タイの麻薬探知犬のバッドマナー
タイの麻薬探知犬のバッドマナー
タイはプミポン国王が犬好きとあって、犬に対して優しい国なんですが、野良犬を麻薬探知犬に訓練して活動していました。しかし、野良時代の気ままな癖が時折出てしまい。お仕事以外にはちょっと困った行動を取るようです。
野良犬を保護して仕事をさせることは理想なんですけど、難しい面もあるようですね。麻薬探知犬の訓練と共に家庭犬の訓練もしたほうが良いと思いますが、残念でした。でもちゃんと次のお仕事をもらったようです。
日本聴導犬協会は、保健所に収容された仔犬から聴導犬に向く犬を選びますが、やはり適性があるようです。(2007/6/12)(LIVING WITH DOGS)
野良犬出身の麻薬探知犬、仕事優秀も行儀悪くクビに
バンコク――タイ北部、チェンライの空港で麻薬探知犬として活動していた雑種の2匹が、乗客の荷物に放尿したり、女性乗客に「性的な嫌がらせ」の行為をしたためにこのほど職務を解かれた。地元紙バンコク・ポストが報じた。
2匹は、プミポン国王が音頭を取った野良犬を警察犬に育成するプログラムで見出されていた。
チェンライは、ヘロイン栽培の一大生産地として悪名高いラオス、ミャンマー(ビルマ)国境に近いため麻薬密輸の摘発が多い。2匹は過去に密輸を嗅(か)ぎ付け、ほめたたえられたこともあるが、放尿などが目に余るためクビになったらしい。
1匹の前担当者は、検査する荷物に放尿するのが好きで、女性の脚部にすがりつくのが癖だったと指摘。仕事では外国で訓練された捜査犬といい勝負をするが、「野良犬の過去からマナー面で問題があった」と振り返っている。
2匹はいま、農場で鶏や豚の動きを監視する番犬になっているという。 (2007/6/12)(CNN記事より)