崖っぷち犬リンリンの姉妹犬幸せに
崖っぷち犬リンリンの姉妹犬幸せに
リンリンはメディアに取り上げられ、ブランド犬になり里親さんが決まりましたが、同じセンターに保護された犬達はなかなか里親さんが決まりません。
リンリンの姉妹犬に里親さんが決まったという報道がありました。徳島の良識が見えて良かったです。まだまだたくさんの犬が幸せの機会を待っています。
(2007/2/12)(LIVING WITH DOGS)
幸ちゃん、幸せにね “姉妹”引き取り手決まる−−藍住の女性に /徳島
徳島市の眉山(びざん)の急斜面で救出された崖っぷち犬「リンリン」の姉妹と見られる犬の飼い主を探す会が11日、神山町阿野の県動物愛護管理センターであり、抽選で藍住町奥野、リサイクルショップ経営、大北勢子さん(47)に引き取られた。大北さんは「幸せになってほしい」と願いを込め、「幸(ゆき)」と名付けた。
生後約9カ月と見られる犬は、リンリンが救助される6日前に同じ斜面で救出された。顔つきや体形などがそっくりで、姉妹と見られている。同センターに保護された当初は人におびえる様子を見せていたが、1月に入ってからはリンリンとセンターの庭で走り回るなど、元気を取り戻していた。保護当時7キロだった体重は10キロに増えた。世話をした城万里獣医によると「とてもやんちゃで、甘えん坊」。
リンリンの飼い主が見つかった先月28日の探す会では希望者はなかったが、この日は5人が引き取りを希望した。
大北さんは以前にも犬を引き取った経験があり、「話題を集めた子だけ飼い主が見つかり、他の子は見つからなかったのを知り、かわいそうに思った。環境に慣れさせ、元気に育てたい」と犬を優しく抱きしめた。長男の圭輔君(5)も「早く散歩したい」と、新しい家族に喜びを隠せない様子だった。(2007/2/12)(毎日新聞記事より)