韓国で畜犬登録始まる
韓国で畜犬登録始まる
日本も少しづつですが、動物愛護法が本来の動物を保護する立場にたった視点で変えられようとしています。
お隣の国、韓国では飼い犬を登録し認識票を付けることになったそうです。
日本はと言うと、行政に届け出る登録(畜犬登録)は50年以上前から実施されていますが、元々の発想が、狂犬病予防のために飼い犬に予防接種を実施することを目的とした経緯があります。
現状では、狂犬病の予防接種をしていない犬は、登録もされていないというような状況なんですね。
狂犬病罹患国はお隣、中国、ロシアと日本の周りの国はいつも発症しているにも関わらず、日本は奇跡的に犬で発症をしていません。
日本がこんなにも早くから畜犬登録を義務づけているはずなのに、なぜ飼い犬が全頭登録されないのか情けないですね。
韓国では、マイクロチップも義務化する自治体があると言うことです。
日本の動物愛護は欧米に比べて遅れていますが、アジアの中でも遅れてしまったかもですね。せめてアジアの中では先進的に動物愛護を考えている国でありたいですね。(2007/7/28)(LIVING WITH DOGS)
飼い犬に認識票義務付け韓国、ふん放置なら過料
【ソウル28日共同】韓国農林省は、飼い犬について自治体に1匹ずつ登録する「総背番号」制とし、飼い主の名前と電話番号などを記した認識票を付けることや、ふんの後始末を義務付ける動物保護法施行令案などをこのほどまとめた。違反者は10万−30万ウォン(約1万3000−4万円)の過料を支払わねばならないという。
動物の管理責任に関する市民の意識を高め、犬が行方不明になった際に捜すのを容易にするのが狙い。同省は来年1月末の施行を目指す。韓国メディアによると、同省はいずれ猫にも適用する計画だ。
韓国メディアによると、自治体によっては登録時に、犬の体内に個体識別のためのマイクロチップを埋め込むことも義務化できるという。
(2007/07/28)(共同通信記事より)