猟犬の咬傷事故

猟犬の咬傷事故

またもや起こってはならない事故がありました。猟犬をしっかり社会化訓練をしていないがために、起こるべくして起こった事故です。
襲ってはならない対象をしっかり教えていれば、このような事故は起きません。咬んだ犬は出会った獲物を襲えと教えられていたらその通りに行動するのです。猟犬を扱うハンターのあまりにも無知な認識不足がこのような事故を起こしているのです。
しかしこのような無知なハンターだけではありません。中にはしっかり訓練をしているハンターもいます。すべてのハンターが猟犬の教育を考えてくれるようになるか、スポーツハンティングが禁止になるか、どちらが早いでしょうか?
そのような段階に来ているようにも思います。ハンティングは犬の本能です。その本能を最も生かせ、犬として最高の仕事をする猟ですが、猟犬のあり方をもう一度ハンターの皆様に考えていただきたいです。

(2004/12/20)(LIVING WITH DOGS)


イノシシ猟の犬が路上で園児ら襲う、4人重軽傷…長野

18日午後1時20分ごろ、長野県駒ヶ根市中沢の路上で、同市赤穂、会社員木下昭男さん(39)の長女で保育園児の紗希(さき)ちゃん(5)ら4人が猟犬2匹に襲われたと、119番通報があった。紗希ちゃんは腹や両足など数か所をかまれ重傷。母親の智子さん(34)と長男の大翔(ひろと)ちゃん(3)、木下さんの義姉の奈美さん(39)の3人も、ふくらはぎなどをかまれ軽傷を負った。駒ヶ根署の調べによると、2匹は、同市内の男性会社員(51)が所有する紀州犬で、体重20キロの3歳のメスと25キロの8歳のオス。男性は同日朝から、仲間4人と、現場の南東約2キロの山中でイノシシ猟を始めたが、犬を見失い探していた。同署は業務上過失傷害の疑いで男性から事情を聞いている。 (2004/12/18)(読売新聞記事より)

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ