騒音だとして殺害されたラブラドール

騒音だとして殺害されたラブラドール

何故、このような事件が起きてしまうのでしょう。9才のラブラドールが近所の男に連れ出され、首を絞めて殺害されたそうです。

このラブラドールは外飼いだったとしか思えません。ごはんの時とお散歩の時だけ飼い主が現れ、寂しくて鳴くようになってしまったのでしょう。その声が近所に騒音被害となってしまった。

殺した人はもちろん問題ですが、この犬の飼い主の責任でもあるのです。こんな飼い方をするから簡単に連れ出されるのです。

犬が、もしも敵意有る人間に連れ出されたら、本来は攻撃するはずですが、この子はお散歩に連れていってもらえると尻尾を振って喜んで檻の外に出たのでしょう。まさか殺されるとは思っていなかったのではないでしょうか?そんな犬の気持ちを考えると切ないですよね。

犬を外で飼うことは、殺される可能性もあるのです。

家の中で一緒に暮らせば、寂しくて吠えることもなくなります。そして犬と人はお互いを理解し合え、悲しいときも苦しいときも楽しいときも分かち合えるんですね。
そのせっかくの機会を外飼いにすることで得られないのです。

家の中で一緒に暮らせないという人に、このような事件が起きた理由を考えて欲しいです。

騒音被害は、近所のコミュニケーションを大切にしながら、うまくお互いの感情を害さないように対処しなければなりません。騒音被害に我慢していた男が堪忍袋の緒が切れて殺してしまったのでしょうかね。

それにしても殺されてしまったラブちゃん、可哀想でした。
天国にはたくさんのお友達がいて、毎日思う存分走れるからね!次に生まれるときはお家の中で暮らせる飼い主さんに出会えると良いね。(2007/5/24)(LIVING WITH DOGS)


「鳴き声うるさい」と近所の犬殺す 諏訪署が書類送検

諏訪署は23日、鳴き声がうるさいのを理由に近所の飼い犬を殺したとして、動物愛護法違反と器物損壊の疑いで諏訪市内の無職男(62)を書類送検した。男は「あまりうるさいので殺すしかないと思った」と供述しているという。
調べでは、男は15日午前3時ごろ、近所の自営業男性(40)が飼うラブラドールレトリバー(9歳、体長約1メートル)をおりから連れ出し、自宅近くで持っていったロープを使い、犬の首を絞めて殺した疑い。男はその後、近くの空き地に死がいを埋めていた。
飼い犬がいないことに気づいた男性は同日、諏訪署に盗難届を提出。16日になって男が男性宅に謝罪に訪れ、事件が分かった。犬の鳴き声が日常的なトラブルに高じていた様子はないという。(2007/5/24)(中日新聞記事より)

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