犬の訓練士

犬の訓練士

犬の訓練士になりたいという人はたくさんいます。訓練士になるのはどうしたら良いのか?現代は、看護士やトリマーなどを養成する専門学校に、訓練課程も追加した学校が出来ました。しかし訓練課程がカリキュラムに入ったのはほんの数年前からです。またしつけ教室の延長でしつけインストラクターを養成するセミナーが開かれたりとしています。

それまでは、訓練士になるには、たくさんの犬を預かる訓練所(例えば警察犬訓練所など)に見習いとして入り、大体は住み込みで、犬の世話から下働きとなんでも行い、1頭の犬の訓練の入れ方を先輩訓練士からすこしづつ教えてもらいながら自分のものにしていくことで訓練士として一人前になっていくのが当たり前でした。いわゆる昔の職人の世界、徒弟制度のような環境でした。
当然ながら、個々の訓練士としての実技も先輩訓練士の技量に負うところがあり、うまい下手はどれだけの犬を自分で仕上げたかによりました。
そして訓練士の資格というのは、別に必要ありませんでした。ただJKCの訓練士会に登録してJKCの訓練士となれましたが。
近ごろは、順次資格を取っていきインストラクターとなるようになってきましたが。資格なぞなくても訓練士として通用しています。

だから偽?の訓練士なんてあちこちにいました。ちょっと犬の扱いがうまければ訓練士として通用したりもしたのです。

家庭犬訓練で詐欺罪で起訴された記事がありました。(2007/3/21)(LIVING WITH DOGS)


家庭犬訓練で100万円詐取

益田署は19日、住所不定で被告の無職男(58)=別の詐欺罪で起訴=を詐欺の疑いで再逮捕した。調べでは、男は家庭犬の飼い主から訓練名目で現金をだまし取ることを計画、2004年11月に江津市内の女性と契約を交わし、約100万円をだまし取った疑い。女性はダックスフントの教育を依頼したが、改善されなかったという。男は2月に益田市の主婦から訓練契約として、計約47万円をだまし取った疑いで逮捕された。(2007/3/20)(中国新聞記事より)

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