カナダ産ペットフード大規模回収
カナダ産ペットフード大規模回収
カナダの大手ペットフード会社、メニュー・フーズ社の商品を食べた犬猫が少なくとも10頭なくなり、回収交換を開始している。
このメーカーの商品が日本に輸入されているかは不明。また他ブランドの受託生産を行っているとのこと。
日本の独自ブランドのフードが、この会社に委託生産していないことを確認したいがより詳しい情報を待つしかない。
昨年も北米のペットフードメーカーでカビのため多数の犬猫がなくなった事例がある。
(2007/3/18)(LIVING WITH DOGS)
アメリカ在住の方からの情報
アメリカ、カナダで、3月16日付けで、大規模なペットフードリコールが発表されました。詳しくはhttp://menufoods.com/recall/product_dog.html にて発表されていますが、アイムス、ユーカヌーバ、ニュートロなど、日本でも販売されている(と思われる)大手のペットフードも含む51ものブランドの缶詰またはパック詰め(ウェットタイプ)のドッグ&キャットフードがリコールされました。
(一定期間生産分のみです。)現在アメリカのペットオーナーは大騒ぎをしています。日本向けの製品が対象になるのかどうか、今のところ私にはわからないのですが。(日本では問題になっていないので、恐らく日本で発売されている商品には問題ないのだと思うのですが。。。)死に至ることもある腎臓障害を引き起こすとのことで、アメリカでは実害がすでに出ているそうです。貴サイトのような多くのペットオーナーが閲覧する場所でご紹介いただければ、アメリカ在住でアメリカのニュースを見ていないペットオーナーさんなどのお役にたつのではないかと思い、メールさせていただきました。(2007/3/20)(米国在住 Aさん)
◎ペットフードを大規模回収=相次ぐ死、飼い主に混乱も−北米
カナダのペットフード大手メニュー・フーズ社は17日、同社が北米で販売した犬と猫向けのペットフードの大規模回収・無償交換を開始した。同社商品を食べて少なくともペット10匹が死んだため、ペットフードの安全性に対する懸念が強まり、飼い主に混乱も広がっている。
回収対象の缶詰などは犬向け、猫向けそれぞれ40種類以上で、全体で数百万個規模とみられる。小売り最大手ウォルマートなどの店舗でも扱われており、全米の飼い主には非常になじみ深いブランドばかりだ。
原因は不明だが、同社商品を食べて腎機能障害に陥るペットが続出し、死んだケースが確認された。さらに、同社は他社の有力ブランドも手広く受託生産しており、飼い主の混乱に拍車が掛かった。 (2007/3/18)(時事通信社記事より)
ペット死に広がる不安<米、ネズミ駆除の成分混入>
カナダのペットフード大手メニュー・フーズ社の商品を食べた米国のネコや犬の少なくとも計16匹が死に、飼い主に不安が広がっている。ニューヨーク州当局は23日、ネズミ駆除に使われる成分を検出。同社は大規模な商品回収を行っているが、対象商品は全米で6000万個以上に達しており、被害が増える可能性もある。
昨年12月3日から今月6日までに出荷した商品の一部で、食べたペットが腎不全を患うケースが頻発。この成分はネズミ駆除だけでなくがん治療にも使われるが、混入経路は不明だ。
同社の商品は、米小売り最大手ウォルマート・ストアーズなどでも販売されており、回収対象はネコと犬用を合わせて約100ブランドに達している。メニュー社商品の日本での流通の詳細は不明。
(2007/3/24)(共同通信記事より)