子供達に動物愛護の精神を植え付けるには

子供達に動物愛護の精神を植え付けるには

本来子供は無垢で周囲の大人や周りの環境が良ければ、小さな命を大切に思う精神が養われると私は信じています。
しかし残念ながら、日本の子供達の親の世代は、高度経済成長まっただ中に子供時代を送り、動物を慈しむような暮らしをしていなかったのです。

そんな親たちから生まれた子供は、動物にどう接したら良いかも知りません。子供達は、犬や猫でさえも動物園で見て触るものと思いこんでいるんですね。犬や猫はいつも人の傍らにいた人に最も身近な動物なのに。
子供時代に、身近な動物を育て、別れを経験し、命の大切さを学ぶのだと私は思います。
そのような経験を小学生の時に出来れば、動物虐待や、その後の犯罪者になる確立も減っていくのではと思うのですが。

沖縄で、個人の方が子供達に犬にふれ合う機会、ペットを飼う責任を教えているというニュースを見つけました。
このような飼い主さんが、町に数人いたら、子供達の動物への慈しむ心を植え付けることが出来るのではなんて考えるのですが、無理でしょうかね。(2007/2/13)(LIVING WITH DOGS)


「ハート」誰か射止めて ボギーの子犬、里親募集

ハートの模様のあるラブを抱える手登根さん
 
14日のバレンタインデーを前に、ハート型に見える模様のある子犬が小、中学生に人気を集めている。思いがかなうようにと、ハートマークを触りに来る子もいるという。子犬のいる手登根安則さん(43)=浦添市屋富祖=は「生まれた時はハートがもっとくっきりしていた。恋をしている女の子にもらってほしい」と里親を募集している。
子犬は、交通安全犬で知られるボギーと妻ナビィの間に、今年1月4日に生まれた8匹のうちの雌犬。ハート形に見える模様があるため「ラブ」と名付けられた。
手登根さんはタクシー会社に勤務。会社敷地内には犬との触れ合いの場「ボギー児童センター」がある。センターには、犬好きだが自宅で飼うことができない児童や生徒が多く訪れる。犬と触れ合うだけではなく、ペットを飼う責任を身につけられるようにしている。
児童らは率先してふんの後始末をしたり、公園に散歩に連れて行く。手登根さんは「地域みんなで育てている。ペットとの触れ合いで、子どもたちに命の大切さを知って、優しい人間になってほしい」と話す。毎日訪れるという吉平七海さん(浦城小1年)は「ラブのハートを触っている。大事にする人に飼ってほしい」と希望している。
目が桜の葉に似ているさくら、星空のような模様のあるツィンクルの2匹の雌の里親も募集している。(2007/2/13)(琉球新報記事より)

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