犬とディスクで遊んでみよう

犬とディスクで遊んでみよう

必要なのは、フライングディスク(以下、ディスク)と平らな地面だけ。人間が投げたディスクを犬がキャッチします。とってもシンプルですが、奥の深〜いスポーツです。


・ディスクを始めたわけ

「この犬、いいバネしているねー。ディスクドッグにしたらいいんじゃない?」遊びたくてピョンピョン跳ねているサクラを見て、ある方が声をかけてくれました。この落ち着きのなさは私達のコンプレックスで、どうしたら落ち着いた犬になるんだろうとずっと悩んでいました。それが褒められた??
この一言をキッカケにサクラの短所は素晴らしい長所に変わったのです。


・練習開始

サクラはまずダイエットから始めなければなりませんでした。約半年かけて6Kgのダイエットに成功。スリムになるにつれて、どんどん動きが良くなってきました。週末の夕方はいつも公園でディスク遊びをしました。もともとボールが大好きだったので、キャッチもすぐに覚えました。もう楽しくて仕方がない。

・大会に出てみよう

距離とキャッチの回数を競うディスタンスと、数枚のディスクを使って音楽に合わせて演技するフリーフライトという競技があります。まずはディスタンス競技から挑戦するのがいいでしょう。私とサクラも思い切って大会に参加してみました。楽しかった!! サクラも練習以上に張り切って走り、いきなりのレディース大会5位入賞でした。

・スランプ

やはりビギナーズラックだったのか。私とサクラのタイミングはずれるばかり。大会に出る度に0ポイント記録を更新していきました。「犬はいいんだけど、人間がねー。」何度も何度も聞き飽きるくらい言われました。「これじゃサクラが可哀想すぎる。練習しないんだったら養女にもらう」とまで言われたのを機に、サクラを留守番させて私1人で公園に通ってスローの練習に励みました。


・犬と競争

あんなに投げたら追いつかないだろう・・・そんな失礼な気持ちを改め、「取れるもんなら取ってみな!」とサクラと競争を始めました。最初はサクラの足の方が早かったけれど、そのうち私のディスクが勝つようになってきました。

・犬を信頼すること

私がちゃんと投げればサクラは絶対キャッチしてくれる、そう信じるようになってからそれまでチグハグだったタイミングが合うようになってきました。本当に単純なことだけど、信じるということは難しい。 やっとチームプレーと呼べるようになってきたような気がします。たった1枚のディスクから、ものすごくたくさんのことを教えられました。

デビュー戦から1年半。大会があれば可能な限りあちこち遠征しました。キャンプしたり、宴会したり、大会ならではの楽しみがたくさんありました。素晴らしい仲間にも巡り会え、私達の宝物です。(98/11/06)

お薦め本「ジャンピング・ドッグをはじめよう!」

ジャンピングディスクドッグ協会 監修

ナツメ社 1,300円

( 埼玉県・Yさん Ext_link サクラのおもちゃ箱 )

 

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