべき
動物愛護の基準というものがあるので、国の政策として殺処分をヤメた加盟国もありますよね。
そんなEU加盟国やドイツなど、殺処分をしないでやっていっている国策の共通項をみれば資金(税金)だと……。

細かいことまでは知りませんが、ドイツでは(各自治体や犬種などにより税額は異なるようですが)、年間に凡そ、
70〜140ユーロほどの犬税があると聞きます。
このことからも日本で犬の殺処分をしないようにするには、法律と税金という車の両輪が必要と思っていますし、
順序立てれば必然的に法律の制定が先になりますよね。< 解決案がこれだけだと言っているのではありませんよ。

ぼくは殺処分に限って言うと、ドイツと日本の違いは飼い主の違い(人間の違い)というよりも、国のシステムの
違いだと捉えています。「飼い犬を捨てる」という行為は、その飼い主の個人的な問題だとして考えられますけど、
「捨てられた犬を殺処分する」ということは(個人ではなく)国のシステムとして考えることだと思っています。
つまり、両者の問題は別だということですね。< ドイツのお話しからも納得してもらえると思います。

しかしながら、民主主義国家である限り、その国のシステムは、その国民の総意であるという理屈もあるように、
国民の意識改革が先に必要ではないかという見解もできますが、その為には「犬の殺処分は間違っている」などの
根拠が必要だろうと思います。< ぼくは「まだ、根拠は提示されていない」と捉えています。

ぼくは日頃から、「犬たちは人生の相棒であり、ときには人間より優れている」とHPなどでも発言していますが
それは、「ぼくにとっての価値観」で、日本社会に行き渡っている価値観でも、普遍的な価値観でもありません。
そんなことから、「今、ペットを飼おうと考えている人がいたら、私はお願いしたいです」という姿勢には非常に
好感を持ちましたし、ぼくもそうしたいと思っています。

> でも、この保健所の殺処分は、野蛮だと思います。
> これも文化の違いから、などとは思えません。

保健所の殺処分があるのは文化の違いではなく、上で話したように国のシステムの違いでしょうね。
「文化の違い」ということについては、その国の文化の解釈の違いだろうと思いますが、その国の文化の根底には
その国のアイデンティティやそれを支える宗教観が根ざしていると捉えています。
ですから、アイデンティティや宗教観が違う国から見ると、ある国の文化は間違っているとか、バカバカしいと
見えることがあるのも当然で、日本の神風特攻隊や、イスラームによる自爆テロも価値観を共有しない国々には
真の意味では理解できません。アメリカやヨーロッパの国々が神風特攻を自爆テロと捉えているように……。

余計な話しですが、現在、日本の捕鯨推進派と反捕鯨国のオーストラリアの間で、調査捕鯨への解釈の相違から
問題へ発展しつつあります。
オーストラリア政府は動物愛護の観点から鯨保護を訴えていますが、日本の捕鯨推進派には受け入れられません。
オーストラリア政府がディンゴ(アボリジニ飼ってた犬)やカンガルーを駆除することに矛盾も感じています。
また、オーストラリア政府は、新たに「カンガルーの子供の人道的な殺し方の指針」というものを示しました。
「頭を自動車のけん引棒に強力に打ち付ける」ことが推奨していますが、日本(カンガルーを可愛いと思う人々)に
すれば、矛盾を感じずにはいられないわけです。

※だからと言って、日本政府がオーストラリア政府や文化を安易に批判することは違うと思います。
それにオーストラリアから見れば、日本の調査捕鯨になんらかの矛盾や問題点を感じているんでしょうし……。
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Cybele
投稿日時: 2008-1-21 11:55
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
国籍を超えた助け合い
私が応援している、マドリッドの北にあるシェルターには、放棄犬(スパニッシュグレーハウンドとMix犬)が常時500匹ほどいます。スペイン人は愛護精神が低く、引き取り手の受け皿も少ないので、オランダ、ベルギー、フランス、アメリカに定期的に引き取られていきます。バルセロナのシェルターからも、アメリカに引き取られていく犬がいます。ボランティアの人や獣医さんも、スペインに無報酬で定期的に出向いているようです。数年前には、台湾の野良犬が大量にアメリカに渡りました。今も、プエルトリコ、メキシコから数匹単位でアメリカに引き取られていく保護犬もいるそうです。そういった国に生まれてくる、幸せになる確率が低い犬に、他の国で与力(資金)があり、助けたい、という手を差し伸べる気持ちがあるなら、国籍など構わずに助けてあげるのが本当の愛護精神だと思います。知り合いのカナダ人も、出張で訪れた台湾の公園で見かけた野良犬(子犬)を、見るにみかねて保護し、カナダに連れて帰ってきました。人間の世界に"国境を越えた医師団"があるように、犬の世界にもあっても良いと思います。

私は啓蒙活動も、目の前にいる犬を助けるのも平行してすべき事だと思っています。数日後には安楽死させられる、というのがわかっているような悲しい目をしたシェルターの犬を見てしまうと、”数匹助けても何も変わらない"とは言い切れないのです。小規模であっても、地道にレスキュー活動をしている人が増えれば、それを見た周囲の地域、子供達への影響、そしてペットを飼おうとしている人が近所にいたら、ショップで買う、ということに疑問を感じるかも知れません。それも啓蒙活動の一部になると思うからです。


"Saving one animal won't change the world, but it will change the world for that one animal" - Author unknown
"犬を1匹助けるだけでは世の中は変わらない。でも、その犬の世界は変わる。" 作者不詳

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Cybele
投稿日時: 2008-1-21 11:53
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
比較する、ということ
広島ドッグパークのBBSを見ていて気がついたことがあります。
私はこのような場で発言するような性格ではありませんでしたが、あのBBSのあまりの悲惨な成り行きに、いてもたってもいられなく、BBSに参加するようになりましが、複数の方から、海外での愛護活動と比べられている、という事への反発が起き、トピックは荒れました。あの後から、カナダやアメリカでの現状について比較している、ととられるような発言は避けていました。
ここでも海外に住む人が発言することによって、欧米と比べられている、と不愉快になる方がいるのか気になり、投稿することにしました。

カナダに住んでいると、確かに愛護精神は高いと日々感じます。それだけに、他の地域にいる犬達が可哀相で、なんとかしてあげたい、という気持ちになります。最初dog-loveさんの投稿を読んだ時にも、そのような気持ちが充分伝わってきました。愛護の行き届いた国に住んでいて優越感を持つ、ということは全くありません。
欧米と比べられると、日本に住んでいる人は劣等感を感じるものでしょうか?逆に中国や韓国と比べて優越感を持つ人はいますか?私はアメリカのレスキュー関係の人から話を聞き、良いところは取り入れるべきだと、"比べて"来ました。殺処分の数などには反映しない、地元の人の"意識"の違いを知りたいと思うからです。ドイツやイギリスはネットでの情報が少ないので、実際に住んでいる人の話を聞いて、他の国との実情を"比べたい"と思っています。

犬を飼いたい、と思った時、色々なブリーダーにコンタクトを取って、どんな犬がいるのか比べますよね。ペットショップで買うことしか頭にない人も、何件かチェックしているかも知れません。人間は自分の利益になることなら無意識に"比較"していると思います。他の国で愛護活動がどうしてスムーズに進むのか、文化や住む環境などを言い訳にせず、比較して真似する人が増えることを願います。

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MaxHolly
投稿日時: 2008-1-21 11:06
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?
dog-loveさん、こんにちわ。

他国に住んでいても日本のワンちゃんたちのことを心配してくれているdog-loveさん、とてもやさしい方だと思います。また今日の記事にあった小野千穂さんの提案も具体的で実現が可能のように思えます。

他国と日本との殺処分の統計値などを比べても、あまり意味のないことだと思います。自分の国の何十年前と今とを比べて、「こんなに進歩したんだ。これからも処分0を目指していこう。」という姿勢が大切ではないかと思います。日本人はなぜかマスコミに踊らされることが多いので、崖っぷち犬にあんなに里親希望者が殺到したのでしょうが、dog-loveさんのおっしゃるとおり、他にも同じような境遇の犬達がたくさんいるんですよね。なぜあの崖っぷち犬でなければならないのか理解しがたいです。

私の住む地域でテレビで里親募集番組があるかどうかは、あまりテレビを見ないので知りませんが、新聞は毎週(火)に、そしてラジオでは(水)に、今週の“犬”としてシェルターから紹介があります。またオレゴン州の州知事は、Hersheyという名の犬(シェパードMix)をアダプトしていて、彼からのクリスマスカードには夫人と一緒にHersheyの名前が連ねてあり、裏にはアダプションを勧めるメッセージが載っていました。州知事の子供向けWebsiteにもHersheyと一緒の写真が出ています。
http://www.oregon.gov/Gov/GovKids/Hiking_Intro.shtml

アダプションがごく自然に生活の中に浸透しています。日本も早くそうなって欲しいと思います。

それとやっぱり捨てられる犬を減らすこと。トレーニングの必要性と去勢・避妊の普及。私はこの三本柱で今年も頑張りたいと思っています。
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dog-love
投稿日時: 2008-1-19 5:42
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?
MaxHollyさん、はじめまして。
返信していただいたのに、引越しなどでなかなかネットがつながらず、遅れてしまい、もうしわけありませんでした。

ご意見、もっともだと思います。日本の問題は、日本人が解決しないといけないと思います。
そして私は、どこに住んでいても日本人です。
だから、この問題は私の問題でもあるのです。
保健所の存在は子供のころからの疑問でした。保健所で行われていることへの、疑問です。そして、どうにかして、少しでもこの殺処分を廃止するための運動に手をつけることができれば、と思っていました。縁あって、ドイツに来てしまいましたが、その思いは変わっていません。
この問題が国際的に取り上げられるようになれば、日本人も、恥と思って向き合うのではないか、と思ったりもします。
日本にだって、愛護センターを立ち上げて一生懸命やっている人たちがいます。
でも、保健所の現状を知らない人たちがペットを増やしすぎるのだと思います。
ドイツにワンちゃんなどをつれてくるのは費用もかかるし、きっと子犬しか無理でしょう。
メディアを通じて大騒ぎになった、がけっぷち犬、かわいそうという感情と、あのワンちゃんに殺到するマスコミや人々に正直、いてもたってもいられない思いでした。
あのワンちゃんを欲しいと殺到した人々に、保健所からワンちゃんを引き取って欲しいです。日本にはあのワンちゃんだけでない、崖っぷち犬が何万頭もいるのだとしってほしいです。
マスコミがもっとこの問題を毎日でも取り上げれば、少しは変わるのではないでしょうか。
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dog-love
投稿日時: 2008-1-19 5:31
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 同感です
そうですね。結局は、法律が変わらないと人の行為なども変えることはできないのかも知れませんね。
この問題についてはいろいろな意見があると思います。
でも、この保健所の殺処分は、野蛮だと思います。
これも文化の違いから、などとは思えません。
アメリカでもそういったことが行われていたとは知りませんでしたが、アメリカに比べて少ない、とかそういったことはどうでもいいと思います。
日本の現状がそれによって変わることはないのですから。
私は、ドイツと比べて、ドイツはすばらしい、とか、ドイツのほうがいい、とかそんなことは思ったこともありません。
殺処分のないドイツにいることに優越感を感じているわけでもありません。現に、ドイツにだって、自分で買っておきながらセンターにつれてくる飼い主がいるわけですから。
でも、ドイツが殺処分をしないでもやっていっているのは現実です。その違いを比べるのは当たり前だと思います。
ペットショップの件も私は関係があると思います。
私はどこにいても日本人です。
日本の問題は、私にも関係があります。
今、ペットを飼おうと考えている人がいたら、私はお願いしたいです。
どうぞ保健所に一度行ってください。
そこにはきっとペットショップに並べられているすべての種類の犬や猫がいるでしょう。
彼らに時間はありません。座って死をまつだけです。
彼らのほとんどは、人間のために作られ、人間の勝手で捨てられ、それでも人間を想って死んでいくのです。

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dog-love
投稿日時: 2008-1-19 5:22
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?
先ほどメールをお送りしたつもりだったのですが、なんだか送信の変わりにずっとプレビューを押して送信したつもりになっておりました。多分着いていないかと思いますので、またお送りします。

ドイツの愛護センターについては私もずっと興味がありました。
個人的に調べてみて、いろいろこちらのサイトでも紹介させていただきたいと思います。
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dog-love
投稿日時: 2008-1-19 5:19
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 同感です
はじめまして。
ペットショップでの購入の際に、センターの見学の義務、とてもいい案だと思います。ショップにとってはきっと利益につながらないので、法律で決まったりしない限り、したがらないかもしれませんが。
ドイツがいい、ドイツの方が優れている、とは私は思っていません。
ドイツには今のところ殺処分がないので、私には良くみえるのかもしれませんが、実際、犬にとってより安心して暮らせる国ではあると思います。とはいっても、虐げられているペットがいると、センターが犬を引き取りにきて、新しい家をさがしたり、犬にも税金がかかったり、基本的に、犬はブリーダーから買ったりするので一時の感情でほいほいペットを飼ったりできないのでその点は日本も見習うべき点ではあると思います。税金に関しては、こちらでも疑問視されていますが。ドイツのセンターに来る犬はそれでも人間の勝手で連れてこられる犬が多いわけで、そういう人間はどこにでもいるんだと思います。でも、こちらにはほとんどといっていいほど野良犬はいません。すくなくとも、私は今まで見たことがありません。それで、どうしてそういうことが可能なのか、と考えるわけです。それにはやはり、どこか日本で行われていることとは違うことがある、と思うのですが・・・・
私たちにできることってなんでしょうか。
編集削除返信
投稿者 スレッド
dog-love
投稿日時: 2008-1-19 5:19
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
Re: 同感です
はじめまして。
ペットショップでの購入の際に、センターの見学の義務、とてもいい案だと思います。ショップにとってはきっと利益につながらないので、法律で決まったりしない限り、したがらないかもしれませんが。
ドイツがいい、ドイツの方が優れている、とは私は思っていません。
ドイツには今のところ殺処分がないので、私には良くみえるのかもしれませんが、実際、犬にとってより安心して暮らせる国ではあると思います。とはいっても、虐げられているペットがいると、センターが犬を引き取りにきて、新しい家をさがしたり、犬にも税金がかかったり、基本的に、犬はブリーダーから買ったりするので一時の感情でほいほいペットを飼ったりできないのでその点は日本も見習うべき点ではあると思います。税金に関しては、こちらでも疑問視されていますが。ドイツのセンターに来る犬はそれでも人間の勝手で連れてこられる犬が多いわけで、そういう人間はどこにでもいるんだと思います。でも、こちらにはほとんどといっていいほど野良犬はいません。すくなくとも、私は今まで見たことがありません。それで、どうしてそういうことが可能なのか、と考えるわけです。それにはやはり、どこか日本で行われていることとは違うことがある、と思うのですが・・・・
私たちにできることってなんでしょうか。
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ミック
投稿日時: 2008-1-3 8:06
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
Re: 私がおもうことですが・・・。
MaxHollyさんがご紹介いただきました

>9月に日本に帰国した際ある方のお誘いでパピーのトレーニングクラスを見学しました。

帰国された際に 私がお誘いして、お手伝いいただきました。
パピートレーニングについて 新しいスレッドをたてました。
パピー・トレーニングについて 皆さんと意見交換をさせていただきたいので、よろしくお願いします。
編集削除返信
Cybele
投稿日時: 2007-12-12 9:41
Quite a regular
登録日: 2007-5-16
居住地: Vancouver, B.C. Canada
投稿: 73
Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?
dog-loveさん、はじめまして。
ドイツの愛護関係に興味を持っている者です。
このスレッドが立ったすぐ後に、ここで質問されていることに関してdog-loveさんあてに直メールを出しましたが、受け取っていただいてますか?
メンバー登録のところに私のメールアドレス載せていますので、
良かったらメールください。
編集削除返信
ジャck
投稿日時: 2007-12-11 6:36
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 同感です
皆さん、こんにちは。

犬の放棄や殺処分についてはL.W.D.だけでなく、ネットでもいろんなところで話し合われていますが、
やはり、有効で必要なのは法律の制定だろうと思います。
また、一般の飼い主が出来ることと言えば、まずは現実を知ることでしょうね。詳しい人から聞くのも
いいだろうし、愛護関係のHPを訪ねてみるのもいいと思います。現代はネットから沢山の情報を得る
ことが出来ますからね。

ただ、ネットでは(愛護団体のHPさえでも)風説のようなことも、真しやかに書かれてたりしますので
その辺の検証は必要だと思います。ネットで調べればわかることも少なくありませんので……。
自分で調べるってことは目的の事実を知るだけでなく、その過程で得られる“こと”の背景なども勉強に
なるんじゃないかなぁとも思いますし……。

例えば、ぼくは「生体展示販売するショップがあるから殺処分数が減らない」という見解には懐疑的です。
「その国の人口が多いから犯罪件数も多い」とか「自動車の台数が増えたから交通事故の件数が増えた」と
いう意味なら納得できますけどね。(^^ゞ

─────
現在、日本で犬猫を飼っている者たちの間では、欧米に比べて日本の犬猫の殺処分数があまりに多いと
常識のように言われています。このスレ主のdog-loveさんもドイツと比較されていますよね。
そこで(一部の愛護団体もなんですが)、欧米と日本との違い、特に目に見える違いに注目するわけです。
例えば、「日本はペットショップがある」とか、「そのときどきで流行する犬種がある」という違いなどを
探しだして、それらに注目するわけです。

ペットショップがあるということの意味は、ペットに関して無知な者でも簡単に購入することができる、
その日からペットを飼うことができるということに繋がっています。
流行する犬種があるということの意味は、一時的な流行の時期が去ると(飽きると)簡単に捨てるという
ことに繋がっています。

こんな目に見える違いは誰にでもわかりやすいということもあり、「日本の殺処分数が減らない原因」と
関連付けてしまうのは、当然と言えば当然なんですね。
これら両者には、自動車の台数と交通事故の件数のような順序関係や相関関係があるとみえますし……。
ただ、両者を殺処分数が減らない原因とする、「因果関係」とするとなれば話しが違ってきます。
ぼくは、たぶん、因果関係の根拠になり得る証拠はどこを探しても見つからないだろうと考えてます。

例えば、アメリカには生体展示販売をするようなペットショップはほとんどないそうです。
そこで、そのアメリカと日本を比較すれば、ペットショップの存在による殺処分数の増加率がみれると、
いろいろと調べてみましたが、生体展示販売が殺処分数を増やしてる根拠は見つかりませんでした。

ヘザー・ムーア氏(PETA)の2006年の報告では、毎年アメリカ国内で安楽死(殺処分)にされた犬猫は
約3〜400万頭だそうです。一方、2005年度の日本での犬猫の殺処分数は約36万頭です。
当時の人口はアメリカが約3億人で、日本は約1億4千万人です。違いは10倍もなく、約2倍弱です。
この人口比でも日本の方が少ない。一般的に、「生体展示販売がされているから多いはず」の日本の方が
明らかに少ないのです。

繰り返しになりますが、まず、一般の飼い主は、日本の現実をより正しく知ることが大切だと思います。
手順として、まずは事実であろう情報を集める。そして思い込みなどを排除していく作業が必要です。
日本の犬猫の殺処分を考える、はじめの一歩は、そんなところからはじまると思っています。

※ぼくはこのことからアメリカ人の方が簡単にペットを捨てるとか、処分するという言い方はしません。
以前からも言っているように、文化の違う共同体では単純に比較は出来ないと考えているからです。
ですから、当然のことながら犬猫を食う文化を単純に野蛮だという言い方にも賛成していません。

■「2006年のヘザー・ムーア氏(PETA)の報告」へのリンク
■「2006年のヘザー・ムーア氏(PETA)の報告」へのリンク(翻訳版)
編集削除返信
ミック
投稿日時: 2007-12-11 6:22
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
Re: 同感です
すみさん みなさんおはようございます。

私が「犬について」もっと知りたくなったのは 現在、我が家の家族である子を愛護センターから譲渡してもらったのが切っ掛けです。

まずは 多くの人が現実を直視することからはじめなくてはなりません。

私の場合 トレーニングに関してのお話をする機会が多いのですが、その際にもいつも頭にあるのは「飼い主と愛犬との関係をより良いものにしたい」

つまり その逆をいえば「もう飼いきれない」と安易に愛犬を手放すような人がこれ以上増えて欲しくない。
もっと言えば このLWDを見て考え直してほしいという思いでいます。
編集削除返信
MaxHolly
投稿日時: 2007-12-11 5:56
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: ごめんなさい
チワワンさん、おはようございます!
ごめんなさいなんて、とんでもないです。
私も毎日勉強と新しい発見の連続です。
これからもよろしくお願いしますね。

すみさん、今日の記事にJマートでの不買運動がありました。
こうして草の根的な情報の交換と活動がやがて日本という国からペットの生体展示販売をゼロにすることができると信じています。小さな力でも皆で同じ目的に向かって頑張りましょうね!
編集削除返信
チワワン
投稿日時: 2007-12-11 0:04
Not too shy to talk
登録日: 2007-10-28
居住地: 山梨県
投稿: 34
ごめんなさい
MaxHollyさん・すみさんお気を悪くされたらごめんなさい。
中途半端な知識で、このフォーラムに入ってさまざまな意見を頂きましたが、そうなのかと思う反面、自分の知らない現実だらけでびっくりしました。

MaxHollyさん。両親とは、前の彼女の両親に雌犬を全て預け(避妊済み)、雄犬を私が引き取りました。うちの両親にいる犬たちは全て雄です。というのは、これ以上増えるとおっしゃるように飼えないと感じたからです。それなら、こうした処置をとらざるを得ませんよね?そう思うと犬が増えるに連れて、不幸な犬が増えることが実感できるようになりました。

すみさんがおっしゃるように、ブリーダーやペットショップなど
で簡単にペットを買わせない様にするのはいいと思います。タバコは20歳からというように、何かそういう類の法律が欲しいですね。何かいい考えはないでしょうか?

編集削除返信
すみ
投稿日時: 2007-12-10 14:03
Just popping in
登録日: 2005-7-29
居住地: 千葉
投稿: 18
同感です
先日、千葉県の動物愛護センターを見学してきました。皆さんご存じと思いますが、センターにいる子は毎日部屋を移動し、最後に「ドリームボックス」と皮肉な名前の付いた箱で、炭酸ガスで窒息死させられます。
ドイツのように、保護された子たちを殺さないシステムは素晴らしいですが、やはり「元」を減らさないことには、キリがないと思います。
日本でも、ボランティア団体がものすごく頑張っています。でも、救っても救ってもきりがない、そしてすべての子を救い出すのは不可能というのが現状でしょう。

日本のセンターに収容される子は
@子犬子猫が生まれてしまったから
A迷子で飼い主が現れない(飼い主の所に帰る子は10%に満たないそうです)
B引っ越し、病気で飼えない
C犬が病気でもう面倒を見るのが無理
D鳴声、噛みつきなどで飼えない

他にもありますが、多くはこんな感じです。

@まず、避妊去勢をさせること。(チワワンさんのようにすべてに責任を持てる方は別ですが、なかなか難しいでしょう)
Aマイクロチップを入れること。千葉県センターにはちゃんと読み取り機があり、必ず迷子の子は通しています。センターによるかもしれませんが今後増えると思います。そうすれば、必ず飼い主の元に戻れます。

そして、簡単にペットを買えないようにすること。
今の日本は、気まぐれで入ったペットショップで、一目惚れして、持ち合わせが無くても、犬や猫についての知識がゼロでも簡単に、靴やバッグと同じように買えます。
簡単に買ったモノだから簡単に捨てる人もいるでしょう。
そしてそのような販売方法が許されているから、売れ筋の犬種を無理な繁殖をさせ、ブリーダー崩壊が起きたり遺伝性の疾患を持った子が生まれたりします。

せめて、ペットショップで買う前に、10回ぐらいの講習でもあれば良いんですけどね。その中にセンターの見学も義務づけて。

結局、元を減らし、かつ受け皿も充実させる事が必要なのでしょうね。
でも、簡単にはいきませんね。
こういう事を色々考えていると、総理大臣になるしかないじゃん!と思ったりします(笑)。
いつか、処分ゼロの日本になることを心から願います。
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MaxHolly
投稿日時: 2007-12-6 16:12
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 私がおもうことですが・・・。
チワワンさん、こんばんわ。

つがいで買って生まれたワンちゃんたちは、すべて手元(ご実家を含めて)においておられるとのことで、その仔たちの先のことまで責任をもっておられるのですね。

これから書くことは、チワワンさんの個人的な批判では決してありませんので、どうか気を悪くせずに読んでください。日本だけでなく、世界中で不幸になる犬を減らすためにどうしても皆さんにも考えて欲しいことなので、このスレッドに書き込むことにしました。

保健所に集められたすべての犬達にを、新しい飼い主を見つけることは不可能です。かと言ってもし殺処分しないとしても、一生あのようなケージの中で生かせておくことは、犬の命は救うことにはなりますが、それは犬達にとっては不幸なことです。

ですから、私は保健所に持ち込まれ、殺処分される犬達を減らすのに、一番必要なのは、

‐捨てられる犬を減らすことです。そして、

‐生まれる犬を減らすことなのです。

自分の愛犬に一度でいいから子供を生ませたい、そう思う気持ちは分かります。でも仮に一度の出産で7匹の仔犬が生まれたとします。手元に1匹置いて不妊手術をし、もう生ませないことにしたとしましょう。でも手放した後の6匹、そしてそのまた子孫達が、どのような生涯を送るのかまでは、見届けられず責任もてませんよね。それぞれよい家庭にもらわれていったとして、またその仔の子供を一度だけ見てみたい、また7匹生まれて、6匹を手放す。こうして増えていった自分の愛犬の子孫は、わずか数年で膨大な数字になってしまうのです。その中で、離婚や病気、失業など家庭の不幸があったり、躾けがきちんとできなくて飼いきれなくなって手放したりする犬がでないという保証もありません。

これは余談ですが、9月に日本に帰国した際ある方のお誘いでパピーのトレーニングクラスを見学しました。その出席犬達は実はすべて同胞犬でした。私も好きな犬種ですが、誰にでも躾けやすいという犬種ではないため、早い時期から一貫したトレーニングが飼い主ともども必要なために、親犬の飼い主がパピーたちの新しい飼い主たちを集めて定期的に行うトレーニングの第1回目でした。もしも自分の犬に子供を生ませるのなら、そこまでしてこそ、責任ある飼い主と言えるのではないかと感心しました。

まずは、犬を飼ったら、絶対に捨てない。その仔だけに一生幸せな生活を約束して、去勢・避妊手術を施そう。

これだけで、日本の犬事情がずいぶん変わるのではないでしょうか。

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チワワン
投稿日時: 2007-12-6 1:05
Not too shy to talk
登録日: 2007-10-28
居住地: 山梨県
投稿: 34
私がおもうことですが・・・。
LWDさんを通じ、犬への認識を深めていく毎日です。皆様の犬へ対する思い深く感じます。

私はブログにもあるとおり2匹の犬を飼っています。怒られるかもしれませんが、当時衝動買いに走った一人です。そしてつがいで購入しましたので、今飼っている二頭は親子になるわけです。

2回の出産で計7匹の家族となりましたが、今では両親のもとで元気に暮らしています。誰か分からない人に売るよりもそうした方がまた会えますし、信用しているから安心ですね。

さて、本題ですが、私が思うに世間の認識不足や法律が悪いと考えています。

現状の法律として、犬を含むペットが器物として扱われていること自体おかしいと思います。器物損壊!?ふざけるな!!ですね。命の尊さをかみ締めるためにも、そういった今の保健所の現状を知るためにも法律の改正はまずは必要と思います。

そして、小学校の教科書にも入れるべきです。日本の保健所の現状はこうですよ。でもドイツは違うんだよって。日本の歴史を勉強させられるより、よっぽどいいと思いますが・・・。

こうした犬などを含むペットへの世間的な認識を変えるべきですね。ペットを虐待・殺せば懲役何年というニュースが早く流れて欲しいものです。犬だってそのほかのペットだって同じ生き物ですから・・・。と思います。知識不足で中途半端な意見で申し訳ございません
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投稿者 スレッド
MaxHolly
投稿日時: 2007-11-11 17:39
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?
dog-loveさん、はじめまして。MaxHollyNoahのママと申します。

今回は日本の保健所での犬の殺処分をどうしたら減らせるかという問題提起をありがとうございます。私も日本の状況を詳しく把握していないのですが、その数の多さと保健所で滞在できる期間の短さ、そして残酷な処置方法について常々憤りを感じている一人です。

まず、なぜそれほどまでに多数の犬が殺処分されてしまうのかは、一言でいうと需要と供給のアンバランスだと思います。つまり、捨てられる犬が極端に多くて、もらわれる犬が極端に少ないからです。このバランスを是正しない限りこの問題は解決しないと思います。

それではなぜ犬達が捨てられるのか ― その理由は様々でしょうが、その代表的な例としては犬を飼う資格のない人間が犬を飼って(買って)しまうからだと思います。ペットショップでの衝動買い、流行の犬を欲しがるブランド志向、また犬の不妊手術が徹底していないことやバックヤードブリーダーによる安易な繁殖などもあげられます。高いお金を出して犬を買う人がいるから、ペットショップでの生体展示販売や悪徳ブリーダーがなくならないのです。

皮肉なことにこれらはまた、保健所や里親会などから里子に出される犬の数を減らしている原因でもあります。ペットショップで流行の犬を買うほうが、保健所から雑種の犬をもらうよりもカッコいいと考える人たちのなんと多いことか。ここまでくると価値観の相違としか言いようがありませんが、残念ながらこれが日本の犬の殺処分の現状だと思います。

dog-loveさんは、日本の捨て犬達を海外に連れていって救ってあげようと考えておられるようですが、私は日本の問題は日本人が解決しなければいけないと考えています。海外に輸送するための費用で、そしてその準備や労力を、どうか日本の現状を少しでも改善するために使って欲しいです。数匹を救うだけでは何も変りません。私は以前に私の住むポートランド市の愛護団体についてこのLWDでレポートしました。Oregon Humane Societyはとてもよく機能している団体です。もちろん100年以上の歴史がありますが、日本も皆がその気になればきっとなんらかのシステムを立ち上げることができると信じています。

http://living-with-dogs.com/modules/xfsection/article.php?articleid=1076

http://living-with-dogs.com/modules/xfsection/article.php?articleid=1213

どうか皆さん、dog-loveさんがおっしゃるように、“今犬をほしいと思って探している方、どうかペットショップで買わないでください。どうか保健所やセンターで、一匹でも殺されてしまう動物を救ってあげてください!”と声を大きくして伝えていきましょう。

この問題については、とても複雑で、法の改正を含めいろいろな角度から平行して様々な努力がなされなければならないと思います。皆さんと一緒に考えて知恵を出し合っていけたらと思います。
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dog-love
投稿日時: 2007-11-10 5:12
Just popping in
登録日: 2007-11-10
居住地: ドイツ
投稿: 13
日本の保健所からどうやったら動物を救えるの?
はじめまして。
ドイツでの8年の留学を終えて一時は日本に帰国してたんですが、縁あって去年の夏、またまたドイツにやってきました。
今は泣いたり笑ったりしながらドイツで生活しています。 
皆さまもきっとご存知のように、ドイツは犬にとっての天国と呼ばれています。
最近、日本でも、保健所で亡くなるペットたちのことが少しずつ話題にされるようになってきたみたいですが、私の小さい時からの願いは、いつか私にできる範囲で、少しでも捨てられ消されてしまう動物たちを救う手伝いをしたい、というものでした。
ドイツでは、Tierheimという日本で言う保健所のようなものがありますが、そこは捨てられたり迷ってしまった犬たちのあらたなおうちを探すことが目的で、動物たちは殺されたりしません。
先進国というのに日本はそういった点でまだまだとても遅れています。というか話にならない、という状態です。
そうはいっても、人ひとりでは何も変えられません。
確かに保健所の動物たちを救おうと民間の譲渡センターやボランティアの活動など、少しずつ増えてきていますが、ペットブームがどんどん盛んになれば、捨てられる動物の数もなかなか減らず、せっかく活動を起こしている人たちがいても追いつかないのが現状です。
いいとこいっぱいの国なのに、どうしてこうなっちゃったんでしょうね・・・・。
そこで、こういったたくさんの人が見るサイトなどを通してなら、少しずつでも私たちにできることがあるのではないかと思って書き込んでみることにしました。
動物愛護センターの中には、イギリスやドイツに子犬を譲渡する活動をしているところも記憶にありましたが、最近探してみたところ、見つかりません。どなたかご存知の方、いらっしゃいませんか?
個人ではなかなかそういったことはできないのかなあ、と思っていますが、どうなんでしょう。
皆さまはどんなこと思われますか?
私たちにできることってなんでしょうか。
私は無類の犬好きなので、考えるたびに身がちぎれる思いです。
日本の実家ではうちで面倒を見れる限り引き取って住んでいますが、飼える数に限りがあるので、焼け石に水、という感じです。
私は、見ているだけや、祈るだけでは嫌です。
ドイツでは、ポーランドやルーマニアの保健所から犬を連れてきて譲渡している愛護の人たちがいるのを最近見つけたので、どのようにされているのか聞いてみようと思います。
海外にワンちゃんを譲渡するお手伝いをしてくれる愛護センターなど、もしご存知の方がいれば、どうかお知らせください!
私は本気でせめて私にできることをしたいと思います。
そして、日本のこの酷い保健所の状態について情報をどんどん流すべきだと思います。
今犬をほしいと思って探している方、どうかペットショップで買わないでください。
どうか保健所やセンターで、一匹でも殺されてしまう動物を救ってあげてください!
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