廃業ブリーダーの放棄(新潟)

廃業ブリーダーの放棄(新潟)

日本中で毎日、どこかのブリーダーが廃業している現状です。新潟県でも放棄犬が出ています。保健所に持ち込まれましたが、老犬はなかなか里親さんが決まらないようです。
(2007/2/16)(LIVING WITH DOGS)


新潟市で犬の飼い主探し難航

廃業した新潟市内の犬繁殖業者(ブリーダー)によって市保健所に大量に持ち込まれた犬の飼い主探しが難航している。預けられた35匹のうち、14日現在で23匹の引取先が見つかっていない状態で、引き取り手がいないと処分されることになる。このため保健所では18日に、一般市民を対象とした譲渡会を開くことを決め、「1匹でも多くに飼い主を見つけてやりたい」と協力を呼び掛けている。
市保健所によると、業者は1月中旬、ペキニーズ、シーズー、チワワなど35匹を持ち込んだ。廃業に伴い、若い犬については新たな飼い主を確保したが、比較的年を取った残りの犬が保健所に預けられたという。35匹は、2005年度に同保健所に持ち込まれた犬の6割に当たる。県によると、業者がこれほど多くの犬を持ち込むのは「県内では聞いたことがない」という。
保健所では、犬の譲渡を希望する「里親里子制度」に登録する市民に問い合わせて引受先を探したが、7〜12歳の23匹の飼い主がまだ見つかっていない。同制度では、比較的若い犬に人気が集まり、10歳前後の犬が望まれるケースは少ない。
今回は持ち込まれた数が多かったため、これまでにあまり例がなかったという譲渡会を開催し、広く飼い主を探すことにした。保健所では「(預かってから)通常は2、3週間、長くても1カ月ほどで処分する」という。05年度に県内で処分された犬は409匹に上り、うち新潟市では82匹となっている。
譲渡会は午後1時〜同3時。会場は東清掃センター内(下木戸33)。問い合わせは市保健所食品衛生課、025(228)1000、内線33626。(2007/2/15)(新潟日報記事より)

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