盲導犬同伴者の宿泊拒否
盲導犬同伴者の宿泊拒否
日本の社会福祉行政はなんともお粗末なんですが、また補助犬同伴の宿泊を断られたそうです。身体障害者補助犬法では断ることは出来ません。1室でも障害者を受け入れられるようにしなければならないのですが。盲導犬、介助犬、聴導犬を伴って公共施設に入れるように補助犬法は定めています。
もしも補助犬法について詳しく知りたい方は、社会福祉法人 日本聴導犬協会のマンガと解説で知る「人生で、もっとも幸せ」をご覧下さい。(2007/6/16)(LIVING WITH DOGS)
盲導犬同伴の宿泊を拒否 四日市、2ホテル行政指導
四日市市のビジネスホテル二軒が盲導犬同伴の視覚障害者の宿泊を拒否し、県が身体障害者補助犬法に基づき、行政指導していたことが分かった。
宿泊を拒否したのは「****ホテル四日市駅前」「++++ホテル」。県地域福祉室によると、視覚障害の札幌市の三十代女性が四月、四日市市の友人を訪ねるため、インターネットで見つけた両ホテルに電話で盲導犬同伴での宿泊希望を伝えた。
しかし、****ホテルは「部屋の鍵が暗証番号を入力しなければならないため視覚障害者は使えない」と宿泊を拒否。++++ホテルも「以前、他の客から盲導犬について苦情があり、バリアフリー対応でもない」と別のホテルを紹介したという。女性が同市社会福祉協議会に訴え、同市を通じて事実を知った県が行政指導した。
県内では盲導犬同伴をめぐり、名古屋市の視覚障害者が2005年9月、志摩市の宿泊施設で宿泊を拒否された。これを受け、同市観光協会が市内の業者を集め、学習会を開いたケースがある。(2007/6/16)(中日新聞記事より)