佐賀市飼い犬の糞放置に罰金
佐賀市飼い犬の糞放置に罰金
愛犬の糞を拾わない飼い主が未だに多いのですが、観光地の清里もご多分に漏れず、放置糞はあちこちにあります。
特に雪融け後のテニスコートにはあちこちに糞が露出します。
お散歩中、わが家の犬の糞を拾い、また誰の糞か判らないものも拾っています。わが家の周りは、永住者、別荘住人といますが、永住者でも都会からの移住ですから、マナー意識は高いようです。
佐賀県で犬の糞を放置した人に罰金が科せられるそうです。どうやって判断するのでしょう。誰かがいつも見ているんでしょうかね。
糞を放置する人は、まずは人が見ていなかったらこれぞとばかりに放置し続けます。いつも糞を拾って歩く人は、他の犬がした糞も仕方なく拾い続けます。この繰り返しなんですね。
フランスの道路は、放置糞だらけです。でも糞を片付ける清掃車があっと言う間に片付けています。個人のマナーやモラルを引き上げることに見切りを付けた結果なんでしょうかね。
昨年、プロバンスに行った時、アルルの朝市に出かけましたが、道路には野菜や果物のゴミが散らかっていました。おまけに犬の糞も放置されています。市場が終わると、そこに大きな清掃車がやってきてあっと言う間に片付けてしまいます。これは見事でした。
どうせだったら、日本も犬の飼い主全員から犬税を取り、糞の始末のための目的税にしたらどうでしょうかね。犬の飼い主が義務として納める税金で糞公害を減らせたら良いと思うのですが。(2007/2/25)(LIVING WITH DOGS)
「飼い犬ふん害防止条例」施行PR 佐賀市
「飼い犬のふん害防止条例」を定めた佐賀市は、4月1日の施行を前に、立て看板などを作りルール順守を呼びかけている。ふんを回収しなかった場合、指導などを経て2万円以下の罰金付き。市は「カネを取るのが目的ではない。だれもが気持ちよく、住みやすいまちに」と話す。
同条例は、ふんを回収するための道具の持参、回収を飼い主の順守事項として規定。回収せずに放置した場合は指導や命令を行い、それに従わないと警察に通報し、「2万円以下の罰金を科す」としている。
順守を呼びかける立て看板(横0.45メートル、縦3メートル)は、犬の散歩が多い公園や広場のほか市役所、公民館など66カ所に設置。ポスターも100枚つくり、ペットショップや動物病院などに配布している。
3月からは巡回パトロールを始め、狂犬病予防注射の接種時には、全員にちらしも配り周知徹底を図る。市環境課は「いろいろ啓発をしてきたが苦情は減らない。飼い主のマナー向上に期待したい」と話す。
市によると、「犬のふん害防止」だけを目的にした条例は全国で56自治体が制定(2005年4月)し、罰則付きは半数という。県内では杵島郡大町町が「氏名公表」とし、罰金を科すのは佐賀市が初めて。(2007/2/24)(佐賀新聞記事より)