投稿者 スレッド
ミック
投稿日時: 2006-2-21 0:17
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
Re: 続 ドッグトレーニング
MaxHollyさん ジャck さん お久しぶりです

MaxHollyさん 毎回楽しいレポートありがとうございます。
はじめてこのフォーラムに書きこみをさせていただいた後 MaxHollyさんがトレーニングをはじめられました。

私の書きこみが切っ掛けとなったのかどうかは わかりませんが・・・

トレーニングがもっと身近なもので 皆さんがもしも愛犬と暮らしていく上で何か悩まれていて その解決になればと思い参加させた頂きました。
もしMaxHollyさんをはじめこのフォーラムをご覧の皆様の何かのお役に立てたのだとしたら この上ない幸せです。

「アニマル・セラピー」「癒しとなる友」などという言葉は問題のある愛犬を抱えている家庭においては 時として単なる「ペットショップの売り文句」にしか聞こえなくなりますが、彼ら犬達は人間にとって「愛すべき友 家族」になり得る存在であり だけれども「種の異なる動物」であり 簡単に共存できないからこそ 私達はもっと彼らのことを知りたくなり 勉強したくなるわけなんですね。

犬と一緒に暮らしていく事は 決して簡単な事ではありません。
その事は 犬と暮らした事のある方なら 少なからずも感じた事があると思います。

知れば知るほどにそのことを思い知り 知れば知るほどにその犬達を愛して止まなくなるのです。
彼らには それだけの魅力があるゆえに 人間との歴史があるんだと 私は思います。
編集削除返信
ジャck
投稿日時: 2006-2-6 7:59
Just can't stay away
登録日: 2005-3-24
居住地: 神戸市
投稿: 144
Re: 続 ドッグトレーニング
MaxとHollyのママさん、お疲れさまでした。<旅も含めて。

>でもこのトレーニングを通して学んだことは、実はもっと奥深いものでした。

経験がない僕にはトレーニング(躾け教室)は少し機械的に犬をコントロールすることのようにも感じてましたが、
毎回、ママさんの楽しそうな話し方にその雰囲気は感じていました。(^^)
Hollyチャンもさることながらママさんにも新しい楽しみになっているように思っていました。
やはり、何でも百聞は一見にしかずじゃないですけど、知識として得るだけより、実際に犬と共に体験するのは
学ぶこと以上のものが得られるようですね。<変な日本語かも。
それに少人数なのも僕には意外でした。<たまに公園でやってる躾け教室みたいなのは十数人でやってるので。
僕も一度、体験学習みたいなのがあったら参加してみたいです。女性ばかりならアレなんですけど……。f(^^;;
3月からも頑張って楽しんでくださいね。
編集削除返信
MaxHolly
投稿日時: 2006-2-5 16:18
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 続 ドッグトレーニング
皆さん、こんにちわ。今日が中級クラスの最終回になりますがHollyのドッグトレーニングの報告をさせてください。皆さんが楽しく読んでくださったり、また何かの参考にしていただけたらとても嬉しいです。私自身Hollyをトレーニングクラスに入れてみるまで、“トレーニングなんて必要ない、犬はいぬらしいのが一番!”なんて思っていたのですが、通ってみて考えが変わりました。いつもいつも人間の意のままになる犬なんて面白くないし、犬にとっても息がつまりそうですよね。でもこのトレーニングを通して学んだことは、実はもっと奥深いものでした。幸いHollyはとても賢い仔なのでいろいろなコマンドを習得できましたが、それよりも私と二人してクラスに毎週通ったことで私達の信頼関係がより深くなったこと、そして二人で一緒にクラスを楽しんだことのほうが大きなメリットでした。もし今どうしようかなと迷っているかたがいらしたら、トレーニングはおまけと考えて、愛犬との信頼関係を築くために参加をお勧めします。もちろんあなたのワンちゃんが喜んで通えばの話ですが。嫌がるのに強制するのは逆効果ですものね。

今日は最終日にもかかわらず出席犬はHollyとケーズハウンドと、ポーチュギーズウォータードッグの3匹だけでした。

今日のトレーニングはほとんど復習とAKCのCanine Good Citizenのテスト項目のいくつかを練習しました。トレーニングの基本は、飼い主に注意を向けさせてリリース(もういいよ)するまで犬がその注意を継続できることなので、“Watch me”を15秒間。“On your bed”の状態で目の前をボールが転がったりしてもそのままの状態を継続。また売り場では入り口付近で“Sit”させて、買い物客や犬が出入りしても動かないこと。レジで買い物する間も飼い主の隣で座って待てること。鳥や熱帯魚の売り場ではガラス越しにおとなしく座っていられること。買い物客のカートが脇を通り過ぎて怯えないこと。などをテストしました。

また散歩などの途中で出会う他の人や犬に対しても攻撃的になってはいけないので、その場面を想定してやってみました。人間同士が立ち話している間も犬達は座って(あるいは立っていてもよい)待っていられるかどうか。グルーマーや獣医さんに身体を触られるのが平気かどうか。いつも攻撃的に吠えまくるケーズハウンドも回を重ねるにつれてだんだん慣れて来たのが目に見えて分かりました。更によその人に預けることができるように、リードをインストラクターに手渡して、私はHollyの視界から消えました。そして売り場を一回りして帰ってきたら、Hollyは喜んで駆け寄って来ましたが、私を見つけるまではちゃんとおとなしくしていられたそうです。

今日は中級クラスの卒業式の日なので、3匹とも卒業式のときに被る黒い帽子(何て名前でしたっけ?)を被ってポラロイド写真をとってもらいました。そして飼い主は3人とも3月11日から始まる上級クラスに進むことを決め、再会を約束して別れました。


編集削除返信
MaxHolly
投稿日時: 2006-2-2 14:47
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: 続 ドッグトレーニング
こんばんわ。MaxとHollyのママです。昨日帰国し、早速先週の(土)に欠席してしまった第7回目のトレーニングの補習を受けて来ましたので報告させてください。Hollyのクラスのインストラクターはトレーニングのないときにはペットショップの店員としてお客様の質問に答えたり、アドバイスをしたりしているので、少し待ちましたがHollyのためのプライベートレッスンに30分ほど時間をとってくれました。本当に良心的です。

今日は今までに習ったコマンドを更に進展させる練習です。すなわち“On your bed”や“Stay”のコマンドに次の3Dを付け加える練習です。3Dとは、Distance(距離)Duration(時間)Distractions(気を散らすもの)の頭文字から来ています。“On your bed”や“Stay”のコマンドが出来るようになったら、飼い主が離れた位置に動いても(あるいは離れた位置からコマンドしても)、時間を少し延長しても、また回りに気を散らすものや事態が起きても動かずにいることができるよう訓練しました。

それから“Heel”のコマンドに、“Loose leash walking”を付け足す練習をしました。“Heel”でしばらく歩いて止まったら、今度は“Let’s go”といってリード(アメリカではLeashと言いますが)を緩ませて歩きます。Leashを引っ張ってしまったら、Penalty Yard(とかなんとか言ったと思いますが忘れました。たぶんフットボールのゲームから来ていると思いますが)の原則で、今来たところを引き返し、やり直し。これをすることで、犬は飼い主が、歩く方向も早さもコントロールしていることを理解するようになるし、先へ先へと行きたい犬は引っ張ることで余計に遅れることに気付くことになるわけです。練習の時は頻繁に方向転換をしたほうが良いと言われました。実際このPenaltyなんとかをするとHollyの引きがだんだん弱くなりました。

一回お休みしてしまいましたが、どうやら遅れを取らずにすみそうです。この中級クラスが来週で終わるので、3月11日から始まる上級クラスも受けるといいと言われました。そのクラスは別のインストラクターなので、Hollyがどんな反応を示すか楽しみです。今のインストラクターにはすっかり慣れていて、特に彼女のTreatのほうが私のより美味しいらしく、私がコマンドをしても目は彼女のポケットを見ているのです(笑)。困った娘です。

では今週の(土)が最終クラスになりますので、また報告させていただきます。
編集削除返信
MaxHolly
投稿日時: 2006-1-22 15:57
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
続 ドッグトレーニング
ミックさん、それから私とHollyのトレーニング奮闘記を読んでくださっている皆様、こんばんわ。さてさて6回目のトレーニングについてご報告しましょう。

まず今日の出席犬はHollyとケーズハウンドと、久々にイエローラブが出て来て、ビーグルとポーチュギーズウォータードッグは欠席でしたから、総勢(?)3匹でした。

今日の前半は主に復習でした。特にイエローラブはしばらくぶりの出席だったので、“On your bed”や “Stand”は始めてだったためHollyがお手本をみせることになりました。それから“Finish”から“Heel”でまた店内を歩き回りました。店内の様子にも慣れてきたためかHollyは少しずつですが上達しているように感じました。特に足を緩める時の“Easy”というコマンドにはよく反応するようになりました。それと私のほうも経験を積んできた(?)甲斐あって、爬虫類の通路や、家畜関係の通路を重点的に廻るという戦略をとっているのです。犬や猫関係の通路にはドッグフードやTreatsがこぼれて落ちていることがあるのでHollyは通路の落とし物探しに気を取らてしまうからです。

以前習った“Wait”のコマンドはとても便利で、Hollyが興奮した時など落ち着かせるために家でもよく使っています。インストラクターに今日言われるまでは気付かなかったのですが、このコマンドがよく効くのは“何か今すぐしたいけれど待てば必ず良い事が待っているからとりあえず待とう”ということを犬が分かっているからだそうです。ですから “Stay”と同じ効果はありますが、もっと幅広く使えるコマンドだそうです。現に“おあずけ”を知らない犬に“Wait”と言ってTreatを見せたら一瞬取るのをためらいました。それからドアから出る時には、必ず“Wait”で犬を待たせてから飼い主が先に出ること。決して犬を先に出してはいけないと習いました。これはリーダーは飼い主だということを示すためにも必要だそうです。私などはお散歩に行く時は、必ずHollyに引っ張り出されていたのでおおいに反省しました。

後半には、ミックさんが以前書いていらしたクリッカートレーニングというのを習いました。良いことをするたびにクリックしてご褒美をあげることで、クリック音と良い行動を関連付け、良い行動を強化するのだそうです。いままでの“Yes!! Good girl!!”に代わるものだそうですが、このインストラクターは個人的には言葉で褒めるほうが好きと言っていました。とりあえずクリッカーをトレーニングに導入するにあたり、犬達がびっくりしないよう初めはポケットの中で鳴らすように、そして何でもないときに鳴らしてご褒美をあげることでクリック音はいい音だと関連付けさせるように指示されました。クリッカーをもらってきたのでそのうち練習してみますね。

今日はもう一つ面白いことを習いました。インストラクターが“この中にShake(お手)のできる仔はいますか?”というのでHolly(私)だけが名乗り出ました。私が日本語で“おすわり。お手”と言い、Hollyはパーフェクトに出来たので皆びっくり。どうやって教えたのかと聞かれたので、初めに座らせてHollyの手を持って“これがお手よ”と言いながらご褒美をあげることを数回繰り返したら覚えたと答えたところ、そのやりかたはModelingというのだそうです。別のやりかたでShapingというのがあり、これは“On your bed”を習った時のやりかたもそうでしたが、お手本を見せるのではなく、犬がベッドの上に片足乗せたら、褒めてご褒美、両足乗せたらまた褒めてご褒美、そして何かの拍子に座ったら褒めてご褒美、そこでまた何かの拍子に伏せをしたら褒めてご褒美、という(私にとっては気の遠くなるような手順を踏む)やりかたです。でもModelingとShapingの違いはよく分かりました。Shapingのほうが犬の自主性を重んじているのでしょうか?どちらがより効果的なのでしょうか?来週はShapingのやりかたで“お手”を習うそうです。

残念なことに私は明日日本に発つのでHollyは来週は欠席しなければなりません。でも帰って来てから、インストラクターが個人レッスンしてくれるそうなので楽しみにしています。

スーツケースを出して支度を始めた私を上目遣いに見て、Hollyは不安そうです。“たった10日で帰って来るから待っていてね、そしてまた一緒にトレーニングしようね。Holly”
編集削除返信