ネットで耳寄りなニュースを見かけました。（産経）



＊＊＊犬好きの小沢、鳩山両氏が動物愛護議連結成　「動物との共存」訴える＊＊＊

民主党の有志議員でつくる「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」の設立総会が２日、国会内で開かれ、ともに犬好きとして知られる小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相がそろって出席した。

　シバイヌを飼っている小沢氏は「『籠の鳥』という言葉があるように、生き物を一生懸命飼うのが人間との共生と矛盾しないかと時々考えている。命を授けられた動物同士だから共存していくことは当然だ」と述べた。

　総会には小沢、鳩山両グループを中心に約６０人が出席。来賓には、動物愛護の活動に取り組んでいる女優の杉本彩さんも招かれた。議連の会長に松野頼久前官房副長官、顧問に小沢、鳩山両氏が就任した。

民主党による、ペットへの課税のニュースの一部に、"税収を処分費用の負担に充てることを検討"と書かれていましたが、そのまま信じてしまい、反発の声が一部挙がっているようです。

日本の大手メディアは自分への利益が目的で、自民党寄りの立場をとっていると最近分かってきましたので、民主党関係のニュースは、言葉遣いによってニュアンスも変わることを意識しながら読むようにしています。

この発表は民主党から正式に出たものではないということと、民主党に問い合わせた方へは、"マスコミが勝手に書いた"との返事が来たそうです。報道の内容に扇動されることなく、ポジティブに検討していただければと思います。

民主党内で、ペットへの課税の検討が始まるようです。
ご意見などありましたら、ぜひ民主党に提案をお願いします。


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民主党税制改正プロジェクトチームは２６日、２０１１年度税制改正に向けた政府への提言案で、犬や猫などペットへの課税を検討課題とすることを求めた。

ペットの無責任な飼育放棄などが、行政による処分費用の負担など「負の連鎖」につながっているとして、「地方自治体による登録制を導入して課金も行うことなども含め検討を提言する」とした。

　課税を通じてペットの適切な飼育を促し、税収を処分費用に充てることを想定している。民主党関係者は２６日、「ペットは家族の一員という人が増えている」と述べ、課税には一定の理解が得られるとの考えを示した。ただ、ペットへの課税は今年度の税制改正論議で検討課題に上っておらず、１１年度税制改正で実現するかどうかは不透明だ。

　過去には自民党も、動物を飼ってもすぐ捨ててしまう飼い主を減らすため「ペット税」導入を検討したことがある。
（2010年11月26日23時31分 読売新聞）

Mixiの動物愛護関係の２つのコミュニティで、この件についてトピが立っていましたが、導入に反対する人が約８０パーセントほどいらっしゃった様です。下のサイトの世論調査では賛成派が上回っています。訪れるサイトの使用者の層によって偏りが出ているようです。

http://www.yoronchousa.net/result/6562


税金となると生活に直接関わってくる大事なことなので、環境省にパブリックコメントを要請したいと思います。環境省のサイトに掲載するだけでなく、広く声を募ると言う意味で、このサイトや他の愛護関係のサイト等への、積極的な環境省からの働きかけも必要かと思います。

年末の私の投稿と同じ内容のものを議連にe-mailでコメントしたところ、下記の返信を今日受け取りましたので、皆さんにもお知らせしたいと思います。

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昨年は、皆様よりご意見、ご提案等、多数「自民党動物愛護管理推進議員連盟」宛
いただきまして誠にありがとうございました。
本年も引き続きまして宜しくお願いいたします。

このメールは、昨年の読売新聞のペット税関連に関して
ご意見をお寄せ頂きました皆様に返信させて頂いております。

現在どうぶつ議連では、報道されたような「ペット税」に関する
事実はございません。
人と動物のより良い共生をめざし、制度の改善について
多方面から精査し、十分な議論、話し合いがなされるべきであると
思っております。
もし、今後ペット税に関し、議題にのぼることがございましたら
今回皆様からいただいたご意見・ご提案を参考にさせて頂きます。

どうぶつ議連会議の内容、活動につきましてはブログにて
逐一報告させて頂きます。
また、その折りには皆様からお寄せ頂きましたメールを
報告させて頂いております。

今後とも、ご意見、ご提案等ございましたら、「どうぶつ議連」あて
お寄せ頂けましたら幸いでございます。
どうぞ宜しくお願いいたします。

『自民党動物愛護推進議員連盟』事務局
住所　：〒100-8982　東京都千代田区永田町2-1-2 
衆議院第２議員会館237号室 衆議院議員 馬渡龍治事務所 内
　　　ＨＰ　：http://www.jimin-animal.net/
　　　ブログ ：http://blog.jimin-animal.net/

****************

というわけで、ペット税の導入はどうやら今の時点では討議されていないようです。

Cybeleさん、読売新聞の記事の紹介ありがとうございました。

その中で、
＞議連では、ペットを購入する際に一定額の税金を全国一律で課すことを想定している。

とありますが、これでは効果があまりないように思えます。まず第一に、ペットの入手の仕方を「購入」としか捉えていないようですね。そして課税も「購入時の一時金」です。

これではペットをペットショップで買う値段がちょっと高くなるだけのことでしょう。税金を支払ったらそれからあとは今までと変わりないわけです。

前にも書きましたが「犬税」という言葉は嫌いですが、それはさておき「犬税」を導入するなら鑑札税という形で毎年更新制にし、更新料の納付時の書類に、「今年も飼い犬の健康・安全に留意し、幸せな毎日を送れるよう、責任のある飼い主であることを誓います」というような文面に署名捺印すべきだと思います。

犬税を設ければ、殺処分が減るという短絡的な考え方ではなく、人々の意識の改革こそが必要なのではないでしょうか。

それからもう一つ、犬税の使い道として、マイクロチップの普及、シェルターの完備に加え、「避妊・去勢」の推進を是非是非加えていただきたいと思います。

ペット税導入の可能性が出てきたようです。
指示、不支持も含め、一般の犬の飼い主の意見を反映してもらうことは大事だと思うので、興味のある方は意見を寄せてみてはいかがでしょうか。

（読売新聞の記事より）
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081227-OYT1T00834.htm

動物愛護管理推進議員連盟
http://www.jimin-animal.net/04_contact.html

犬に税金を課すということに違和感があります。犬は贅沢品なのでしょうか？

犬と家族同様に暮らすことを呼びかけて、犬とのよりよい共生を願う私達にとって、犬に税金を課すことはなぜかその趣旨に逆行するような気がするのは私だけでしょうか。

このスレッドでも、また小野千穂さんのドイツの犬税に関する記事でも、

１）犬関連の施設の向上（シェルターやドッグランの充実）
２）犬を飼うことの抑制

が犬税のメリットとして掲げられてます。１）は望ましいことですが、２）はなぜ犬を飼うことを抑制しなければならないのか疑問です。もちろん衝動買いなどを防ぐ効果はある程度期待できるかもしれませんが。

小野さんの記事にもありましたが、税金を払っているのだからということで飼い主としての義務を怠るケースも出てくる可能性もあります。

要は、「責任のある飼い主にのみ犬の飼育を許可する」ということで、それは金銭的に計れるものではないと思うのです。

犬の登録は狂犬病の予防接種同様に義務付けられていますね。日本での登録料を調べてみたのですが、どうやら犬の一生に一度で3000円が相場のようです。

ちなみにアメリカの犬の鑑札登録は毎年更新制で下記はSan Franciscoの更新料です。私の住む地域の登録料はこれよりは多少低いのですが、基本的に同じような振り分けがあります。

年間鑑札料
鑑札の種類 一年 二年 三年
未去勢・未不妊 $27.00 $50.00 $74.00 
避妊手術済み $14.00 $25.00 $37.00
高齢者の飼い主- 未避妊の犬 $14.00 $24.00 $35.00
高齢者の飼い主- 避妊済みの犬 $9.00 $15.00 $21.00 

登録料は、去勢・不妊手術済みかどうかで倍近く違いますし、お年寄りの方負担を少なくし安心して飼えるように、高齢者割引があります。

更に登録料の使い道として、サンフランシスコのＨＰには下記のように書かれています。

「犬の鑑札取得料やその更新料で、市のシェルターがまかなわれています。それは市のアニマルケア＆アニマルコントロールの主な収益源でもあり、もとの飼い主が引き取りに来ない犬や持ち込まれた犬達に新しい家庭を探し、攻撃性のある犬から地域を守り、あるいは飼い主の亡くなってしまった犬の世話から、子供たちにペットの飼育法について教育したりと、サンフランシスコ市民にユニークなサービスを提供し続けることを可能にしているのです。」

「犬税」とはいっても、ペットショップやブリーダーから購入した犬のみでなくすべての飼い犬に課せられるとすれば、その徴収方法を考えた場合やはり犬の登録料に近いようなものになると思います。現にドイツの小野さんの例では、年間額と書かれています。

ですから日本に犬税を導入する代わりに、現行の犬の鑑札登録を一年更新にすることで、一頭あたりの生涯登録料が10倍ぐらい（平均寿命を10歳とすると）になるのではないでしょうか。10倍の予算があればシェルターの完備、不妊手術の充実、更には地方自治体による安価でのトレーニングプログラムの提供など、最終的には犬の殺処分を減らす目的に近づくことができると思います。また年更新にすることで、飼い主の責任や心構えを新たにするよい機会になるのではないでしょうか。

前述のサンフランシスコの金額を例にとると、日本の登録料（現行では一回限り）の3000円と未不妊の27ドルはほぼ相当する金額ですね。新たに犬税を導入するよりも、日本でも年間更新にすることのほうが違和感はないのではないでしょうか。

日本の登録制についてはネットで調べただけですので、もしも間違っていましたら教えてください。

愛犬家さん、ジャｃＫさん、返信ありがとうございます。
特にジャｃＫさんは、思ったよりも早いロムからリカバリーされたのに、この件に関しては少々考え込んでしまっていたため、レスが遅くなりました。

ペット税については、実際に日本で行政に関わった方の視野から見た、日本の現状にフィットしそうな案など投稿を待っていましたが、私が声をかけた方面からは残念ながら来ないようです。
愛護に関して、私は日本人とは考え方が違う人達（主にアメリカ人）と接しているため、オープンな国民性が愛護にどんなにプラスになっているかを見聞きしています。逆に、呼びかけても何の反応もない、日本風の"自分は自分、他人は他人"という閉鎖的な雰囲気が愛護に影響を及ぼしているのを危惧しています。犬税を実際に払っているドイツにお住いの方からの意見も貴重です。そういった方からの投稿が無いのは、フォーラムに書き込んでも無駄だと考えているからでしょうか？

別の件で環境省の人と電話で話しをした時の感覚では、このフォーラムで数人がアイディアを出しただけでの段階での提案は聞いてもらえそうにないと思いました。そこで先日松野議員のＨＰの問い合わせ先にメールを送ってみました。犬税の導入の実現の可能性、また実現に向けて、一般の愛犬家にどのようなことが出来るのか問いあわせました。返事は多分来ないでしょう。私への返信は構わないので、このサイトのフォーラムで松野議員の意見を一般の愛犬家に発信してもらえるよう、このサイトの売り込みをしておきました。

スレタイからズレてしまいますが、犬税を導入するのなら義務のほうが良いように思っています。
それは、支払わない者がある程度の割合にまでなると、雪崩式になる可能性を危惧するからです。
現在の日本でたとえれば、ＮＨＫの受信料のようになってしまうのではないかと……。

それを防ぐ為にも、犬税導入と同時に、犬の飼育を免許制度にする方が無難であると考えています。
犬免許(仮)の取得は比較的簡単なものでよく、免許取得や更新の際に納税させるという仕組みです。
この犬免許の制度をうまく利用すれば、犬を飼育しているという自覚を更に向上させられることや、
ある程度スムーズに義務をも課せられるのではないかという期待感をもっています。
まあ、義務と言っても、従来通りの狂犬病予防接種などに加え、マイクロチップなどですね。
それに免許証ひとつで、納税などの義務が果たせているかなど、そういうチェックが単純化するし、
犬を連れる際に免許の携帯を義務化させていれば、チャックも臨機応変になるのではないかと……。

また、納税を義務化しないのなら、フードや玩具、用具など、犬に関わるあらゆる品物に内税でも
かければいいと思います。内税にこだわりはありません。外税にして納税者に優越感など好条件が
発生するのならその方がいいと思います。< 納税者の気分に添えばいい、と。

犬税の導入(復活）はいろんな意味での効果が有り
現状では最も合理的な策だろうと思います。
その税収で動物管理施設(処分だけでは無い複合的な）
をもっと拡充したり、また課税される事で衝動的に犬を
購入してしまう事や流行的なペットブームに有る程度
抑制効果が有るのでは無いかと思います。
ある程度の税額でないと意味が有りませんが・・・・
税金という物はお金を集めるだけでなく抑制効果も
期待出来ます。
税金の考え方の前提として、その利用者が負担する
という前提が有り、今話題のガソリン税や自動車税等
もそうですし、いろんな税金でその利用者が税負担を
しています。
そういう意味で考えれば、一番合理性のある方策だろうと
感じます・・・

以前このフォーラムで話題になった犬税の導入について考えてみました。
管理人さんがアップされた、ある市でのペット用トイレの撤去の記事を読んで、
犬税の使い道としては良いアイディアなのでは？と漠然と思っていましたが、
過去に犬税の導入について（現実的な）提案があったのか、アニマルポリスを立ち上げようとしている担当の人にメールで問い合わせてみました。今日現在返事は頂いていませんが、このサイトのこともお知らせしてあるので、現地の事情に詳しい関係者の人の目にとまり、何かいいアイディアが出れば、と思い、スレッドを立てさせていただきます。

Mixiの愛護関係のコミュニティで見つけた国会の質疑応答のビデオを見ましたが、松野頼久議員が全国の保健所を、捨てられた動物の処分所からシェルターに変えようと、予算を求める質疑を環境大臣にしていました。以前見たビデオの時とは環境大臣が変わっていて、この新しい大臣はシェルターから雑種の犬を引き取って育てている愛犬家のようで、前の大臣よりもイメージの良い方でしたが、国庫予算の請求、充当は予算的に難しい、と発言していました。今動物愛護への関心が高まっているそうです。アイディアを出せば肯定的に取り上げてもらえる可能性は大きいような気がします。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.cfm?deli_id=37590

こういう犬税の導入が良いのでは？というアイディアが出揃ったところで、環境省に問い合わせてみたいと思います。私には支払い義務は生じない税金ですが、思い描いている内容をまとめてみました。野良猫も多いことから、ネコを飼う人も対象にした、ペット税と呼んだほうが良いかも知れませんね。


税額は１匹１００００円（年間？）
２匹目からは半額（ドイツのように金額を増やして多頭飼いを罰するようなことは良くない）
保健所から引き取った場合は免税にする（自費で保護活動をしている人の負担が減る）

税金の用途　−−−
保健所の設備改善、運営費
ドッグランの設備改善（定期的にトレーニング教室などを開く、ｅｔｃ）
犬トイレの設置
保健所のスタッフ人員の確保（子供への動物愛護普及活動をする人手が足りないそうです）
サービスドッグの養成


むやみに安楽死されられるペット達が減るように使ってもらうことが最優先とは思いますが、この先も犬達が人間と共存することを考えて、犬嫌いの人達の意識が変わるように使って欲しいとも思います。