モンキードッグ

モンキードッグ

猿から農作物を守るため、猿追い犬を養成する地域が全国に拡がっています。
今度は兵庫県で猿追い犬が認定されました。県が認定するというのが良いですね。
猿を追うわけですから、当然オフリードでしょう。
ある程度猿を追い込んで、呼び戻す。おそらくこの行為で猿は作物に近寄れないのですが。猿が出没する地域は、住宅地に続く農地ですよね。
ちょっと水を差すようですが、いわゆるオフリード反対者はどう見ているのでしょう。家庭犬の延長線のモンキードッグですが、「オフリードの犬がうちの可愛いワンちゃんを脅かした〜!」なんて問題になるのでしょうかね。モンキードッグは「この犬モンキードッグ」という印を付けるんでしょうか。ベストを着せるとかですけど。
(2007/6/7)(LIVING WITH DOGS)


野猿追っ払い犬デビュー   6匹が農作物を守る

昨秋から野猿を追い払う専門的な訓練を受けていた兵庫県香美町小代区の飼育犬六匹が実戦デビューすることになり、6日、「サルボイ(猿追い)犬」として認定された。飼育犬による猿追いを体系化する試みは全国でも珍しく、今後、県が認定犬の活動状況などを分析して、成果を検証する。 農作物を荒らすなど小代区民を悩ませている野猿対策の一環として、国の委託を受けて県が行うモデル事業。野猿に居心地の悪い環境をつくろうと、被害地域の飼い犬と飼い主に協力を求め、サルボイ犬の育成に取り組んでいた。 町、小代区有害鳥獣対策会議主催の認定式は小代地域局前であり、サルボイ犬と飼い主をはじめ、県、町の関係者ら合わせて約40人が参加。藤原久嗣町長から飼い主に認定書などが手渡された。
この日認定された初代サルボイ犬は、小代区の佐坊・大谷・水間・忠宮・城山で飼われており、主にその周辺で活動する。行政からの出動要請はなく、野猿の出没情報などを聞き付けた飼い主による自主活動になる。 県森林動物研究センターが町から寄せられたデータを集約して効果を検証、年度内にまとめる予定。現在はサルボイ犬二期生の公募も始まっており、町の担当者は「将来的には集落単位に一匹ずつでも認定犬がいるようならありがたい」としている。 愛犬の「レオ」(柴犬の一歳雌)がサルボイ犬となった同区忠宮、谷川千代さん(53)は「レオが少しでも地域に貢献できればと思う」と話していた。   (2007/06/07)(日本海新聞記事より)

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