動物孤児院 (36)テレビはパワフル
テレビはパワフル
(その1)
15年前からドイツで毎週日曜日に放映されている「ご主人様募集」番組の報告によると、毎月100頭近くの犬猫に、新しいファミリーが見つかっているそうです。
テレビの力はすごいのです。そして、それを可能にしているテレビ局の姿勢がまたすばらしい。スポンサーはテレビ局なのですから。
日本にも、こういうテレビ局が出現してくれたら、どんなにいいでしょう。
人の見捨てた犬猫たちをテレビに出して、「彼らに救いの手を!」と紹介しても、お金にならないというのでしょうか?スポンサーもつかないだろうし、したがってお金にもならないし、視聴率は最低に違いないと思うのでしょうか?
ドイツのこの種の番組は、多くのテレビ局が製作しています。毎日、どこかのテレビ局で、新しい飼い主を募集するために犬や猫が紹介され、彼らのエピソードが語られ、また、ハッピーエンドが紹介されています。日曜日の番組もそのひとつにすぎません。しかも、午後6時15分から7時15分まで。なんと豪華な時
間帯であることでしょう。そして、15年も続いているのです。
月曜日の午後8時からの「ご主人様募集」番組は、テレビ局始まって以来、つまり、50年近く続いているのです。
日本でも始めてほしい。テレビ局に頼もうではありませんか。
テレビで飼い主を募集するようになれば、殺処分される運命の犬たちを数多く救うことができます!
(その2)
今日、ドイツの新聞で、ショックな記事を読みました。
「日本人、イルカを1700頭、銛で撲殺」
東京から近い漁港で?だれが何の目的で殺した?(「食べるため?」)
だれもこの殺しかたに異議を唱えなかった?もしかして、日本では報道されていない???
ショックです・・・・・・・
泣きました・・・・・・・・・
「イルカさんたち、耐え難い恐怖を味わったことでしょう。ごめんなさい。どうか、天国の海で幸せに、思う存分泳いでください。そして、再びイルカに生まれ変わるとしたら、決して日本近海に近寄らないでください。」