ドッグラン21
ドッグラン21(神戸市)
□ ドッグラン21は残念ながら失敗?!
ドッグラン21は3月24日にオープンしました。しかし、残念ながら、ドッグラン内はジャリだらけ。この場で犬たちを走らせるには危険と判断し、一部のイベントを中止・変更せざるを得ませんでした。
以下は、協力したKRDC事務局による文書です。(LIVING WITH DOGS)
「りぶ・らぶ・あにまるず」の団体Knotsから、「ドッグラン21」に関してお知らせが来たのは今年はじめでした。神戸市が開催する震災復興と21世紀記念事業の会場内にドッグランを作ると言うものでした。
そのドッグランはJFA公式戦をはじめ「ドッグスポーツの大会」を開催したいという神戸市側の意向で、フリスビードッグ公式戦をはじめ、ディスクやアジリティの講習会・体験会の開催や初心者大会など多くのイベントが企画され、その企画段階から運営に至るまで、KRDCは協力してきました。
このドッグランを作り、ドッグスポーツの会場とするための条件としてKRDCが提示したのは『100m四方の広さ』と『芝生または柔らかな土の平らな地面』の2点だけでした。そして、これは神戸市の計画に一旦は盛り込まれたのです。
が、出来上がったドッグランを見た瞬間、「??」と思いました。ドッグランのわまりを囲うフェンスは、正真正銘の工事用のフェンス。しかも、その隙間には板ッ切れがハリガネでぶら下げてある。入り口の扉の留め金も溶接途中で針金で留めてある…。
おまけに、どうみても真中が盛り上がったような地面、小指の爪大のとんがったバラスのような石が一面に…。おまけに、大きな石もいたるところに顔を覗かせてるという状態。
こんな状態では犬が怪我するのは必至、ドッグスポーツの開催なんて不可能と判断し、オープニングイベントとして予定されていたJFA公式戦を大会5日前になって会場を変更するという事態に陥りました。
Knotsはじめ様々な方のご尽力で、隣接する芝生広場への開催地変更という形で事なきをえましたが、大会当日は神戸市の21世紀事業であるはずのこの大会の会場に、市の職員が誰一人顔を出さないばかりか、約束の時間になっても駐車場はオープンせず…。「鍵を貸してくれれば、こちらで開けますよ」との申し出を蹴ってまでね。。。
今回の一件でハッキリしたことは、神戸市は真に「犬と人間のふれあい」を、考えていないこと。
運営をKnotsに丸投げしたばかりか、運営側の意向を何一つ反映させず、開催したという事実だけが欲しかったのだと思います。
KRDC事務局
詳しくは以下のWebサイトへ
加古川リバー・サイド・ドッグクラブ
□ 花みなと・KOBE ドッグラン21
来る3月24日(土)から5月6日(日)までの期間限定で、神戸ポートアイランドにドッグランが出現します。神戸のワンフェス、『りぶ・らぶ・あにまるず』の仕掛け人 “Knots”が企画したもので、神戸市が21世紀・復興記念事業として開催する『フラワーガーデンフェスティバル』というイベント会場の一角に80m四方のドッグランを設置するものです。
このドッグラン運営はある意味で試験的なドッグランであると思います。
以下に利用手順書や同意書をご紹介します。これらの内容が変更される場合もありますので、ご了解ください。
ドッグラン利用手順
◆ 受付
ドッグラン会場の外で受付を行います。
利用希望者に仕様規定のパンフレットを渡して説明し、了承して頂けたら同意書に記入し、署名していただきます。
◆ 入場
1. 入場者は犬にリードをつけた状態で、ドッグラン入り口の外側の扉と内側の扉の間のスペースで、待機します。内側と外側の扉を決して同時には開けないようにします。
2. 会場内のトレーナーが既に入場している人に新しい入場者があることを呼びかけて、会場内の全ての犬にリードをつけていただきます。
3. 内側に扉を開け、会場内に入って既に入場している犬との相性を見ます。
相性テスト: お互いにリードをつけた状態で自己紹介等をして相性を確認します。相性が悪い犬がいた場合、双方ともその後リードを離すことは遠慮して頂きます。
※ また、飼主以外の人や他の犬に対して攻撃的な犬の場合は、入場をあきらめていただきます。
4. 他の人や犬との相性に問題ない犬は、次にリードをドッグラン内で放して良いかどうかのテストを行います。
リコールテスト: 飼主は犬に10mのロングリードを付け、「マテ」をさせてから犬から離れます。トレーナーの指示のもと、飼主は10m離れた犬に対して「コイ」の命令をかけます。 このとき他の利用者にも協力して頂き、飼主と犬の間には人や他の犬がいてその犬の注意を引きます。このような誘惑のある状態にもかかわらず、犬が命令を聞いて飼主のもとに戻ったら、テストは合格です。
もし、不合格ならその入場者は、リードを離すことが出来ません。
5. 小型犬の場合
大型犬と一緒に遊ばせるのは危険ですので、小型犬用のコースを会場内に作り利用していただきます。
◆ 退出
退出する場合は、トレーナーが誘導します。必ずリードを付け、出口専用の扉より退出しますが、この時内側の扉と外側の扉を同時に開けないようにします。(脱走防止のため)
◆ その他
基本的には、利用時間はフリーとしますが、利用者が多数集中するようであれば、利用時間を制限するというような処置も考慮いたします。
利用のための同意書
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開催される主なイベント
(1) 3/31,4/1: 「フリスビードッグ公式オープン大会」 (主催: 日本フリスビードッグ協会)
(2) 4/7: 「動物ふれあい教室」(協力: ベッツ・フォー・ライフ・ジャパン)
(3) 4/14,4/28: 「フライングディスク講習会」(協力: AIR DOG JAPAN WEST)
(4) 4/15: 「しつけ方教室」(主催: 神戸市保健福祉局健康部生活衛生課)
(5) 4/22: 「アジリティー体験会」(協力: 阪神警察犬訓練所)
(6) 5/3: 「WanWan Fields」(協力: ベッツ・フォー・ライフ・ジャパン)
(7) 5/5: 「ドッグラン21杯 キャッチング&アジリティ選手犬大会」(協力: 加古川リバーサイド・ドッグ・クラブ(KRDC)、阪神警察犬訓練所、AIR DOG JAPAN WES
(2001/01/20)(LIVING WITH DOGS)
特定非営利活動法人Knots(ノッツ)
ドッグラン21 – The First Run in KOBE