ペットショップは里親募集の場へ
ペットショップは里親募集の場へ
ペットショップが、血統書付きの生体を売るのではなく、レスキューされた犬の里親を探す場となって欲しいと、LIVING WITH DOGSは、ドッググッズを扱うショップさんしかご紹介していません。
LIVING WITH DOGSがご紹介しているショップさんの中に、HAC和歌山さんがありますが、里親会を開催し何頭もの不幸なワン達の終の棲家を得るチャンスを作っています。以前、その模様を、レポートしています。
こんな嬉しい記事がありました。アークの会報からですが、あのおしゃれなペットショップ「ジョージ」が希望のペットショップの姿を作り上げて下さいました。
おまけに6頭の犬のうち、募集期間中に5頭のワンに、里親さんが決まったそうです。このようなショップさんが、どんどん増えていって欲しいですね。(2005/6/14)(LIVING WITH DOGS)
アニマルレヒュージ関西東京事務所オープン
「東京と関東周辺にもアークの活動を広げたい、とりわけ、リホーミング(動物の里親探し)と広報活動の場が欲しい」というのがARKの長年の願いでした。
最近アークのスタッフ2名が東京に移ったのを機に、今こそ、この夢を実現したいと本気で考え始めたものの、何しろ、オフィス用ごく狭いスペースを借りるのにも法外な賃料がかかるため、お手上げ状態でした。
ところが、米国の有名なペット用品会社「GEORGE」が援助の手を差し伸べてくれたことから、にわかに事態が好転したのです。
ジョージ・ジャパンの社長は、本拠地アメリカのペットショップが以前と変わってきた実情に強い印象を受けました。 今や、その業務は、ペットを売るのではなく、里親を求めるシェルターの動物にスペースを提供することだからです。ペットショップがその種の動物を商品として扱うようになってからは、収容場所不足のためにシェルターが安楽死させる野良犬・猫の頭数が激減しました。
アークは、ジョージ駒沢店内に事務所の設置を許され、保護動物の「養子縁組」促進を目指す運びとなりました。手はじめに、アークの犬6頭と猫1頭を空輸し、ゴールデンウィーク中に展示して、里親を募りました。今後も、引き続き、飼い主を求める犬猫の写真と説明文を掲示し、アークのスタッフが現地に常駐して、訪れる客と話したり質問に答え、里親希望者のホームチェックなども行う予定です。
今回の里親会では、犬5頭と、猫1頭が無事里親を見付けることが出来ました。
ジョージの援助のお陰で、日本でもペットを売るお店がなくなり、ペットが欲しい人はシェルターの犬・猫をもらうのが当たり前になる日が来ることを願って、アークは頑張っていきたいと期待に胸をふくらませています。(2005/summer,58)(アークの会報より)