題名 | 投稿者 | 日時 |
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» 学習理論 | ミック | 2005-11-2 21:40 |
Re: 学習理論 | sarubia | 2005-11-3 23:11 |
Re: 学習理論 | ミック | 2005-11-6 11:13 |
Re: 学習理論 | sarubia | 2005-11-7 14:10 |
Re: 学習理論 | ミック | 2005-11-8 1:43 |
Re: 学習理論 | MaxHolly | 2005-11-9 14:07 |
Re: 学習理論 | sarubia | 2005-11-9 21:03 |
Re: 学習理論 | ミック | 2005-11-10 0:48 |
Re: 学習理論 | MaxHolly | 2005-11-10 15:09 |
Re:怒らないでね。(^^;; | ジャck | 2005-11-29 1:44 |
Re:怒らないでね。(^^;; | ミック | 2005-11-30 22:28 |
Re:怒らないでね。(^^;; | ジャck | 2005-12-3 6:24 |
ドッグトレーニング | MaxHolly | 2005-12-4 14:51 |
Re: ドッグトレーニング | ミック | 2005-12-5 23:58 |
Re: ドッグトレーニング | MaxHolly | 2005-12-11 14:00 |
Re: ドッグトレーニング | ジャck | 2005-12-18 11:16 |
Re: ドッグトレーニング | MaxHolly | 2005-12-18 15:39 |
Re: ドッグトレーニング | LWD | 2006-1-8 23:08 |
Re: ドッグトレーニング | ミック | 2006-1-8 23:15 |
Re: ドッグトレーニング | MaxHolly | 2006-1-9 2:38 |
Re: ドッグトレーニング | ミック | 2006-1-9 20:41 |
Re: ドッグトレーニング | MaxHolly | 2006-1-10 14:31 |
Re: ドッグトレーニング | ミック | 2006-1-15 9:28 |
Re: ドッグトレーニング | MaxHolly | 2006-1-15 17:42 |
Re: ドッグトレーニング | ミック | 2006-1-19 1:02 |
Re: ドッグトレーニング | ジャck | 2005-12-7 2:46 |
Re:怒らないでね。(^^;; | ミック | 2005-12-5 23:11 |
Re:怒らないでね。(^^;; | ジャck | 2005-12-7 3:31 |
投稿者 | スレッド |
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ミック |
投稿日時: 2006-1-19 1:02
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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Re: ドッグトレーニング
MaxHollyさん こんばんは
トレーニング楽しく進んでいるようですね。 日本では トレーニング=訓練所=特別な犬だけ=うちの犬には関係ない という図式がまだまだ根強く、愛犬とトレーニングを通じて 異種である動物とのコミュニケーションを取ると言う事があまりないように感じますし、使役犬のトレーニングを目的としない いわば優良な家庭犬に育てるためのトレーニングをするトレーナーの数もまだまだ日本には少ない様に思います。 毎回 海外のトレーニングスクールの情報を教えていただき感謝しています。 ありがとうございます |
MaxHolly |
投稿日時: 2006-1-15 17:42
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
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Re: ドッグトレーニング
ミックさん、こんばんわ。とっても分かりやすい説明をありがとうございました。
>日常生活の中での犬の行動は飼い主からの指示で動いているのはほんの少しの時間で 大半は自由な時間で自発行動なわけですよね? >その大半の自由時間の行動の中でも 「人間から見た愛犬にやってもらいたくない行動」を愛犬が意識し 愛犬から見た「きっと飼い主が嫌がる行動」が同じレベルになれば 全く問題が起こらなくなるわけです。 > なるほど!、と目からうろこが落ちた感じです。でもHollyにそこまで期待できるのかなあ?でもまだうちに来て一年半ですし、それ以前の彼女の生い立ちも経験も何も知らなかった私達ですが、この一年半で彼女の不安を取り除くことができ、性格形成に大きな影響を与えたことは確かです。これからもっともっとお互いの信頼を深めていけばいつの日か我々の期待に沿う行動をしてくれるようになるかもしれませんね。 >ですから私達は 間違えやすいのですが事が大事であり 犬とオオカミとの行動、習性の違い 群れに対する意識の違いから見ても犬は犬でしかないのです。 ミックさんが、こういう場で具体的なトレーニングの方法を書くのを控えていらっしゃる理由はよく分かりました。確かに個々の犬のBreedや性格や今までの育ちかたなどで全く違った個性をもっているわけですから、すべての犬に通用することなどなく、それぞれ違った受け取りかたや反応を示すことがありうるわけですね。そしてミックさんの「犬を犬として見る」という姿勢に私も賛成です。犬には犬の習性や感覚があり、人間が想像して思い込んでいるものとは一致しないと思っていますし、だからこそ犬をよく観察していると常に新しい発見があり面白いと思うのです。彼らの方からも人間をいつも観察(?)して、不思議に思っていることが沢山あるんでしょうね?なんでこんなに頻繁にシャワーを浴びたり、ましてやあんなに臭い(犬にとっては)香水なんか振り掛けちゃって、なーんてね。 さて今日もまた復習の意味でトレーニングの報告をさせてください。まず今日の出席犬は、Hollyをいれて4匹でした。ビーグルとポーチュギーズウォータードッグと例の犬種不明の犬。この仔は人間にはやさしいのですが、他の犬に対してとても攻撃的に吠えるのです。Keeshond(ケーズハウンドと発音する)という犬種だそうで、確かに調べてみると“人間には従順で賢く、よきパートナーとなるが、他のペットに対して怯えたり威嚇的になったりすることがある。”と書かれていました。飼い主にと話したところ、トレーニングに通っているのも他の犬に慣らせる目的もあるのよと言っていました。 今日の前半は主に復習でした。相変わらず“Finish”の状態から“Heel”の練習で店内を闊歩。Hollyは家で復習していた甲斐あって“Finish” はばっちり。“Heel”はまだまだです。Treatは今まで鼻先に付けていたのですが、だんだんに自分の胸元にもっていくように指示されました。 それから“Come”のコマンドで途中に落ちているおもちゃに気を取られずに飼い主のところにやって来たら、座らせてご褒美をしました。おもちゃの代わりに牛か何かのひづめ(?)のおやつがありますよね?あれが落としてあったので、“こりゃだめだわ。Hollyは絶対あれに引っ掛かるな?”と思ったのですが、なんと私のところに直進して来たので感激!あとでインストラクターに“Hollyはあれが目に付かなかったからできたんですよ。”と言ったら、“目に付かないほどあなたの“Come!”に集中していたのだから、それでいいのです。” と言ってくれました。 今日新たに習ったことは“Stand”です。と言っても“Stand”というコマンド(言葉)はまだ付けずに、その動作だけができたら褒めて、ご褒美でした。なぜ立たせることを教えるかというと、犬は座れのコマンドは割りに簡単に憶えて、落ち着いている時には座っていたり伏せをしていたりするので、逆にそれを“立たせる”ことのほうが混乱するそうなのです。でもこのコマンドは獣医さんに行ったり、グルーミングのときに便利なので一応カリキュラムに入っているそうです。やりかたは、座った状態の鼻先にTreatをもって行き、それを少し自分のほうに引き寄せて犬が立ち上がり一歩踏み出したところで褒めて、ご褒美。それを何度も繰り返してできるようになってきたところで、“Stand”というコマンドを導入するそうです。 このところポートランドは雨、雨、雨。もともと秋から春まで雨季なのですが、今年は例年に比べ二倍の雨量だそうです。お散歩には毎日行っていますが、老犬のMaxと一緒なので1マイルがやっとです。ドッグランはぬかるみになっているためもう一ヶ月以上行っていません。そこで家の中でHollyに運動をさせるゲームを始めました。主人と私が別々の部屋に居て、それぞれTreatを用意しておきます。そしてHollyにおもちゃを持たせて、“Take it to Daddy”“Take it to Mama”と二人の間を行ったり来たりさせるのです。行ったり来たりするごとにご褒美がもらえて、いい子いい子してもらえるのでHollyの大好きなゲームです。もう一つは階段の上からボールを投げてとって来させるゲーム。階段の駆け下り、駆け上り、かなりの運動になりますが、これはご褒美なしでも好きなゲームです。 |
ミック |
投稿日時: 2006-1-15 9:28
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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Re: ドッグトレーニング
MaxHollyさん おはようございます。
>私はクリッカーとやらを見たこともないのですが、“Yes!!"とか“Good!!”とかの掛け声でもいいでしょうかね? クリッカーはマッチ箱位の大きさのプラスチックの箱の中に薄い金属板がついていて その板を押すと「カチッ」と音がします。日本のペットショップだと200円〜400円位で売っています。 クリッカーがなくても 声で代用できますがこのゲームでは私の経験上 クリッカーがあった方が良いです。 >このゲームでは飼い主はあくまでも言葉でコマンドをせずに愛犬が飼い主が何を期待しているのかを読み取るゲームなんでしょうか?指で箱の中を指し示しながら“入ってごらん?”とか言ってはダメなんですか?そういう言葉や動作を使えばかなり簡単に以心伝心できるのですけどね。 このゲームの目的は正に「愛犬が飼い主が何を期待しているのかを読み取るゲーム」です。ですから多少の誘導は使うにしても言葉は使いません。 日常生活の中での犬の行動は飼い主からの指示で動いているのはほんの少しの時間で 大半は自由な時間で自発行動なわけですよね? その大半の自由時間の行動の中でも 「人間から見た愛犬にやってもらいたくない行動」を愛犬が意識し 愛犬から見た「きっと飼い主が嫌がる行動」が同じレベルになれば 全く問題が起こらなくなるわけです。 私はここまでトレーニング方法の紹介はしても 具体的な方法は書かずにいたつもりです。(何度も書きますがもし興味を持たれたら 必ずトレーナーの指導のもとに行ってください。) その理由はトレーニングしようとしている 皆さんの愛犬を前にお話ししているわけではないので その方法をどの様に導入し進めていくか?という重要な部分において 責任が持てないからです。 以前あるTV番組で「支配的、攻撃的な犬は自分がリーダーだと思っているからで そのような犬は仰向けにひっくり返して馬乗りになり こちら(人間)がリーダーであると伝えましょう」とある訓練士が言ったところ 翌日それを実行した人が 愛犬に噛まれ数十針縫う重症を負いました。 しかしながらこの方法は未だに訓練士の中では効果的な方法の1つとして行われていますが、それはあくまでも対象となる犬の状態を見てから行う事であり 未だにTVなどで「犬をひっくりがし・・・」などと言っているのを見ると怖くなります。 さて、この「犬をひっくり返す」ことのそもそもの意味は オオカミのリーダーが下位のオオカミに対して行う行動の1つであることから 恐らくオオカミを祖先と考えられている犬に当てはめて考えられたトレーニングでありますが オオカミの行動と 犬の行動に似ているところもありますが、野生のオオカミと家庭犬の行動を比較する事に無理がありすぎますし 人間との生活が長い犬にとっては もっと人間らしい行動も持っていたりします。 ですから私達は 間違えやすいのですが「犬を犬として見る」事が大事であり 犬とオオカミとの行動、習性の違い 群れに対する意識の違いから見ても犬は犬でしかないのです。 また、日本のペット紹介TV番組の多くのナレーションは 犬の行動を人間の行動の様に面白おかしく紹介していますが その多くに誤りや危険な解釈が含まれていたりもします。 人間との生活が長い犬は 人間の行動に近いですし 可愛さゆえに飼い主さんは擬人化してモノを考えがちですが やはり犬は犬として考える事が大事であります。 |
MaxHolly |
投稿日時: 2006-1-10 14:31
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
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Re: ドッグトレーニング
ミックさん、こんばんわ。早速ゲームをいくつか紹介してくださってありがとうございました。私は学問としての行動分析、心理学とかの知識はありませんが、性格的に“鳴かせてみようほととぎす”のほうなので、あれこれ試して自分なりに愛犬とのコミュニケーションを深めていくことに大変興味をもっています。
>愛犬の前に箱を置きます。「なんだこれ」とハナを近づけます。クリッカーが鳴りご褒美が出る。 私はクリッカーとやらを見たこともないのですが、“Yes!!"とか“Good!!”とかの掛け声でもいいでしょうかね? >すると愛犬は訳がわからずに何でご褒美がもらえたのか混乱します。 >場合によっては飼い主をジット見つめたり もっとくれとばかりに吠えたりするでしょう。そこで愛犬に考えさせる訳です。 今なぜご褒美がもらえたのかを > >正解に近い行動をしない限り飼い主は全くリアクションをしません。ここでもう一度愛犬が 箱にハナを近づけらクリッカー&ご褒美 >クリッカーのゲームを理解していけば 愛犬は「きっと箱にハナを近づければご褒美がもらえる」と解釈するでしょう。 >しかし3度目にハナを近づけてもてもクリッカーも鳴らなければご褒美も出ない「あれ?何で?これが正解じゃないの?」 >そこで新しい行動をする必要が愛犬に目覚めます。 >最終的に 箱に入ったら「大正解」となる訳です。 >つまり愛犬が「今、飼い主が望む行動は何だろう?」と行動の前に考える頭を作ります。それがすなわち服従に繋がるという訳です。 このゲームでは飼い主はあくまでも言葉でコマンドをせずに愛犬が飼い主が何を期待しているのかを読み取るゲームなんでしょうか?指で箱の中を指し示しながら“入ってごらん?”とか言ってはダメなんですか?そういう言葉や動作を使えばかなり簡単に以心伝心できるのですけどね。 >レトリーブゲームは これをお読みの皆さんもやられるかもしれませんが 私みたいな「モノグサ」向き(失礼)のゲームです。 Hollyはおもちゃの種類をいくつか識別できます。例えば“ボール(ball)”と“おもちゃ(toy)”、それから“新しいおもちゃ(new toy)”や“きゅっきゅなるおもちゃ(squeaky toy)”など。あと家族のことも、末娘が一緒に住んでいたときは“Daddy”と“咲ちゃん”と“ママ”は分かっていました。ですから二階で私が何かしている最中にやってきて“ママ、おしっこだから外に出して”と吠えても、手が離せない時には“Daddyに頼みなさい”というと、一人で階段を走りおりテレビを見ている主人のところに行って吠えて外に出してと訴えることができます。また何かおもちゃを持たせて、“Take it to Daddy”というともって行きます。でもこれらの行動はすべて私達が指示したとおりにやっていることで自分から飼い主が何を欲しているかを考えさせるまでの訓練はまだできていません。これから徐々に教えていこうと思います。特に“モノグサ”向きのゲームというのは便利そうですね。 >この事が 私が再三書かせて頂いている「問題行動をしなくなればそれで善しとしない」どのように愛犬が理解してその行動をしなくなったのか?またその逆に どのように愛犬が理解してその行動をするようになったのかと言う事なのですが なんかちょっと偉そうな文章になってしまいましたね。ごめんなさい すべての行動には理由(原因)があるということなんですね。盗み食いの常習犯だったHollyが最近やらないのは、その必要がなくなったのか、あるいは私達が欲していない行動だということをやっと理解したのか、あるいはたまたま食べ物が目に付かなかったのか。難しいところですね。 ミックさん、いつも面白いテーマをありがとうございます。またいろいろ教えてくださいね。 |
ミック |
投稿日時: 2006-1-9 20:41
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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Re: ドッグトレーニング
MaxHollyさん こんばんは
お返事が数分違いで遅くなってしまいましたね。 我が家が やっているゲームはいくつかあります。特に最近1番興味をもって行っているのがカードゲームですが これはかなり理論的に難しく専門家の指導のもと行った方が良いので(我が家では行動分析学者の友人の指導のもと行っています)ここでは比較的簡単な クリッカーを用いたゲームと レトリーブゲームを紹介します。(但しクリッカーのゲームは それを始める前に学習理論、クリッカーによるシェイピングの知識があることが前提です) 例えば愛犬が入るぐらいの大きさのダンボール箱を用意します。ゲームを始める前に 飼い主は最終的な正解を決めておきます。 最終的な正解は何でも良いです。 例えば「箱の中の入る」を最終的な正解としてシュミレーションをしてみましょう。 愛犬の前に箱を置きます。「なんだこれ」とハナを近づけます。クリッカーが鳴りご褒美が出る。 すると愛犬は訳がわからずに何でご褒美がもらえたのか混乱します。 場合によっては飼い主をジット見つめたり もっとくれとばかりに吠えたりするでしょう。そこで愛犬に考えさせる訳です。 今なぜご褒美がもらえたのかを 正解に近い行動をしない限り飼い主は全くリアクションをしません。ここでもう一度愛犬が 箱にハナを近づけらクリッカー&ご褒美 クリッカーのゲームを理解していけば 愛犬は「きっと箱にハナを近づければご褒美がもらえる」と解釈するでしょう。 しかし3度目にハナを近づけてもてもクリッカーも鳴らなければご褒美も出ない「あれ?何で?これが正解じゃないの?」 そこで新しい行動をする必要が愛犬に目覚めます。 最終的に 箱に入ったら「大正解」となる訳です。 つまり愛犬が「今、飼い主が望む行動は何だろう?」と行動の前に考える頭を作ります。それがすなわち服従に繋がるという訳です。 方法を詳細に書くとそれをそのまま実行に移され誤ったやり方、知識を披露してしまう事に成りかねないので ここから先 興味を持たれた方はクリッカートレーニングの専門家の指導のもと行ってください。 レトリーブゲームは これをお読みの皆さんもやられるかもしれませんが 私みたいな「モノグサ」向き(失礼)のゲームです。 例えば日曜日 我が家では良くあるのですが ソファーに座りテレビを見ている時 愛犬に「スリッパ持ってきて」とか「リモコン持ってきて」とか言います。 指定した物を持ってきたらご褒美 違うものならリトライ。 何度かやるうちに愛犬は「スリッパってこれか」とか「リモコンってこれか」とか理解していきます。(もちろんレトリーブが出来る事を前提にお話していますが) このゲームは「物を持ってくる」と言う行動と「物を認識し識別する」というこで頭が鍛えられます。 どちらも行動の前に「飼い主は今 自分に何を求めているのか」愛犬に考えさせる事により 自ら持っている衝動による突発的な問題行動行動の抑制を目的としていて 飼い主の言葉を聞く事、理解する事、そして行動をするこを目的としています。 この事が 私が再三書かせて頂いている「問題行動をしなくなればそれで善しとしない」どのように愛犬が理解してその行動をしなくなったのか?またその逆に どのように愛犬が理解してその行動をするようになったのかと言う事なのですが なんかちょっと偉そうな文章になってしまいましたね。ごめんなさい ゲームは簡単なルールさえあればすぐに出来るので 肩っ苦しく考えずに空いた時間で 愛犬とのコミュニケーションとして楽しんでもらえれば良いと思います。 |
MaxHolly |
投稿日時: 2006-1-9 2:38
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
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Re: ドッグトレーニング
ミックさん、お久しぶりです。お返事ありがとうございました。
>MaxHolly さん すっかりご無沙汰ですみませんでした。 >年末年始の忙しさと 最近なぜかログイン出来なくなってて今日やっとログイン出来ましたので やっとお返事が出来ました。 LWDさんのお話では1月8日から掲示板の投稿に問題があったそうですが昨日解決したそうですのでよかったですね。私も投稿できなかったのでLWDさんが代わりにUpしてくださいました。 >トレーニングの経験があまりない飼い主さんの多くは 愛犬に自分の意思(コマンド)が上手く伝わらないのは 愛犬の知能が他の犬より劣っているせいだと錯覚しますが、実はその原因の多くが自分自身であると言う事になかなか気付きません。 >トレーニングの教本を何冊読んだとしても 実際に評価をしてくれる人 サポートしてくれるトレーナーがいてくれないとなかなか上手くいかないこと 気付かないことが多いですね。 >私が思うのは 我々の多くが望むことは 「しつけ教室」「訓練所」「トレーニング・スクール」呼び方内容に差があれど 一昔の様に 特別な目的を持つ一部の限られた犬が通う場所ではなく 全ての飼い主が(家族の全員、大人から子供まで)犬と人が快適に一緒に暮らして行けるためのルール、マナーや知恵、知識を教えてこそ存在の意味があるわけで むしろ競技会で勝つためのトレーニングや使役犬にするためのトレーニングは多くの人には 興味のないことであったり もっと先の目標であったりするのに 残念ながら多くの教室では いきなりCD何々の課目をやったりして 何もわからない飼い主のやる気をそいでくれたりもします。 そうなんですね。その意味で飼い主と愛犬が一緒に通って学ぶことは、大変意義があると思います。プロのトレーナーさんに預けて高度な躾けを入れてもらっても、帰宅してから飼い主がちゃんとハンドルできないと犬は混乱してしまうと思うのです。私なりにドッグトレーニングのメリットを考えてみました。 1)愛犬ときちんと向かい合うきっかけになる。 2)連帯意識が芽生える。 3)プロが築いてきた共通のランゲージ(言葉やコマンド)を一緒に習える。 4)愛犬にとってよい刺激となる。 5)他の犬達との出会いの場になる。 6)愛犬が人間家族と快適に暮らすためのルールを習得してくれる。 7)飼い主にとっても犬の行動を理解するきっかけとなる。 8)飼い主が公共の場で人に迷惑をかけないように愛犬をハンドルする技術を習得できる。 9)そしてミックさんがおっしゃるように何より楽しい!!これが長続きの秘訣ですね。 >しかしMaxHolly さんの教室は なかなか面白そうですね。 そうなんですよ。ペットショップがサービスの一環としてやっているようなものなので(授業料も8回で100ドルと格安、おまけに少人数クラス)トレーナーもどの程度の力量か分かりませんが、私とHollyにとっては充分。皆リラックスしてやっています。 >結果をあせらず トレーニングのプロセスを楽しめるゆとりをもって気長に がんばること成功の近道だと思います。 本当にその通りですね。週一回50分のクラスで習ったことを、毎日根気よく繰り返しているうちに、犬は習慣として身体で習得してくれるんですね。 > >我が家でも パワフルな犬がいますので朝夕の散歩だけでは時として 彼には物足りな日もあるようです。 >そんな時は 室内でゲームをして 頭をつかってもらいます。 >答がわからないときなどは 色々彼なりの答を出そうと努力し、相当疲れる様です。 躾け教室では、生活上の基本ルールを学び、家ではゲームとしていろんな刺激を与えてあげると、犬は期待以上に人間の言葉とかを理解してくれるものですね。うちの仔たちは(人間の子もですが)日本語と英語のコマンドを理解しています。今度どのようなゲームをミックさんはなさっているのか教えてくださいね。 > |
ミック |
投稿日時: 2006-1-8 23:15
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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Re: ドッグトレーニング
MaxHolly さん すっかりご無沙汰ですみませんでした。
年末年始の忙しさと 最近なぜかログイン出来なくなってて今日やっとログイン出来ましたので やっとお返事が出来ました。 トレーニングの様子をお聞きして 私も数年前に通っていたグループレッスンの初級クラスを思い出しました。 トレーニングの経験があまりない飼い主さんの多くは 愛犬に自分の意思(コマンド)が上手く伝わらないのは 愛犬の知能が他の犬より劣っているせいだと錯覚しますが、実はその原因の多くが自分自身であると言う事になかなか気付きません。 トレーニングの教本を何冊読んだとしても 実際に評価をしてくれる人 サポートしてくれるトレーナーがいてくれないとなかなか上手くいかないこと 気付かないことが多いですね。 私が思うのは 我々の多くが望むことは 「しつけ教室」「訓練所」「トレーニング・スクール」呼び方内容に差があれど 一昔の様に 特別な目的を持つ一部の限られた犬が通う場所ではなく 全ての飼い主が(家族の全員、大人から子供まで)犬と人が快適に一緒に暮らして行けるためのルール、マナーや知恵、知識を教えてこそ存在の意味があるわけで むしろ競技会で勝つためのトレーニングや使役犬にするためのトレーニングは多くの人には 興味のないことであったり もっと先の目標であったりするのに 残念ながら多くの教室では いきなりCD何々の課目をやったりして 何もわからない飼い主のやる気をそいでくれたりもします。 しかしMaxHolly さんの教室は なかなか面白そうですね。 愛犬と飼い主さんとが楽しんで 進められることが何よりです。 結果をあせらず トレーニングのプロセスを楽しめるゆとりをもって気長に がんばること成功の近道だと思います。 しかしながら、文章を読む限りでは ヒールウォークが出来るようになるのも そう遠くないと思いますよ。 話しは変わりますが >この運動というのは、必ずしもPhysical exercise(肉体運動)でなくてもMental exercise (頭脳の刺激)でもいいそうです。 我が家でも パワフルな犬がいますので朝夕の散歩だけでは時として 彼には物足りな日もあるようです。 そんな時は 室内でゲームをして 頭をつかってもらいます。 答がわからないときなどは 色々彼なりの答を出そうと努力し、相当疲れる様です。 トレーニングを始めると飼い主さんは 犬の行動ばかりに目が行きがちですが その行動を理解する愛犬がどの様に理解しているのか? トレーナーは行動と共に頭脳も伴う様にトレーニングのスケジュールを立てていかなければなりません。 |
LWD |
投稿日時: 2006-1-8 23:08
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Team LWD
登録日: 2005-2-19
居住地:
投稿: 43
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Re: ドッグトレーニング
ジャckさん、ミックさん、こんばんわ。MaxとHollyのママです。自分で自分の投稿にレスを付けてる格好になってしまいましたが、読んで下さっていると勝手に解釈して三週間ぶりのご報告をさせてもらいますね。
今日のポートランドは大雨。車からPetSmartの入り口まで降りしきる雨の中を早く店内に入りたくてバク進するHollyのリードを左手に、Hollyのベッドとハンドバックを右手に駆け込んだのはいいのですが、気づいたらベッドの中敷のお布団が見当たらない!!またHollyを引っ張って車まで戻り、駐車場に落ちていたびしょぬれのお布団を拾ってトランクに入れ、またしてもバク進するHollyと共にずぶぬれで到着。始まる前からドッと疲れが出ました。でもHollyのほうはやる気満々。 今日は三週間待ったわりには、大したことは習いませんでした。今日のコマンドは“On Your Bed”です。ホリデーシーズンなど来客が多いときに便利なコマンドだそうです。来客の注目を集めて“いい子いい子”してもらったら、犬をリラックスさせるため、あるいは人間たちがしばらく犬に邪魔されずにくつろぎたいときなどに、“On Your Bed”と言って引き下がらせるコマンドです。Hollyは“On Your Bed”という言葉は始めてですが、家の中ではどこでも指差すところに行くように躾けてありましたので、ご褒美3回で自分のベッドに入り、伏せをすることを習得してしまいました。でも果たして来客があるときに、私がリリース(もういいよ)するまでそうしていられるかは疑問です。これも練習を重ねて時間をだんだん延ばしていかなければなりませんね。 後半は、またしても恐怖のHeel(付け)の練習です。この三週間家の中で復習してきたHollyですが、ペットショップの中となると、気(鼻?)を引くものがそこら中にあるわけで、私の手の中の小豆大のTreatより売り場にあるローハイドの大袋や、いろいろなフレーバーのドッグフードのパッケージのほうに気をとられて、Heelどころの騒ぎじゃありません。今日は左廻りを練習しました。まずは例のハンドラーの左横にぴったりと付かせて座った状態にさせて、ちなみにこのコマンドは“Finish”といういうのだそうです、“Heel”と言って歩き始め、左に曲がるときには、“Easy”と言ってHolly のスピードを落とさせます。前回の右回りの逆をするわけですね。これで右も左も習ったわけですから、ペットショップの店内を行ったり来たり歩き回りました。家の中ではリードなしで、あんなにうまく行くことが、こうも大変なのはやはりHollyの注意が私のコマンドに向いていなくて散漫になるからなんですね。お散歩の時にもグイグイ引っ張るのも同じこと。でもインストラクター曰く、“コマンドはどんな状況下でもできるようにしなければなりません”だそうです。Hollyにはこの“Heel”が一番時間がかかりそうです。というか、果たしてマスターする時が来るのか、まるで自信がありません。 今日の出席犬は、ビーグルとポーチュギーズウォータードッグとHollyの3匹でした。ポーチュギーズウォータードッグはお父さん一人で連れて来ていましたが、Hollyは前回ほど吠えませんでした。(やっぱりこの間のTreatが効いたのかも) そんなわけで今日は疲れたわりには収穫が少なかったような気がしますが、帰る間際にインストラクターが“Hollyはとても賢いから上級クラスも取ったらAKCのCanine Good Citizen (http://www.akc.org/events/cgc/index.cfm)にきっとなれるわよ”といってくれたのが唯一の救いでした。“来週も頑張ろうね、Holly。”“わん!” |
MaxHolly |
投稿日時: 2005-12-18 15:39
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
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Re: ドッグトレーニング
ジャckさん、ミックさん、そして私のトレーニング日記を読んでくださっている皆さん、こんばんわ。再びMaxとHollyのママです。
まずジャckさんに一言、私が団子ではなく、私が持っているtreatが団子ですからお間違えなく。それとHollyのHeel習得にはまだまだ10年ぐらいかかりそうですから気長に待っていてくださいね。 さて3回目にしての私の正直な感想は、勉強しなくちゃならないのはHollyよりも私だと気づいたこと。というのは、ドッグトレーニングはまず飼い主のほうがしっかりしたコマンドのかけ方、褒めかた、リリースの仕方を習得していないと、犬が混乱するということが分かったからです。“Heel”という言葉を私は無意識のうちに自分が立ち止まった時に多くかけてしまっていたので、Hollyは“Heel”は“止まれ”と理解してしまったようです。気をつけなければいけないと反省しました。今日のレッスンの前半はまた店内の通路で、例のハンドラーの左横にぴったりと付かせて座った状態(ここまでできたら褒めてご褒美)から、“Heel”と言って歩き始め、しばらく行ってから止まって(ここでも褒めてご褒美)、更に右に180度回転(つまり今来た方向にもどる)する時に、“Hurry”と言って犬の肢を速めさせる練習をしました。人間は小さい半円で廻るので歩幅は小さくなりますが、犬のほうは大きな半円を描かなければならないので早足にする必要があります。でもHollyの場合、私のコマンドよりも私の手の中のtreatがどんどん先に行ってしまうのでそれを追いかけて早足になるという具合でした。(笑)リードでコントロールするのではなく、treatでするほうがよいと言われました。鼻先にあるtreatをHollyはとにかく食べようと必死なのですが今のところはそれでもよいとのこと。手を鼻先から私の胸のあたりにもっていっても付いてくるように練習し、気が散りそうになったらまた鼻先にもっていきなさいと。 レッスンの後半は、ハンドラーの左横に付いて座った状態から、“Stay”のコマンドを習いました。ハンドラーはその場に留まり、はじめは5秒、10秒とHollyがじっとしている時間をだんだん延ばしていき、更には回りで何が起こっても気を散らさずに座ったままでいられるように慣らしていきます。ハンドラーがその場を離れても座り続けるというのは今日はまだ始めませんでした。(Hollyはもう家でやっているのでできるのですが)今日の目標は、@じっとしている時間を延長することと、A気を散らさないことの二つです。左横に座らせたままの状態で、私がテニスボールを宙に投げたり、床についたり、更にトレーナーが犬達の間をテニスボールを投げ上げながら行ったり来たりして気を散らせようとしましたがHollyはいい子で座り続けました。(といってもほんの15秒ぐらいでリリースしてあげましたが) さて今日の出席者(犬?)はHollyのほかに3匹。第一回目とすっかり同じメンバーでした。イエローラブとビーグルと、この前犬種が分からなかった犬はたぶんNorwegian Elkhoundじゃないかと思いました。次回飼い主に確認してみようと思います。先週来ていたPortuguese Water Dogはお休みでした。 さて、来週と再来週はクリスマスイブと大晦日で二回続けてお休みになります。ここが大きな分かれ道、家でしっかり練習するかどうかでこの先の学習効果が決まってきそうです。次回はそれぞれの犬がいつも寝ているお布団を持って行くことになっています。“Go to your bed”を習うそうです。Hollyは家ではできるのですが、違った環境ではどんな反応をみせるのか楽しみです。 最近私はHollyと面白いゲームをしています。Hollyは牧羊犬なので、ドッグランなどでは他の犬達が入って来るのを“伏せ”の姿勢で待ち構えたり、何匹もの犬が追いかけっこをしていたりすると本能でHerd(群れを追い集める)したりするんですね。そこで家ではおもちゃをHerd(?)することを教えているんです。私がHollyのおもちゃを全部ばら撒いて、別の部屋に行きHollyに“Bring your toy”といい、一つずつ持ってくるごとに、ご褒美をあげ、それを繰り返しバスケットいっぱいのおもちゃ(12個ぐらい)を集めさせています。本当にご褒美のためならなんでもするHollyなんです。Maxはどうしているかというと、私の横で何もせずにご褒美だけもらっています。Hollyはきっと“全くなんであたしだけ働かなきゃなんないの?Maxは何にもしないくせにご褒美だけはしっかりもらってるんだから!”と内心思っているでしょうね。 |
ジャck |
投稿日時: 2005-12-18 11:16
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
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Re: ドッグトレーニング
MaxとHollyのママさん、こんにちは。
トレーニング2回目にして、既にHollyは楽しみになってただなんて楽しそうで良かったですね。 で、2回目からHeelですか。う〜ん、家ならここで補習になりますね。f(^^;; 商店街のような人混みなら出来るんですけどねぇ。歩き始める前におまじないをするとか……。 >次にしたことは、通路のあちこちに犬のおもちゃをばら撒いておきます。 あ、これ、日本の動物物のTV番組でも「障害レース」みたいなのでよくでてきますよ。 Hollyは一発でで出来ただなんて凄い! でもそれって、花より団子? ママさんが団子?? >この運動というのは、必ずしも肉体運動でなくても頭脳の刺激でもいいそうです。 こういう話は初めて聞いた気がしますが、何となくわかる気がしますね。 家にお客さんが来ただけで疲れちゃったりもしますから。<ちょっと違うか。(^^) |
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MaxHolly |
投稿日時: 2005-12-11 14:00
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
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Re: ドッグトレーニング
ジャckさん、ミックさん、こんばんわ。MaxとHollyのママです。
さて今日はHollyと私が待ちに待った(?)トレーニング第2回目の日でした。Hollyは朝から今日は週末ということが分かっていて(私が会社に行く支度をしていないため)早く行こうと急かすことしきり。終いには自分で玄関のドアを押し開けて外に出て、車のドアの前で座っている始末。途中獣医さんに寄って先週忘れてしまった予防接種の証明書をもらってから行きました。 今日の出席者(犬?)はHollyを入れて3匹。先週来ていたイエローラブとビーグルがお休みで、代わりに新しい犬(Portuguese Water Dogの9ヶ月のパピー)が両親(人間の)と一緒に来ていました。そのパピーはすでに初級クラスを終了しているそうですが、やっぱりパピーなので落ち着きが今ひとつ。さて、まずは前回の復習をしました。この一週間うちでも復習をしていたのでHollyはすべてうまくできました。 今日のレッスンは 2つのことをしました。1つ目はHeel(付け)です。人間の歩く早さにぴったり合わせて歩けるようになるのが目的とのこと。Hollyは昨年レスキューした当初は決して引っ張ったりせずにいい子でお散歩できていたのに、私達に慣れるに従って暴走型の犬になってしまいましたので(特にリスを見つけると何にも聞こえなくなる)、Heelができるようになるなんて夢のまた夢って感じです。訓練の仕方は、前回のぐるっと廻ってハンドラーの左端に付いて座る姿勢から、左手で鼻先にTreatを付けて、2-3歩歩き、止まって“Heel”、できたら褒めてごほうび。これをペットショップの通路を歩きながらやるわけですが、そこら中にドッグフードやらジャーキーやらがあるわけで、Hollyの気を引くのにおおわらわ。ゆっくり歩く時は“Easy”と言い、足を速める時は“Hurry”と声をかけながら店内を歩き廻って、こっちがへとへと。数歩ごとにTreatをもらえるHollyは商品棚を横目で見ながら、口は私の左手の中のTreatを食べようとしてよだれだらだら。こんなので本当にHeelができるようになるのか疑いたくなりました。でも何事も習うより慣れろで、続けていくうちにできるようになるかもと、今はまだ期待を捨てていません。 次にしたことは、通路のあちこちに犬のおもちゃをばら撒いておきます。そしてインストラクターがHollyのリードを持っている間に、私はHollyにTreatを見せてから通路の反対側の端まで走って振り返り、“Holly, come! Yes!”と声をかけると同時にハンドラーがリードを放して、Hollyが一目散に私のところに来たら合格。途中で落ちているおもちゃに気が取られそうになったら“Leave it”(放っておきなさい)と言って自分のところに来させるようにします。Hollyは“花より団子”の子ですから、おもちゃは放っておいて私の目の前でパッとお座りしたので、皆感心しました。 今日は主に店内の通路でトレーニングをしたため、前回のようにガラス張りの部屋の外側を歩く男の人達に吠えたりすることはなかったのですが、例の新入りのわんちゃんはその人間の両親と一緒に来たわけですから、当然初めはおとうさんのほうに吠えました。私がその男性にHollyが警戒して吠えないためにTreatをあげてと頼んだので、TreatをもらったHollyは大喜び。でも今度は、“もっともっと”の催促のために吠えまくる始末。本当に困ったもんですね。 インストラクターいわく、ボーダーコリーがさまざまな犬種の中でもっとも頭がよい犬種であることは皆が認めるところですが、それだけに仕事や運動を充分に与えてあげないといけません。この運動というのは、必ずしもPhysical exercise(肉体運動)でなくてもMental exercise (頭脳の刺激)でもいいそうです。その意味で今朝のこういう訓練はHollyにとって知的好奇心を満たすよい刺激になっていると思います。今日はお天気もよかったので午後は肉体運動のためにMaxも一緒にドッグランに行ってきました。また来週が楽しみなHollyと私です。 |
ジャck |
投稿日時: 2005-12-7 3:31
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
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Re:怒らないでね。(^^;;
ミックさん、こんばんは。
クリッカーの話で半分冗談って書いたのは、取り方によっては茶化してるように感じるかなって思ったんです。 上手く伝わったようでよかったです。 >一昔前は犬は色盲であるとされていましたが最近ではいくつかの色は識別できるようであると言われています。 そうですね。単純なモノクロでなく、ある程度は判別できるとか、またはセピア調に見えるとも言われてますね。 実際はまだよくわからないようですが。 で、ある意味で、このことが現状の科学の一端を示しているとも言えますね。 でも、臭覚が人間の数万倍とか言うのはどうなんでしょうね。鼻の中の面積とかから言ってるのかな。 実際に人間が判別できない匂いを数万倍に薄めたりして実験でもしてるんでしょうかね。f(^^;; 心理学者の子供が精神分裂症になってしまったり……の件の方が半分冗談にすれば良かったですね。 ひょっとしたらミックさんがワトソンの事をご存知かなって思ってたので……。 ワトソンを簡単に説明しますと、1912年頃に行動主義を提唱した人物で、パブロフまでの反射の神経学研究を 継承したと言える人物です。時代的に言えばスキナー(オペラント条件付け)の少し前にあたりますね。 「私に、健康で、いいからだをした1ダースの赤ん坊と、彼らを育てるための私自身の特殊な世界を与えたまえ。 そうすれば、私はでたらめにそのうちの一人をとり、その子を訓練して、私が選んだある専門家ー医者、法律家、 芸術家、大実業家、そうだ、乞食、泥棒さえも、その子の祖先の才能、嗜好、傾向、能力、職業がどうだろうと、 きっとしてみせよう。」と言っちゃった人としても有名です。『行動主義の心理学』1930 河出書房 p.130 でも、レアなケースとして解釈されたのなら、おっしゃるとおり、あまり意味のある事ではありませんね。f(^^;; >私もこれをお読みの皆さんが 私の意見に賛同してくれると思っていませんし、単に私が学んできた知識を >ひけらかしたいことでもないのです。 少なくとも僕はそうは思っていませんよ。釘を刺したのは認めますけれども……。f(^^;; なんとなく(勝手に)僕の昔に少し似ているような部分を感じたので、とても好感を持っていますし、だからこそ、 少し釘を刺しておくことも、良い事かな(お役に立てるかな)って思ってしまいました。(^^;; とにかく、ミックさんにだけでなく、多くの人に、完成された正しい躾け方は存在しないってことを頭の隅にでも 置いていて欲しいと思っているんです。選択肢はそんなに少なくないと言う事を……。 |
ジャck |
投稿日時: 2005-12-7 2:46
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
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Re: ドッグトレーニング
MaxとHollyのママさん、こんばんは!&ご無沙汰してます。
MaxとHollyのママさんでもトレーニングに行かれるんですね。意外でした。 僕も一度は経験してみたいんですけど、人の話では女性ばかりだそうなので、なかなか……。(^^;; >ですから犬の名前を呼んで、“Watch me”と言い、視線を合わせたら、褒めてごほうび。 視線を合わせるのはホントとっても大切ですね。今、2頭になって尚更そう感じる毎日です。 でも、少し笑っちゃいました。 と言うのは、犬と目を合わせる時、僕はこっち見てって言う意味で「こっち見」と言ってるので、 妙に似ているなぁと……。(^−^) 家の下の奴(ミック)もつい先日1才になり、そろそろ本格的に躾をしていこうと思っているところです。 と言ってもジャムの時ほど気負いはなくのんびりとやって行くつもりです。 先ずは他所のお家に行っても粗相をしないようにしなければ……。f(^^;; |
ミック |
投稿日時: 2005-12-5 23:58
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
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Re: ドッグトレーニング
MaxHollyさん こんばんは
トレーニングに行かれたのですね?Hollyとの生活がますます楽しくなリますようにお祈り致します。 私も 色々なトレーナー、トレーニング方法と出会ったおかげで愛犬との生活が ますます楽しくなりました。 さて、毎回出来るたびにご褒美をあげることに抵抗を感じているようですが(私も昔そうでした)少しでも疑問や 抵抗を感じるようであればトレーナーにどんどん質問した方が良いと思いますよ。 質問する事により そのトレーナーの技量もある程度わかりますし、スクールの善し悪しも判断できます。 なので なぜ今の段階では100%ご褒美を出すのか説明するはやめときます。 「注意をこっちに向かせる訓練が“男性に向かって吠えると、ごほうび”という図式にならないことを祈る新米トレーナーでした」とありますが これは重要なことで 強化のポイントがづれていると思わぬ行動を強化してしまうと言う事です。 陽性強化トレーニングを批判する人の多くが「餌でつっているだけだ」と言いますが、これは全くその理論すら理解していない証拠で「ご褒美は あくまでも報酬であって 賄賂ではない」のです。 つまり 出来た事に対して ご褒美があるわけで これあげるからこうしなさいと言う事ではないのです。 犬はやっても良いし やらなくても良い状態で 犬自身にどちらかを選択させていくこと つまり人間との生活において より良いと思われる自発行動の頻度が高くなるようにトレーニングしていくと言う事です。 そしてさらにトレーニングが進めば ご褒美を出す回数が少なくなっていきますし 全くなくなるかもしれません。 またタイミングも変わっていきます。 その度に大抵の飼い主は 困惑する事となりますので今のうちからトレーナーと何でも話せる関係をつくっておくことも大切に思います。 またよろしければ おはなし聞かせてください。 海外のトレーニングの様子 私を始め皆さん興味があると思いますのでよろしくお願いします。 |
ミック |
投稿日時: 2005-12-5 23:11
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
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Re:怒らないでね。(^^;;
クリッカーの話し 半分冗段じゃなくて私もそう思ってましたよ。
感情のない音は 感情的な動物である人間にとっては 時として大変便利です。 犬の識別の能力ですが 聴覚や嗅覚による識別は警察犬や麻薬捜査犬または 盲導犬や介助犬や聴導犬など様々な使役犬の活躍により多くの方がご存知だと思います。 私は最近 犬と人とを比べた場合においてあまり秀でていないとされている視覚についても実は犬もかなり優れているのではないかと思います。 一昔前は犬は色盲であるとされていましたが最近ではいくつかの色は識別できるようであると言われています。 我が家の愛犬を見る限りにおいても 少なくとも数種類の色を識別しています。 また 視力に関しても(これは我が家の愛犬ではトレーニング中ですが)例えばトランプのカード 数字の違い マークの違いを認識できるようになるらしいですし 我が家の愛犬も最近かなりの高い確立でカードを見分けられるようになってきました。 実際、介助犬のトレーニングで カードを使用してそれをコマンド代わりにするトレーニングもされているようです。 「心理学者の子供が精神分裂症になってしまったり、法律家の子供が犯罪をしたりする」事に関しては そのギャップの大きさにこちらに印象が強く残ったと言う事であり 実際はレアケースであると思われますが、その事象の発生件数を前にお話している訳ではないので何ともいえませんが・・・ 私もこれをお読みの皆さんが 私の意見に賛同してくれると思っていませんし、単に私が学んできた知識をひけらかしたいことでもないのです。 ジャck さんもおっしゃってくれましたが この投稿がなにかの切っ掛けになり これからトレーニングを始めようとかトレーニングが上手くいっていない トレーニングといかなくても愛犬との暮らしが上手くいっていない 何か疑問を感じている人の何かになれればいいかなってそれだけなんです |
MaxHolly |
投稿日時: 2005-12-4 14:51
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
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ドッグトレーニング
ジャckさん、ミックさん、こんばんわ。MaxとHollyのママです。
実は今日、Hollyと第一回目のトレーニングに行ってきました。PetSmartというペットショップの店内の一角で行われているクラスで、中級から入りました。“正式なトレーニングを今まで受けさせたことがないのなら初級に移ってもらうかも”と最初トレーナーに言われたのですが、クラス終了時に、この中級クラスに残ってよいとのお許し(?)が出ました。 さて今日習ったことの復習の意味もこめて、お話ししたいと思います。 まず第一に、ここのトレーニングはPositive Reinforcementといい、まさにミックさんとSarubiaさんがこの掲示板で以前話されていたように、できたら褒める、できたらごほうび、という図式で、叱ったり罰を与えたりしないそうです。更に、“No”という言葉さえも強すぎるので、このトレーナーは例えば“座れ”といって一旦座ったがすぐまた立ち上がったりした場合は、注意を促す意味で、“Uh-uh”(“あらダメよ”ぐらいの感じ)を使うように勧めていました。 トレーニングする際一番大切なのは、犬の注意を自分に向かせること。ですから犬の名前を呼んで、“Watch me”と言い、視線を合わせたら、褒めてごほうび。(毎回できるたびにごほうびをあげるのが私としてはちょっと気に入らないのですが)次に“座れ”のコマンドで座ったら、褒めてごほうび。そのまま数秒座り続けたら、Release(解除)をしなければいけないそうです。座れの後に褒められてすぐに立ち上がってはだめ。その数秒を少しずつ長くしていくことで、Stay(動くな)と同じ効果があげられると言っていました。Stayも後でReleaseしてあげないと、犬はいつまでそうしていなければいけないか分からないので、必ずReleaseをしなければいけないとのこと。その仕方は、例えば“OK”とか“All done”(もういいよ)とか言ってあげればいいそうです。ですからここまでをまとめると、 “Watch me”“Sit”“All done”となるわけですね。もちろんその間に、褒めてごほうびが入りますけど。(笑) 次にドアのところに行き、犬と向かいあって右手でウエストあたりを左から右へ遮るように振って、“Wait”を教えました。右手で引いた線を犬が越えてこちらに来ようとしたら自分の身体を使って遮って、再び“Wait”と右手で線を引きます。そのまま後ずさりしても犬がこちらに来ずに待っていたら合格。Releaseの代わりに“Come”と言って、来たら褒めてごほうび。 そして最後に習ったのが、よく犬のコンテストなどでハンドラーの左脇に犬が付いて座りますよね?あんなふうに左に座らせるためには、まず向かい合って立っている犬の鼻先に右手でTreatを持って行き、そのTreatで自分の左側まで誘導し、向きを変えさせて(自分と同方向に)座ったら、褒めてごほうびという訓練でした。ごほうびのためなら何でもするHollyは見事合格。 このクラスは今日はボーダーコリーMixのHolly(2-3歳)ビーグル(2.5歳)イエローラブ(1歳)と犬種不明(サモイドみたいだけど黒っぽい毛の中型犬11ヶ月)の4匹でした。約45分の訓練の間に困ったことは、このガラス張りの部屋の外に大きな男性の店員が通るたびにHollyは気が散って吠えることです。Hollyは迷い犬時代か、その前の飼い主(男性?)から暴力をふるわれたか何かで、男性に対して警戒心が強く吠えるのです。Hollyが吠えるたびに私はTreatを彼女の鼻先に持って行き“Watch me”“Good girl”でごほうびを繰り返しました。注意をこっちに向かせる訓練が“男性に向かって吠えると、ごほうび”という図式にならないことを祈る新米トレーナーでした。(苦笑) |
ジャck |
投稿日時: 2005-12-3 6:24
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
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Re:怒らないでね。(^^;;
返事、どうもありがとうございます。内心ホッとしています。(^^;; では、クリッカーの件から。(実は僕もやってましたし、まだいくつか持っています) 僕も犬への合図は「飼い主の声」が最も有効だろうと思っています。 声は声紋のように考えれば1億通りぐらいあるわけですし、そこまで判別できなくとも、声質がよく似てても言い方が違ったり しますからね。機械的な(規則正しい)音より発生元の判別には有効だと思っています。 でも、クリッカーの利点も沢山ありますね。最大の利点は感情的な音はしない。f(^^;; まあ半分冗談です。 話は変わりますが、僕ら犬飼いもそうですが、人間の子を育てる場合でも、つい「方法が正しければ思い通りに育てられる」と 考えてしまったりしてしまいますよね。 これは自分たちにも当てはまり、「子供の時にもっと勉強しておけば……」なんて後悔したりもするわけですね。 (その当時に勉強しなかった理由も考えず、今だからこそ、こんな後悔がわいてくると言う事も考えずに……) ですが、実際には心理学者の子供が精神分裂症になってしまったり、法律家の子供が犯罪をしたりするわけで、正しい教育や 躾け方はどの国にもいまだ存在なんてしていないんですね。 でも、僕らはいつの時代もこの錯覚に陥ってしまう。ま、これも、それぞれ理由があるんでしょうが……。(^^;; 僕は(偉そうですが)ミックさんのアプローチは正しいと思っていますし、ミックさんの危惧されている(心配されている事)も 僕なりにはわかるつもりです。 ですが、他の飼い主さんが皆、ミックさんと同じアプローチかと言えば、そうではなく、かなり違う場合もあるでしょうね。 ミックさんの言葉を借りれば「どのように愛犬が行動を理解しているのか?どうしてその行動をするようになったのか?」等は 深く考えてはいないかもしれませんね。 でも僕は、それはそれで構わないのではないかとも思っています。少なくとも始めはそんなもんだろうと思っているわけです。 そりゃあ、僕自身は深く知る事の方が良いと思っていますが、皆がそうだとは思えませんし、実際にわかりません。(^^;; また、ミックさんが「プロ」と言われる人の中にも、技量に疑問を感じるプロがいると思っていらっしゃることも、ある程度は 想像できます。 実際ペットショップでも(悪い意味で)いい加減な知識の方もいるし、先日放送されたTVチャンピオンの「犬の躾王」でも疑問を 持ってしまう躾方の方も出場していました。また犬の本でも頭をかしげるような事を書いている方もいますよね。 でも、家庭犬の躾っていうのは結局は結果論で、飼い主と愛犬が共に幸せな生活(犬が「幸せ」という概念を持っているとかは 別にして(^^;;)を過ごせれば良いんだろうと思っています。<もちろん、その家庭の主観ですが……。(^^;; いや、だからと言ってミックさんがおっしゃった事が軽々しい事だとは思っていません。重要な事だと思っていますよ。(^^) ただ、そういった考えに至るにはある程度の時間がかかるんじゃないかなって思ってるんです。 それに、もっと言えば、それが必要なのかどうかまでは僕にはわからないのです。 ミックさんや僕のように、犬とは別に行動分析学や精神分析にたまたま関心や興味を持っているのなら、深く考えるていくのも 自然なのかもしれませんが(好きで考えてるわけですから)、一般にそこまで必要なのかなっていうのは今の僕にはわかりません。 でも、こういった場所にミックさんが書かれる事はとても意義のある事だと思います。 このミックさんの投稿を読んでより深く考える方もいらっしゃるかもしれません。 この投稿がなにかの切っ掛けになると言うのはとっても有意義な事だと思っています。<ダブってますね。(^^;; なんだか読み直すと、ああ言ったり、こう言ったりで上手くかけてませんね。ご勘弁を。orz |
ミック |
投稿日時: 2005-11-30 22:28
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
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投稿: 105
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Re:怒らないでね。(^^;;
お返事ありがとうございます。
万能なしつけ方 難しい事ですね。 今回は理論と言うより 私的な考えを書きたいと思います 学習理論を理解しているのと 理解していないのでは犬との付き合い方が大きく変わるように思います。 理解していれば なぜその行動をするのか、またどうすればその行動をしなくなるか考える事ができるし どのようにトレーニングを進めていけば良いかのプランも立てられます。また、自ら立てられなくてトレーナーからのアプローチであっても それに対して理解や評価も出来るでしょう。 一方理解していなければ悪く言えば訓練士の言い成りに訓練が進みそれに対する疑問も持つ事がないでしょう。 しかし皆さんご自分の愛犬であり 訓練士の犬ではないのです。 どのように愛犬が行動を理解しているのか?どうしてその行動をするようになったのか?どうしてその行動をしなくなったのか? 知る権利があると思います。 行動分析学が万能であるかどうかの議論は置いておくとして その道具を導入するにあたりどうしてそのように使うのか 理解していないと後々 問題行動につながる可能性が極めて高くなります。 最後にクリッカーですが、一つの場所で複数の方がクリッカーを使う状況を想定していたかどうかはわかりませんが、クリックのの代わりに「声」を使えばその問題はクリア出来ると思います。 例えばグループレッスンのような場合はそのようにしている事が多いと思います。 |
ジャck |
投稿日時: 2005-11-29 1:44
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
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Re:怒らないでね。(^^;;
はじめまして、ミックさん。僕も概ねミックさんのおっしゃる事に同意しています。
ただ、ミックさんが若くて、行動分析学を学ばれ始めた方だという前提でレスをつけますね。 (この前提が違うのであれば、これから僕のレスは的外れです。先に謝っておきますね。f(^^;;) 古典的条件付け(所謂パブロフの犬)の実験はどんな経過を辿ったかはご存知ですか。 はじめは思惑どおりベルの音に反応して、犬はよだれを垂らしました。<この辺が有名ですね。 この後も少しあります。簡単に端折って話しますと、この実験を続けているうちに犬はどの人物が 実験に関わっているかを見分けるコツ(能力)を持ち、その人物の足音でよだれを垂らすような事も あったんですね。 この事で言える事は、実験は当初はうまくいったように思えた。まあ実際に成功だったといえます。 「行動」も意思に関わらず「反射」と「学習」によって変わるものであるということの実験でしたので。 ただ、犬の主体性までは考えられていなかったということも重要なポイントだと思ってます。 この事は直接、古典的条件付けには関係しませんが、犬を躾ける上では重要なポイントです。 オペラント条件付けでも、古典的条件付けの発展型なので、ある制約なり、環境が必要です。 ですが、全く有効でないと言うわけではありません。 まわりくどくなりましたが、言いたい事はひとつだけです。 今の行動分析学は完全ではないということです。<もちろん承知されていると思いますが。 僕は、興味を持って学び始めた頃は、つい万能だと思ってしまう事がしばしばありました。 ですが、行動分析学であっても、行動心理学であっても、まだひとつの手段と言うかそういう域を 脱していないように思っています。 例えば、ある公園で犬の飼い主全員がクリッカーを使うと言うような状況は、クリッカーを教える 時には前提にありません。笑い話のような事かもしれませんがそういうモンなんですね。f(^^;; だからと言ってクリッカーが無駄な事だなんてことは思いませんよ。極端な話をしてますが。(^^;; なので、万能な犬の躾け方なんてものは、今の時点でどこの国でも確立されていないと言う事です。 |
MaxHolly |
投稿日時: 2005-11-10 15:09
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
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投稿: 198
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Re: 学習理論
Sarubiaさん、ミックさん、早速のお返事ありがとうございました。
SarubiaさんのHPの問題行動というタイトルのところに書かれていたことが、まさに私がいわんとすることでした。感激しましたので下記に引用させてください。 犬と共に暮らすという事は,其々がそれぞれの「出来る事」「出来ない事」、更には「希望する事」を認識し,お互いの許しあえる範囲の中で,信頼関係と愛情を育んでいく事が肝要なのではないでしょうか。 「問題行動」とよく言われますが,遺伝的に受け継いだ本能,また,人間が自分達の都合で強化して来た結果の本能的なな行動であるのに関わらず,人間と共同生活する上で人間が強化した行動を問題視する事は犬にとっては迷惑この上ない話です。犬に対して生活様式,生活環境を変えたのは,人間であり,人間の勝手な都合なのです。 私達も当初Hollyの問題行動について考えてみました。彼女は捨て犬または迷い犬でした。どのくらい長い間放浪していたのかは不明ですが、とりあえずそこに食べられるものがあったら食べずにはいられないような環境にいたことだと思います。救助された時は35ポンドしかありませんでした。(今は47ポンド) ですから、私達が家を留守にするやいなや、不安を覚えなおかつ食べ物を探して手当たり次第食べずにいられなかったのだと思いあたりました。これは彼女の経験から強化された本能的な行動だったのです。たまたまそれが私達人間に不都合な結果をもたらすために、私達は矯正しようと試みたことに気づきました。それで彼女が安心してこの家の家族としての自分の位置をしっかりと築くことができるまでは、人間の私達が注意して手の届くところに食べ物を置かないことにしようと決めたわけです。あれから一年以上経ちHollyもすっかりうちの子になりました。でも私達人間のほうがミックさんのおっしゃるオペラント条件づけの対象になってしまい、食べ物を出しっぱなしにできなくなりました。(笑) またよく無駄吠えと言いますが、うちのHollyもボーダーコリーの血を引いているのでとにかくよく吠えます。でも彼女なりに言いたいことがあるから吠えているのです。お散歩に連れて行ってとか、早くご飯にしてとか、この人は不審な人だとか。これらを無駄吠えと決め付けるのは人間の勝手だと思います。 ミックさんの行動分析学のお話もとても興味深く読ませていただきました。パブロフの犬の原理は、ブザー音ではありませんが、“ごはんにしようか?”の一言で食事の場所の飛んで行くので分かります。またオペラント条件づけは、叱ったり、褒めたり、ごほうびをあげたりして、いろいろなことを憶えさせるときに無意識に活用していたわけですね。うちの子たちは、一度も専門の訓練士にトレーニングをしてもらったことも、いわゆるObedienceクラスに出席したこともありません。Maxはもう老犬なので必要ありませんが、Hollyのほうはまだ3歳前なのでそのうち訓練を受けさせてみようと考えています。参考になるお話をありがとうございました。またいろいろ教えてください。 |
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ミック |
投稿日時: 2005-11-10 0:48
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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Re: 学習理論
sarubiaさん こんばんは。MaxHollyさんはじめまして こんばんは。
MaxHollyさんのご質問にもあったように今日はタイトルでもある学習理論について書きたいと思います。 まず、お話したいのは私のトレーニングのポリシーは行動分析学の理論を素に考えていると言う事です。 行動分析学は学問としての歴史はまだ 浅いですが研究が進めば今の社会において重要な学問であると思われます。 私自身は決して行動分析学者ではありませんし、大学での専攻も経済学でしたし、行動分析学について アマチュアなので間違った事も書いているかもしれません。ですから、間違いはご指摘いただきたいし、さらに勉強していきたいと思いますので よろしくお願いします。 人間を含めた多くの動物は 自覚のあるなしに関わらず「条件づけされた行動」によって支配されています。(以前、旧掲示板では 「条件づけ」という言葉が「学習」と言う意味ではなく「反射」と言う意味に誤解されていたようですが・・・。) 行動分析学では 行動を「古典的条件づけ」や「オペラント条件づけ」で理解していく(させていく)かトレーニングのスケジュールをたてていきます。 古典的条件づけは「パブロフの犬の原理」と言われる事もあります。犬にとっては何の意味を持たないブザー音を餌を与える前に鳴らすことにより、ブザー音で唾液が分泌される(ブザーが餌をもらえる合図、つまり弁別刺激)ということですが、特定の合図、サイン、シグナルが犬の感情を動かしている事が理解できます。(私は犬の行動の話しをする時に 人間の行動を引用する事は本来好きではありませんが、解かり易く説明するために ここではあえて引用します。) 例えば 梅干を見ると口の中に唾液が分泌される。と言うのは典型的な例で これは以前に梅干を食べたら 酸っぱかったという記憶の中からからの生理現象的な行動(感情)です。 一方、オペラント条件づけは ある行動の後(良い行動の後)によい事(褒められる事)があれば そのある行動の頻度が増加すると言う事で、(その逆に悪い行動の後に 悪い事が起きればその行動の頻度が減少する。)犬の行動を動かしている事が理解できます。 いづれの条件づけを用いても 同じ様にトレーニングできますので、飼い主さんと愛犬の状態を見ながら トレーニングのメニューを組み立てていきます。もちろん自分で出来ない場合が多いのでトレーナーの力を借りる事となりますが、そのトレーナー自身が 学習理論を理解していない場合も考えられるので、まずはトレーナーさんに学習理論について聞いてみてくださいと先日書きました。 例えば 新しく買ったシャツを着たらみんなに「かわいい〜」と言われた。そのシャツは他のシャツを着るより着る機会が多くなったりします。つまり褒められた事により 行動の頻度が増加した事になります。 (その逆に みんなの評判が最悪だったたら もう二度と着なくなるか、そのシャツを着る頻度が他のシャツを着る頻度より低くなります。)しかし、その一方ではこのシャツは大事なものだから 大切なものだから大切な時に着ようという他のものよりも特別な感情も生まれたりします。 ですから、先ほど申し上げたように。どちらを優先させてトレーニングのメニューを立てても同じ事が学習されると考えられます。 以上ざっとお話しましたが、行動の直後に何があったかにより学習されると言う事ですので 残念ながらMaxHollyさんのお話しにあるような 留守中にやってしまった事を 防ぐ事は難しいと一瞬思われますが、実は出来ます。お話していただいたアイデアも方法の一つではありますが、もし満足されていないのなら 別の方法でその行動の「弱化」「消去」をする事は可能です。 私は今MaxHollyさんのワンちゃん前にお話しをしているわけではないので、具体的なトレーニングのメニューを立てる事は出来ませんが、学習理論を理解しているトレーナーならそれが出来ると思います。 私も 数回参加したトレーニングのセミナーの講師はアメリカ人、イギリス人、カナダ人(むろん日本人もいますが)ですので そちらでも出会えると思いますし むしろ日本よりもその機会は多いかもしれません。 |
sarubia |
投稿日時: 2005-11-9 21:03
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Not too shy to talk
登録日: 2005-11-3
居住地: 兵庫県
投稿: 23
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Re: 学習理論
ミックさん,MaxHollyさん,こんにちわ。
ごめんなさい,私は勘違いをしていたようですね。 : :旧掲示板ではチョークチェーンやクリッカー、ジェントルリーダーにのスレッドが :立てられていましたが お使いの皆さんはご理解の上で利用されていますか? : このようにお尋ねだったので,この用具に関して聞かれているのだと想っていましたが, タイトルは「学習理論」でしたね。という事は, これらの用具を使用して如何に犬を躾るのかというお話なのでしょうか。 ミックさんはその事を前提として話をしておられるのであれば,残念ながら, Sarubiaの想いは全て此処にあり, http://www5.ocn.ne.jp/~salbia22/illness300.html 犬との生活はMaxHollyさんと全く同じですとしか言いようがないです。 それは仔犬から飼育しようが保護犬であろうが関係なく,家に来たその日から日々, 継続して接していくものと想っています。 MaxHollyさんが言われているように日々,慣れ親しんで築き上げていくものと想っています。 いいですねぇ,,Hollyちゃんは摘み食いを辞めてくれたのですね。♪ 我が家は現在も摘み食いは進行中ですよ(*^▽^*) 手の届かない所に置く様に気をつけてはいるのですが, 如何にお母さんの眼を盗んでゲットするか,日々,精進している仔がいます。 それだけの智慧・知能を持ち合わせているなら,もっと良い事に使用しろよ!!・・・って, 言っていますが効果は全くありません(爆) |
MaxHolly |
投稿日時: 2005-11-9 14:07
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Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
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Re: 学習理論
ミックさん、Sarubiaさん、はじめまして。MaxとHollyのママです。
お二人の会話(?)を興味深く拝見していましたが、少々現実離れしているような気がしたので、質問させてください。 確かにおっしゃるとおり、犬を躾ける場合に(また多くの場合子供を育てる時にもあてはまりますが)NegativeよりPositiveに対処したほうがよいことは、頭では理解しています。 すなわち、罰を与えたり、暴力を振るったり、お仕置きをしたりするかわりに、よいところを褒めて伸ばしていくように、躾ける側の対処の仕方を変えるわけですよね。 でも実際問題として、年がら年中傍に居て見ているわけにも行かないし、困った行為のほとんどが、事後的に気づいたことか、あるいは今現在起きている現象を止めたいことではないでしょうか。もっと具体的に言うと、Hollyを一年少し前にレスキューしてうちの家族に迎え入れた時に、二つ困ったことがありました。ひとつはキッチンのカウンターの上の食べ物を盗み食いしてしまうこと、もうひとつは人間用のソファーに乗ってしまうことでした。今ではどちらの問題も解決しています。というのは、私達人間の家族がHollyの手の届くところに食べ物を置かなくしたからと、Hollyに椅子を譲ったからです。(笑) 盗み食いに気が付くのは、ほぼ100%事後です。そして本人は悪いことをしたことに、気づいています。ですから叱られるのを覚悟しているのです。そんな時にどうやったらPositiveに対処できるのでしょうか。 ソファーのほうも、上ったら叱るを繰り返しましたが、(余談ですが、これは13年飼っている先住犬にも私達が負けて、彼専用のソファーをあげ、いまだに上って欲しくないソファーにはギターなど物を載せて上れないようにしています) 何か物を載せて置かないと、留守の間に乗って寝ていました。 といって私達と犬達の間の信頼関係ができていないわけではありません。もっと本質的なところでの信頼関係、すなわち家族としてのお互いの絆とでも言いましょうか―は、しっかりできています。傷口を手当てしたり、目薬を入れてあげたり、口の中に手を入れて何かを取り出そうとしても、彼らは私を信頼して身を任せてくれます。悪いことをしたら叱られるけれど、いつも安心して身を任せられるのはやっぱり私達人間家族であると。 トレーニングと、共同生活の中での躾けや習慣は別の次元のことかもしれませんね。後者は毎日の生活の中でお互いに慣れ親しんで築き上げていくものですね。現に13年暮らしたMaxの性格に私達はすっかり馴染んでいるので、決して賢い犬ではありませんが、他人がなんと言おうともこの子以上いい子はいないぐらいに感じてしまっています。 書いているうちに話がずれてしまいましたが、お二人にお伺いしたかったのは、よいことを褒めるだけで、本当に躾けができるのでしょうかということでした。 |
ミック |
投稿日時: 2005-11-8 1:43
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Re: 学習理論
さっそくのお返事ありがとうございます。
クリッカーは 大した道具ではないのですがやってみると 以外と楽しいですよ。 >もしかするとチョークチェーンについても,,,,,,私は,チョークチェーンを使っているのかな? そのように感じました それは違う気がします。私は「罰」にはレベルがあると思います。例えば「やめて」と言えばやめる。ちょっと強い口調で「やめて」といえばやめる。声だけではとめられずにチョークを入れないと止められない・・・ まぁ 挙げればきりがないのでやめますが、罰をもって行動を「弱化」又は「消去」しようと思ったら 弱いレベルの罰で 有効に機能するように平行してトレーニングを行うべきです。 そうでないと罰がエスカレートしていきます。 ですから 声で静止できる事。さらには「NO]と言うこちらの意思を 愛犬が理解していて「やらないほがいいんだな」って思ってくれることは 大変素晴らしく、そしてうらやましい関係だなぁと思います。 私は以前、旧掲示板でチョークチェーンを使ってトレーニングをしている人に その使用頻度について聞いた事があったのですが 残念ながらどなたも お答え頂けませんでした。 チョークを引く頻度が減っていれば 問題行動の頻度も減っているのでしょうから問題ないのですが、チョークを引く頻度が変わらない 若しくは回数は減ったが 以前よりさらに強い力で引くようになった、または頻度が増えた。このような場合そのままそのトレーニングを続けて良いものでしょうか? 多くの飼い主さんは 相手はプロのトレーナーなんだからと信じて問題を 大きくしてしまいがちです。 これから愛犬のトレーニングをしようと思っている飼い主さん または現在のトレーニングが上手くいっていない飼い主さん そのトレーナーさんに 「犬の学習理論」について聞いてみてください。 きっと良くも悪くも納得のいく答えが見つかると思いますよ。 |
sarubia |
投稿日時: 2005-11-7 14:10
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Re: 学習理論
ミックさんは書きました:
> >こんにちははじめましてsarubiaさん お返事ありがとうございます。 >私は読んでいて感じたのは、クリッカーを使わずにしてクリッカートレーニングをされているのだと思いました。 >クリッカートレーニングで重要なことは自発的な行動を強化する事です。難しい言葉で表現すると >クリック音は1次強化刺激、その後に提示されるご褒美が2次強化刺激ですが、sarubiaさんの場合は >声と犬を褒める事、飼い主が喜ぶ事が強化刺激となっている様ですね。 >愛犬との生活も良好なのでしょうね。 > >チョークチェーンについては以前も色々書きましたが、今も考えは変わっていません。 > ミックさん,こんにちわ。 クリッカーについて有難う御座いました。クリッカーについては所属しているMLに於いて, 名前は承知していましたが,未だに「何それ?」という感じでしたが,納得出来ました。 今までにクリッカー,チョークチェーン等について,知識として理解出来ても 何故家庭犬に必要なのか理解出来ませんでしたが,ミックさんのお話にて理解をする事が出来ました。 本当に有難う御座いました。☆m( _ _ )m☆ 私は11/3に初めて書き込みをさせて頂いた日にこの「LIVING WITH DOGS」を訪れたので, 以前の会話が解らないので旧掲示板を拝見してきました。その会話を拝見していて,,, もしかするとチョークチェーンについても,,,,,,私は,チョークチェーンを使っているのかな? そのように感じました。 犬を家族として迎え入れたその日から犬を観察していると,その仔の性格も含めて行動が見えて来ます。 飼い主として好まぬ行動をする前も見えて来ます。。。犬を「制止」するのには, 今にもその飼い主がされては困る行動を起こす寸前に「待て」「駄目」の制止を掛けます。 犬は飼い主のその咄嗟の言葉に,一瞬,怯む(停止)します。その瞬間を捉えて停止した事を褒めます。 満面の笑みを込めて褒めます。その経験を重ねていく事によって,やはり犬達は飼い主が 自分に対して何を望んでいるのか。何を好まぬのかを理解するようになります。 我が家はSheltieが昨年まで11頭いました。やはりSheltie特有の性質で外の物音,気配に関して 警戒心が強く,よく外へ飛び出して吼えますが,吼えて困る時は外へ飛び出す瞬間に「制止」の言葉を掛けます。 その事によって外へ出ても吼える事はしません。。。。 この犬が行動を起こす寸前の一瞬を捉えて「制止」の言葉を掛ける事が,犬にとって, 眼に見えぬチョークチェーンとなっているのでしょうか。。。。 ************************* チョークチェーン,クリッカーに関する会話を拝見していて感じたのですが, 掲示板というものは不特定多数の方が閲覧する場であり,その中には物事を安易に捉える方, 不必要に神経質になる方,様々な方がおられます。。。掲示板に書き込みをする時,ついつい, 発言者の知識をそのままに書き込む事も多々在りますが,書き込みをした方の想いが, そのまま正しく閲覧者に伝わるとは限らないと想います。 チョークチェーン,クリッカーに限らず,Sarubiaは犬の病気に対してコメントをする事が多いのですが, そのような様々な方に誤解を与えないように言葉を選ぶ必要があるのではないかと, 掲示板に書き込みをする度に痛感いたします。 |
ミック |
投稿日時: 2005-11-6 11:13
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Just can't stay away
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Re: 学習理論
こんにちははじめましてsarubiaさん お返事ありがとうございます。
私は読んでいて感じたのは、クリッカーを使わずにしてクリッカートレーニングをされているのだと思いました。 クリッカートレーニングで重要なことは自発的な行動を強化する事です。難しい言葉で表現するとクリック音は1次強化刺激、その後に提示されるご褒美が2次強化刺激ですが、sarubiaさんの場合は声と犬を褒める事、飼い主が喜ぶ事が強化刺激となっている様ですね。 愛犬との生活も良好なのでしょうね。 チョークチェーンについては以前も色々書きましたが、今も考えは変わっていません。 ジェントルリーダーは陽性強化トレーニングのトレーナーが使う事が多いようです。獣医師はトレーニングに関して全ての獣医師が詳しいわけではないので、しっかりとしたトレーナーの指導のもとにご使用ください。 |
sarubia |
投稿日時: 2005-11-3 23:11
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Not too shy to talk
登録日: 2005-11-3
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投稿: 23
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Re: 学習理論
ミックさん,始めまして,私には難しい事は解らないのですが,
チョークチェーンやクリッカー,ジェントルリーダーについての解釈はこれで宜しいのでしょうか? 私は14年余りを14頭の犬達と生活を共にして, 家庭犬にとってチョークチェーンは必要ないと感じました。 チョークチェーンは使用方法を間違うと犬にとって大きな苦痛となり, 仮にチョークチェーンによって犬を躾ける事が出来たとしても, それは力によって抑えられただけであって, 真の信頼関係を結ぶ事が出来たと言えるのか,疑問に思います。 チョークチェーンを犬に応じて自在に扱うには,経験によるコツが必要ではないでしょうか。 クリッカーも使用した事はありませんが,今までの犬との生活で, 「躾をする」という動作の中で,犬に○○を教える。とか,○○をすると駄目と教えて来たのですが, 日々の生活の基本は,「犬が良い事をした時に褒める。飼い主が喜ぶ」という動作を示しました。 犬達はその飼い主の喜ぶ動作,褒められる喜びの経験を重ねる事によって, 犬達は「飼い主が自分に何を望んでいるのかを理解」して来たのだと想っています。 これはSheltieという犬種だからと想っていたのですが,今から10年前, 神戸・淡路大震災の被災犬(3歳)を里子として引き取りましたが, この仔は忙しい家庭で飼われており玄関に繋がれたまま散歩もままならず, 震災の後,飼い主から飼育を放棄されて我が家にやって来ました。 そのような事情から躾なんて全く縁のない仔でしたが,この仔の良いところだけを 認めて褒めている間に,6年という長い月日が経過した時には, 震災による恐怖も克服し,見事な家庭犬となりました。。。 私はクリッカーは使用しませんが,犬が自発的に良い行動をした時に褒める。 この褒める代わりに鳴らすのがクリッカーなのではないかと思います。 要するに,犬との生活の中で「叱る」という行為が殆どないので犬にとって, 飼い主との生活が心地よく楽しい日々となり,楽しいから飼い主の言葉(心)にも 耳を傾ける(反応?)動作が速くなるし, 褒められて覚えた事は忘れ難いという事になるのではないかと思います。また, 日々,怒られるよりも飼い主と楽しい時間を長く共有し,どのような行動をすると, 飼い主が悦ぶのかを考える学習力に溢れ,活き活きとした表情に育ちます。 ジェントルリーダーについては,HPからの転用ですが,,,, 一般の首輪は頭全体の管理をできませんが,ジェントルリーダーは, マズルにロープが回っており,リードを引くと鼻の方向が変わります。 要するに,少しの力で,犬の頭を望む方向に誘導する事が出来ます。 またリードに加えられた力は,マズル及び犬の首の後部に加わります。 マズル及び犬の首の後部は,いずれも犬にとって、被支配(支配されている)の 意識を誘発させる部位です。すなわち, ジェントルリーダーをつける事で,飼い主=リーダー,犬=被支配の関係が 生まれるようになります。また生まれやすくなるのです。 ジェントルリーダーは,犬の行動力学や行動心理に基ずいているので, 一般の首輪,やチェーンカラーとリード,チョークカラーなどの組み合わせよりも, 無理なく,そして犬に苦痛を与えずに訓練を進める事が出来るのです。 ただうまく装着する事が出来なければ外れてしまうので,装着の仕方は 獣医師に正しく教えてもらう必要があります。 (犬はマズルにものがくる事を嫌がるので) 普通の首輪をつけるようにつけさせてくれれば,この首輪の効果は直に現れるはずです |
ミック |
投稿日時: 2005-11-2 21:40
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Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
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学習理論
皆さんこんにちは トレーニングをしていく中で学習理論って聞いた事ありますか?
簡単に説明しますと ある行動のあとに良い事が起きればその行動の頻度が高まり その逆にある行動のあとに嫌なことが起きればその行動の頻度が低くなると言う事なのです。 今 ペットショップなどで目にするトレーニング道具の大半は学習理論にも基づき市販されていると思うのですが、実際 使う側の人間の知識のなさで間違った使い方をしている人が多いので問題が生じているのだと思われます。 旧掲示板ではチョークチェーンやクリッカー、ジェントルリーダーにのスレッドが立てられていましたが お使いの皆さんはご理解の上で利用されていますか? |