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ジャck
投稿日時: 2006-2-26 6:20
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 情操教育とか健康問題とか…(補足)
今回の説明でとってもよくわかりました。<尚更どんな話しがされたのか興味もわいてきました。
ただ、ここは犬の掲示板なので、どれぐらいまでレスをしていいのか迷うところです。
ですので最後の文にレスしますね。

>犬と暮らすことの素晴らしさと難しさ、かけがえのない体験などを、どうしたらうまく伝えられるのでしょうね。
>固定概念の根強さも実感したひとときでした。

本当に、犬との体験談を話すと言っても相手が犬好きならともかく、犬に関心がない場合はなかなか難しいですね。
一昨年前に母が一人暮らしをはじめると言うので「犬を飼ってみないか」と話しを持ちかけようとした事があります。
高齢のため、途中からは僕らが面倒見るという事で薦めてみようとしたんです。
その際に「犬と暮らすとどんなに幸せで、どんなに素晴らしいか」を伝えようといろいろと考えてみました。
でも、考えれば考える程、難しくなっていくんですね。
ひと言に「犬と暮らすのは幸せ」と言っても、人によって様々なんですからそれは当然の事でした。
しかし、全くの他人でない、性格もある程度はわかっている母親ですから説得すれば何とかなったかもしれませんが、
結局は薦めることはやめました。f(^^;)

また、固定観念の根強さを実感されたのは、どんな話しから感じられたのかわかりませんが、固定観念はある意味で
その人の身を守る安全装置のようなものなので、必要があったり、自ら気付くことがなければなかなか無くすことは
難しいでしょうね。

あ、それと参考までに少年犯罪の話しですが、警察庁生活安全局少年課の「少年非行等の概要」によれば、平成11年の
2237件のピークから徐々に減ってきています。平成17年では1441件です。
また、総検挙数に占める少年の割合も減ってきています。このピークは平成9年の48.7%で平成17年は32.0%でした。
どうも最近のTVニュースなどは強調することに重きを置いているようで、視聴者の反応も強く短くなっているように
感じます。また「三菱車の炎上」のように印象操作まがいのことも多いように感じますね。<これは個人的な感想です。
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MaxHolly
投稿日時: 2006-2-26 2:12
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 情操教育とか健康問題とか…(補足)
Bonchoさん、こんにちわ。

先ほどの補足説明で参加されたワークショップの意図がよくわかりました。そうですね、核家族化、少子化、若年層による犯罪の増加、一方的な情報過多の今日、地域が顔と顔を合わせてコミュニケーションを図り情報交換や悩みごとの相談などを企画することには意義があると思います。皆さん本音で語り合えるまでには時間がかかるかもしれませんが、でもお話しを伺った限り有意義なワークショップだったようですね。

●動物を家庭で飼育することで、子供の情操が豊かになり、責任や生命の尊さ、身体感覚などが養われることに期待が持てる。が、住居や近隣との関係、親の仕事や子供の校外活動などを考慮すると、面倒を見切れるかどうか不安。どちらが大切か?

Bonchoさんの最初の投稿の上記の“どちらが大切か?”というポイントに過剰反応してしまったことを反省しています。皆さんの悩みはもっと奥深いところにあったのですね。

>これはひとつのジレンマですが、さまざまなリスクを提示して覚悟を促すことと、リスクによって希望を奪ってしまうこととの紙一重な関係にいつも難しさを感じます。

この点は私も同感です。しかし決断はいつも大人の役目です。そして自分の決断にはどんな場合でもリスクと責任がついてきます。この責任ある決断をできない大人がなんと多いことでしょう。決断できない大人達はどのようにして育てられたのでしょう。ここでまた子育ての重要さが顔を出します。物事を多角度から見て分析できる能力、そして失敗を恐れずに立ち向かう精神力、そして事態が期待通りに運ばなかった時には臨機応変にポジティブに対応していく柔軟性をもった大人に育てることが、子育ての究極なのではないでしょうか。そして厳しいことを言いますが、リスクを提示されたぐらいで希望を失うぐらいの意思しかないのなら、こと犬飼いに関してはあきらめたほうがいいですね。

と偉そうなことを言ってしまいましたが、私と主人も暗中模索を経てでどうにか子育てに一区切りというところです。子育ても犬育て(?)も結局は地に足のついた一日一日の積み重ねなのですね。

あるアメリカ人の友達から教えてもらった言葉でとても気に入っている言葉を紹介させてください。“親が子供に与えられるものは二つ。Wings(翼)とRoots(根)だ。”と。

飛び立っていける翼と自分が何者であるかというアイデンティティーがあれば、一人前の人間として生きていけるということです。この二つのプレゼントを私達大人が親から受け継ぎ、そして次の世代に受け継がせていくことが子育てなのでしょうね。

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boncho
投稿日時: 2006-2-25 23:22
Just popping in
登録日: 2005-3-22
居住地: 東京
投稿: 10
Re: 情操教育とか健康問題とか…(補足)
なかなか反応が悪くて申し訳ありません。気を抜いている間にたくさんの投稿があって驚きました。なかなか興味深い意見ばかりで熟読しました。私の説明不足の点も多い気がするので、すべてというわけにはいきませんが、追加して補足します。

このワークショップの目的は、子育てに悩む家庭(母子)が増えているなかで彼らの孤立感を和らげ、危険要因の多くなる世相にも地域社会の結びつきを強めて備えていこうという主旨で開かれたものでした。つまり、基本としては「犬と子供」が主題ではなく「次世代を担う子供たちの健やかな育ち」を、大人は、社会はどう確保するかを探る…というのが主旨でした。

参加者は妊婦(初産)から乳児の育児中の方、子供が思春期に達しデリケートな日常を送っている方、子育てをすでに終えた方などさまざまでした。モデレータとして参加したのは私(犬とアレルギー児の共生、仕事と育児・介護の両立、を通じた体験者として)と主催者、パネリストとして元保育士で児童相談所スタッフの方、フリースクールの主宰者、女性企業家が参加。このラインアップからもわかるとおり「次世代育成(子育て)」に関するぶっちゃけお悩み相談&意見交換会という色合いの強いものでした。

個別の事情はここではさておいて、みなさん程度の差こそあれ自分の育児(予定)や、我が子および社会のこれからに不安を抱いているなか、「情操」という非常に概念的な言葉に期待を抱いているようでした。たとえば、重大犯罪の予兆として動物への虐待行為が顕れることなどを例に、「他者の苦痛に鈍く、共感・理解できない子供」が増えていることの不安の裏返しとして、小さな命が身近にあれば、そうした課題へのひとつの解とできるのでは、という(かなり他力本願で情報不足な感じはしますが、しかし当人にとってみれば切実なのでしょう)、半ば聞きかじりの質問だったりしたのでした。
息子さんの動物に対する反応に酷薄さを感じる、という親御さんの不安も、どちらかというと息子さんの真意がつかめなくなってきている親子関係に対する不安心の発露だといえそうです。
妊娠中に、産後の育児環境への進言をたくさんもらったことのある私としては、前述の女性の不安は非常に理解できますし、同時に、産後不安が的中して長女が犬アレルギー(重度の喘息)を発症しなんとかしのいできた体験者としても、無責任に楽観できないところと、ぎりぎりまで最善を尽くしてほしいという気持ちとが交錯しつつ、エピソードなどをお話したわけです。しかし、犬と子供がメインテーマではなかったのでテーマも結論も散漫になりがちでした。ただ、「人間社会のありよう」を検証するひとつのテーマとして動物≠情操という図式が用いられがちであることは明白でした。

情操教育に動物はよい、という一般論は、やはりみなさんがおっしゃるように、目の前の命や出来事とどう向き合うか、という人間(大人)側の思想・行動によるところ大だと思っています。犬(動物)は、倫理や感性のロールモデルではないのですしね。そのうえでやはり、不確定要素に対して不安があり、その不安を100%克服(解決)できる自信がないうちは、生命は迎える時期ではないかも、というお話をしました。

これはひとつのジレンマですが、さまざまなリスクを提示して覚悟を促すことと、リスクによって希望を奪ってしまうこととの紙一重な関係にいつも難しさを感じます。

犬と暮らすことの素晴らしさと難しさ、かけがえのない体験などを、どうしたらうまく伝えられるのでしょうね。固定概念の根強さも実感したひとときでした。
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sarubia
投稿日時: 2006-2-24 15:45
Not too shy to talk
登録日: 2005-11-3
居住地: 兵庫県
投稿: 23
Re: 情操教育とか健康問題とか…
情操教育を辞書で引くと
「真・善・美・聖などの人間の価値感情を養うための教育。」
このように記載されていました。

動物を,ただ飼育しただけでは,
人間としての価値観なんて養われる筈もないでしょう。
私は幼い時から結婚するまでの間,何らかの形で常時,
自分の傍に犬が居る生活をしていましたが,そのような生活から学んだ事は,
「無類の犬好き」というだけの事でした。其処には犬の何たるかも知らず,
犬の命の尊さというものさえも知らぬ無知な人間が居るだけでした。そして,結婚。
娘が2歳頃に義母が娘の為にと知人の家で生まれたシェパのMIXの仔犬を連れて来ました。
その後,娘が10歳になるまでの間に,sarubiaの無知の為に何頭の犬との出会いと
別れを繰り返した事でしょう。そして,娘が10歳の時に犬と初めて真剣に向き合う事になった
1頭のシェルティと出会ったのです。その1頭の犬と真剣に向き合い,
犬から様々な事を学び,sarubiaの真剣に犬と付き合うsarubiaの姿から
娘も無類の犬好きとなり,sarubia以上の観察眼を養うようになったのです。

犬との生活に限らず,情操教育の為に云々と様々な事を実行するのは
良い事と思いますが,その其処には自分が向き合うそのものに対して,
真摯に学ぶ心がなくては,折角の出会いも無駄な事どころか,
人間形成にとって悪い結果を招く事になるのではないでしょうか。

私は犬好きの方から見てよく言われるのが,「パラダイスだネェ」
確かに日々を楽しく生活をしている事に違いはありませんが,
生きている限り犬達は,病気にもなるし,日常の世話,排尿,排便さえも
飼い主がしなければ,健康を守る事は出来ません。
日常の生活環境を整えなければ,ストレスから病気を発症させる事もあります。
年数を重ねると老化から病気を発症する事あるし,老化の為に要ケアにもなります。
犬との生活を「パラダイス」にする為には,人からは解らない影の努力があればこそ,
日々をパラダイスにする事が出来るのです。

子供に情操教育とするならば,まず,それらの事に対して1つ1つの事を真摯に取り組む
親の姿が必要でしょう。親の真摯な姿がなくして,
どうして子供が「命」に対して真摯になる事が出来るでしょう。
また,親が子供に対して「情操教育になった」と実感する事が出来るのは,
子供が社会人となり,社会の中でどのように生活をしていくか。
人との関わりをどのようにしていくか。人に対してどのように感じていくのか。
その事によって,親は知る事が出来るのだと思います。

犬であれ,子育てであれ,育てるという事は楽しい。楽しいけれど
その事を親が実感する事が出来るのは,外観からは見る事が出来ない
親の生きる姿,姿勢が鍵を握っているのではないかと思います。
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MaxHolly
投稿日時: 2006-2-24 14:16
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 情操教育とか健康問題とか…
みなさん、こんばんわ。MaxとHollyのママです。実は昨日の自分の投稿を読み直してなんかピントがあっていない気がして再度“情操教育のために犬を飼う”ということを考えてみたいと思います。

なぜかというと犬を飼ったことのない人が親になった場合、“自分の小さい頃に犬がいればよかったな”という気持ちから、自分の子供には犬のいる生活を経験させてあげたいと思うのはごく自然の発想だと気が付いたからです。昨日書いたように“犬を犬としてあるがままに受け入れられない人間は、植木でも育てて子供の情操教育に役立ててください。”などとその方たちの意思をシャットアウトしてしまったら元も子もないですよね。ごめんなさい。本当は犬と暮らす喜びを一人でも多くの子供達に経験して欲しいのに。

犬を飼うと決める前にそれがどんなものであるか、いろいろ勉強したり、人の話を聞いたりして分かることもあるでしょう。そしてそれはとても大切なことです。でも実際に飼ってみないと分からないこと、飼ってみてはじめて気づくことのほうが多いような気がします。日々発見、そして犬と人間の家族の絆は日々形成されていく訳ですよね。これは人間同士の間でも同じです。幼い兄弟やお年寄りに対するいたわりの気持ち、自分から進んで、または自分のことは二の次にしても誰かのために何かをする行動力、そんなものがいつも人間家族にたよるしかない犬達と共に暮らすことで自然に身に付けていってくれたらと思います。特に少子化や核家族である現在、そのような環境作りをするのは子育てにプラスになると思います。でもここでやはり大人である親達が犬との生活を通してどのように子供に命の尊さや、生き物と共に生活していく術を身をもって教えるかが重要なポイントになってくるのではないでしょうか。いわば犬を飼うことで情操教育を子供に施すということは、取りも直さず親が自分の人となりを試されるということではないでしょうか。

そして反対に、私達が犬達からもらう大きな喜び、心の安らぎ、全幅の信頼といった目に見えない、お金で買えないものに対する価値観も、物質主義時代の子供達にとってはかけがいのない勉強になるでしょう。

こういう私も12年間のブランクを経て再び犬を飼うきっかけとなったのは、息子が8歳の誕生日に犬を飼って欲しいと言い出したことでした。14年前のことです。生後8週間でうちにやって来たMaxが14歳になり、息子はもうじき22歳になります。正直言って初めこそ、世話は全部自分でするからなどと約束しましたが、日々の世話や散歩はほとんど私と主人がしていました。それでも子供達は犬達が病気や怪我をすれば心配し、辛いときにはどんなに犬達のぬくもりに慰められていたことでしょう。Roxyを病で失うことで命の尊さや、別れの辛さを経験しました。いつも私が口を酸っぱくして言っていたことは次の二つだけでした。

犬達は与えられたものとその範囲の中でしか行動ができません。だからいつも彼らが何を欲しているかを先へ先へ考えてあげなければいけません。飲み水は充分あるか、そろそろおしっこに外へ出たい時間か、などなど。

もう一つは、どんなに可愛がっても彼らの一生は短い。私達人間の7倍の速さで歳をとっていくのだから、あのときああすればよかったなどと後悔しないように毎日毎日を大切にしてあげようね。と。

確かに犬達を飼っていたせいで、この14年間家族揃っての旅行は犬を連れていける範囲だけ、または誰かが犬達と留守番しなければならないという不都合はありました。若いころのMaxのおかげでドアや壁がぼろぼろに噛み崩されてしまいました。病気のRoxyや年老いたMaxの粗相の後が絨毯には残っています。でも彼らが私達にくれた幸せや子供達が学んだことはそんなことは問題にならないくらい大きなものだったと確信しています。

やはり私は個人的には、“子供達の情操教育のために犬を飼う”というよりは“子供達が情操豊かに育つよう犬と一緒に暮らしてみよう”という親たちの姿勢のほうがいいような気がしますがどうでしょう。
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ジャck
投稿日時: 2006-2-23 20:27
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 情操教育とか健康問題とか…
こんばんは、bonchoさん、他の皆さん。

はじめに青空さんやMaxとHollyのママさんがおっしゃった意見(情操教育についての部分)に同意させてくだい。
でも、目的を子供の情操教育として犬を飼うという発想は、犬を愛したことがない者にとってはありがちに思えますね。
少なくとも僕は自分自身の為に犬を飼いはじめた輩ですし……。f(^^;;

で、タイトルの「情操教育とか健康問題とか…」については、情操教育ってことだけにレスさせてくださいね。
と言うのは、bonchoさんがおっしゃった
>●飼育そのものが情操教育によいというよりも、家庭でともに暮らすことに対して障害・問題が発生した時に親や大人が
>どのような姿勢を示すかが大事なのではないか
ってことを見て、とても共感しましたので……。って、でもここは犬のサイトでしたね。(^^;;
普段、人から聞く話や、TV等で見かける「子供の情操教育」ってことに強く関心があるので、つい反応してしまいました。
まあ、ひと言で言えば、母親が子供に「自然を大切に」と言葉で教えるよりも、母親の自然への「日常の態度」を子供は学んでいると
思うってことを言いたかっただけです。極端に言えば、言葉での教育よりも実体験の方が優先されるってことですね。
(上記は情操教育ってものに限っての話です)
この事を強引に犬との関わり合い(日頃の飼い主の態度の一貫性など)に関連づけることも出来ますが今回はやめときます。(^^;;
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MaxHolly
投稿日時: 2006-2-23 15:13
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
“情操教育のために犬を飼う”は間違い
みなさん、こんばんわ。MaxとHollyのママです。
とても興味深い議論が進んでいるようなので参加させてください。

まず、“情操教育のために犬を飼う”という目的は間違っていると思います。犬は人間の子供のおもちゃでもなければ、便利な道具でもありません。情操というか、やさしい思いやりをもった心は、逆に犬を飼った結果培われることはあると思いますが、つまりそれは結果であって、いわば“おまけ”と考えたほうがいいと思います。

情操教育は犬に頼ってという他力本願はやめて欲しいのです。犬を利用して欲しくありません。犬を飼うのは、“犬が好きだから。犬なしの生活が考えられないから。”それで充分ではないでしょうか。そして体中毛だらけの生き物と一緒に暮らすのですから、多少の毛や汚れは覚悟の上というか、日常生活に支障はないぐらいの気持ちで接してあげてください。その気持ちがない親が、子供のためと言って犬を飼い始めたとしても、青空さんのおっしゃるように、やれ汚いとか、赤ちゃんにとってよくないとか、否定的な見方をし、挙句の果ては飼い切れなくなって手放すのが落ちです。そしてそのことが後々子供達の心にどのような傷を残すことになるのかも考えて欲しいと思います。

犬を飼うことで得られる喜びや心の豊かさは、言葉で語りきれないほどです。でもそれは犬が好きな私や家族だからであって、皆が同じように感じるわけではありませんよね。うちの子供達3人もSarubiaさんのところと同じように、犬と一緒に育ちました。でも長女は犬は好きですが、洋服に犬の毛が付いたりするのを嫌がります。結婚し最近赤ちゃんが生まれたばかりですから、おそらく当分は犬を飼うことはないでしょう。真ん中の息子と末娘は大学生で家から離れて暮らしていますが、二人とも帰ってくるたびに“会いたかったよー”っといいながら犬達を羽交い絞めにしています。末っ子などは会うたびにHollyとキスしています。人間の清潔感に対する考えかたも千差万別ですよね。同じように育てたつもりの自分の子供達でさえ、それぞれ違うのですから。でも犬好きの親に育てられ、犬と一緒に育ったということで、彼らの将来犬を家族に迎え入れる可能性はおそらく経験のない人よりは高いでしょう。現に私の父も大の動物好きでした。かえるの子はやっぱりかえるですね。と話が少し脱線してしまったのでもとに戻しましょう。

ですから、犬を犬としてあるがままに受け入れられない人間は、植木でも育てて子供の情操教育に役立ててください。犬にも気持ちがあり、家族に愛されて、可愛がられて、必要とされてこそ、初めて幸せになれるのです。妊娠したからといって邪魔者や不潔なもの扱いしたり、転勤だからといってお荷物になる可能性があるのなら、初めから犬を飼う資格と責任をもっていないとあきらめるべきではないでしょうか。

子供達はやがて巣立ちます。でも犬達は最初から最後までうちで暮らすのです。一番安心できるこのうちで最後まで看取ってあげるという覚悟のない方は、どうぞ情操教育などという大義名分の下で犬の一生をもてあそばないでください。
編集削除返信
青空
投稿日時: 2006-2-23 11:51
Just popping in
登録日: 2005-3-20
居住地:
投稿: 13
犬を飼えば漏れなく「情操教育」が付いてくる?
こんにちは。
とても興味深い体験をされたんですね。

知人にも「情操教育」によいからと、犬を飼い始めた方がいらっしゃいます。けれど残念なことに、そこの子供達は排泄の世話はしません。理由は「汚い」からです。そして最初だけ室内で暮らしましたが「五月蝿い」「くさい」からと室外に出すようになりました。もちろん、親自ら「五月蝿い」「臭い」「汚い」と毎日子供らに言って聞かせているので、始末ないですね。
そして、外に出されればますます手入れも健康管理もされなくなり、手に余りすべてを犬のせいにして手放すというケースは少なくないはずです。共稼ぎの家庭だと親が忙しく、子供の遊び相手として与えることも多いようですが、どんなに忙しくても親が犬を世話して、その姿を見せ、それらを子供に教え実行させるというプロセス抜きではありえません。何故「臭く」「汚い」ままにしているのかと問うと「忙しいから」という返事、案外多いです。
彼ら動物を汚くし、臭くし、五月蝿くしているのは飼い主であるということを、まともに彼らと暮らしている人ならわかりますよね?
人間だって定期的に健康管理して身体を清浄に保つのですから、同居の動物にもその配慮は不可欠です。できない、しないのは人間の怠慢です。
最初から親が彼らを「獣」として捉えていたり、ブランドのバックや車程度に考えていたら「情操教育」どころか、動物に対しての最悪の接し方を親自らが教えるようなものです。だったら、居ないほうがマシですよね。

妊娠とペットの問題は、まず産婦人科医だけの見解を聞くのではなく、獣医師の見解も聞いて欲しいと思います。
もちろん人畜共通感染症やアレルギーなどのリスクの説明は受けるでしょうがニュアンスが違ってくると思います。多くの産婦人科医(人間の医師)は、家族でもなんでもない動物を排除しないですむ方法までは考える時間はありません。

不衛生・不潔という観念なんですけど・・そもそも大人ほど子供にあるのでしょうか?
彼らは好奇心の塊ですからどこにでも手足を突っ込み、口にもっていきますよね。
今でこそ文具にも抗菌剤が練りこまれていて無菌・滅菌(笑)を目指す世の中ですけど、私が育つ過程では今以上にきっと感染症を撒き散らす野良犬・猫はいましたし、臭い臭いがするドブに手足を突っ込んだり、砂砂利が目鼻口に入ったりで、雑菌だらけの生活をしてきたし、予防法も治療薬も治療方法も確立されない状況でそこそこ成長してきたはずなんですよね。
不衛生な生活を勧めているわけではないのですが、室内で飼われているペットを悪玉菌の塊のように捉えるのは、無菌生活を追い求めすぎなのではと考えてしまいます。
とにかく犬だって自分の家の家族なのですから、綺麗に健康的な暮らしができるように手入れや予防・治療などの配慮すればいいことが殆どでしょう。

そして、犬は「自立できない家族」として迎えて欲しいです。
人間の姉妹で、姉が妹に悪い影響を及ぼすとわかった時点で見放しますか?父親が転勤するからと、幼稚園児を1人そこに残していきますか?寝たきりのおばあちゃんを臭いからといって、開かずの間に閉じ込めて放置しますか?家族をあきらめられますか?
まず「普通の」ご家庭では、そんなことはないはずですね。
でも時おり実際のTVニュースでショッキングな事件として取り扱われることがあります。

もともと情操教育というのは犬が居なくともできるでしょうし、ある程度できている家族のもとに犬(異種)がやってくれば素晴らしい時を共有し、充実した暮らしができ、更に情操も身に着くものだと思います。けれど、もともとそれらがまったく欠落していた家庭で犬に補わせようと多大な期待を寄せるのは他力本願なのではないでしょうか?そして期待はずれだったと、命や弱者を見放すという罪を負うことになるだけなのではないでしょうか?
犬猫を飼えばもれなく「情操教育」がついてくると思っていることが間違いですね。

私は動物を擬人化してるつもりもありません、人間社会で人間が優先されることは承知しているつもりです。
ただし家族として迎え入れた以上は、年齢性別異種に関わらず愛情を育み絆を強めていくものだろうし、そこに芽生える感情に人も犬も区別はないように思います。単純に「可愛い、大切にしなくては」って自然に思えればこそですよね。
だから公平不公平の不条理は多少あるものの、家族の一員である可愛いと思う子供もいとおしいと思う犬も天秤にかけるということは私には簡単にできるものではないのです。

犬もお子さんたちも、親から一緒に世話してもらってる立場です。いくら子供が世話のお手伝いをしたところで「自立しない家族=ペット」を生かすのも殺すのも大人が握っているわけで、子供ではありません。子供達は感覚的なものでいいのですが、大人には関わった命に対する義務と責任もなくてはならないですよね。
あまりお答えにはならなくてすみません。
編集削除返信
sarubia
投稿日時: 2006-2-23 8:30
Not too shy to talk
登録日: 2005-11-3
居住地: 兵庫県
投稿: 23
Re: 情操教育とか健康問題とか…
私は妊娠期に犬が居た事はないので経験談は出来ませんが,
妊娠したからといって,犬を里子に出す事には反対です。

妊婦にアレルギーがある場合は,有無もないと思いますが,
妊婦に問題がない場合,日常の生活に於いて,
犬はそんなに大変な世話を掛けさせているのでしょうか。

○○ さんは毎日を犬とどのような生活をしておられるのでしょうか。
清潔に手入れをされていますか?
不衛生な場合,やはり犬は室内犬と言っても
どのような雑菌が居るかも解りません。また,
独りっ仔の犬中心な生活なのでしょうか。
我侭に育てていらっしゃるのでしょうか。
その場合は,赤ちゃんが来た事によって焼餅が生じたり,逆に,
自分に手が回らなくなる事によって,いじけたり,
今迄出来ていた躾等が出来なくなってしまう・・・と
いうような事があると思います。それならば,今から
出産までに距離を置くように慣らしていく事も可能でしょうし,

赤ちゃんと犬ってそんなに悪い事なのですか?
我が家の娘は物心つく頃には,常に犬が居るような生活をしていましたし,
掃除なんてこまめにしないSarubiaは,常に通常の埃+犬の毛。。。
なんて,自慢にもなりませんが犬の毛が悪く言われると
犬が可哀想に思います。

妊娠期という飼い主が精神的に不安定になる時に,
ソッと犬が傍に寄り添って一緒に居てくれるだけで心は落ち着きませんか?
一緒に散歩に出る事で気晴らしになりませんか?
つわりで苦しい時についつい,横になって寝てしまいそうな時,
犬の事をする事によって,逆につわりの事を忘れる事はありませんか?
犬と散歩に出てお友達と出会ったりして話をする事はありませんか?
犬と共にお腹の赤ちゃんに話しかける事は胎教にはなりませんか?

妊娠期に犬が居るってそんなに悪い事なのですか?
犬が居るって良い事も沢山あるのではないのでしょうか。。。
逆にこのように真剣に苦しみ悩む事が胎児に影響する事もあるのではないですか?
妊婦さんはもっとおおらかにゆったりと過ごされる事が必要なのではないでしょうか。

と,このような事を言っても生後間もない赤ちゃんと犬との両方の世話をする事は,
時として大変な事もあると思います。
Sarubiaなら赤ちゃん,犬,,,双方の世話を適当に
手抜きをしながらこなしていくのではと思いますが,
○さんはどのような性格の方なのでしょうか。。。
手抜きの出来る方なのでしょうか。困った時には御主人の協力を得る事は出来るのでしょうか。。。
色々な事を考慮して余り悩みすぎずに,もっと犬との生活を楽しむ事が出来るように,
赤ちゃんとの生活を楽しむ事が出来るように,将来に希望を持ちながら,,,,

          *********************************
bonchoさん,始めまして。
Yahoo掲示板にて,2番目と似たような相談に対して,私は↑のように返信致しました。
トキソプラズマ(人畜共通感染症)や犬の問題行動は,ほとんどに於いて人間側の
飼育に問題があると思います。また,アレルギーの程度によっては,
bonchoさんが言われているように飼い主の生活の工夫次第で共存出来るものと思います。
随分前の事になりますが,町内の子供さんは兎の毛にアレルギー(喘息)が在るにも拘らず
兎が大好きで飼育をしておられましたが,大きな発作もなく兎との生活を楽しんでおられました。
動物が関係した事で問題が生じた時,人間はどうして動物が悪いと言うのでしょうか。
人間の飼育に問題があったと何故,考えようとしないのでしょうか。

3番目の息子さんのお話ですが,本当に全く無関心なのでしょうか。
我が家の息子,現在26歳かな? 今から15年前から室内犬が常時居るような生活をしていますが,
よくよく息子を観察していますと,始めは全く無関心なように犬に対して振り向きもしなかったのですが,
ふと気が付くと,傍によって来た犬にソッとふれたりしていました。数年してまた,気が付くと
今度は撫ぜていました。最近では犬や猫に覆いかぶさるようにしてジッとしている息子を見かける事があります。
始めは嫌がって逃げていた犬達も,このお兄ちゃん害がないと気が付いたのか,
大人しくされるがままになっています。この間,15年です。これは,息子が動物に関心がないのではなくて,
どのように接すればよいのか,扱えばよいのかが解らないのではないかと思います。
3番目のお子さんも親では気が付かないような接し方をしているのではないでしょうかしら?
編集削除返信
boncho
投稿日時: 2006-2-22 21:42
Just popping in
登録日: 2005-3-22
居住地: 東京
投稿: 10
情操教育とか健康問題とか…
子育てと仕事とでどたばたしている間に、すっかりオンしないまま過ぎてしまいました。ひさしぶりだとドキドキします。

先日、私が居住している都内某区某地域にて、子供の情操教育についてのワークショップがあり、奇縁からモデレータとして参加してきました。そこで出された意見・感想のなかで印象的だったことを書きます。

●動物を家庭で飼育することで、子供の情操が豊かになり、責任や生命の尊さ、身体感覚などが養われることに期待が持てる。が、住居や近隣との関係、親の仕事や子供の校外活動などを考慮すると、面倒を見切れるかどうか不安。どちらが大切か?

●犬を飼い始めた後に妊娠してしまい、トキソプラズマ(人畜共通感染症)が心配。出産後はアレルギーなども気になる。親や周囲もよい顔をしないので不安。譲ったほうがよいのか悩んでいる。

●情操教育によいといわれるけれど、自分の息子は長年飼育している動物に関心を示さず「親のペット」としか見ていない気がするが、情緒的にちょっと冷たいのか?

●公園など公共スペースに動物がいると、糞尿や毛などの衛生面が気になってしまう。散歩中の犬と接するなどは子供は喜ぶが、親としてはできるだけ関わらせたくないと思ってしまう。

などなど。細かく書ききれませんが「家庭に動物がいると情操教育上よい(というが、それは本当か)」「家族への健康・衛生面と天秤にかけた場合どちらが大切か」「家庭で動物を飼育しても、本当に健康に影響はないか」といったものが主でした。

●ケースによりけりであること(当たり前か)
●飼育そのものが情操教育によいというよりも、家庭でともに暮らすことに対して障害・問題が発生した時に親や大人がどのような姿勢を示すかが大事なのではないか
●衛生面も、常識の範囲で生活をしていれば問題ないのではないか(逸脱した濃厚な接触や、動物・環境などを不衛生にすることにはリスクがある)
●子供や家庭に大きな変化(出産・転勤・進学など)が生じる可能性がある場合は、新たに動物を迎えるには向かないのではないか

などを自分なりに話ましたが、特に2番目は実感するところ大です。ちなみにうちの子は、生まれてずっと当たり前のように犬がいるので、いまのところそれを特別だと思っておらず、よって、特に可愛がったりもせず「空気」のように暮らしています。犬がいる時間が限られており、かけがえのない体験だと理解するのはまだ先かもしれません。そのときに親としては「犬たちと君たちが一緒に暮らせることが結構大変なことだったんだ」と話してやろうと思っています。

※下の長男は、犬アレルギー反応は皆無になっていました。びっくり。卵とゴマだけ。長女は相変わらず血液検査での反応はでるものの、濃厚な接触をしていても無症状です。わからないもんです。
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