崖っぷち犬の徳島の恥

崖っぷち犬の徳島の恥

崖っぷち犬に里親候補が集中した徳島県は、実は、犬猫の殺処分ワースト3位なんですね。有名になった犬だけではなく、捨てない飼い主を増やし保健所であらたな飼い主を待っている犬達に手を差しのばして欲しいと思うのですが。徳島県人にとってはこのランキングは恥だと思っていただきたいです。
一方、厚生労働省は捕獲した野犬や迷子犬は出来る限り殺処分せずに新たな飼い主を探すことを、保健所を運営する全国の自治体に文書で指導しました。やっと殺すための動物愛護センターではなくなると言うことでしょうか?
でもまだまだ始まったばかり、これから各県が独自に殺処分数を減らす努力をするのでしょうかね。
飼い主が不要犬として持ち込んだ犬にも生きる希望を是非作って欲しいですね。
殺さない保健所期待しましょう。(2007/5/16)(LIVING WITH DOGS)


犬猫7721匹処分 2005年度の県内、人口当たり全国ワースト3

徳島県によると、2005年度に捕獲した野犬は2754匹、飼い主らの依頼で引き取った犬が1986匹、収容した負傷犬は55匹だった。このうち里親などの飼い主が見つかったのはわずか224匹で、4571匹が処分された。
猫を合わせた同年度の殺処分数は、計7721匹に上る。03年度以降、減少傾向にあるもののの、人口当たりの処分数は03年度が全国ワースト一位で、04、05両年度はワースト3位だった。
県生活衛生課は「できるだけ譲渡の機会が増えるよう啓発に努めていきたい」と話している。(2007/05/16) (徳島新聞記事より)


殺さずに飼い主見つけて(厚労省、異例の指導)

厚生労働省は16日までに、保健所職員が街頭などで捕まえた野犬や飼い主不明の犬の処分について、できる限り殺さず新たな飼い主を見つけるよう都道府県や政令市など保健所を運営する全国の自治体に文書で指導した。

人の健康を担当している厚労省が、動物愛護の観点に立って自治体に働き掛けをするのは異例。

保健所では、捕まえてから2日たっても飼い主が名乗り出ない犬のほとんどを殺処分している。狂犬病予防法に基づく措置だが、厚労省は「同法が制定された昭和20年代に比べ、動物愛護の意識は格段に高まっている。殺される数を減らすよう保健所職員も努力してほしい」と生命尊重を呼び掛けている。
(2007/5/16)(共同通信記事より)

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