異物を呑み込む犬
異物を呑み込む犬
幼い元気な犬は何でも口の中に入れてしまいます。
わが家の犬が子犬の時に呑み込んだ異物は、食パンの袋のプラスチックの留め具でした。それから食事はサツマイモ、ウンチと共にでてきていただくという策でした。おそらく数回あげているうちに出たものと思います。
友人の愛犬は釣り針を呑み込み、やはりサツマイモ作戦で数日後出たそうです。毎回、出たかどうか、ウンチをバラバラにして確認したそうですが、クサイのと早く出てくれと言う思いで必死だったそうです。
またラブラドールが公園で遊んでいて、小型犬用コングを呑み込み緊急手術と言うこともありました。
今日のニュースでものすごいものを呑み込んだ犬がいましたのでご紹介しましょう。
異物を呑み込む犬はとても多いのですが、気がつかない飼い主さんも多いのです。おなかを開けてみたら、色々なものが出てきたなんてことがないように普段から気をつけましょう。
危険なものは絶対に愛犬の手や口が届く場所に置かないことです。
(2005/9/24)(LIVING WITH DOGS)
犬が「長さ33センチ」のナイフ飲み込む、手術で摘出
フロリダ州プランテーション(AP) フロリダ州フォートローダーデールの動物病院で、「長さ333センチ」の台所用ナイフを飲み込んでいた、生後6ヶ月のセントバーナード犬「エルジー」の手術が行われ、無事に取り出した。地元紙サウス・フロリダ・サンセンチネルが報じた。
ナイフは、飼い主が七面鳥を切り分ける時に使っているもので、刃はギザギザになっており、エルジーの食道と胃の間に、4日間とどまっていた。
担当した獣医師はこれまでも、犬のお腹から、異物をたくさん取り出してきたが、エルジーの腹部をエックス(X)線で検査した時はさすがに、「びっくりして口もきけなかった」という。
手術は2時間におよび、ナイフを無事に摘出。エルジーには約20センチの傷があったというが、問題はなく、ナイフと一緒に、飼い主の元に戻った。ナイフは現在、タオルに包んで、犬が届かないような冷蔵庫の上の場所に置かれているという。
飼い主には計6匹の犬がいる。「ナイフを額に入れて、獣医師にあげようと思っている」「医師はそれを壁に飾り、犬は、なんでも飲み込むことができるということをみんなに知らせ、注意を促すべきだ」と話している。 (2005/9/24)(CNNニュースより)