Page 1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ INDEX ┃ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼トリミングサロンで何が起こってるのか? 青空 03/7/31(木) 13:14 ┗Re:トリミングサロンで何が起こってるのか? ハルカ 03/8/9(土) 0:00 ┗ありがとうございました 青空 03/8/11(月) 16:50 ┗よかったですね。 ハルカ 03/8/14(木) 1:17 ─────────────────────────────────────── ■題名 : トリミングサロンで何が起こってるのか? ■名前 : 青空 ■日付 : 03/7/31(木) 13:14 -------------------------------------------------------------------------
こんにちは。 タイトルが、週刊誌の見出しみたいになってしまいましたが、 先日まさに「何が起こってるのかしら」って、疑問を持ちました。 我が家では、トリミングを必要とする長毛犬を飼ってます。 月一度はサロンにお願いするので、お恥ずかしながら我が家で行うケアは、耳掃除、シャンプー、ブラッシングぐらいのものでした。 そして毎度のトリマーさんの「とっても大人しくて、いいこでしたよ」って言葉を本当に信用していたんです。 ただ、我が家の犬たちは人見知りがありまして、家族以外の他人に尻尾を振ることは少なかったので、トリマーさんにも懐く様子がなかった事は気がついていましたし、困っていました。 そして数ヶ月前、トリマーさん相手に吼えたんです。その様子で、こちらから「今日は大人しくしてましたか?問題なかったですか」と聞いたのですが、トリマーさんはにこにこしながら「いい子でした」のお答え。 とりあえずトリマーさんを疑わず、けれど、うちの犬と相性が悪いのならばと、他のサロンを探してる矢先でもありました。 たまたま知人に相談してみると、爪きりぐらいは自宅でやったほうがいいとアドバイスされまして、いざ挑戦したのです。 本当に驚きました、普段は体のどこでも触らせてくれる犬たちですし、目薬を注すときだって呼べば大人しくさせてくれるような犬なのに、爪きりを見せたとたんに見たこともないようにおびえ、威嚇したりというパニック状態になりました。 知人からの話では、おそらく爪きりで痛い経験があり、しかもパニック状態の犬を押さえつけて強引に爪きりをしてるのだろう。 そのようなサロン(の奥部屋)もあるとのことでした。 もちろんこのことは直接サロンに聞いても真相はわからないでしょうし、たんなる憶測でしかありません。 爪きりはつらいものではないと理解させるために色々と骨を折りました。パニックになる犬達を見るたびに、胸も痛むし涙もでる。(気がつかないでごめんねと) お陰様で、一頭は爪きりの恐怖から抜け出られたようです。あとの子は、あともう少しかかりそうです。 わが犬達は口はきけなくとも、微妙なサインは私達に送っていたのかもしれません。 でも、つい言葉のわかる人間の「大人しかったです」の言葉を信じてました。 もし、うちの犬達の人見知り(人への不信感)がサロンでの恐怖体験が原因だったとしたら、これから少しずつ変わってくれることを願います。 動物病院の先生は大好きで、お散歩の途中でも病院へ行きたがるほどです。 やっぱり、他人に託すわけですから犬達の様子を観察すべきでしたよね。反省しきりです。 トリミングサロンの見分け方って、他にありますでしょうか? また私の憶測どおり、サロンによっては時にはひどい行為をしてるという事実をご存知のかたいらっしゃいますでしょうか? どんな対策が可能か模索中です。 |
▼青空さんへ はじめまして。ハルカと申します。 ペットショップ店員がメインですが、トリミングもできますので、今回、情報(というほどでもないですが)を提供できたら、と思い、書き込みしています。 >本当に驚きました、普段は体のどこでも触らせてくれる犬たちですし、目薬を注すときだって呼べば大人しくさせてくれるような犬なのに、爪きりを見せたとたんに見たこともないようにおびえ、威嚇したりというパニック状態になりました。 >知人からの話では、おそらく爪きりで痛い経験があり、しかもパニック状態の犬を押さえつけて強引に爪きりをしてるのだろう。 >そのようなサロン(の奥部屋)もあるとのことでした。 >もちろんこのことは直接サロンに聞いても真相はわからないでしょうし、たんなる憶測でしかありません。 私もそういう話は聞いたことがあります。 しかし、サロンの立場にもなってください。 「ワンちゃんがあばれるので、爪は切れませんでした」 こう店員に言われたら、青空さんはどう思いますか? 実際、ひどくワンちゃんが嫌がるようなら、しないお店もありますが、爪きり、というのはしないといけません。(特に小型犬の場合は) 動物病院で、悲鳴をあげながら爪切りをしているワンちゃんを見たことも何度もあります。 ペットショップに「爪きりだけしてください」と、連れてこられる方もいます。そこで、私が爪切りをするのですが、ひどく暴れて切らせてくれないコがほとんどです。 知人の方が言われた通り、一度爪きりで痛い思いをするとそれを覚えていてさせなくなるコもいます。 注射をいやがる子供と同じです。 青空さんのワンちゃんたちがどのように扱われていたのか、いつから爪きりが嫌だったのか、というのは分からないで、一概にサロンだけの問題とも言いがたいのが現状ですね。…爪きりに関しては、ですが。 >爪きりはつらいものではないと理解させるために色々と骨を折りました。パニックになる犬達を見るたびに、胸も痛むし涙もでる。(気がつかないでごめんねと) >お陰様で、一頭は爪きりの恐怖から抜け出られたようです。あとの子は、あともう少しかかりそうです。 しかし、気がついてよかったですね。 本来なら、青空さんのように、爪切りというのは飼い主さんが自分ですることなのです。いい知人の方がいて良かったですね。 私も、自分で販売したワンちゃんに対しては、お客様にできるだけご自分でケアできるようにしてもらっています。 長毛種のトリミングは別ですけどね。 ただ、飼い主さんだと嫌がり、他人(サロンやショップ店員)が爪きりをすると大人しい、というコもいますよ。 >もし、うちの犬達の人見知り(人への不信感)がサロンでの恐怖体験が原因だったとしたら、これから少しずつ変わってくれることを願います。 >動物病院の先生は大好きで、お散歩の途中でも病院へ行きたがるほどです。 >やっぱり、他人に託すわけですから犬達の様子を観察すべきでしたよね。反省しきりです。 そういうことに気がついただけでも、青空さんはよかったと思いますよ。これからのワンちゃんたちの人生が変わるんですからね。 > >トリミングサロンの見分け方って、他にありますでしょうか? >また私の憶測どおり、サロンによっては時にはひどい行為をしてるという事実をご存知のかたいらっしゃいますでしょうか? >どんな対策が可能か模索中です。 同じように、長毛種を飼われている方に聞いてみるのが一番だと思います。 そして、一度行ってみてワンちゃんたちの様子を観察してみてください。気に入ったのであれば、吠えたりすることは無いでしょうし、何度か通っているうちに、動物病院みたいに、喜んで行くようになるでしょう。 あと、正直に爪きりのことを話して、目の前でやってもらってもいいと思います。 そのときの対応の仕方によって、決めるのもいい方法でしょう。 まかせてしまう、のではなくて、協力してもらう、という感じでいってみてはどうでしょうか? そして、「協力してください」と頼んだ時に、相談に乗ってくれなかったり「すべてお店にまかせてください」というところであれば、考え直したほうがいいのではないかと思います。 つらつらと書いてしまいましたが、文章に不明な点や疑問点がありましたら、ご遠慮なくつっこんでください。 それでは。 |
▼ハルカさんへ はじめまして。お返事ありがとうございました。 爪きりは、やってみれば思っていたほど難しい作業ではなかったです。 どこをどうしてだか、爪きりは難しい。 素人だと、出血させてしまったり、神経に障ったりしやすく犬に苦痛を与えやすい等の情報を鵜呑みにしてるところがありました。 (もちろん、プロの方のように上手に切ったり、やすりをかけてトリミングしたりはできませんが、もっともっと難しい技術が必要だと思い込んでました) >「ワンちゃんがあばれるので、爪は切れませんでした」 > こう店員に言われたら、青空さんはどう思いますか? おそらく「じゃあ、懲りちゃうといけないので無理にしないで下さい。途中でも結構です」とお願いするでしょう。 そして可能なら、どんな状態になるのか知りたいので同席させて欲しいと言うでしょうね。 犬が暴れるのも無理ないのか?犬の甘えが過ぎて、トリマーさんに迷惑をかけているのかを見極めないとと思うからです。 爪きりは不可欠なので「それでは、頻繁に通いますので一回に1〜2本ずつお願いします。別料金でも結構です。」と言ったかもしれませんし、その状況があまりにひどければ、自分でやる方法を考えたのかもしれません。 少なくとも我慢させて無理やりやって、いいことなんてないと思ってます。 > 動物病院で、悲鳴をあげながら爪切りをしているワンちゃんを見たことも何度もあります。 悲鳴を上げさせたり、ショック状態にしてしまうほどの苦痛を与えるのは虐待ですよね? もし時間や手間がかかるなら(毛玉処理と同様)別料金を設けてでも爪きりをゆっくり仕上げる方法があるはずです。 痛い→恐怖→パニック→押さえ込むを循環させれば、ますます双方、共に怪我のもとですよね。 我が家の犬達は、投薬や病院での注射はもちろん、手術なども経験してきてますが、大人しく我慢することができます。 無理せず工夫と手間をかける事で信頼を得て解決してきてます。 犬の個性に合わせて、ゆっくりと・・・だからこそ、自宅で飼い主がすることがベストなんだということに繋がるのでしょう。 > ペットショップに「爪きりだけしてください」と、連れてこられる方もいます。そこで、私が爪切りをするのですが、ひどく暴れて切らせてくれないコがほとんどです。 そのように犬がパニックを起こしている時にする爪きりは、どのように行われているのでしょうか? 具体的に知りたいです。 犬に苦痛を与えず、トリマーさんも怪我をすることなく、時間内で収めるには、どんなことが行われてるの? もちろん、飼い主にしてみれば正規料金を支払う以上、完璧な仕上がりを求めるものでしょう。 だからといって「大人しくいい子でしたよ」と嘘をつく理由はどこにあるのでしょうか? せめて「仕上がりましたが、非常に苦労しました」と告げることはどうしてできないのでしょうか? また「非常に暴れて危険なので、時間内で出来ませんでした」と言ってくださらないのでしょうか? 犬は口がきけないから、丸くおさめるための嘘も方便になってるようで悲しいです。 暴れて爪きりが危険な犬に対しては、飼い主に状況の説明をして欲しいです。 でなければ「大人しくいい子でしたよ」の舞台裏で愛犬が虐待を受けてるなんて気がつくチャンスは少ないということですよね。 自分の犬に手をつけられないがために、犬の苦痛をわかってても他者に委ねるヒトもいるでしょうが、そんな飼い主ばかりじゃないのです。 ハルカさんのように、お客さまにはっきり言ってくれる人が増えてくれるといいのかもしれません。 「爪切りは飼い主さんがするもの」と最初の飼いかたのアドバイスをする時に一緒に。 爪きり指導いたしますというサロンが増えてもいいのかもしれません。 ヒトの老人介護やベビーシッターでも、虐待の事実は隠されて見えてこないのが現状なんですよね。 > ただ、飼い主さんだと嫌がり、他人(サロンやショップ店員)が爪きりをすると大人しい、というコもいますよ。 それでも仕上がりを優先する飼い主には、そこから先は虐待に近い状態になることもあわせて説明するべきですよね。 今回の事で、家庭内での爪きりができるようになりつつあります。 もちろん、心臓麻痺か脱肛してしまうんじゃないかという極度のパニック状態にならなくなり、1日1〜2本なら鼻を鳴らしながらもまかせてくれるようになったという段階ですけどね。 > あと、正直に爪きりのことを話して、目の前でやってもらってもいいと思います。 ありがとうございます。 すでに相談にのってくれたサロンで、彼らの心のリハビリが始まってます。 今はサロンは気持ちちよくなれる所と思ってもらえるように、すべてを話し、特別に心配りをしてもらえるよう協力をお願いしてます。 もう済んだことですし、かつてのサロンに何か言う気もありません。 サロンによっては、虐待もあるという事実があるなら、周りの愛犬家たちにも少しアドバイスをしてみようかと思ってます。 |
▼青空さんへ お返事ありがとうございました。 読んでいて、安心しました。 きちんと、ワンちゃんのことを考えている飼い主さんですね。 >爪きりは不可欠なので「それでは、頻繁に通いますので一回に1〜2本ずつお願いします。別料金でも結構です。」と言ったかもしれませんし、その状況があまりにひどければ、自分でやる方法を考えたのかもしれません。 >少なくとも我慢させて無理やりやって、いいことなんてないと思ってます。 このように考えてくださる飼い主さんが少ないことが現状です。 > >そのように犬がパニックを起こしている時にする爪きりは、どのように行われているのでしょうか? >具体的に知りたいです。 >犬に苦痛を与えず、トリマーさんも怪我をすることなく、時間内で収めるには、どんなことが行われてるの? あまりにひどいパニックを起こしているコは、私はやりません。 ワンちゃんに嫌われるし、自分も痛い思いをするからです。 どうしてもしなくてはいけない場合は、飼い主さんに手伝ってもらい、どれだけ苦痛を与えているのか分かっていただきます。 それでも、なるべく苦痛は与えないように、宥めてもらったり、抱き方(保定方法)を考慮したりしています。あと、どうしてもひどいコは、タオルでくるんでしたこともあります。 まず、時間はかかると思ってください。 そのあとに、私の場合は飼い主さんに家でできる爪きり克服方法をやっていただきます。 > >もちろん、飼い主にしてみれば正規料金を支払う以上、完璧な仕上がりを求めるものでしょう。 >だからといって「大人しくいい子でしたよ」と嘘をつく理由はどこにあるのでしょうか? >せめて「仕上がりましたが、非常に苦労しました」と告げることはどうしてできないのでしょうか? >また「非常に暴れて危険なので、時間内で出来ませんでした」と言ってくださらないのでしょうか? >犬は口がきけないから、丸くおさめるための嘘も方便になってるようで悲しいです。 >暴れて爪きりが危険な犬に対しては、飼い主に状況の説明をして欲しいです。 >でなければ「大人しくいい子でしたよ」の舞台裏で愛犬が虐待を受けてるなんて気がつくチャンスは少ないということですよね。 > 今、私の知っているサロンでは、「暴犬料」というのをいただいているところがあります。 読んで字のごとく、「暴れる犬の料金」です。 おそらく、そのあとには、飼い主さんに指導が入ることでしょう。 トリマーもワンちゃんを泣かせたいわけではありません。 ただ、トリミングを受けさせるためのしつけというものを、飼い主さんがご存知ないんです。最初から暴れなければ、押さえつけることもしなくていいので苦痛は与えられません。 「大人しくていいコでしたよ」 の、理由としては、推測ですが、正直に言って分かってくださる飼い主さんが少ないからだと思われます。 「いやぁ、暴れて大変でしたよ〜」 なんて言ってしまったら、 「あのサロンは犬の扱い方だ下手なんだわ」 とかなんとか思われる飼い主さんもいるでしょう。 そのことを懸念しているのだと思います。 >自分の犬に手をつけられないがために、犬の苦痛をわかってても他者に委ねるヒトもいるでしょうが、そんな飼い主ばかりじゃないのです。 ホント、そういう飼い主さんがいなくなってくれればいいんですけどね。 青空さんのように、考えてくださる方がもっと増えてくれることを祈ります。 >ヒトの老人介護やベビーシッターでも、虐待の事実は隠されて見えてこないのが現状なんですよね。 > そうですね。 第三者につたわらないことをいいことに、虐待している事例はあるのかもしれませんね。 >もちろん、心臓麻痺か脱肛してしまうんじゃないかという極度のパニック状態にならなくなり、1日1〜2本なら鼻を鳴らしながらもまかせてくれるようになったという段階ですけどね。 そんなにひどい状態なのですか? ゆっくりリハビリしてください。 >もう済んだことですし、かつてのサロンに何か言う気もありません。 >サロンによっては、虐待もあるという事実があるなら、周りの愛犬家たちにも少しアドバイスをしてみようかと思ってます。 サロンに通うために必要なしつけや、青空さんのワンちゃんたちのように爪きりに限定しての改善方法など、飼い主さん側でも、勉強しようという意思を見せてくだされば、良心のあるサロンであれば、こたえてくれます。 思い切って、相談してみるようにも伝えてくださいね。 それでは、またなにかありましたら… |