ホリーとママのアジリティーに挑戦 (6)

ホリーとママのアジリティーに挑戦(6)

とうとうアジリティークラス最終回となってしまいました。今日も4匹全員出席です。すっかり顔なじみになった大型犬のHollyとCody、そして小型犬のMaggieとJewelです。来週からスタートする一つ上のレベルのクラスにMaggieはすでに申し込んであるそうですが、あとの3匹は家庭の事情その他の理由でちょっと一休みというわけで、ちょっと寂しいお別れでした。

さて、今日のクラスの前半30分は、典型的なアジリティー競技のレイアウトと、それぞれの種目の注意点などの説明でした。私をはじめあとの3人も実際の競技に参加するつもりはない様子でしたが、一応インストラクターの説明を聞きました。犬達にはさぞかし退屈だろうと心配しましたが、Hollyは今日は珍しくいい仔で、ほとんど吠えずに我慢して床に座っていたのには、我ながら感心しました。GRのCodyは飼い主と私の間で一緒にソファーに座り、小型犬2匹はそれぞれの飼い主に抱っこされていました。

さて説明が終わり、実際のコースをまねたアジリティー競技場を皆で作りました。この教室の広さは50フィートx30フィートと実際の広さの4分の一以下ですが、次のようなレイアウトができました。

(1) ハードル
(2) Aフレーム
(3) ハードル
(4) タイヤ
(5) トンネル (90度に曲げてある)
(6) ハードル
(7) テーブル
(8) ハードル ((3)と同一)
(9) シーソー
(10) スラロームポール(6本)
(11) シュート

に書いて説明できないのが残念ですが、コースの流れによってハンドラー(飼い主)がそれぞれの障害物の右側を通るべきか、左側を通るべきかが決まってきます。私達は皆犬が左で飼い主右で始めてしまったのですが、(5)のトンネルは犬が右側になるしか選択の余地のない状態で置かれていたので、(2)のAフレームが終わったところで((3)のハードルを飛ばせる前に)犬と左右を入れ替わるように指示されました。こうするとスムーズに右手でハンドシグナルを送りながら犬をトンネルに入らせることができます。

更に犬がトンネルに入ったことを見極めたら、出てくるのを待たずにハンドラーは(6)のハードルに向かって走り、そのまま(7)のテーブルへ。そこで犬を伏せさせて5秒間。飛び下ろさせてさっき飛んだ(3)のハードルを今度は逆方向から飛ばせ (8)シーソーに向かいます。このシーソーがMaggie以外の3匹には一番の難関でした。Jewelは恐がって上れず(もちろんAフレームもだめ)、Codyは胸幅が広いので幅の狭いボードは苦手。Hollyもバッタンと落ちるのを警戒して尻込みしました。インストラクターが“安心するように首輪を持ってあげていいわよ”と言ってくれたので、右手でご褒美を鼻先に見せながら、左手で首輪をもってリードしたら、恐る恐るですがどうにかクリアー。シーソーが終わったら、さあ今度はスラロームポールに挑戦!これは誰もまだマスターしていないので、本当はご褒美を見せながらはいけないと言われていたのですが、それ以外に方法はないのでよしとしました。そして最後のシュートの飛び込んで、全コース完走です。やったぁー!!

HollyとCodyはAフレームが大のお気に入り。コースをセットしている最中に何にも言わないうちから勝手に上ったり下りたり。でも全コースを通して一番上手にできたのは、やっぱりMaggieでした。身体は小さいのですがとても勇敢な犬で恐がらずになんでもチャレンジしてしまうのです。そして飼い主の指示通りに動きます。Maggieの家にはもう1匹ドーベルマンがいるそうですが、Maggieのほうがボスだそうです。Jewelはレスキューされて今日が丁度一年目の記念日だったそうです。”よかったね。こんなにやさしくていい飼い主に巡り会えて”。彼女はJewelの他にもう1匹ボーダーコリーを飼っています。やっぱりHollyのようによく吠えると言っていました。Codyの飼い主は子供が二人いるので毎週(月)の夜にご主人に留守を頼んで外出するのはちょっと大変だった様子。ですからしばらく休んでからまた始めるといっていました。うちにもあと2匹MaxとNoahがいますが、Agilityに一番向いているのはやっぱりHolly。でもNoahと二人きりの時間も作りたいので、次はNoahの躾教室に通おうと思っています。

そんなわけで、今日は本物のアジリティー競技のまねごとでしたが、なんとなく雰囲気はつかめました。屋外でやったらさぞかし気持ちがいいことでしょう。いつかそんな日がくるのでしょうか。”Hollyのおかげでいろんなことが経験できて、感謝してるよ。また一緒に何かに挑戦しようね!”!!(2007/2/6)(MaxHollyNoahママ)

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