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 »  はじめまして 亮子 2007-1-4 12:56
      Re: はじめまして MaxHolly 2007-1-5 5:46
        Re: はじめまして 亮子 2007-1-6 1:15
          Re: はじめまして MaxHolly 2007-1-6 16:00
            Re: はじめまして 亮子 2007-1-8 21:18
              Re: はじめまして ミック 2007-1-15 20:22
                Re: はじめまして 亮子 2007-1-16 0:46
                  Re: はじめまして ミック 2007-1-16 21:56
                    Re: はじめまして MaxHolly 2007-1-17 13:21
                      >MaxHollyさんへ 亮子 2007-1-18 1:12
                    >ミックさんへ 亮子 2007-1-18 0:53
                      Re: >ミックさんへ ミック 2007-1-18 20:08
                        犬たちと話をするために… 亮子 2007-1-18 22:17
                          Re: 犬たちと話をするために… ミック 2007-1-20 0:01
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ミック
投稿日時: 2007-1-20 0:01
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Re: 犬たちと話をするために…
亮子さん こんばんは

「行動学」といえば ちょうど先月、数日間 何名かの行動学者を講師に迎えて行われたセミナーに参加したので そのご報告を兼ねて書きたいと思います。
ただ、明日の仕事が早いので今夜はこれまで。
明日の夜 予定が入らなければ続きを書きます。

私自身が書いた「なんだか分からないけど問題行動」についてもお話したいので・・・。
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亮子
投稿日時: 2007-1-18 22:17
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犬たちと話をするために…
ミックさん

>私達は「彼らが使う言葉」を理解したいと思い「犬について
>もっと知りたい」と思うのではないのでしょうか?

大いに賛成です。
私が大好きな本にコンラート・ロレンツの『ソロモンの指輪』があります。動物行動学という分野と、この本を教えてくれたのが、もう20何年前、高校の生物学の先生でした。もう古典といってもよい本だと思いますが、今でもこれを読むと新鮮な感動があります。

我が家の子、クウカイと暮らし始めたばかりのとき、私は彼が「ダメ!」という概念をなかなか理解してくれないことに困っていました。たとえば、地面に落ちたものを食べようとするので、ダメ!と叫んでも、リードをひいてみても、彼は「なぁに?」という顔で、取り上げたものに飛びついてみたりしてはしゃぎまわるばかり。

困っている私に、「仔犬はこう叱るんだよ」と教えてくれたのが、一頭の大人の犬でした。近所に住むその大人の犬に、私はクウカイの前でオヤツをやっていたのですが、クウカイは自分もオヤツがほしくてはしゃぎまわります。しまいに、その犬が私の手からとり損ねて落ちたオヤツを、横合いからパクっと食べようとしました。

その瞬間、大人の犬は、クウカイに向かって「グゥ〜ガウッ!」と低い、激しい、短いけどキッパリした声で「叱りつけた」のです。とたんにクウカイは、ビクッとして、すぐにおとなしくなりました。その前で、大人の犬は、取りこぼしたオヤツを悠々と食べてみせました。そして、何事もなかったように、またクウカイにやさしい顔を向けました。クウカイも緊張を解いてまたじゃれはじめました。

おお!? これを見てた私、次から、クウカイが何か「ダメ!」なことを仕様としたときに、大人の犬を真似て「グゥ〜ガウッ!」と低い声で短く、厳しく、キッパリ言ってみたのです。なんと! 通じたのです。クウカイは私の顔をじっと見て、おとなしくなりました。

この話を、後にトレーナーさんにしたところ、大笑いされて、「もちろん、言いたいことが通じればOKです。大人の犬の叱り方を真似るというのは、間違ってはいません。ただ、他の人が見てる前でグ〜ガウ、なんて恥ずかしいでしょ? だから、グゥ〜ダメヨッ! とか、だんだん人間語に代えていってください。最終的に、普通にダメ! NO! で通じるようになります」

それから1年あまり経った今、クウカイには、普通の人間語のコマンドで、だいたいのことは通じるようになりました(笑)。あのとき、大人の犬の真似をして通じた「嬉しさ」を、私は忘れないでいようと思っています。

いまでも、プレイ・バウをしてみせることがあります。パッと四つんばいになり、両手を広げてオシリを上げてみせると、クウカイはよろこんでおもちゃを咥えて駆け寄ってきます。この嬉しさを、私は誰にでも、体験してもらえたらすばらしいだろうなって思うことがあります。

私の犬は、問題行動の少ない、聞き分けの良い子です。そしてそれは、とても幸いなこと、ラッキーなことだったと思っています。そして、それに甘んじることなく、勉強を続けていきたいと思っています。

ミックさんがかつて悩まれた体験を踏まえて、次に悩みをもたれている方のために役立ちたいと思っていらっしゃること、そのお気持ち、本当に大事にしたいです。

どうぞ、たくさんのことを、話してください。
私も、参加させていただきたいと思っています。
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ミック
投稿日時: 2007-1-18 20:08
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投稿: 105
Re: >ミックさんへ
亮子さん MaxHollyさん こんばんは

私は「地元の愛護センター」からこの子を引き取ったので もう二度とあの場所にこの子を連れて行きたくなかったその一心で勉強しています。
その頃の 私は犬を擬人化して見ていたので「何で分からないんだ」「何てお前はバカなんだ」と思っていましたが 本当は「自分が犬という異種の動物について良く理解していなかった」という事だったんです。

犬とか猫とか(所謂 コンパニオン・アニマルと言われる種)は人間的な行動をする事もあるので、しばしば私達は「人間が使う言葉」で彼らに話をすることがあるかもしれませんが その全てを彼らは理解できないでしょうし、理解していると判断する方が不自然でしょう?
ですから、私達は「彼らが使う言葉」を理解したいと思い「犬についてもっと知りたい」と思うのではないのでしょうか?

私の場合 スタートが「なんだか分からないけど問題行動」だったので、「問題犬を対象とした勉強会」に行くことが多く その中では深刻な問題も多々あり ここでの文章も「そこまで大きな問題なのか?」と思われる事を取り上げる事が多いのですが、「今何かで一人悩んでいる」あの時の自分と同じ同じような誰かの為に、そして「もう飼いきれないかもしれない」と悩んでいる人の力に僅かながらでもなれればこの上ない幸せです。
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亮子
投稿日時: 2007-1-18 1:12
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>MaxHollyさんへ
MaxHollyさんが書かれている、ミックさんの教えてくださったという「ツールボックス」、良くわかります! とてもわかりやすい喩えですね! ぜひ、私の中の引き出しのひとつに加えさせていただこうと思います。

まずは、「犬とちゃんと向き合う」という姿勢作りだなぁ、と思います。このフォーラムの、あちらこちらで書かれていることに結局は帰結していくのだと思いますが、今は、犬との付き合い方の、すごい過渡期なのでしょうね。

ドリトル先生のように、動物と会話する能力がほしい、と誰しも思うと思います。だけど、それは誰にも手に入れられないもの…、って思っている。もちろん、自由自在に、っていうわけじゃないし、昔話の聞き耳頭巾のような魔法でももちろんないけれど…。

動物と「会話する」方法って、まだ人間にも残されているんだよ、と私は思いはじめています。犬を飼い始めてから…。私は犬のほかに猫も飼っていますが、やはり、なんとなく会話ができるときがあります。

その「会話できる」関係への、近道のひとつが、犬の場合はしつけであり、訓練ではないだろうか。初めて飼う犬との、通訳を果たしてくれるのが、トレーナーや獣医ではないだろうか、と。最初は通訳を通して会話していても、そのうち本人同士の会話が自由にできるようになる。そんな感じ。

話がえらく逸れていって申し訳ありません(苦笑)


Noahちゃんとの躾教室、きっとMaxHollyさんは、楽しみにしてらっしゃるんだろうな、って思いました。6週間で1万円は、お安くていいです! 日本だとまだまだ、その価格にはならないかなぁ。そして、思いました。私は、まだ次のワンコを迎える予定はないのですが、もし迎える時には、上の子と同じように、きちんとトレーナーさんにつこう、と。上の子のことを応用しちゃおう、なんて横着しちゃいけない! って。だって、違う子ですものね。

うちの子の名前は、クウカイといいます(^^) お遍路さんに行ったときに、拾った子なので、お大師さんにあやかりました。

クウカイと、おもちゃ拾い競争をぜひやってみたいと思います。
もってこいは上手にできますが、さてお片づけはできるかな?(^^)面白い遊び教えてくださってありがとう!

今、室内で私が遊んでやるとき、ヘンなことするんですよ。
一緒になって、おもちゃやボールを咥えて、家中を四つんばいで歩き回ります。「ワンコごっこ」と呼んでいます((爆))
これをしてやると、いつまでもシッポを振って、楽しそうにしてます。私が二本足で立って人間に戻ったら、ゲーム終わりです。
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亮子
投稿日時: 2007-1-18 0:53
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投稿: 10
>ミックさんへ
ミックさんのお返事を読んで、私が書いた、

>問題行動があるから、手に負えなくなる、という事態は、本当
>にどうにかしたいものですね。問題行動の9割ぐらいは、人と
>犬のコミュニケーションの問題で、アプローチの方法は必ずあ
>るでしょうし、あとの1割(脳疾患や神経疾患にかかわるも
>の)も、飼い主さんが獣医さんや専門のトレーナーと連携する
>ことで、克服できる可能性の十分あることなのでは、と感じま
>す。

は、多少一面的な見方だったかなぁ、と反省しています。
ミックさんの愛犬も、そして、あとでレスをくださってるMaxHollyさんの愛犬も、お手元に引き取られる前に辛い思いをしていますよね。

問題行動を矯正するとしても、そのトラウマを包み込んでやらなければならない。だから、アプローチの方法が、とても難しいものだったのだ、と改めて思います。私自身への「犬のことをわかったつもりになってはいけない」という戒めを、ここで思い出しました。

>>数年前、あるトレーナーにこう言われました。「私が本を書
>>いたら こういう場合も考えられるって言葉ばっかりになる」

人間だって、Aという行動をとる人には、Bというアプローチの方法でよし、なんていう公式はありませんものね。この子は、何を訴えたいのだろう、ということをとことん考え、飼い主が望む行動に導いていくには、時には、何十通りのやり方を試す必要が出てくるものなのだろう、と思います。

私のついたトレーナーさんも、いろいろなアプローチを試すことを、教えてくれていたな、と今思い出しました。

・・・・・・・・・・

ただ、犬と会話してみようという努力、それをすることが有効だし、すばらしいものであること、これがまだまだ、多くの人に浸透していないのでは、と思うことも、打ち消すことはできません。

「問題行動」と呼ばれているもののすべてが、根深いもの、難しいものであるわけではないのだと思うのです。
それなのに、すごく安易に、「吠えてうるさい」と捨てられる子。
オシッコをいつまでももらすから、と、外につなぎっぱなしにされる子。
仔犬のころの甘がみが治らず「この子は噛むから」と保健所につれてこられる子…。
そういう子が、いなくなるように、やはり、一般的なしつけが必要だという知識の普及、そして、それを手助けしてくれる、プロの存在、このようなサイトの存在、そういうものが、もっともっと「ごく普通のこと」になってほしいと私は思います。


>>我が家のMIXも問題行動がなかったら 元の家で今でも生
>>活していたかもしれません。
>>私はこの子が大好きですし、出会えた事に大変感謝もしてい
>>ますが その一方で この子の生涯においてずっと同じ飼い
>>主の元で幸せに暮らせればよかったのにとも思います。

そうですね…。おっしゃりたいことは、よくわかります。
だけど、現実に、ミックさんの愛犬は、ミックさんのお手元に来た。そして、現実に今、一緒に幸せに暮らしておられる。
まずは、その現実を、喜びたいと思います。

我が家の子もそうです。
あんな小さくて可愛らしかった子犬を手放した人がいる。
その人に、しっかり飼ってやる環境が整っていたら、その人と暮らしたほうが、うちの子は幸せだったかもしれません。

ウチに来てしばらく、作業服姿の男性を見ると、駆け寄ろうとしていたんです。

だけど、今、無邪気に眠る子を見て、お前が、幸せだったっていえる一生に、がんばってするからね、と言ってやらずにおられません。



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MaxHolly
投稿日時: 2007-1-17 13:21
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登録日: 2005-3-20
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投稿: 198
Re: はじめまして
亮子さん、こんばんわ。ミックさん、お久しぶりです。

犬のことをもっと知りたくて躾教室やオビディエンスクラスに通ったというお二人の姿勢に私も賛同します。犬とちゃんと向き合っていれば毎日新しい発見があって、試行錯誤の末に問題行為も解決するかもしれませんが、ミックさんがおっしゃるように犬の学習理論を知らないがために、かえって問題行動を助長してしまう可能性もあると思いますし、また初めから問題行動を起こさないようにうまく育てていくコツも習っておくのは大変役に立つと思います。それも犬と人間が一緒に習うことで効果は倍増しますからね。

ミックさんは本当によく勉強して理解していらっしゃるので、こういう場でいろいろ話してくださると皆さんも、犬の躾についてもっと身近に感じられるのではと期待しています。

さてうちのHollyの吠える問題ですが、原因は大きく分けて3通りあります。Hollyもレスキューした犬で以前に肉体的な虐待を受けていることはほぼ確実で、身体の大きな初対面の人(特に男性)と箒のような長いものを恐がります。それらを警戒して吠えるのが一つ。もう一つは自己主張、特に食べ物が欲しいとか、散歩に連れて行って欲しいとかの欲求を伝えるため。そして最後はただ興奮してハイパーになっている時。それでミックさんが以前教えてくださった“ツールボックス”の要領で対処しています。ツールボックスの中にはいろいろな道具が入っているので、かなづちで叩いても(まさかHollyをではありませんよ!)だめなら、くぎ抜きで抜いてみるとか、ねじ回しでまわしてみるとか。興奮しているときはなるべく静かな声で撫でながら落ち着かせる。ドッグランなどで知らない人におびえて吠えたら、まずは“吠えてはだめ”と叱ってから、別の場所に連れていったり他の犬などに関心を向けさせて様子を見る。どうしてもしつこく吠える場合はその人に頼んでおやつを一つあげてもらったり、時には“タイムアウト”で車の中で待たせることもしています。最近のアジリティークラスで吠える問題は他の方々の迷惑を考えて霧吹きで脅す(という言葉は使いたくないのですが。)というか注意を促す方法で対処しています。

Hollyのアジリティーが終わったら、二ヶ月近く前にレスキューしたNoahとも躾教室に通うつもりです。こちらの教室は6週間で10,000円ぐらいなので(映画を見に行くのと変わらない価格)気軽に通うことができます。日本もペット関連のビジネスがお金儲けだけの目的ではなくて、犬と人間の共存のためにもっと開かれたものになってくれるといいですね。

ここからは余談ですが、亮子さん、股関節の病気でワンちゃんがアジリティーは無理とのことですが、こんな遊びはどうでしょうか?うちのHollyと、今ではNoahも大好きな遊びですが、おもちゃをたくさんばら撒いておいて、一つずつ取って来させて、おもちゃ箱にしまわせるのです。その都度ご褒美をあげています。初めは目の前のおもちゃを咥えて手渡してくれるだけでご褒美。慣れてきたら別の部屋から取って来させたり、バスケットの中に入れるように教えたり、家族の人のところに持って行かせたり。難しいように見えるかもしれませんが、毎日少しずつやれば必ずできるようになりますよ。いろいろ試してワンちゃんと楽しんでくださいね。
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ミック
投稿日時: 2007-1-16 21:56
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
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投稿: 105
Re: はじめまして
亮子さん 早速のお返事ありがとうございます。


私自信 我が家のMIXをレスキューした時に「問題行動」と直面し どうしたら良いのかわからず 自己流の「しつけ」と称した「虐待的行為」をしてしまいました。

今振り返れば その行為は「愛犬に対する不満」をただぶつけていたのに過ぎなかったと思います。
では なぜそうしてしまったか考えてみれば「犬にわかる様に 教える方法を知らなかった」と言う事だと思います。
私の家では 私が物心ついた時から犬がいたのですが 正直言うと私はほとんど面倒をみた事がなかったのです。
ですが、特に面倒をみない自分にも なんとなく言うことは聞くし 遊び相手になってくれていたし 「犬」ってそう言う生き物なんだと安易に考えていました。
しかしながら 自分一人で犬と向き合うようになって 上手く行かないことが多く その解決策さえ分からず、ただただ自己流の「しつけ」や「本やTVで覚えたしつけ方法」をしていました。

数年前、あるトレーナーにこう言われました。「私が本を書いたら こういう場合も考えられるって言葉ばっかりになる」
これは ある問題行動、仮に吠える事だとしたら いつ、どこで、誰(何)に対して、どれぐらいの頻度で、どれぐらいの長さ吠えるのか?
レベルによって対応も変わってくるし 病気の可能性も考えられる。
つまりは 本やTVなどで、問題解決の1つの事例を紹介しても 同じようにやってみて失敗した場合 その人とその愛犬に結果として効果のない方法と言う事になってしまいます。
吠える行動を変えるためのアイディアは数多くあっても本やTVでその全てを紹介する事は現実問題としてできないでしょう。

話を本題に戻します。
我が家のMIXも問題行動がなかったら 元の家で今でも生活していたかもしれません。
私はこの子が大好きですし、出会えた事に大変感謝もしていますが その一方で この子の生涯においてずっと同じ飼い主の元で幸せに暮らせればよかったのにとも思います。
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亮子
投稿日時: 2007-1-16 0:46
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登録日: 2006-11-13
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投稿: 10
Re: はじめまして
ミックさん、はじめまして、返信ありがとうございます。

ミックさんのしつけや訓練の考え方、私も非常に賛成です。

犬が勉強するのではなく、飼い主が、犬とのコミュニケーション学を学ぶのだと解釈していますし、私がついたトレーナーさんもそういう考え方でした。

そして、飼い主自身で「犬の心を育ててあげるんです」というトレーナーの言葉に共感して、つくことに決めたんです。

問題行動があるから、手に負えなくなる、という事態は、本当にどうにかしたいものですね。問題行動の9割ぐらいは、人と犬のコミュニケーションの問題で、アプローチの方法は必ずあるでしょうし、あとの1割(脳疾患や神経疾患にかかわるもの)も、飼い主さんが獣医さんや専門のトレーナーと連携することで、克服できる可能性の十分あることなのでは、と感じます。

だけど、ミックさんのところの子は、結果的にミックさんにめぐり合えて、結果的にはよかったのかも…。

ぜひまた、いろいろお教えください。
よろしくお願いいたします。
編集削除返信
ミック
投稿日時: 2007-1-15 20:22
Just can't stay away
登録日: 2005-10-18
居住地: 神奈川県
投稿: 105
Re: はじめまして
亮子さん はじめましてミックと申します。

我が家に10年前にレスキューしたMIXがいます。
その子もしつけ教室ではないのですが、オビディエンスのクラスに通った事があります。(そして 今年新たに通おうかとも思っていますが)

飼っている犬がMIXであれ 純血種であれ「犬」についてもっと知りたいと飼い主の気持ちは同じだと思うので 「自分の習い事」と思ってトレーニングを始められたことに とても共感しました。
私も 「犬」についてもっと知りたいと言う気持ちが強くあり 色々なタイプの訓練士に指導を仰いだり 自ら「訓練士を対象にした勉強会」などに参加し「犬」について学ぶようになりました。

以前は(今でもそう考えている方もいるとは思いますが)訓練士は「犬」に教えるのが仕事だったのかもしれませんが、現在では「飼い主さんが愛犬とのより良い生活を送れるための知恵」をレクチャーする方向に向かっているようです。
私自身は この方向性に賛同しています。
と言うのも警察犬訓練所に入所させた飼い主が 愛犬が「警察犬」になれなかったから殺処分したとか、自分の名声の為に「犬」を所有する人がいると言う事を知ったからです。

家にいるMIXも誰かが「愛護センター」に持ち込んだ子です。
言いかえれば「心の底では殺処分もやむなし」と誰かの判断の元に持ち込まれたのですが 私にとってはかけがえのない子です。
確かに 我が家に来てからすぐに 問題行動が幾つかありました。だからこそ私は「犬」について もっと知りたいと思いました。
しかしながら、元飼い主は「こんな問題犬いらない」と思ったのかもしれません。(推測の話ですが)


今 特に「トレーニング」や「訓練」をしていない人も「犬」についてもっと知りたいと言う思いから これを読んでいてくれたとしたらとてもうれしく思います。
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亮子
投稿日時: 2007-1-8 21:18
Just popping in
登録日: 2006-11-13
居住地: 千葉
投稿: 10
Re: はじめまして
MaxHollyさん
アジリティ! いいですね!
ウチの子も、走るのが大好きだったので、アジリティを始めたら楽しいなと思っていましたが、残念ながら股関節形成不全なのでダメになりました。他の楽しいことを探そうと思ってます(^^)

日本では、拾った子、MIXだけでなく、純血種でも訓練を入れるのは、大型犬がほとんどのようです。小型犬で訓練(しつけ教室も含む)を入れているというのは、少ないかもしれません。
(ここにお集まりの方の中では、比率は高いかもしれないですが)

しつけ教室も、月4回あたり、2〜4万円程度だと思います。そうですね、一度に出すには少し高いと感じる金額かもしれません。私も、一生懸命予算を組みました(笑)

地方自治体が主体になって行っている、もっと安い(または無料の)、1日か2日のものもあるようですが、内容はどうしてもそれなりになってしまいます。また、訓練士さんの数もまだまだ少ないのではないかな、と思いました。

私自身が「犬に訓練を」と思ったのは、たまたま犬を拾ってすぐに、やはりアメリカ在住の方のサイトを見て、ぜひ必要なことだと初めて認識したのがきっかけでした。

少し勉強する気になれば、大切な情報がたくさん、詳しくある時代ですが、まだまだそのことに気づかない人が多いと感じています。ほんの少しのことで、犬との暮らしは、180度変わる気がします。多くの人に、ぜひ気づいてほしいなと感じています。
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投稿者 スレッド
MaxHolly
投稿日時: 2007-1-6 16:00
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: はじめまして
亮子さん、恥ずかしいのはこちらのほうですヨ。躾教室も始めて通ったものだから、何もかも珍しくてフォーラムに投稿したのをLWDさんがああしてまとめてくださっただけなんです。
でもおっしゃるとおり、一緒に通ってみて本当によかったですよね。今はアジリティーに挑戦中です。愛犬と向き合って一緒に何かをするのって、お互いにとって大切なことだと思います。日本では拾った仔やMixの仔と躾教室に通うことが特別なことと思われていると聞いてびっくりしました。純血種、雑種にかかわらず、ワンコとの生活を大切に考えている飼い主なら当然のことではないでしょうかね。もっとも日本の躾教室は高いと聞いたので、それが一般に普及しない理由かもしれませんね。もっと気軽に手軽に受けられるようになるといいですね。
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亮子
投稿日時: 2007-1-6 1:15
Just popping in
登録日: 2006-11-13
居住地: 千葉
投稿: 10
Re: はじめまして
MaxHollyさん、はじめまして。返信ありがとうございます!そして、ウチの子へのエール、ありがとうございます!!
しつけ教室の記事を書いておられた方なのですよね!
その方に、同感といっていただいて、うれしいやら恥ずかしいやらです。

犬のテーマパークは、私もかなり疑問に思います。
採算が合うわけがないですし…素人目に見ても。
自分で飼ってみてはじめて、犬とはこんなに人と接していることを大切にする生き物なのだと心底感じました。だから、動物園のような飼い方では、人を咬むような子に育ってしまっても不思議はないですし、またそれはあまりにも不幸だと思います。

ウチのような、拾った子、しかもMIXに、専門のトレーナーの指導を受けてのシツケを入れることに、まだまだ世間的に理解はないようで、びっくりされることがけっこうありました。

だけど、私は犬飼初心者ですし、私の習い事と思って受けました。本当に受けてよかったと思っています。それがごく普通のことになれば、かなしい事件も少なくなると思います。

そんなことを、ボチボチと伝えていけたらいいなぁと思っています。

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MaxHolly
投稿日時: 2007-1-5 5:46
Just can't stay away
登録日: 2005-3-20
居住地: オレゴン州ビーバートン市
投稿: 198
Re: はじめまして
はじめまして、亮子さん。
MaxとHollyとNoahのママです。
柴犬のMixちゃんを保護されたとのこと、幸せなワンちゃんですね。遺伝性疾患があったから捨てられたワンちゃんかもしれませんが、こうしてちゃんと治療を施してくれる飼い主さんに会えて本当によかった。一緒に運動療法をすることできっとお互いの絆もいっそう深まることでしょう。がんばってくださいね。
ところでテーマパークのほうの投稿も読ませていただき、全く同感です。そもそも犬という人間と一番近しくなれる生き物をお金儲けのためにテーマパークなどという見世物にしてしまうところに問題がありますが、そこに子供を連れて行く人たちはどういうつもりなのでしょうね。
でも犬の噛み付き事故はどこでもありえることですから、親たちが犬という生き物をよく理解して子供たちに教えていかなければこういう事故は後を絶たず、犬だけが犠牲になってしまうことでしょう。飼い主としての躾けにも問題がありますね。私たちも心して、どこへでも安心して連れて行ける犬に育てるよう努力しなければいけませんね。問題提起ありがとうございました。
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亮子
投稿日時: 2007-1-4 12:56
Just popping in
登録日: 2006-11-13
居住地: 千葉
投稿: 10
はじめまして
昨年からこちらにおじゃましています。亮子といいます。
どうぞよろしくお願いします!

こちらでご挨拶が先なのに、さきほど、別のスレッドに投稿してしまいました。ごめんなさい!

一昨年、旅先で犬を保護してから1年あまりが過ぎました。
猫はこれまで4頭、飼ってきたのですが、犬の子を授かったのは初めて! で、昨年一年は、しつけに、訓練に、普段の生活にと、なんだかシャカリキになっていた気がします。

ヘロヘロの子犬だったわが子も、1歳を過ぎ、たくましくなりました。ただ、股関節形成不全がわかり、現在も運動療法のさなかです。

わが子は、柴犬系のMIX犬です。
こんな子までが、遺伝性の疾患を持っているなんて…。

昨年一年、ひろしまドッグぱーくのことなどもあり、犬について勉強また勉強でした。今年も、たくさん勉強して、犬たち(そして猫たちも)との幸せな生活をめざしたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。
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