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ジャck |
投稿日時: 2006-7-5 1:02
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
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Re: 「医療ミスで損害賠償」を読んで
ミックさん、こんばんは。
>私が「あなた方の多くは検査の数値から病状を判断する事が多いように思いますが・・・」と言ったのは (以下略)
なるほど。犬にとって「病院」そのものがストレッサーなんだということはよくわかりました。 確かに家の奴らも、病院での姿は普通でない場合が多いですからね。 また、実際に病院にいる時以外に考えたり話し合ったりする際は、忘れがちなことかなぁとも思いました。 なので、ミックさんの獣医への苦言はとてもよくわかりました。<っていうか、やっとわかりました。(^^;;
僕は、獣医が診断するさいに数値などに頼ってしまうのは、単に効率(便宜上)からだと思っていましたが、 こんな風にミックさんの話しを聞くと、そもそも危ういものだという気もしてきました。
終わりに、実家のワンちゃんの回復は良かったですね。 もしかしたら、あの40%と言われていたものが回復したんですか。 それなら本当に何よりでしたね。(^_^)
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ミック |
投稿日時: 2006-7-4 20:26
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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Re: 「医療ミスで損害賠償」を読んで
ジャck さん こんばんは
はじめにご報告から。実家の犬(シーズ―)今回オペした病気に関しては回復しました。(まぁ 他にも悪い所はあるのですが)
何せ実家までは 車で1時間以上かかるので 電話でのやり取りが多くなるので、なかなか上手いアドバイスができませんでしたが やっと一安心です。(良い獣医さんともめぐり合えたことを含めて) 私もジャck さんと同様 この若い獣医さんの態度に誠意を感じていますし 大変感謝をしております。
私が「あなた方の多くは検査の数値から病状を判断する事が多いように思いますが・・・」と言ったのは 「検査の数値」には その時の興奮状態やストレス、日常(症状が出る前)からデータを取っていないと比較できないものも あるわけで はじめて行った病院で「検査の数値」だけを重視するのは危険があり 何よりも「正常値」とされる値に対して 疑問が持たれている今日においては 「検査した数値が 正常値の範囲内」という事に疑問を持たない獣医さんに 私は疑問を感じるのです。 獣医さんの中には この「正常値の範囲」という事自体に疑問を感じている方も最近では多くなっています。 この「正常値の範囲」は 大型犬から 小型犬まで「犬」というひとくくりになてっており 「正常値の範囲内」から外れたから即病気、「正常値の範囲内」だから「大丈夫です」と ろくに話も聞かない獣医さんに疑問を感じると言う事です。
ですから「検査結果」も確かに重要ですが 病院に来ている以上、飼い主さんは「いつもの愛犬とは違う状態」を感じているわけで それを「数値」だけで見極めることが獣医さんの仕事ではないのです。 その事を自覚していただきたくて あえて苦言を申し上げた次第です。 (その場にいた 姉はケンカになるんじゃないか心配したそうですが 私の中では「この人はきっとわかってくれる」という確信があったからこそ言ったのですが)
結果的に 私の実家の場合良い方向に向かいましたが、皆さんの愛犬が「医療事故」にあわないようにと 願わなくてはならない時代に心を痛めます。
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ジャck |
投稿日時: 2006-6-29 9:02
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
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Re: 「医療ミスで損害賠償」を読んで
こんにちは、ミックさん。
ミックさん、ごめんなさい。<(__)> 下記は21日に書いてレスしたつもりだったものです。今、いろんなスレを読んでてレスしていないことに気付きました。 あらためて書き直すことも考えましたが、取り敢えずはこれをレスしたつもりでしたので、そのまま投稿します。 ***ここから21日に書いたものです。******* >私は「トレーニング」に関しても「トレーナーの言いなりになってはいけない。 >まずは飼い主さん自身が 学習理論を理解してください」などと >突拍子もないことを書いたりしていますが、(以下略)
はじめに、スレタイと関係ない話しですけど、この文脈での上記(引用部)は、とてもよくわかると思いました。(^^) それに個人的には全面的に賛成です。他人へは(技術や資格がないので)結果的に犬をトレーナーや獣医等に任せるにしても、 なるべくなら予習しておくにこしたことはないと、言うでしょうが……。
>そして、いくつかの質問の後私の中で 最近の獣医療に対する1番の疑問である >「あなた方の多くは検査の数値から病状を判断する事が多いように思いますが、素人の私でも日常の症状から今回の病気を >まず疑いました。なぜですか?」答はありませんでした。
これに少し似た、素人と医師との会話で、古い記憶があります。 僕が小学1年生の頃、母はどうも様子がおかしいと思い、近所の小児科医院に連れて行ったそうです。 そこでの初診は「然程、問題はないだろう」という事だったそうですが、母は僕が少しむくんでいるように思っていたらしく、 それを医者に告げ、念入りに診察してもらったそうです。 結果は軽い腎臓病でしたが、医者は「流石はお母さんだ……」等と言ったそうです。 僕はこれを聞いても医者に対して疑問を持ちませんでした。母の方がよくわかって当然だと心のどこかで思ってたからだと 思います。
上記のミックさんの質問に即答できない(即答しない)獣医さんも僕は信じられる気がします。<その前後の会話から。 (その場の雰囲気がわからないので、文だけで判断していますので、とんでもない誤解かもしれませんが……) 検査の数値から判断するのは、効率がいいからだと思います。それに多分、獣医としては言い訳になるだろうとも……。 これは獣医の立場を想像して話していますので、もしミックさんへ不快感を与えていたらごめんなさい。 僕にはこの若い獣医さんの態度には概ね誠意を感じました。 あえて言うなら、開腹する前にミックさんへ「確信はない」と伝えて欲しいと思いましたが……。(^^;;
遠回りな言い方になりましたが、ドッグトレーナーも獣医も結局は飼い主の道具なんだ。吟味し手、選択するのは飼い主で 犬への責任はほとんどが飼い主なんだ、と僕は思っています。 極端に言えば、獣医の誤診で僕の犬が亡くなった場合、犬に謝るのは僕だけで、獣医は僕に謝るんだろうと……。 そういった覚悟をしているというか、犬を他人に任せるってそういうことだろうと思っています。
僕も彼女に犬の散歩を任せたりしますが、その時にどんなバカバカしい行動で事故になっても責任は僕にあると思ってます。 はじめて彼女に散歩を任せる時にはそんな話しをしました。また「俺はお前が散歩中にコイツを殺しても怒らない」とも。 でも、年老いた母には一人で散歩を任せられません。危なっかしいし、何かあったら母は自分を責め続けるでしょう。 彼女も母と同じく自分を責め続けるでしょうが、彼女の場合は毎日でも僕が傍にいることができる。 離れて暮らしている母にはそれが出来ないので……。 また、散歩中に子供なんかが「抱っこさせて」と言ってきて、させてあげる場合は、落とされることを前提にさせています。 勿論、胴輪にリードをつけて受け止める準備をしながら……。(^^;; 話が逸れちゃいましたが、こんなことを皆に当然だと言いたいわけではありません。これは一種の自己防衛ですし……。
話しを戻して、この記事のネット上での発信元は毎日新聞だけのようですね。あれからもいろいろと検索してみましたが。 (因みに政治面はアレな毎日新聞ですが、最近ネット上でいち早く書名記事へと移行するという頑張りをみせています。) 記事をとりあげているブログなどは結構ありました。<中には画期的だという感じのところもありました。(~_~;) 穿った見方をすると、これは「生きているペット」なので記事になったように思いますが、結果的に支払い命令がでた事に 「生きているペット」はあまり関係なく、他の物でも似たような命令がでそうだとも思いました。 (何かよい例えがあればいいんですが、思い付きません) 結局、この記事からは「死んでもいないのに…」って感じが行間から伝わってくるようで、いい気分ではありませんでした。
※上記を万が一、当事者や関係の方が読まれると不快感をもたれると思いますが、1つの記事について話したつもりなので、 ご了承ください。その飼い主さんや犬を思って話したわけではありません。 でも「我慢ならん」とお感じなら言って下さい。なるべく対応しますので。
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ミック |
投稿日時: 2006-6-21 0:03
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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Re: 「医療ミスで損害賠償」を読んで
ジャck さん こんばんは
>とにかく、この毎日の記事は「死んでないペットをめぐる慰謝料としては“過去最高”額だ」って ことにポイントをおいてるようなので、いまいちよくわかりませんね。
私も正直「良くわからないなぁ」と思ったので調べました。
私が始めてこの新聞記事を目にした時「限られた紙面の中で表現する事の難しさの中で この記者の方は犬に関してあまり感心または知識がないのかな?」と思ってしまいました。(もし万が一かなりの愛犬家の方でしたら すみません始めに謝っておきます。私の一方的な思い込みです。)
ただ、「少なくとも愛犬が明らかな医療ミスによって約1ヶ月の間に変わり果てた姿になってしまった飼い主の気持ちは 理解していないだろうなぁ」と 私が勝手に解釈をし、飼い主の方が ますます傷つきはしないだろうか? さらには 真面目に日々獣医療に取り組む 獣医師の妨げにはならないだろうか?と言う老婆心のような気持ちが働いてしまいました。
私は 被告獣医師とは会ったこともありませんが、近所の方は本やTVでかなりの評判だったと噂を聞き、遠くのこの病院に何度か行った事があるそうです。 確かにそれほどの腕のある獣医師だったのかもしれませんね。
しかしながら 今回このような事は許されるべき事ではありません。
私は 「トレーニング」に関しても「トレーナーの言いなりになってはいけない。まずは飼い主さん自身が 学習理論を理解してください」などと 突拍子もないことを書いたりしていますが、この考えは私が獣医師を選ぶ時にも 同じような事をします。(決してそれが良い方法だとは思いませんので 皆さんは真似しないで下さいね。)
私は 愛犬の具合が悪くなると その症状から疑われる病気をあらかじめメモをしていきます。 診察が始まると 愛犬の症状を一通り説明した後「先生!家の犬、数日前からこんな症状なんですけど○○って病気じゃないですか?」って次々に聞いてみます。 それに対して 明確な答がない限り突っ込みまくります。 「何でその病気じゃないって言いきれるんですか?」ってな具合です。 しかしながら、幸いな事に私が出会った獣医師の多くは このテストに合格しています。(ただ唯一 我が家から1番近い動物病院が不合格なのが不便極まりないのですが・・・)
偉そうな事を書きましたが 実は先月、実家の犬を医療ミスにより亡くす所でした。 数ヶ月前 実家から電話があり具合が悪い事を知らされました。 私は 獣医師でもありませんし、医療の知識もありませんが そのコの年齢、犬種、性別、さらにその症状から考えられる可能性の中で ある程度特定して病名を伝えました。
はじめに行った病院では 血液検査の結果から「心配されている病気ではありません」ときっぱり言われました。 それから 数週間投薬しながら様子を見ましたが 様態は悪化、近所の別の病院へ行くと「家では検査できない。何処か大きな病院に行ってください」と言われたそうです。 その時にはかなり病状は悪化していて 実家でもインターネットで「よりよい治療」を行えそうな病院を探し 緊急入院させました。 結果は その病院で一命を取りとめはしましたが、オペに至るまでの経緯 術前の検査、検査結果の評価とその判断、私は納得がいかず 仕事が終ったその足で 病院に向かいました。
まずは 命を取り留めてくれたお礼。(この事は本当に 感謝しています。)
そして、いくつかの質問の後私の中で 最近の獣医療に対する1番の疑問である「あなた方の多くは 検査の数値から病状を判断する事が多いように思いますが、素人の私でも日常の症状から 今回の病気をまず疑いました。なぜですか?」 答はありませんでした。 そして しばらくの沈黙のあと その獣医師は「血液検査の数値は 正常値でした。私も開腹するまで確信が持てなかった。でも、開腹したら・・・ もう少し遅かったら危ない所でした。」 まだかなり若そうなその獣医師は 胸に「副医院長」と書いてありました。 私は かなり偉そうな言い方で申し訳なかったのですが「あなたの判断は正しかった 数値を重視するのではなく。犬の苦しみをわかってあげて下さい。」と申しあげました。
術後未だ 完全には回復してはいませんが、順調に回復しています。 しかし、獣医師には回復の見込みは40%と言われています。
今回のこの裁判 私達の経験に重なる部分がありますが 私達の場合 最後の最後に良い獣医師と巡り会えた事により 残念な結果になったとしても裁判にはならないでしょう。
しかしながら 今回の件は私の実家の事、今私の足元に眠っているこのコが最期を迎える時に 私はきっとここまで冷静に対応できないでしょう。
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ジャck |
投稿日時: 2006-6-20 11:48
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
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Re: 「医療ミスで損害賠償」を読んで
こんにちは、ミックさん、お久しぶりです。
いまいちよくわかっていないのですが、この損害賠償訴訟はこれで決着なんですかね。 飼い主さんと獣医側、どちらかと言うと病院側は控訴しないということなんでしょうか。 担当医がミスを認めているようなので決着ってことなんでしょうかね。<微妙。 記事を読んでからググってみたんですが、詳しく書かれているところが見つかりませんでした。 記事には「約430万円の損害賠償を求めた」とありますが、この内訳もわかりません。 結局は飼い主の精神的損害への慰謝料が20万円ってことですかね。 >判決は「病院と医師の過失で犬の入院期間を長引かせ、一時期生死が危ぶまれる状態にし、 >女性は精神的損害をこうむった」と指摘。 とあるので、一時期生死が危ぶまれる状態になったことでなく、その状態から受けた精神的な 損害への慰謝料ってことですかね。 どちらかというと損害賠償の内訳で、何が認められ、何が認められなかったのか、ってことに 関心があるんですけど……。この辺のことを詳しくわかる記事はありましたか? とにかく、この毎日の記事は「死んでないペットをめぐる慰謝料としては“過去最高”額だ」って ことにポイントをおいてるようなので、いまいちよくわかりませんね。
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ミック |
投稿日時: 2006-6-19 23:02
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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「医療ミスで損害賠償」を読んで
この記事を読んだときに私もLWDさんと同じく「なぜ、もっと早く別の病院でセカンドオピニオンを受けなかったのか?」と思いました。
しかし その後の情報で この記事にいくつかの読み手に誤解を与えてしまいそうな表現があるので、補足説明させてくださいね。
まず、「1週間で回復。しかし、足を引きずるようになり、ストレスからほえ続けるようになった」とありますが 現実は 一命は取り留めたが、重度の副作用(失明、聴覚消失、その他多数)で今現在も苦しんでいる状態です。 このことからも回復とは程遠い状態です。
また、「02年4月」とありますように4年たった今でも通院を余儀なくされていますが 回復しない器官も多くあるでしょう。
「ストレスからほえ続けるようになった」とストレスが原因と書かれている事も 失明、聴覚消失を起因とする不安や恐怖 または、体のどこかに痛みがあると考える方が正しいのかもしれません。
また、飼い主さんも不眠を始め様々な体の不調を訴えている事から考えて見ても この裁判に対する損害額の面から見ても(損害額の多くは 飼い主に対する「慰謝料」と言う事になっており その他は「すでに支払済みの医療費」「弁護士費用の一部」) で「犬の生きる権利」が無視された結果で終っていることが残念です。
「病院側の対応と犬の障害との因果関係は 獣医学的な立証がされなかったと認めなかった」この事に関しても 院長は否認していますが、担当医はミスを認めている事、また 転院先の病院で約1時間ほどの検査で「免疫の病気」と診断された事から 3週間の入院期間中の検査及び治療が 適切ではなかった。ミスがあったと判断されるのは当然ではなかったでしょうか?(この件に関しては 裁判でも「獣医師の過失」として 「診断ができない状況であれば、高次医療機関に転送させるべきであった」としています。)
さらに、この記事には書かれていない重要な事実として この獣医師が「有名な(有能な)獣医師」としてメディアに取り上げられていた事です。 この飼い主さんも往復 約110KMの道のりを「より良い診療」を求めて通院していた事を考えれば そのお気持ちは察しますし その有名獣医師が セカンドオピニオンを快く思っていなかった経緯を考えれば むしろ転院を決意した飼い主さんの見る目を評価してあげたいです。
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