補助犬の受け入れ

補助犬の受け入れ

介助犬や聴導犬はまだまだ認知されていないのが現状なんですが、盲導犬の受け入れはもう当たり前になっていると思っていました。ところが現実は情けない状況のようです。
盲導犬ユーザーである障害者が職場に盲導犬を同伴できない、もしくは拒否されることが有るそうです。
かつて会社員だった頃、この会社には視覚障害者や車椅子の方が数人いましたけど、盲導犬ユーザーはいなかったなあと今更ながら思い出しました。偶然いなかったのではなく拒否していたんですね。日本は社会福祉の観点では後進国ですね。

当たり前のことですが、障害者補助犬法の改正案で同伴を拒否できなくするそうです。
(2007/5/23)(LIVING WITH DOGS)


職場での受け入れ義務化
障害者補助犬法で改正案

超党派の国会議員でつくる「身体障害者補助犬を推進する議員の会」(会長・津島雄二元厚相)は23日、障害者を雇用する民間企業に対し、盲導犬などの職場への同伴を受け入れるよう義務付ける身体障害者補助犬法の改正案をまとめた。議員立法により今国会での成立を目指す。

現行法では企業での受け入れは努力規定にとどまっているが、改正案は障害者の法定雇用率(1.8%)が義務付けられている従業員56人以上の企業を対象に、補助犬の拒否を禁止した。

また、現在でもホテルや飲食店などは補助犬の同伴を拒んではならないが、実際には拒否される事例が後を絶たないため、都道府県知事へ苦情を申し立てることができる制度も盛り込んだ。
苦情を受けた都道府県知事は、施設の管理者に助言や指導を行う、としている。(2007/5/23)(共同通信記事より)

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