Page 7 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼淘汰 たぬき 04/9/8(水) 11:51 ┗Re:淘汰 みずほ 04/9/9(木) 2:13 ┗Re:淘汰 たぬき 04/9/9(木) 12:20 ┣Re:淘汰 とんぼ 04/9/9(木) 13:00 ┃ ┗Re:淘汰 たぬき 04/9/9(木) 18:27 ┃ ┗Re:淘汰 とんぼ 04/9/9(木) 19:12 ┃ ┗Re:淘汰 たぬき 04/9/13(月) 7:35 ┃ ┗Re:淘汰 とんぼ 04/9/14(火) 0:34 ┃ ┗Re:淘汰 たぬき 04/9/14(火) 12:29 ┃ ┗Re:淘汰 とんぼ 04/9/14(火) 13:25 ┗Re:淘汰 みずほ 04/9/13(月) 2:41 ┗Re:淘汰 たぬき 04/9/13(月) 8:05 ┗Re:淘汰 みずほ 04/9/14(火) 1:46 ┗Re:淘汰 う〜にゃん 04/9/16(木) 0:11 ┗Re:淘汰 ムーミン 04/9/26(日) 22:58 ┗Re:淘汰 たぬき 04/10/3(日) 10:40 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 淘汰 ■名前 : たぬき ■日付 : 04/9/8(水) 11:51 -------------------------------------------------------------------------
交配をして、、生まれた子がすべて健康な子であれば問題ないですが、、、不幸にして、、、障害(程度にもよりますが)をもって生まれた子は、、淘汰(つまり、、殺すということです)したほうが、、、いいのでしょうか? それとも、、あくまで育てるべき? 難しい問題だと思います。繁殖は奇麗事だけではすまされないです。 みなさんの意見が聞きたいと思いました。 |
▼たぬきさんへ こんばんは。はじめまして みずほと申します。 非常に難しい問題ですね。 > 交配をして、、生まれた子がすべて健康な子であれば問題ないですが、、、不幸にして、、、障害(程度にもよりますが)をもって生まれた子は、、淘汰(つまり、、殺すということです)したほうが、、、いいのでしょうか? それとも、、あくまで育てるべき? > > 難しい問題だと思います。繁殖は奇麗事だけではすまされないです。 > みなさんの意見が聞きたいと思いました。 たぬきさんのおっしゃる通り、綺麗事では済まされないですよね。 障害や疾患の程度にもよるのでしょうが、その子犬が生命力があるのであれば育てて欲しいと思いますが…。 もちろん育てることは生易しいことではないですが、繁殖者の責任でもあるのでは、と思います。 でも、先ずは繁殖する前にしっかりと検討し繁殖の為の勉強や繁殖犬の検査もして、未然に防げるものであれば防いで欲しいと思います。 ただ、生命の神秘とでも言うのでしょうか、どんなに気をつけても絶対ではありませんものね。 ブリーダーをしている友人がおり、よくこの問題について話しますが「時には淘汰することも必要」なのかなぁと。 でも、もちろんそんな悲しいことが起こらない為に細心の注意を払うのが前提ですが…。 障害や病気があって大変なこともたくさんあって・お金も手も掛かっても、障害や病気があることでその犬から教わること・与えられることもあるのではないかと思います。 その犬自身が大きな痛みや苦しみを感じていないのなら、生きようとしているのであれば手を差し伸べてあげて欲しいです。 たとえ短い命であったとしてもそれなりに充実した時を過ごさせてあげて欲しいです。 でも、淘汰するな!と強く言えない自分も居るのも事実です。 ただ、簡単に「淘汰」することを選んで欲しくないと思います。 共に生きていく道を模索して欲しいしその為の努力をして欲しいです。 そして、他人にその責任を負わせないで欲しいです。 すみません…ちゃんとした答になっていなくて申し訳無いのですが、私としては、淘汰する・しない よりもその前の段階、ブリーディングそのものについてもっと真面目に向き合ってくれる人が増えて欲しいと言うか、金儲け主義の偽ブリーダーや「ウチの子の子供が見たい」人達が居なくなって欲しい…そんな感じです。 ところでたぬきさんご自身はどうお考えですか? たぬきさんはかなり犬についてもブリーディングについてもお詳しいようにお見受けしましたが…。 |
▼みずほさんへ 早速のレスありがとうございます。 自然界における、淘汰の確率は60%にもなるそうです。 これは、きわめて合理的で、冷徹な 淘汰をおこなうわけです。 ここまでのことは、とても人間が介在すると行なうのは極めて難しいと思いますけど、、、 生まれて来た子を なにをいっても 殺すのです。 今、現在いる、、犬はこの60%の確率を生き抜いてきた子孫なわけです。 そして、健康で頭のいい子が生き残ってきたわけです。 みずほさんの気持ちは200%わかりますが、、、それをやっていたら、、健康で頭のいい子を残していくということが難しくなります。 たとえばですね、、6匹生まれたとして、、なかなか、自分でお乳を飲めない子がいたとします。 この場合、多くは人口飼育で育つでしょう。 これが、自然界であれば、、、淘汰されるわけです。なぜなら、その遺伝子は後世に残す遺伝子ではないからです。 種族の繁栄を考えれば、より強く、より頭がいい子孫を残すのが当然のことですよね。 繁殖をする人は、良い子をのこすため、犬の健康だけを考えて交配するわけではありません。 健康を犠牲にして、、、、リスクをとってあえて、、、危ない組み合わせで交配するときもあります。 ブルドックやフレンチブル、、、彼らが固定されるまで、、いったい、、何匹の犬が淘汰されていったのでしょう? みずほさんの、質問ですが、、、僕は淘汰は絶対に必要だと思います。 ただ、、、自分自身、どこまでの範囲でそういうことができるのかわかりません。 悲しいでしょうけど、、、、障害をもって生まれた子は淘汰が原則だと思います。 育てるのにお金がかかるとか、手間がかかるとかそういう理由より、、、、残すべきではない。というのが一番の理由だと思います。 |
▼たぬきさんへ はじめまして。 ブリーディングとは自然が行っていた淘汰を人為的にまた選択的に行うという行為ですよね。 自然界における淘汰は単純に体力・知力が劣るものをふるい落とす行為ですが、ブリーディングにおいては各犬種標準とてらして望ましくない体型・カラーや気質、健康状態その他望まない要素を持った子の遺伝子を残さないことが目的になるわけです。 ですから、ブリーディングにおける淘汰とはそのような望ましくない個体が子孫を残さない処置(去勢・避妊でもいいですし、異性との接触を完全に断つでもいい)を意味するのであり、その個体を物理的に「殺す」というのはまた別の問題だと思います。 特定の目的のためにつくられた純血種を繁殖する以上、望ましくない遺伝子を後世に残さず人為的に淘汰するということは必要だと思いますし、その(倫理的な)是非は別としてそれこそがブリーディングという行為だと思います。 問題はその人為的な淘汰を受けた後の個体の処置になるわけですが、これは時代背景や社会・ブリーダーの倫理観や経済状態、その国の法規によるものだと思います。 (個人的には)結論から言えば、現在の日本においてそのような個体を物理的に殺すことは避けるべきであるし、それが不可能であればそもそもブリーディングを行う環境にないと言えると思います。 |
▼とんぼさんへ >▼たぬきさんへ > >はじめまして。 > >ブリーディングとは自然が行っていた淘汰を人為的にまた選択的に行うという行為ですよね。 > >自然界における淘汰は単純に体力・知力が劣るものをふるい落とす行為ですが、ブリーディングにおいては各犬種標準とてらして望ましくない体型・カラーや気質、健康状態その他望まない要素を持った子の遺伝子を残さないことが目的になるわけです。 まさに、そのとおりですね。 > >ですから、ブリーディングにおける淘汰とはそのような望ましくない個体が子孫を残さない処置(去勢・避妊でもいいですし、異性との接触を完全に断つでもいい)を意味するのであり、その個体を物理的に「殺す」というのはまた別の問題だと思います。 この、望ましくない犬について、、なんですが、、、一番の問題は犬種標準に著しく乖離していないか? ということより、、 健康の問題だと思います。 > >特定の目的のためにつくられた純血種を繁殖する以上、望ましくない遺伝子を後世に残さず人為的に淘汰するということは必要だと思いますし、その(倫理的な)是非は別としてそれこそがブリーディングという行為だと思います。 >問題はその人為的な淘汰を受けた後の個体の処置になるわけですが、これは時代背景や社会・ブリーダーの倫理観や経済状態、その国の法規によるものだと思います。 > >(個人的には)結論から言えば、現在の日本においてそのような個体を物理的に殺すことは避けるべきであるし、それが不可能であればそもそもブリーディングを行う環境にないと言えると思います。 物理的に殺すという選択をしなければならないときもあると思います。(健康面の問題です。) それが 出来ないなら ブリーディングはやらないほうがいいのでしょうね。 |
▼たぬきさんへ > 一番の問題は犬種標準に著しく乖離していないか? ということより、、健康の問題だと思います。 お互いにイメージしているブリーディングという行為が違うのかもしれません。 ぼくが言っているのは自らが理想とする個体あるいは血統を完成させようとする行為のことであり、いわゆるシリアスなホビーブリーダーたちを念頭に置いています。 健康(商品として成立する)であればいいという繁殖は(程度の差こそあれ)経済活動を目的とした子犬製造業であり、その場合は(残念ですが)言ってしまえば合法でありさせすれば何でもあり、だと思います。 経済性が最優先ですから「健康状態」も買う人がいればそれでOKですし、倫理性も収益性との兼ね合いで決まると思います。 そのような繁殖に対して「どこまでは許されるか?」を問うこと自体がナンセンスだと思います。法律に違反せず、収益性の高い行動が正義なのではないでしょうか? ですから法律が改正されない限り、理由の如何に関わらず「商品」にならない子犬が生まれた場合は当然殺処分が正解です。 そのような子犬も大切に面倒見ます、ということがプロモーションになるという判断で殺さないという選択はあるかもしれませんね。 残念なことですが。 > 物理的に殺すという選択をしなければならないときもあると思います。(健康面の問題です。) それが 出来ないなら ブリーディングはやらないほうがいいのでしょうね。 (健康面の問題で)殺すという選択をしなければならないケースというのがよくわからないのですが、どういうことでしょうか? 生存そのものが子犬にとって多大な苦痛を伴うような状態でしょうか? |
▼とんぼさんへ とんぼさんの、文をよむと法律に違反しなければなにをしてもいいとも、読めるのですが? スタンダードを維持したり、、スタンダードのなかで、より個性ある固体を出し、なおかつそれを維持しようとすれば、危険をおかさなければならないと思いますが? また、健康だけを優先し、スタンダードを崩してもいいということではありませんよ。 健康もスタンダードも意識してブリーディングしてもなおかつ、、不幸なことが起きる可能性をいっているのです。 生存の為に多大な苦痛があれば、僕は淘汰すると思います。 |
▼たぬきさんへ 文章が悪いのかもしれませんが、いまいち話がかみ合っていないように見受けられますのでぼくの意見の要点をまとめます。 1.ブリーディングには2種類ある。(論点がずれるので、それぞれの是非はここでは割愛します) a.純血種の維持、質の向上を目指すもの(利益を求めず、手元に残さない個体のみを売却する)。 b.販売目的の繁殖(経済的利益のための繁殖)。 ※論点が拡散するので善意の素人繁殖(バックヤードブリーディング)はとりあえず除外します。 bの場合は経済的利益を上げることを目的としており、またそのこと自体は(合法であれば)非難されるべきではない。資本主義の国では最小のコストで最大の利益を上げることは当然。(誤解していただきたくないのは、ここではそれぞれのブリーディングの是非ではなくその目的としていることを説明しています) 2.たぬきさんの問題提起はaのケースにおける淘汰に関して、ということを前提に考えています。 3.(2を前提として)健康問題その他による淘汰は必要であるが、その「淘汰」は去勢・避妊によって完了する(殺す必然性がまったくない)と考えています。 4.現代の日本においてブリーディングをするということは、問題のある個体を殺さずに養育する経済的・人的コストをそもそも前提として行うべきだと考えています。 生存中の犬がどれほどの苦痛を感じているかは人間には分かりようがありませんし、また生命とはそれでも懸命に生きようとするはずです。現代のシリアスブリーダーはそのような個体を恣意的に殺すべきではないと思います。 以上がぼくが述べてきたことのポイントです。 また、ぼく(おそらくみずほさんも)がお伺いしているのは、去勢・避妊によって「淘汰」は完了するのになぜ殺す必要があるのですか?ということですよ。 繰り返しになりますが、ぼくの見解は(もし経済的その他の理由で)殺さなければならないとしたらそもそもブリーディングを行う環境にはない、ということです。 |
▼とんぼさんへ >4.現代の日本においてブリーディングをするということは、問題のある個体を殺さずに養育する経済的・人的コストをそもそも前提として行うべきだと考えています。 > >生存中の犬がどれほどの苦痛を感じているかは人間には分かりようがありませんし、また生命とはそれでも懸命に生きようとするはずです。現代のシリアスブリーダーはそのような個体を恣意的に殺すべきではないと思います。 > >以上がぼくが述べてきたことのポイントです。 > >また、ぼく(おそらくみずほさんも)がお伺いしているのは、去勢・避妊によって「淘汰」は完了するのになぜ殺す必要があるのですか?ということですよ。 > >繰り返しになりますが、ぼくの見解は(もし経済的その他の理由で)殺さなければならないとしたらそもそもブリーディングを行う環境にはない、ということです。 すみません、ちょっとポイントがずれていましたね。ごめんなさい。 基本的に生命というのはどういう状態であれ、最後の最後までいきようとします。 ここでいう 淘汰とは、、それを殺してしまうことです。 まず、避妊、去勢、という方法以外の淘汰(殺す)が必要などうかですが、、、残念ながらというか、自分でも鬼のような結論ですが、、必要だと思います。障害をもって生まれた子の養育はその程度にもよりますが、、、大変な労力を必要とします。 もちろん、犬そのものにとっても苦痛です。(それでも生命は生きようとします)それを断つ、という行為は大変な努力が必要ですが、、、ブりーディングをするものの義務ではないかと思います。 私たち人間をふくめて自然界はきわめて合理的な淘汰をくりかえしより、生命力の強い固体だけを選別するように残してきました。生き残れないということはその固体がなにかしらの欠陥があるわけです。 人間には目に見えない部分もあります。今、分からない部分もあります。そういうことを含めて、淘汰されてきたのです。その結果の健康で頭の良い固体の生き残りです。 人間が過剰に手をかけてしまうのはこの、自然が合理的にも残してきた強い固体を弱める結果になりますね。 冷徹ですが、、、僕の理想は自力で生き残れない固体、又は、なにかしら問題のかかえた固体は淘汰すべきと思います。 ブリーディングはある線を越えたときは、感情を入れるべきではないと思います。 もちろん、良い子は愛情がなければ育ちません。 ここに、現代のブリーディングの多大な苦痛があります。 シリアスブリーダーといいますが、、、正直に考えれば考えるほど、、、人間の感情の反対を行なう必要があります。 |
▼たぬきさんへ ありがとうございます。 ご意見は理解しました。 あとは考え方の違いだと思いますので、正解というのはないと思いますが一応ぼくの意見を以下に若干補足させて頂きます。 > 冷徹ですが、、、僕の理想は自力で生き残れない固体、又は、なにかしら問題のかかえた固体は淘汰すべきと思います。 「自力で生き残れない個体」に関しては(例えば保育器などに入れて)無理に延命する必然性はないと思います。ブリーディングという人工的な環境の中で行われる数少ない「自然淘汰」だからです。 しかし自力で生き残った個体を恣意的に淘汰(殺す)することはそれとは意味が違います。 遺伝性疾患をもった個体も、スタンダードからはずれた個体もブリーダーの任意で淘汰(殺す)することを容認することになるからです。 各犬種の開発途中にあった数十年前ならやむを得ないかもしれません。 経済状態も悪く、動物に関する倫理もほとんどありませんでした。 しかし現在のブリーディングは固定された犬種を維持する行為です。 ですから、問題個体の発生を可能な限り低く抑え、発生した問題個体は生存している限り(遺伝子は残さずに)面倒を見る。 それが、現代のシリアスブリーダーの責任だとぼくは思います。 難しい問題への貴重なご意見伺えて感謝しています。 ありがとうございました。 |
▼たぬきさんへ たぬきさん こんばんは。みずほです。 レスが遅くなりすみませんでした。 ご回答ありがとうございます。 たぬきさんのおっしゃる事、私も理解できない訳ではありません。 私の友人にもブリーダーが居ますが、やはりたぬきさんと同じような事を以前に話したことがあります。 確か、ドイツでジャーマンシェパードの股関節形成不全が蔓延した際に大量のシェパードが処分されたと聞いたこともあります。 その処分があって発症率が大幅に減少したそうですね。 犬種の保存と言う観点から言うと淘汰は必要なのでしょうね。 友人もブリーディングに初めて臨む際に先輩ブリーダーから「もし、子犬に障害や疾患があったときにはすぐに首を捻って殺す覚悟があるか」と問われたそうです。 その先輩ブリーダーさんも友人も真面目に取り組んでいます。 そこを乗り越えることができなければならない厳しい世界なんだと痛感しました。 誰もが簡単に足を踏み入れることのできる世界ではないですよね。 職人や芸術家のように、納得できるものでなければ世に出さない、その為には時には鬼にならなければいけないのかも…。 でも、どこで生死を分ける線引きができるかどうか? 非常に難しい問題で、私には何と言って良いのか言葉が見つかりませんし、結論もでません。 私も[♯25]のとんぼさんのご意見にもあるように、できれば一代限り・家族として残すことができないものかと思ってしまうのです。 先人が努力し創りあげた犬種を次の世代へと受け継いでいかねばならないことも承知しているつもりです。 又、そのために過去多くの犬達が淘汰されてきたことも…。 でも、今は昔と違って医療も発達してきました。 治療することや発育段階で早期発見することで温存し発症を抑えることもできる時代でもあるのですから、ブリーダー側にもそれなりの受け皿が必要かと思いますし、又そうであって欲しいです。 ただ、今の日本の現状を考えるとブリーディングだけでなく販売方法・飼育方法、犬そのものに対する知識・考え方、全てにおいて未熟なようにも感じます。 これだけ不健康な犬が犬種を問わず蔓延し、犬やその家族を苦しめているのですから。 悪徳ブリーダーや一般家庭での安易な繁殖については何も語ることはありません。とにかく止めて欲しい!それだけです。 ところで、たぬきさんはブリーダーさんですか? > 生まれて来た子を なにをいっても 殺すのです。 > > 今、現在いる、、犬はこの60%の確率を生き抜いてきた子孫なわけです。 そして、健康で頭のいい子が生き残ってきたわけです。 > > みずほさんの気持ちは200%わかりますが、、、それをやっていたら、、健康で頭のいい子を残していくということが難しくなります。 > > たとえばですね、、6匹生まれたとして、、なかなか、自分でお乳を飲めない子がいたとします。 この場合、多くは人口飼育で育つでしょう。 これが、自然界であれば、、、淘汰されるわけです。なぜなら、その遺伝子は後世に残す遺伝子ではないからです。 > > 種族の繁栄を考えれば、より強く、より頭がいい子孫を残すのが当然のことですよね。 > > > 繁殖をする人は、良い子をのこすため、犬の健康だけを考えて交配するわけではありません。 健康を犠牲にして、、、、リスクをとってあえて、、、危ない組み合わせで交配するときもあります。 > > ブルドックやフレンチブル、、、彼らが固定されるまで、、いったい、、何匹の犬が淘汰されていったのでしょう? > > みずほさんの、質問ですが、、、僕は淘汰は絶対に必要だと思います。 ただ、、、自分自身、どこまでの範囲でそういうことができるのかわかりません。 > > 悲しいでしょうけど、、、、障害をもって生まれた子は淘汰が原則だと思います。 育てるのにお金がかかるとか、手間がかかるとかそういう理由より、、、、残すべきではない。というのが一番の理由だと思います。 |
▼みずほさんへ はじめに、僕はブリーディングで生計を立てているわけではありません。 また、ブリーディングで 不幸な子にめぐりあったこともありません。 しかし、ブリーディングで一番悩むのは淘汰の線引きだと思います。それと、淘汰の方法ですね、、、 経済的なこと、健康、スタンダードのことを考え、もっとも効果的な方法は殺すということになりますね。感情的なことを抜きにして考えれば、これが一番いいのではないかと思ってしまうんです。 割り切れない気持ちと、なんと冷徹なことを考えてしまうんだ。という気持ちがあります。 ドイツでは、沢山のシェパードが処分されたのですか? なんとも、犬種の繁栄を考えればおそらく、それが一番いい方法なのでしょうけど、、、、やはり、、、多くの犬種をつくりだした民族とは違うなあ、、、というのが印象です。 |
▼たぬきさんへ たぬきさん こんばんは。みずほです。 お忙しい中早速のお返事ありがとうございます。 > はじめに、僕はブリーディングで生計を立てているわけではありません。 > > また、ブリーディングで 不幸な子にめぐりあったこともありません。 はお。こちらのサイトでのたぬきさんの投稿を以前から拝見させていただいておりました。(全てではないですが…) なので、たぬきさんなりの犬への情熱や思いは存じているつもりです。 私の友人も今の所は不幸な子には巡り会っておりませんし、たぬきさんにも友人にも今後もそうであって欲しいと思っています。 > しかし、ブリーディングで一番悩むのは淘汰の線引きだと思います。それと、淘汰の方法ですね、、、 そうでしょうね。ここが一番悩むポイントですよね。 友人も同じ事で悩みながらチャレンジしています。 ブリーダーと言っても普段の素顔は一人の愛犬家ですもの。それに自分が手塩にかけて育てたかわいい愛犬の子を淘汰することは容易であるはずがありませんよね。 たぬきさんのように不幸な子が生まれる危険性をちゃんと知って、堅実にブリーディングにチャレンジされているのであれば、たとえどんな結果であろうと、又どんな結論を出すのであっても、それなりに犬にとっては幸せな結果となるように思います。 友人の先輩ブリーダーさんの「障害を持って生まれた子の首を自らの手で捻って殺す覚悟があるか?」この言葉は非常に重みのある言葉だとおもいました。 初めて聞いたときにはただもう衝撃でしたが。 実際他のサイトの里親募集の掲示板やショップの店頭で「訳有りに付き値引きで…」「難あり ご理解の上無料で…」なんてのを目にすると本当に腹立たしく切ない思いがします。 そこまで育てたのであれば、最後まで面倒見てあげて欲しいです。 中途半端な情は犬もその子を迎えた家族も苦しめることにもなりかねませんから。 でも私自身、こんな事を書きこみながらもそれでもやっぱり障害や病気があってもせっかく生まれてきたのだから幸せになって欲しいとも思ってしまうんです。 実際その場に直面してみなければ分からないのではないかと。 私も自分がこんなにも早くに犬の介護を経験するとは夢にも思わなかったですもの。 悩みぬいて出した結論であるならどちらでも構わないと思ったりしています。 どちらの道を選ぶことも非常に勇気の要ることですから。 モチロンいいかげんな自称ブリーダーが次々と障害のある子や病気の子を作り出しては捨てるのは論外です。 こう言う人こそ淘汰されるべきですね。 > 経済的なこと、健康、スタンダードのことを考え、もっとも効果的な方法は殺すということになりますね。感情的なことを抜きにして考えれば、これが一番いいのではないかと思ってしまうんです。 > > 割り切れない気持ちと、なんと冷徹なことを考えてしまうんだ。という気持ちがあります。 そうでしょうね。私のように後ろ向きな思考の人間には、知れば知るほど足を踏み入れることのできない世界ですが…。 でも、犬種の保存や犬質の向上を念頭において考えればシリアスブリーダーの存在は不可欠なんですよね。 で、もうご存知かも知れませんが私は障害犬と暮らしています。 先天的な障害ではなく交通事故ですが、下半身に麻痺があり車椅子の生活を送っています。 障害犬と暮らすことの素晴らしさも大変さも一応は経験していますので 私なりの意見を述べさせてもらったのですが、一頭飼いのペットとして暮らすのと同じ土俵に上げて論じるのは無理があるのかも。 そこでちょっと気になったのですが、今現在繁殖犬として活躍している犬達が引退した後、将来介護が必要になるかも知れません。 そのときにはどうするのでしょうか? 障害を持った子が生まれたときのことだけでなく、今後介護が必要になるであろうことも考えてその子達の受け皿となれるよう、生活基盤は当然必要だと思うのですが、心の準備は…。 > ドイツでは、沢山のシェパードが処分されたのですか? > なんとも、犬種の繁栄を考えればおそらく、それが一番いい方法なのでしょうけど、、、、やはり、、、多くの犬種をつくりだした民族とは違うなあ、、、というのが印象です。 > これも聞きかじりで…。 もしかするとドイツではないかもです。 詳しい数字も聞いたのですが、忘れてしまいました。 ジャーマンシェパードの股関節形成不全の問題の所だけはハッキリと記憶に残っているのですが…。 ジャーマンシェパードの場合ペットとしてよりも使役犬としての需要が多い為にこのような結果となったのかなぁと思うのですが…。 で、股関節形成不全のシェパードですが、私も気になったのがどの辺に生死を分けるボーダーラインがあったのだろうかと。 完全に発症している場合を黒とするならグレーゾーンに位置する子達の処遇が気になるところです。 中途半端な情報で申し訳無いです。 それと、結論も出せないまま長々とすみませんでした。 お付き合いくださってありがとうございました。 では。 |
なんだか難しい問題ですね。 うちには前足に奇形をもったワンコがいます。てんかんも起こすことがあります。 ブリーダーさんのとこで生まれたワンコです。 幸い普通に生活している中ではそんなに問題ないので、不自由はあまりないです。ただ、散歩してるとかわいそうね。なんでそんな犬を飼ってるの?とか言われます。私は、いつもかわいそうじゃないですよ、不自由ないですからと答えます。 このワンコが恵まれていたのかもしれませんが、ブリーダーさんも何かあればすぐに対応してくれますし、とても長くいい付き合いをさせていただいてます。 障害などの度合いにもよるかもしれませんが、なるべくなら生まれてきた命を救っていただきたいと思うのが本音です。 |
淘汰という言葉の使い方間違ってませんか? 人間の手を使うということは、 淘汰ではないはずです。 基本的にブリーディングの勉強を されることをお願いします。 |
▼ムーミンさんへ >淘汰という言葉の使い方間違ってませんか? >人間の手を使うということは、 >淘汰ではないはずです。 > >基本的にブリーディングの勉強を >されることをお願いします。 僕がここで話しているのは、淘汰=殺す ということです。 避妊や虚勢ではありません。 どのような場合、殺すという選択を取るべきなのかをお話したいのです。 みずほさんの友人が言われる言葉: 疾患のある子はその場で首を捻って殺す、覚悟がありますか? ということのお話です。 |