山梨県笛吹市の犬猫譲渡会

山梨県笛吹市の犬猫譲渡会

山梨県の大きなショッピングセンターやホームセンターは軒並み生体販売を始めました。
LIVING WITH DOGS は生体展示販売を行っている店舗での不買運動を実施しています。

いつかペットショップで生体展示販売が禁止になる日がくるまで、生体展示販売をしていないショッピングセンターで里親募集会を行っている情報があれば可能な限り応援したいと思います。

さて、大型ショッピングセンターの一つ、いちやまマートのあるイッツモア一宮SC内駐車場では、毎日曜日、犬猫の譲渡会が開催されています。

昨年、偶然見かけたのですが、どのように開催されているのか見てみようとかねがね思っており、やっと今日念願がかない出かけてみました。

あいにくお天気は雨模様で、譲渡会が開催されるか不安でしたが、午後から回復し、ショッピングセンターの横のちょっとしたスペースで譲渡会用のテーブルが並べられました。
子犬が1頭、成犬が1頭、子猫2頭、成猫2頭、いつもはもっとたくさんの猫や犬が会場に来ますが、今日のあいにくの天気で少ない頭数だそうです。

このショッピングセンターはスーパーマーケット、フードコート、ドラッグストア、いくつかの飲食店、100円ショップと日曜日はたくさんの家族連れが訪れます。

ランチをいただきがてら買い物をするには丁度良い大きさのショッピングセンターです。行き交う家族連れが、子猫や子犬を「かわいい」と言って覗いて行きます。

そんな中、初老のご夫婦が子犬を見て何やら興味を示しています。どうにか里親さん候補になったようです。

コチラの譲渡会を開催しているのは、笛吹市のリトル・キャッツというグループです。

身近な小さな命を助けたい、そんな思いで2004年から犬猫の保護と里親探しを始めました。

地元の小さな命を助けるには、地域のボランティアの力が発揮されないとなかなかうまくいきません。
また、犬猫の里親になっていただける方々には、厳しい条件を伝えなければなりません。これ以上不幸な命を増やさないために、避妊去勢の実施、しつけ、狂犬病ワクチンの接種、室内飼い、守っていただく事をじっくり伝え、ほんとうにこの方がこの犬の飼い主さんとしてふさわしいか判断をします。

今日の里親候補ご夫妻はどうでしょうかね。

山梨県は犬の飼い方として残念ながら外飼いが未だに主流です。そんな状況下で、中型犬以上の犬を室内飼いを条件として譲渡しています。

外飼いされている犬は、だいたいが鎖で繋いで飼われています。誰かが来れば吠える。寂しければ吠える。番犬は外飼いでなければと思いこんでいるんですね。

保健所の犬の飼い方の指導に「犬は鎖で繋いで飼いましょう」とありますが、これはかつて、夜、犬を放して自由散歩させる飼い主がいたことから、このような繋いで飼いましょうとなったのです。現在は、夜間、放して飼うには、交通事故や、近隣に迷惑になりますから、放し飼いは絶対に行ってはなりません。

犬は家の中で暮らせば、家の中のルールを覚え、ほんとうの家族となります。外飼いではせっかくの犬の賢さを知ることが出来ないんですね。

これからも、リトル・キャッツのボランティアの皆さん、山梨県の犬や猫の為にがんばって下さいね。(2008/12/14)(LIVING WITH DOGS)

山梨県で犬猫の一時預かり(フォスターファミリー・ボランティア)さん募集しています。

リトルキャッツ

譲渡会の模様

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