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 ▼自分の身は自分で守る  ミック 03/9/6(土) 13:18

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 ■題名 : 自分の身は自分で守る
 ■名前 : ミック
 ■日付 : 03/9/6(土) 13:18
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   このコミュニティーに参加されている方が 同じ地区に住んでいたり日々利用している空間が同じでない限り ノーリードにできる生活環境にあるか?または、ノーリードにできる犬であるかどうかの議論では解決の糸口は見つからないと思い、書き込みをさせていただきました。

私の個人的な意見かもしれませんがノーリードにしてしまう多くの要因は 両手の自由が利くようになるからだと思うのです。
両手が自由になれば ウンチを拾う時も楽ですし、何より歩きやすい、
私の場合は ベルトに登山用品の「カラビナ」を通して、そこにリードの端(犬を繋留している反対側)をとめる事によって両手の自由を確保しています。
ですから、リードを手にする事はあまりないですし、公道および人通りの多い場所などではヒールにつけて歩いているので(リードが常にたるんでいる状態)ノーリードの状態とあまり変わりがありません。(もちろん危険が近くにある場合はその限りではありません)

私の場合、家のすぐ近くにかなり大きな公園があります。夕方になれば犬の散歩のために車で来る方も多くいます。
5.6年前までは公園の面積に対して、犬の数が少なかったため ノーリードにしている方が多くいましたが、現在はここ数年で住宅の数も急激に増加しましたし、多頭飼いをする方も増えたことにより、つまり 犬の絶対数が多くなるにつれ トラブルも多くなっていきました。
例を挙げればきりがないので省略しますが、明らかな迷惑行為は 迷惑だと感じた人が、その原因たる人に注意をすべきです。

しかしながら、注意したい人が「怖そうな人」だったり、注意し様にもノーリードの犬が邪魔して飼い主に近づけない等、諸々の事情で注意できなかった経験をおもちの方も少なくないと思います。
幸い私の場合 口では負けない自信があるので、注意をするケースが、人と比べて多かったのかもしれません。そんなこともあり↓のようなことになりました。

「この公園をいつまでも犬の散歩に利用したいのだけれど、ウンチの放置や犬どうしのケンカなどのトラブルが続けば 何時かはこの公園も犬立ち入り禁止になりかねない・・・」という危機感を感じる方が多くなり公園の利用者で犬のサークルを結成しました。今から 3年前の事です。(愛犬家が中心となっての公園清掃活動は10年前から行っていましたが・・・)

現在100家族前後が会員登録しています。活動の内容は 公園の清掃、老人ホームや幼稚園への訪問活動、しつけ教室の開催及び飼い主への啓蒙活動、ドッグランの建設に向けて市役所との交渉及び地元地権者との交渉等を行っています。

未だに放置ウンチがゼロになることもノーリードでのトラブルがまったくなくなりはしていませんが、かなりの成果が認められます。

私自身はノーリードにできるぐらいの信頼関係を築く事は大事なことだと思いますし、環境、状況が整えばノーリードにしてフリスビーで遊ぶ事もあります。

愛犬はフリスビーの大会では表彰台の経験もあり、デモンストレーション等もやったりしていましたので、ノーリードに対してはそこそこ自信はありますが、100%の自信は持っていません。(正直70%ぐらいでしょうか?)なぜならその日のコンディション(犬そのものであったり、外的刺激の変化だったり)も影響してきますし、愛犬の臆病な性格も知っていますし、どのぐらいで集中力が切れてくるかも経験上理解しているからです。

ですから、他に犬がいるときはロングリードを使用したり、その日は練習を休んだりします。それに、それ以外の遊びも私達は沢山できるから、それ自体にこだわらないからです。
散歩の時間は通常1時間程度ですが、フリスビーで遊ぶ時間は2〜3分です。実際、大会も1R=1分の2R制でおこなわれています。

本来キレイ好きな犬が、自分でウンチの始末ができないがために公園から締め出されるという不当な扱いを受けているように、言いかえれば飼い主が他人の迷惑を考えない行為、配慮にかけた行為をつづけた結果として「犬立ち入り禁止」の施設が増えるわけで、犬自身が 環境及び状況を変えられない以上 飼い主が変わらなければ永遠に問題の解決にはなりません。
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