Page 2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼生涯飼養だと思います。 boncho 03/7/30(水) 1:43 ┗Re:生涯飼養だと思います。 LIVING WITH DOGS 03/7/30(水) 2:42 ┗Re:生涯飼養だと思います。 boncho 03/7/30(水) 9:46 ┗Re:生涯飼養だと思います。 LIVING WITH DOGS 03/7/31(木) 14:07 ┗たしかに。 boncho 03/7/31(木) 19:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 生涯飼養だと思います。 ■名前 : boncho ■日付 : 03/7/30(水) 1:43 -------------------------------------------------------------------------
これに尽きると思います。 飼育環境とかいろいろあるかもしれませんが 究極は、飼い主(や家族)と最後まで一緒にいられることではないかな...と。 私の祖父は、2年前84で他界するまではピンピン、カクシャクとした老人でした。 伊豆の山中でシベリアンハスキー(当時9歳)と、毎朝夕自転車で数キロを散歩するほど。 が、冬に雪かきで転倒し、そのまま寝たきりになって、まもなく他界しました。 騎馬隊の軍人で、乗馬歴の長い人だったこともあり、ハスキーもよく躾られ、仲の良い犬人だったため、 祖父が面倒をみられなくなってからの彼女の落ち込みようは大変なものでした。 今時(!?)ハスキーを率先して飼ってくれる先も見つからず、 ましてや東京の厳しい住宅事情においては、大型犬を飼える条件も整いにくいなか、 シニア犬のハスキーの引き受け先を探すのは大変でした。 身内ながら、老人の身で大型犬を飼った祖父の無分別にも腹が立ったり、途方に暮れたり...。 幸い夫の実家で引き受けてもらえましたが、断られたときの事を想像すると冷や汗が出ます。 最初の1ヶ月は食事も口をつけず、夜通し鳴きっぱなし、やせる一方で胸が痛みましたが、 いまや、甘やかし放題の義父母の効果で、躾もどこへやら。 甘え放題、やりたい放題のわがままバアサン犬になってます。 でも、残りの老後生活、少しくらい甘甘でもいいかもと思い、目をつぶっています。 理想はいろいろあるかもしれませんが、やっぱり、つまるところ 生涯一飼い主、生涯一ファミリーが、犬には幸せじゃないかと思いますが...。 いかがでしょうね。 |
▼bonchoさんへ 終生飼養はもっとも基本だと思います。 >これに尽きると思います。 >飼育環境とかいろいろあるかもしれませんが >究極は、飼い主(や家族)と最後まで一緒にいられることではないか >な...と。 > >私の祖父は、2年前84で他界するまではピンピン、カクシャクとした老 >人でした。 >伊豆の山中でシベリアンハスキー(当時9歳)と、毎朝夕自転車で数キ >ロを散歩するほど。 >身内ながら、老人の身で大型犬を飼った祖父の無分別にも腹が立った >り、途方に暮れたり...。 bonchoさんのお子さんと犬達への思いは、お祖父様の犬への生き様が 由来しているんですね。 このハスキーはとっても幸せな犬だと思いますよ。 なぜならば、お祖父様が愛し、犬はお祖父様をリーダーとして認め、 一緒に暮らし、楽しみも悲しみも分かち合って過ごした9年間があっ たからです。 終生飼養された犬であっても幸せでない犬もたくさんいます。 犬と心を通じ合えず、繋ぎっぱなしでロクに散歩もされず、医療もま ともに受けさせてもらえない犬がたくさんいます。 犬が、お祖父様の死を悼んだかどうかは分かりません。でも、お祖父 様と別れ里子にでて、食事を一ヶ月も取らなかった、このような表現 をしてくれた事は、お祖父様がこの犬にとって最高の飼い主であった まぎれもない真実だと思います。 今は、この犬は余生を送っているんですね。甘やかされた状況を楽し んでいるんだと思いますよ。懐かしいお祖父様の思い出と共に。 そんなふうに、犬から思われたいですね。 |
▼LIVING WITH DOGSさんへ 返信ありがとうございます。 >犬が、お祖父様の死を悼んだかどうかは分かりません。でも、お祖父 >様と別れ里子にでて、食事を一ヶ月も取らなかった、このような表現 >をしてくれた事は、お祖父様がこの犬にとって最高の飼い主であった >まぎれもない真実だと思います。 そうか、そんなふうに思ったことはありませんでした。 「かわいそう」ばかりで。 じんわりと心が軽く、暖かくなった気がします。 書き込みの思わぬ「ご利益」があって、少し幸せな気分になりました。 それと、いちばんの感謝はやっぱり今彼女に悠々自適の暮らし、 何不自由ない毎日を送らせてくれている義父母に、です。 老犬のわずかな時間とわかっていて家族にしてくれ、 毎日たっぷり遊んでくれて、言葉もありません。 >そんなふうに、犬から思われたいですね。 ほんとです。 犬は「悲しみの動物」といわれますけれど、 先に人間が先立つ悲しみもあるんだなと思います。 いずれにしても一緒にいられる時間は限られているので、 悔いのないように毎日愛し愛されるのが、一番の幸せかもしれないです。 なんといってもあちらは人生4倍速ですからね。 ウチのわんこたちは、どう思ってるのかなぁ...。 |
▼bonchoさんへ >そうか、そんなふうに思ったことはありませんでした。 >「かわいそう」ばかりで。 >じんわりと心が軽く、暖かくなった気がします。 >書き込みの思わぬ「ご利益」があって、少し幸せな気分になりま >した。 犬と人がどれだけお互いに必要とした共同生活をしていたかだと 思います。 お祖父様は、まさか自分が先に逝くとは思っていなかったのでは ないでしょうか。だから毎朝毎夕自転車運動を欠かさず、自分の 健康管理も気をつけていたんだと思います。この犬の生涯を自分 の最後のパートナーとして生き甲斐としていたんだと思います。 犬もそんなお祖父様を愛していたのでしょう。 >それと、いちばんの感謝はやっぱり今彼女に悠々自適の暮らし、 >何不自由ない毎日を送らせてくれている義父母に、です。 >老犬のわずかな時間とわかっていて家族にしてくれ、 >毎日たっぷり遊んでくれて、言葉もありません。 そうですね。もしもお祖父様の亡くなった後、誰も引き取りてが なかったら、とても悲惨な最期を迎えなければならなかったかも 知れません。 でも不思議とお祖父様の愛は、bonchoさんご家族を動かし、この 犬が幸せな余生を送ることが出来ているのは、この犬の二重の幸 せと言えるでしょうね。 >犬は「悲しみの動物」といわれますけれど、 >先に人間が先立つ悲しみもあるんだなと思います。 >いずれにしても一緒にいられる時間は限られているので、 >悔いのないように毎日愛し愛されるのが、一番の幸せかもしれな >いです。 >なんといってもあちらは人生4倍速ですからね。 もちろん、自分の寿命と愛犬の寿命を考えて暮らしはじめること は重要です。 でも犬を好きな老人が、もう犬と暮らせないとしたら不幸だと思 いませんか?飼ってはいけないと周りから責められたら。 愛犬と最後まで暮らすことが出来たお祖父様は幸福でした。 年老いた人が愛するものを側に置けないような社会は、なんとも 殺伐とした社会ですね。 犬は、信頼できる人と暮らし、その人のために何かをすることが 嬉しいんですね。 こんな話があります。 ハンターの愛犬は、イノシシに向かって行き命を落としました。 その犬は飼い主であるハンターを信頼し、この人と猟をするのが 仕事でもあり楽しいことだったのです。この犬が命を落としたこ とをハンターは悲しみました。(ゴッドマンの戦死) 短い生涯でも幸せな犬はいるんですね。 犬の幸せは、長寿ばかりではないと言うことを言いたかったので すが。 |
▼LIVING WITH DOGSさんへ ニンゲンも同じ、ですね。 大切なことはQOL。 自分も、周囲にもそうありたいものです。 >短い生涯でも幸せな犬はいるんですね。 > >犬の幸せは、長寿ばかりではないと言うことを言いたかったので >すが。 |